みかんつくり

大阪の和泉の山奥でみかん,タケノコを作り始めて50年(私はまだ15年ほどですが)。
裏にはバブルの頃のゴルフ場、眼下にはテクノステージが出来、
みかん山やタケノコ山が,どんどん減ってきています。
みかんやタケノコでは生活しにくくなってきたなぁーと思うこのごろです。

みかんの保存法

みかんは寒さには強いが、暖かさに弱い果物です。
よく、みかんを箱買いして腐らせてしまった、なんて話を聞くけど、室内の暖かいところで保管していることが多いようです。それでは、みかんが暖かくなってしまって、腐りやすく、また火照った体をクールダウンするという、みかん本来の役目も失われてしまいます。
みかんを保存するときは、
1,冷所で保管しましょう。(温度が1度〜5度くらいの場所)
2、段ボール箱で保管する場合、空気の入れ換えをしましょう。(1日1回風通しのいい場所で開けておく)
 

みかん山

みかんには、極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)が有ります。
極早生(ごくわせ)、早生(わせ)は、皮が薄く、木で熟するので、貯蔵せずにそのまま出荷します。
中生(なかて)、晩生(おくて)は木で熟するものもあるのですが、皮が厚く貯蔵に適するので、
みかん小屋で少し寝かせてから出荷します。

収穫時期 出荷時期
極早生 10月中〜11月初 同じ
早生 11月初〜12月末 同じ
中生 11月中〜11月末 12月中〜12月末
晩生 11月末〜12月末 12月末〜翌3月初

みかん選別機みかん貯蔵庫みかん就寝中