この文字列入力ボックスに、バックアップ対象の旧ファイルが格納される フォルダ名を設定します。このフォルダ名は、絶対パスでも相対パスでも 構いません。相対パスの場合、現編集ファイルが格納されているフォルダが 起点になります。また、これが空の場合、現編集ファイルが格納されている フォルダ自身になります。
このボタンを押すと、既存のフォルダを参照するためのダイアログボックスが表示 されます。ここでフォルダを選ぶと、そのフルパス名が、当文字列入力ボックスに 設定されます。
バックアップ対象の旧ファイルが保存される時の「バックアップファイル名」は、 次のようになります。
〈接頭辞〉〈元の主ファイル名〉〈連番〉.〈元の拡張子〉
つまり、元の拡張子はそのままで、元の主ファイル名の先頭に接頭辞が付き、 末尾に連番が付きます。ここでの設定は、この接頭辞と連番の付け方を規定します。
このチェックボックスを ON にしておくと、元の主ファイル名の先頭に、 「接頭辞」の文字列入力ボックスに設定されている文字列が、付加されます。 このチェックボックスが OFF の時は、接頭辞は付加されません。
このチェックボックスを ON にしておくと、元の主ファイル名の末尾に連番が 付加されます。この連番の数値は、0 から始まり、1 ずつ順に増えていきます。 この数値が、「世代管理数(連番のサイクル)」で指定されている数値に達した 時には、0 に戻されます。この連番が付加される時には、まず最初に "-" が 置かれて、その後に、その数値が1桁または2桁で表わされます。この桁数は、 その数値の最大値を表わすのに必要な最小限の桁数です。
例えば、世代管理数(連番のサイクル)が 100 の場合、その連番の最大値は 99 で、 それを表わすのに必要な最小限の桁数は 2 桁なので、付加される連番は、
"-00", "-01", "-02", ... , "-99"
となります。また、世代管理数が 10 の場合、その連番の最大桁数は 1 桁なので、
"-0", "-1", "-2", ... , "-9"
となります。
なお、「世代管理数(連番のサイクル)」に設定できる最大値は、100 です。 また、当チェックボックスが OFF の時には、連番は付加されません。
例えば、元のファイル名が "FILE.EXT" で、接頭辞が "BK_"、世代管理数が 100 の
場合、バックアップファイル名は、次のようになります。
"BK_FILE-00.EXT", "BK_FILE-01.EXT", ... , "BK_FILE-99.EXT"