長浜市と米原市(旧近江町）の上水道　長浜水道企業団

手あらいポスターコンクール優秀作品決定！

ウイルス予防には手あらいが欠かせません！
その大切さを伝えるポスターを募集したところ、長浜市、米原市（旧近江町地域）の小学校から712作品のご応募をいただきました。
最優秀賞の金沢幸樹さんの作品は、手あらい啓発ポスターとして管内の小学校や公共施設に配布します。
たくさんのご応募ありがとうございました！
最優秀賞　金沢幸樹さん(南郷里小5年)

入選
筒井花咲さん(長浜北小1年)


伊藤旺寿さん(びわ北小2年)


小畑凛華さん(小谷小3年)


竹村 翼さん(長浜小4年)


髙橋あいさん(長浜小5年)


八田佳音さん(長浜北小6年)


手あらいポスター展
受賞作品は、3会場で巡回展示します。
10/20(木)～10/26(水) 木之本まちづくりセンター1階ホール
10/27(木)～11/ 2(水) 近江学びあいステーション1階ラウンジ
11/ 3(木)～11/ 9(水) さざなみタウン1階活動ラウンジ

2021年度決算のお知らせ

2021年度は､５億3,994万円の黒字になりましたが、
施設の老朽化で費用がかさみ、
厳しい経営 状況です。
過去の工事の借金が101億円残っているため、
返済のために黒字分を積み立てます。

水道使用量の比較

人口減少が進み、一般家庭の水道使用量が減少しましたが、
ホテルや観光施設などでは使用量が若干増加しました。
長浜･近江･虎姫､びわ区域の使用量は横ばいですが、
その他の区域では減少し、
企業団全体で前年度より0.4％減少しています。

2つの会計の収入と支出

水道事業では会計を２つに分けています。
「水道水を送って料金をもらう会計」と
「国から借金をして工事をする会計」です。
それぞれの会計を、８つの区域に分けて管理しています。
水道水を送って料金をもらう会計は、
木之本区域のみ赤字、その他の区域は黒字、
全体で５億3,994万円の黒字になりました。
国から借金をして工事をする会計では、
施設の統廃合や老朽施設の更新工事、
水道水の安全や安定して水を送るための事業を行いました。
また、積立金を取り崩して借金を11億円返済しました。
借金はまだ101億円残っているため、
水道水を送って料金をもらう会計の黒字分を返済のために積み立てます。

長浜･近江･虎姫地区

水道水を送って料金をもらう会計
安定した収益が確保でき、良好な経営状況となっております。
令和3年度は3億2,975万4千円の黒字となり、このうち3億円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計
豊公園配水場ポンプのインバータ化のほか、JR北陸本線横断箇所や河川横断区間の配水管布設替工事等を行い、これらの財源として企業債を借り入れました。その他企業債の元金6億1,573万円を返済しています。
工事費の増加に伴い、財源となる企業債も増加しています。
活性炭注入設備更新工事、八条山配水池延命化事業および配水管布設替工事の一部を令和4年度に繰り越して実施します。

びわ地区

水道水を送って料金をもらう会計
令和3年度は、6,826万3千円の黒字となり良好な経営状況となっております。3千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。
今後、企業団水道事業への統合を予定しており、工事費の増加が見込まれます。

国から借金をして工事をする会計
令和3年度は水道事業統合に伴う基本設計を行い、財源として内部留保資金を使用しました。その他企業債の元金5,368万4千円を返済しています。

浅井地区

水道水を送って料金をもらう会計
簡易水道統合事業に伴う企業債の支払利息や減価償却費の負担が大きいものの、経営状況は良好です。また、統合時の企業債の元利償還(利息)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。これらにより、令和3年度は7,208万8千円の黒字となり、このうち2千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計
野村浄水場および高山浄水場の改造に伴う詳細設計を行い、国庫補助金および企業債を財源としました。簡易水道統合事業の企業債の元金返済が8,725万5千円と大きな負担となっています。この返済について、統合簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。
配水管布設工事の一部を令和4年度に繰り越して実施します。

湖北地区

水道水を送って料金をもらう会計
安定した経営状況を維持しています。また、簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。これらにより、令和3年度は3,701万7千円の黒字となりました。このうち1千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計
企業債を財源として、継続事業の西部地区配水管布設替工事のほか、中部浄水場電気盤更新の設計、下坂浜浄水場から小今賀地区へ給水するための連絡管布設工事を行いました。
その他企業債の元金6,638万5千円を返済し、この返済について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。

高月地区

水道水を送って料金をもらう会計
良質な地下水源を有しているため給水原価が低く、水道料金が低い中でも良好な経営状況で、令和3年度は3,041万3千円の黒字となりました。このうち1千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。
今後、管路の漏水修理費用の増加が見込まれるとともに、浄水場や配水池の増強、管路の更新を予定しており、経営状況の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計
企業債および分担金を財源として、道路工事の支障となる配水管の移設工事を行ったほか、新井戸用地を取得しました。
その他企業債の元金4,926万7千円を返済し、この返済の一部について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。
配水管布設工事の一部を令和4年度に繰り越して実施します。

木之本地区

水道水を送って料金をもらう会計
大音浄水場建設に伴う企業債の支払利息や減価償却だけでなく、維持管理費用も含め、高額な原価となっています。あらゆるコスト削減により原価の抑制を図っていますが、令和3年度は175万円の赤字、1億9千万円を超える累積赤字となっています。
今後、高月上水道事業への接続工事などにより、工事費の増加が見込まれます。

国から借金をして工事をする会計
国道8号線賤ヶ岳橋架け替えに伴う支障移設工事を、令和4年度に繰り越して実施します。
その他企業債の元金7,365万5千円を返済しています。

余呉木之本地区

水道水を送って料金をもらう会計
徹底した支出の抑制や簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の２分の１が長浜市から繰り入れられていることで経営を維持しており、また、大規模な漏水が少なかったことから、令和3年度は222万3千円の黒字となりました。
しかし、今後老朽施設の更新が必要となるため、さらなる経営の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計
八戸配水池廃止のため、配水管布設替工事と、JR踏切下の配水管布設替工事に伴う設計を行い、財源として企業債を借り入れました。
その他企業債の元金4,272万2千円を返済し、この返済の一部について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。

西浅井地区

水道水を送って料金をもらう会計
徹底した支出の抑制や簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の２分の１が長浜市から繰り入れられていることで経営を維持しており、令和3年度は193万2千円の黒字となりました。
今後維持管理費用の増加や老朽施設の更新が必要となるため、さらなる経営の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計
塩津中継ポンプ場の見直しに伴う配水管布設工事を行い、財源として企業債を借り入れました。
その他企業債の元金7,511万6千円を返済し、この返済の一部について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の２分の１が長浜市から繰り入れられています。