カーソル周辺で、特定の文字列パターンを検索して、
その部分に対する操作を行なう機能に関する詳細を、ここで設定します。
ちなみに、この機能は、初期環境では、Ctrl+左ダブルクリック
で起動するように割り当てられています。
この操作で範囲選択を行なう場合については、
「特定パターンに一致する文字範囲の選択」で説明しています。
なお、この機能は、範囲選択以外の操作も行なえますが、
旧バージョン(Ver.1.60 以前)からのしがらみで、
そのコマンド名が「指定の範囲を選択」になっています。
また、機能の分類としても「範囲選択」の中に入っています。
検索パターンの指定は、第1〜第3候補まで、指定できます。
これは、
正規表現で指定する必要があります。
各候補のパターンは、第1〜第3の順に検索され、最初に見つかった候補が採用されます。
この文字列入力ボックスに、その検索パターンを規定する正規表現の文字列を入力します。
また、「検索範囲」のコンボボックスから、そのパターンの検索範囲を選びます。
これには、次の選択肢があります。
- なし(この候補は検索しない)
- カーソル位置以後の付近
- カーソル位置以前の付近
- カーソル位置前後の付近
- カーソル位置 〜 テキスト末尾
- テキスト先頭 〜 カーソル位置
- テキスト全体
ここで、「なし」を選ぶと、その検索は行なわれません。
それ以外を選んだ場合、検索は、その範囲で行なわれます。いずれの場合でも、
そのパターンの一致範囲は、現カーソル位置を含むか、その前後に限定されます。
なお、ここでの「付近」というのは、現状、現カーソル行から ±10 行以内の範囲を意味します。