岩代釣行記2006年(5/14)

久しぶりに釣行記を書きます。ちょっと長くなるかもしれません。

 さかのぼること去年の10月、例会(10/30)は徳島にカレイを釣りに行こうということでやんした(浜ちゃん風)。俺が段取りを取ることになり、メンバーは、下ちゃん、善ちゃん、上ちゃんと俺の4人。いつものようにちょっとさみしい数。

 徳島のどこにする。釣行の1週間ほど前、上ちゃんよりTEL。「金曜日の四季の釣りで徳島の投げ釣りするでぇ」とのこと。見てみると、中本さんが(向こうはあまり知らないだろうけど一応昔同じ会にいたので慣れ慣れしく)、粟津離岸提の0番でキス、カレイ、おまけに同行者がマゴチをあげている。こりゃ是非とも行きたいとみんなに言うと、あれは1ヶ月ぐらい前の取材やで、今はどうかわからんで?と、のたまう。うぅーんでも行きたい。それか津田一文字もいいな。そこで両方の渡船屋にTELしてみた。粟津離岸堤は、キスはわからないが、カレイは上がってるとのこと。テレビでやってたので釣り人が多いんとちゃうかと聞いたが、不景気で客は少ないとのこと。ほんとかな?渡船料は2000円。ちょっと高いな。津田1文字は、カレイやアイナメはここ近年上がってないとのこと。海苔の養殖にきつい農薬みたいなのを使うそうで、その影響で餌になる虫がいなくなったのだとのこと。渡船料は1000円。やっぱり粟津離岸堤か。

 11時に善ちゃんとこに行って、それから上ちゃんを迎えに行って、和歌山港へ。今までだったら、佐野からフェリーに乗るんだけど、土曜の晩だけ、夜中のフェリーが欠航になってしまい、淡路経由で行けなくなってしまった。なんでやねん淡路フェリー!!! 徳島行きは割高になるんやぞ!!!
 0時40分の和歌山港発で、2時50分徳島着。渡船にはまだ早いので、吉野川の河口で釣りしようとそちらに車を走らせた。川岸を走っていくとラブホがいっぱいあり、若い子らのブリブリ車がうろうろしてる。「ちょっとやばいんちゃうか」と去年の事故以来神経質になっている善ちゃん。奥の方は、海水浴場みたいなところがたくさんあったけど、釣りが出来そうなところはあまりなかった。そこから粟津離岸堤の方へ。地図は、YAHOOからダウンロードしてコピーを持ってきたが、粟津離岸堤の場所がわからない。仕方がないので、善ちゃんや下ちゃんがお世話?になった徳島警察に聞きに行った。

 うろうろしながら粟津離岸堤発見。車はない
。一番前に止めて、しばし仮眠。6時渡船だからまだ1時間半ほどある。しばし休憩したら、例によって上ちゃんと善ちゃんが続けて野うんちに行った。おまえらなぁ、、、。
 少し車が増えてきた。渡船の頃には、10台くらいになっていた。それでも少ないか。0番は、俺たちだけだった。俺と上ちゃんが地面に近い方、下ちゃんと善ちゃんが、反対の端の方へ。上ちゃん、あがってまもなく、また野うんちじゃなく波止うんちしてる。おまえ俺のところに来てするなよな!!

 
上ちゃんのところは、中本さんがカレイとキスを釣ったポイント。俺のところは、マゴチが上がったポイントだ。上ちゃんが、キュウセンをゲット。俺は隣のおそらく1番波止の方に投げてカレイをゲット。30センチ弱ぐらい。その後は、俺にキュウセンが来たくらいで、めぼしい釣果なし。善ちゃんは怒ってる。下ちゃんは、キュウセンを5〜6匹上げているようだ。10時過ぎに替わろうということになったが、船が来ない。渡船屋に電話しても出ない。上ちゃんの向かい、地面から出てる波止で釣りしている人が連絡を取ってくれて、迎えが来た。
 
