■着色箇所へのジャンプ

 着色箇所へジャンプするには、次の3種類のコマンドがあります。 このうち、最初のコマンドは、各種の条件をダイアログボックスで指定してから、 着色箇所へジャンプする時に使います。これに関しては、後で詳説します。 一方、後の2つのコマンドは、ダイアログボックスを表示せずに、 条件は現状のままで、即時に着色箇所へジャンプする時に使います。

■「着色箇所へジャンプ」ダイアログボックス

 このダイアログボックスは、各種の条件を指定して、着色箇所へジャンプする時に、 表示します。次に、このダイアログボックス内の各項目について、説明します。

●「特定の着色のみ対象」チェックボックス

 このチェックボックスを ON にしておくと、着色選択リストボックス(下記参照)内で、 チェックされている着色の箇所だけがジャンプ先の対象になります。 一方、これを OFF にしておくと、全ての着色箇所がジャンプ先の対象になります。

●着色選択リストボックス

 このリストボックス内には、各着色の形態が表示されます。 その各項目には、チェックボックスが付いていて、これを ON にすると、 その着色の箇所がジャンプ先の対象になります。複数のチェックを ON にするには、 Shift キーや Ctrl キーを併用してクリックします。この操作は、基本的に、 ウィンドウズで共通です。例えば、エクスプローラで、複数のファイルを選択 する時の操作と同様です。

●「順方向へ」ボタン

 このボタンを押すと、対象の着色箇所を、現カーソル位置から順方向に(テキストの 末尾に向かって)検索して、最初に見つかったところへジャンプします。 この時、カーソルは、その着色箇所の先頭かまたは末尾のどちらかに行きます。 このどちらにするかは、下記の「着色箇所の...」グループボックスで指定します。
 なお、この起動時には、次の条件が、保管されます。
  ・ジャンプ先の対象となっている着色番号
  ・着色箇所の先頭/末尾のどちらにカーソルを移動させるか
この条件で、以降の「次の着色箇所へジャンプ」と「前の着色箇所へジャンプ」が 行なわれます。

●「逆方向へ」ボタン

 このボタンを押すと、対象の着色箇所を、現カーソル位置から逆方向に(テキストの 先頭に向かって)検索して、最初に見つかったところへジャンプします。 この時、カーソルは、着色箇所の先頭か末尾に行きますが、これは「順方向へ」の場合と 同様です。
 なお、この起動時には、「順方向へ」の場合と同様に、上記条件が保管されます。

●「キャンセル」ボタン

 このボタンを押すと、ジャンプは行なわれずに、本ダイアログボックスが閉じます。
 なお、この時には、上記条件は、保管されません。

●「ヘルプ」ボタン

 このボタンを押すと、本ヘルプのページを表示します。

●「着色箇所の...」グループボックス

 ここでは、着色箇所の「先頭」または「末尾」のどちらにカーソルを移動させるかを、 指定します。