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長浜市と米原市(旧近江町)の上水道 長浜水道企業団

すいどうだより2021年10月号


手あらいポスターコンクール最優秀賞決定!
2020年度決算のお知らせ
 水道使用量の比較
 2つの会計の収入と支出
 長浜・近江・虎姫地区
 びわ地区
 浅井地区
 湖北地区
 高月地区
 木之本地区
 余呉木之本地区
 西浅井地区
職員募集(電気技術職)

手あらいポスターコンクール最優秀賞決定!

ウイルス予防には手あらいが欠かせません!
その大切さを伝えるポスターを募集したところ、長浜市、米原市(旧近江町地域)の小学校から813作品のご応募をいただきました。
最優秀賞の伏木 楓さんの作品は、手あらい啓発ポスターとして管内の小学校や公共施設に配布します。
たくさんのご応募ありがとうございました!

最優秀賞  伏木 楓さん(湯田小4年)


入選

田中幸來さん(長浜北小1年)


村居美奏さん(息長小2年)


𠮷田彩良さん(高月小3年)


杉野心咲さん(長浜北小4年)


中村栞子さん(速水小5年)


前田未来瑠さん(湯田小6年)


 受賞作品は、3会場で巡回展示します。
10/14(木)~10/20(水) 木之本まちづくりセンター1階ホール
10/21(木)~10/27(水) さざなみタウン 1階活動ラウンジ
10/28(木)~11/4(木)  近江学びあいステーション 1階ラウンジ

2020年度決算のお知らせ

2020年度は、5億4,871万円の黒字になりましたが、施設の老朽化で費用がかさみ、厳しい経営状況です。
過去の工事の借金が108億円残っているため、返済のために黒字分を積立てます。

水道使用量の比較

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ホテル、サービスエリアや観光施設などで使用量は減少しました。
一方一般家庭では、ステイホームで使用量が増えました。
前年度に比べると、水道使用量は企業団全体で0.1%増加しています。

2つの会計の収入と支出

水道事業では会計を2つに分けています。「水道水を送って料金をもらう会計」と
「国から借金をして工事をする会計」です。
水道水を送って料金をもらう会計は、5億4,871万円の黒字になりました。


国から借金をして工事をする会計では、施設の統廃合や老朽施設の更新工事を行いました。
過去の借金の返済10億円には、返済のために積立てているお金と、長浜市からの繰入金を使用しました。


長浜・近江・虎姫地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
安定した収益が確保でき、良好な経営状況となっております。
令和2年度は3億6,639万7千円の黒字となり、このうち3億円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。
今後、多くの施設が更新時期を迎えることから、楽観できる状況ではありません。
国から借金をして工事をする会計では、
JR北陸本線横断箇所や、河川横断区間の配水管布設替工事を行い、これらの財源として企業債を借り入れました。その他企業債の元金6億0,956万8千円を返済しています。
工事費の増加に伴い、財源となる企業債も増加しています。
活性炭注入設備更新工事、豊公園配水場の配水ポンプインバーター化および配水管布設替工事の一部を令和3年度に繰り越して実施します。


びわ地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
企業団へ統合後に料金改定を行い、良好な経営状況となっておりますが、今後、企業団水道事業への統合を予定しており、工事費の増加が見込まれます。
令和2年度は、6,342万3千円の黒字となり、このうち3千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計では、
令和2年度は受託工事のみを行い、財源として分担金を使用しました。その他企業債の元金5,297万7千円を返済しています。
R元年度実施の大規模な支障移設が完了したため、R2年度は建設改良費と財源となる企業債と分担金が減少しています。
川道・落合配水場改造設計業務を令和3年度に繰り越して実施します。


浅井地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
簡易水道統合事業に伴う企業債の支払利息や減価償却費の負担が大きいものの、料金改定による収入の増加と徹底した支出の抑制により、経営状況が改善してきました。
また、統合簡易水道として企業債の元利償還(利息)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。
これらにより、令和2年度は5,956万8千円の黒字となり、このうち2千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計では、
橋梁改修に伴う添架管の布設替工事を行ったほか、水道管路更新工事跡の舗装工事を行い、この財源として企業債を借り入れました。
簡易水道統合事業の企業債の元金返済が8,979万4千円と大きな負担となっています。
この返済について、統合簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。


湖北地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
料金改定による収入の増加と徹底した支出の抑制により、経営状況が改善してきました。
また、簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。
これらにより、令和2年度は3,766万2千円の黒字となりました。
このうち1千万円を企業債の元金償還に使用するため減債積立金として積み立てます。

国から借金をして工事をする会計では、
継続事業として西部地区で配水管布設替工事を開始したため、建設改良費と財源となる企業債が大幅に増加しています。
その他企業債の元金6,241万3千円を返済し、この返済について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。


高月地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
良質な地下水源を有しているため給水原価が低く、料金水準が低い中でも良好な経営状況で、令和2年度は1,775万9千円の黒字となりました。
しかし、有収率が低く、漏水修理費用の増加が見込まれるとともに、浄水場や配水池の増強、漏水多発管路の更新を予定しており、今後経営状況の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計では、
継続事業として高月町森本で配水管布設替工事を開始したため、建設改良費と財源となる企業債が増加しています。
その他企業債の元金4,706万6千円を返済し、この返済の一部について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。
配水管布設工事の一部を令和3年度に繰り越して実施します。


木之本地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
大音浄水場建設に伴う企業債の支払利息や減価償却だけでなく、維持管理費用も含め、高額な原価となっています。
日頃の維持管理や機器の調整により浄水場ろ過膜の洗浄回数を削減するなど費用を抑制していますが、令和2年度は179万6千円の赤字、1億9千万円を超える累積赤字となっています。
今後、高月上水道事業へ統合するため、接続工事や配管網の再構築が必要となるため、工事費の増加が見込まれます。

国から借金をして工事をする会計では、
令和2年度は建設改良工事がありませんでしたが、引き続き、企業債の元金7,226万円を返済しています。


余呉木之本地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
料金改定による収入の増加と徹底した支出の抑制や簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の2分の1が一般会計から繰り入れられていることで経営を維持しており、また、大規模な漏水が少なかったことから、令和2年度は314万5千円の黒字となりました。
しかし、老朽施設が多く、漏水も多発していることから、今後施設の更新を検討していかなければならず、経営の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計では、
予定していた配水管布設工事の一部を令和3年度に繰り越して実施したため、令和2年度に完了した建設改良工事がなく、建設改良工事と財源となる企業債が減少しています。
企業債の元金返済4,136万円に対して、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。


西浅井地区

水道水を送って料金をもらう会計では、
料金改定による収入の増加と運転管理や維持管理の見直しによる徹底した支出の抑制や簡易水道に対し企業債の元利償還(利息)の2分の1が一般会計から繰り入れられていることで経営を維持しており、令和2年度は254万9円の黒字となりました。
老朽施設が多く、漏水も多発していることから、今後施設の更新を検討していかなければならず、経営の悪化が懸念されます。

国から借金をして工事をする会計では、
西浅井町大浦で配水管布設替工事跡の舗装復旧工事を行い、財源として企業債を借り入れました。
その他企業債の元金7,558万円を返済し、この返済について、簡易水道に対する企業債の元利償還(元金)の2分の1が一般会計から繰り入れられています。

2022年4月採用予定職員募集(電気技術職)

試験日  2021年10月31日(日)
受付期間 2021年10月1日(金)から10月19日(火)
採用人数 若干名
受験資格 1996年4月2日~2000年4月1日生まれで大卒または、2022年3月大学卒業見込
受験案内(PDF) パンフレット(PDF)はこちら!