琵琶湖・エリ漁紹介(1) 


1998年6月17日、滋賀県の安曇川町の漁師、斎藤さんのエリを見せていただきました。
梅村さんの「刺し網漁」も同行させていただきました。
どちらも初めての経験で、感激しました。有り難うございました。

三和漁港を出港するところです。
午前5時頃です。
エリにつきました。朝日が昇っていきます。
エリは岸から見えており、割と近くにあります。
エリの外側から、網につけたおもりを引き上げています。ここで、水深13メートルくらいです。
船は、3艘で一組です。斎藤さんの乗った船は
エリの中に入り、中からおもりを引き上げるのです。私たちは、この船にのっていました。
みんなで網を引き上げています。 引き上げた網を、片側に寄せていきます。
魚が飛び上がっていますが、ハスです。
朝日を背にして、黙々と仕事に励みます。 いっぱいに寄せた網から、エビを掬っています。
エビをすくう網は、平べったい網を使います。
エビは上層に、アユやその他の魚は、中層から下層にいるのです。
エビを掬った後、アユを網で取ります。アユの網は、
普通の網です。アユは、活かしておかなければ値打ちがないので、水を入れたタライに取り、水槽に入れて選別します。
これは、ワカサギの稚魚です。

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