香住釣行記(2006年10月22日)


 南部の爆釣の後、善ちゃんにリールの本体だけ返して、1号のPEを巻いたスプールは借りておくことにした。SS45はなかなか使い勝手が良い。善ちゃん所に行ったら、「今度日本海に行くんか?」と言う。「徳ちゃん日本海に行きたいらしいで。」と俺。「ネットでポイント探しといて!!」と善ちゃん。「わかった。上ちゃんも情報集めてるらしいで。」と俺
 ネットで調べると、日本海の釣り場が兵庫県から京都まで結構広い範囲でのっている。7月に行った浜坂のサンビーチも載ってる。浜坂の川夏釣具店(この前釣り道具を買った)のホームページがあった。海に向かってライブカメラがあるみたいだ。見てみると真っ黒。そうだ今は夜だからなぁ。なんて突っ込んでる俺でありました。

 「餌、どうする?」と例によって善ちゃん。「俺、マムシと石ゴカイ1500円ずつにする。」と言う。じゃ俺もそうしよう。でもちょっと多いかな? 「変更あったら、上ちゃん餌担当だから、上ちゃんに言ってくれ。」と善ちゃん。今回は、善ちゃん、徳ちゃん、おっちゃん、下ちゃん、上ちゃん、俺の6人。
 ところが、下ちゃんが日曜の夕方5時から仕事だという。それまでに帰るのは無理かなぁ、ということで、下ちゃんは行けなくなってしまった。
 釣り場いろいろ調べたでぇと上ちゃんと話してると、徳ちゃんが掲示板に香住の方なら何回か行ったことがあるので、そこに行きましょうとカキコしてる。結構いろいろ釣ってるみたいだ。釣り場は徳ちゃんに任せることにした。
 そうこうして、その週の中頃、上ちゃんが用事で行けないということになってしまった。上ちゃんとても残念そう。「餌だけは、おまえの所まで届けたるわ。」お優しい上ちゃん。

 例会当日、夜7時過ぎ、上ちゃんが餌を持ってきてくれた。俺は結局、マムシ1500円と青イソメを1000円にした。「カレイ2枚でええわ」と上ちゃん。「10枚ぐらい釣れたらな。」と俺。おまえの分までがんばるわな。
 9時に出発。まず善ちゃん所に行く。「俺ETC付けてん」とETCレーンを通って近畿道に乗った。「怖いんやんけ、足に力はいるわ。」と善ちゃん。長吉長原でおりて、そこから徳ちゃん所へ。また同じところで曲がってしまった。何回来ても徳ちゃん所はややこしい。「そろそろ覚えてや!!」と徳ちゃん。電話で誘導してもらう。

 徳ちゃんとおっちゃんの荷物を積んで、いざ日本海へ。
 中国道から播但道に入って、和田山でおりて、ひたすら北へ。途中豊岡でロータリーに出れなくて、ちょっと苦労して、無料の香住道路を通って、2時半頃香住の波止に着いた。

 とりあえず歩いて波止の先の方まで見に行ってみる。風が冷たい。結構釣り人が多い。浮きを流している人、餌木でイカをねらっている人、投げ釣りでアナゴをねらっている人。ラーメン屋まで出ている。
 ここですることにして、道具をとりに戻った。徳ちゃんから指示のあったコロコロにクーラーとリュックと竿ケースを積んで先端の方まで歩いていった。途中左に折れて波止の方に。先端には先客がいて投げ釣りでアナゴをねらってるそうだ。少し下がったところの左右に陣取って釣り開始。

 俺は、そこから少し戻って、もう少し先端の方に行ってみた。風が強い。今日は、アウターガイドの雅君号2本とルアー竿2本だ。とりあえず雅君号2本をセットした。餌木をしている人や浮き釣りの人がうろうろしてる。空はとてもきれいだ。流れ星が見える。良いところだなぁ。それにしてもあたりがない。みんなから釣れたでぇという報告もない。あー寒い!!
 たまに小さなあたりがあるが、針に乗らない。カレイ針の13号だもんなぁ。ルアー竿で餌木を振ってみる。全然だめだ。

 おーっ当たった。と思ったら、向こうの方の善ちゃんとお祭りしてる。かなり離れてるのに。潮が善ちゃんの方に流れているのだろう。しばらくして、また善ちゃんとお祭りしてしまった。もうあかん。かわろう。みんなの所に戻って徳ちゃんの横に入れてもらう。徳ちゃん大きなガシラを釣ったらしい。今日は2匹釣寸だからあと1匹だねぇ。ほかの連中はみんなボーズ。そのうち回りが明るくなってきた。最高に寒い。

 徳ちゃんが大アナゴを釣った。近くで釣りしてる若いにぃちゃんにあげたらすごく喜んで、缶コーヒーを俺たち4人にくれた。徳ちゃんはついたときからサビキ釣りをして、そのアジを泳がせて何かをねらっている。俺もアジを1匹もらって泳がせてみたが、いつの間にか根がかりしてしまった。明けたらあちこちでサビキ釣りをしている。たまらずおっちゃんもサビキ釣りを始めた。アジが釣れておっちゃんが笑顔になった。

 7時頃まで粘ったが、場所替えしようということになった。香住は結構波止が多い。しかし、みんな竿釣りの人が多くて、4人並べるところがない。結局海岸の横のコンクリートのきれいな出っ張りのところで釣ることにした。おっちゃんと徳ちゃんは、先の方まで行った。俺と善ちゃんは、手前で釣りをした。おっちゃんはサビキもやってるらしい。俺は、右の海岸の方に1本、左の河口の方に1本と投げ分けてあたりを待った。右の竿は根がかりばかり、左の竿は音沙汰なし。困ったもんだ。あまり退屈なので、穴釣りをすることにした。1メートルの竿に小さな太鼓リールをつけて、10号の丸オモリの下に短いハリスの糸をつけて青イソメを餌にテトラの間に落としていく。この前7月に浜坂でやったので要領はつかんでいる。できるだけ深いところまで落としていくとたまにググッっとあたりがある。最初は乗らなかったが、少し長めに待ってから合わせるとガシラやアイナメが来た。思ったよりサイズはよい。根がかりもあまりしない。

 善ちゃんがもう終わろうかと言いに来たときには、6〜7匹釣れていた。あー今回も投げはボーズかと思って最後の雅君号をあげてみると妙に重い、あがってきたのはアイナメ2匹だった。一応権利達成だ。善ちゃんが怒ってる。「魚つけて投げたんとちゃうか?」なんとでも言ってくれ。おっちゃんは、投げはボーズだが、サビキでアジを釣って少しは満足げだ。徳ちゃんは権利達成で1位だ。

 みんなで余部鉄橋へ。観光客が多い。みんな最後の写真を撮っている。

 
あーあ、香住は魚もカスミやねぇ(わかるかなぁ?)