鳴門小鳴門橋釣行記(2003年3月23日)

 今回は何人? こんな言葉から始まった3月の例会。2月はわずか3人でしかも貧果だったからなぁ〜。
 今回は5人。また少ないなぁ〜。釣行先は実績のない淡路方面はやめて鳴門方面ということで、今回こそアイナメちゃん、カレイちゃんに会えるかなぁと。
 ところが、当日雅くんが用事で行けなくなったため、結局4人になってしまった。これで貧果だったらどうしよう!!!
 午後10時10分自宅出発。善っちゃんとこへ。みんな集まっていた。と言っても、徳ちゃんとおっちゃんと善っちゃんだけ。さみしいなぁ。今日は何にする? 1匹釣寸でええんちゃうかぁ。とわが会長の善っちゃん。そんなんあかんわ。カレイアイナメ含む2匹釣寸やで。シビアにいこうよと徳ちゃん。そう言われりゃぁ仕方がないなぁ。徳ちゃんの方で決定
 ところでおれエサいくらやった??  マムシ2000円て言うてたやろ。と善っちゃん。エッ、オレ、そんなん言うてないでぇ。おまえ聞いてないやろ!  あぁ そうやったっけ。まあエエがな、2000円で。あぁっそうけッ。
 10時40分 エサ屋着。徳ちゃんはマムシ1000円と青イソメ1000円で夜にスズキをねらうらしい。夜から釣るやて、しんどいことようするわ! と善っちゃん。絶対スズキ来ますって!と徳ちゃん。
 11時00 フェリー乗り場着。
 11時40分のフェリー。番号通路を行くと、車はトラックと俺のボンゴの2台だけ。無茶空き。こんなんで、ようやっていけるなぁ?
 先月の例会の話、先月の例会の話、6月の隠岐の島の話など話題はつきない。乗船時間になっても2台のまま。結局2台のままで出発。こんなんで本当にやっていけるの?
 フェリーに乗ってからも釣りの話題で盛り上がった。
 1時15分 津名着 津名一宮から淡路縦貫道で鳴門へ。鳴門北を降りて、小鳴門の方へ。大塚の倉庫をすぎて、3つ目のローソン(この辺はローソンが多い)のところで釣ろうか、ほかの所も少し見に行って、結局そこに落ち着いた。時間は3時半頃だった。
 善っちゃんとおっちゃんは車で寝てしまった。徳ちゃんは夜釣りをすると張り切っている。車から一番遠い場所まで荷物を持って行って釣り始めた。竿だして投げてしまうまでそばにおってよ。と徳ちゃん。おまえはさみしがりやか? 俺は車の所に戻って、車のすぐ横で釣り始めた。50m位の所に海苔棚の黒丸のブイがたくさん浮かんでいる。あまり遠投出来ない。思ったより寒い。日中は暖かくなるらしいが、、、。 5時頃向こうの徳ちゃんからTEL。ハネ(スズキの小さいやつ)来ました。思惑通りやなぁ。あんたはエライ!!! 5時半頃、空が白んできた。6時半に起こしてな。と善っちゃんに言われていたけど、ちょっと早いが2人を起こす。俺から少し離れておっちゃん、徳ちゃんの近くに善っちゃんが竿だし。俺の所は根掛かりがひどい。ロープか何かがあるのか、やたら根掛かりしてオモリも取られる。おっちゃんはフグを釣っている。俺はハオコゼを釣ってしまった。善ちゃんよりTEL。このままやったら徳ちゃん以外ボウズやでぇ。9時に場所替えしよう。徳ちゃん小さいアイナメを釣ったらしい。権利達成や。8時半過ぎ善ちゃんよりまたTEL。もう変わろ。
 いつもの場所へ場所替え。おっちゃんはいつものカレイポイントへ。俺ら3人はその対岸ぐらいの所へ。時間は9時過ぎ。俺は一番左の根の出た所。そこアイナメのポイントや。と例によって会長のありがたいお言葉。アタリなし。エサもそのまま。オッ当たった。と徳ちゃんの声。腹の白いフグだった。徳ちゃんの方はアタリもあるしエサもなくなるらしい。でもその正体がフグではなぁ。
 何時までする?。いつもは12時頃に納竿して2時のフェリーに乗るのだが、4時のフェリーに乗ることにして、2時頃まで釣ることになった。良く晴れるって言ってたけど曇ってて肌寒い。昼頃小さなアタリ。俺にもフグか? 上げてみると18センチぐらいのアイナメだった。ラッキー。また少しして、今度は、ブルンブルンという当たり。上がってきたのは、ポンのアイナメだった。これで権利達成。おっちゃんは25センチくらいのカレイが来たらしい。俺だけかい!!! と善っちゃん
 俺、もう寝とくわ。とふてくされる善っちゃん。アタリが無くなってきた。食い渋いなぁ。善っちゃんに何か来たらしい。白い腹が、善っちゃんに近づいてくる。フグや!!!型エエで。しばらくして善っちゃんが、おおぉっと奇声を発した。何や? またフグか?いや、長い。アイナメや。ポンあるでぇー。36センチあった。やったなぁ、善っちゃん!!! がぜん面白くなってきた。善っちゃんがもう1匹釣れば、わからなくなる。でも現実はそんなに甘くない。アタリが全くない。善ちゃんも寝ないで竿出ししてる。善っちゃん、エサ取りおるで。と張り切りだした。エサ取りを釣る気らしい。
 暇や。善っちゃんが、この辺にカキ殻いっぱい落ちてるけど、石にくっついてるのカキとちゃうか、食べられるんちゃうか。と。毒あるんとちゃう? と徳ちゃん。まあ良いから焼いてみようということになって、七輪で焼いてみた。いい匂いがする。善っちゃん食べてみぃ、と俺。当たったらどうすんねん、と善っちゃん。そこへ地元のおっちゃんがやってきた。そのカキを取りに来たらしい。これうまいでぇ。生でも食えるでぇ。ワシがカラ開けたろと、焼ガキのカラをはずしてくれた。俺と徳ちゃんはカキがダメなので、善ちゃんに勧めた。濃い味でうまいやん、と善ちゃん。次ここに来たら、みんなカキで酒盛りやなぁ。(俺は酒もカキもダメなのでパス)
 結局、何の進展もなく、2時になってしまった。おっちゃんを迎えに行って、鳴門大橋、淡路縦貫道から津名港へ3時着。おっちゃんは、小さなアイナメが来たらしい。津名港の公園のところで検寸。やっぱり徳ちゃんが1位。俺が2位で、おっちゃんが3位。善っちゃんは、36センチのアイナメを釣りながら、相方が無く権利達成できずに4位でした。散々みんなに冷やかされたのは言うまでもありません。
 フェリー乗り場に行くと、4時の便は、予約でいっぱい。仕方なく、キャンセル待ちに並ぶことになった。7台目。乗れなければ次は5時40分まで待たなければならない。徳ちゃん、僕がいる限り乗れますよ!!! 今日は強運やなぁ。ハラハラドキドキしたが、結局乗ることが出来た。例によって、帰りは、来々に寄って、反省会?をして解散。
 何とかみんな満足した釣果となりました1人を除いて