ポンタが死んじゃった(2005年3月15日午前5時15分)

3/12日(土)朝に動物病院で点滴と抗生剤の注射をしてもらい、帰ってから、4.5sまで減った体重(元気なときは9sありました。)を少しでも何とかしたいと、無理のない程度に(無理に口に入れて失神したことがあったので)注射器でミルクを口に含ませました。といっても30mlですが。午後、嫁さんが少し水を飲ませたそうです。でも夜には、みんな吐いてしまいました。もうやってもだめなんだろうとあきらめました。
 日曜日は横になることが多かったですが、下へつれていくと、水を少し飲んで、おしっこもしていました。夜までそんな感じでしたが、真夜中、ポンタが箱の中で、何度もドタンと音を立てているのに目を覚ましました。寝返りを打つのに、起きようとして起きられないようでした。
 朝の5時頃、見ると体がかなり冷たくなってました。最後かなと思い、子供を起こして、お別れをさせました。でも、その日は何とか、じっとしたまま呼吸をしてました。頭を反ったような状態でないと呼吸がしにくそうなので、段ボール箱を切って広げてやりました。
 夕方、夕食を食べに行っている間に、おしっことうんちをしたようで、お尻のところはうんちだらけになってました。それをきれいに拭きながら、お尻に骨しかないことにも気づきました。
 夜は、私たちが、隣の部屋でテレビを見ているのを、うれしそうに見ているようでした。夜中、ポンタの寝息が聞こえるかが気になってなかなか眠れませんでした。いつか寝てしまいましたが、ポンタが寒いといけないと思いファンヒーターを4時30分にあわせていたので、その音で目が覚めました。
 嫁さんがポンタに近づいて、ポンタが息してないと言うのであわてて見に行くと、やはり息はありませんでした。さっきまで息が聞こえたのに。嫁さんは、気になってずっと眠れなかったそうです。
 ポンタがんばったなぁと言いながら僕と嫁さんは、ポンタの体をなでてやりました。何度も、何度も。嫁さんが、前足をなぜてやると、口がまるで機械のように大きく開いたかと思うとゴーというように息をしだしました。僕はあわてて心臓のとこらへんをさすってやりました。大きく口を開けて息をしています。目のあたりをさわると、少し動くようになりました。息は少し小さくなってまた大きくなりまた小さくなって大きくなり、ゆっくり小さくなっていき、絶えてしまいました。5時15分でした。40分位がんばって生きようとしてくれたのです。きっともっと生きたかったのでしょう。
 僕はもっと生きたかったんやで。みんなと一緒に。と言っているようでした。
 ぽんた。ポンタ、ぽん太、、、、さようなら。