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《久代切》
巻子(紙本着色)、桐箱
個展「紅白のハギレ」より(ギャラリー揺/京都)
2018年
 
 

 

 京都に暮らしていた女性「久代」は、正月や祝日に玄関先に国旗を掲揚するのが習慣だった。作品には、彼女が所蔵していた国旗セットや掲揚されていた玄関の壁などを、ほぼ実物大で描いている。これらは久代が亡くなり、家を解体する時に押し入れの中から複数見つかった。彼女の長男から生い立ちや暮らしぶりを聞き、絵図の脇に書き記した。彼女の没後、家族は国旗を掲揚する習慣を続けていない。
 
   

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