そこから、やっぱり西条ということになり、西条のガードレールで4人並んで竿だしした。もうお昼前。1匹釣寸だから俺のカレイで決まりだね。なんて思ってると、上ちゃんが竿と遊んでる。竿が曲がってる。あわててタモを持っていくとハネとセイゴの中間クラス。どう見ても俺のカレイより長い。オーノー。何すんねん上ちゃん!!!???結局上ちゃんが1位で俺は2位。なんたることをサンタルチーア。こんな事が、またあるなんて。
 年末は、みかんで忙しく、釣りはしばしお休み。俺ところのみかんが、大阪府の品評会で、225出品の内の2位、近畿農政局長賞をもらうという、うれしいことと、寒さのためのにみかんがやられたという悲しいことがあって、何とも言い難い年末から年始にかけてでありました。

 1月は急に用事が出来て例会に参加できず、2月が今年の釣りはじめとなりやした。また浜ちゃん入ってきた?!

 2月、「やっぱり徳島やで」ということで、今度は、徳ちゃんが、段取りを取ることになった。場所は、小松島の方らしい。徳ちゃんによると、徳島ラーメンが今人気らしい。小松島にうまいラーメン屋が1軒あるという。何でもネットに載っていたらしい。ほんなら、ラーメン賭るか???
 今回のメンバーは、徳ちゃんと上ちゃんと俺の3人だけ。ちょっとさみしい。例によって和歌山からフェリーで、出発。まず小松島港をグルッと回ってみた。元のフェリー乗り場は、立入禁止になってる。徳ちゃんによると、1万トン岸壁がいいらしいが、入っていけない。ぐるぐる回って、競輪場の横の波止で釣ることにした。かなり遠い。雰囲気はよいが釣れない。結局俺にキュウセンが来ただけで、キムチうどんを食べて場所替え。元フェリー乗り場の横で竿出ししてると、その辺のおじさんが、元の小松島高速フェリーのところは、立入禁止やけどみんな入ってやってるで。というので、行ってみた。俺が先端、上ちゃんがその次、徳ちゃんが根本の方。深いけど当たりはない。そうこうしていると、上ちゃんが竿と遊んでる。どこかで見たような光景。タモを持っていくと、結構大きなカレイ。おいおい何すんねん。これで徳ちゃんが何か釣ったら、ラーメン誰がおごるかわからんやんけ!!!
 結局、その後誰も当たり無く、徳ちゃんがラーメンをおごることになりました。「徳ちゃんラーメン大盛りでもいい?」「なんでもええ」徳ちゃんやけくそ。

しっかし、人の金で食べるラーメンはおいしい。

 3月の例会、竹藪の掃除が雨のため思うように進まず行けなくなり、タケノコの季節に突入。

 メールの中に変な携帯のメールがある。迷惑メールかな。見てみると「掲示板を見てください」と書いてある。そういえば、自分の掲示板なのにずいぶん長く見てないな!!!

 掲示板を見てみると、しだれ桜の情報が良かったと書いてくれている。ヒゲメバルという人らしい。またムーニーさんのタケノコやみかんはどこで買えるのかという質問。今年からみかんは、ネットで販売しようと思ってる(石っちとの約束だ)。タケノコは自宅で茹でたてを販売したらどうかと考えていた。でもなかなか決心がつかないでいた。その人が買ってくれるならしてもいいな、と思い看板をだして、4/15日3時から販売することにした。

 その日、ヒゲメバルさんは、夫婦で来てくれた。皮むきを手伝ってくれて、タケノコの茹であげたときの香りに感動してくれた。ワカメをいっぱい取ってきてそれを持ってきてくれた。「漁師さんですか?」と聞くと、ちがうけど船を持ってるので採りに行くとのこと。帰ってうちのタケノコを食べたらすごくおいしかったそうで、それでまたすごく感動してくれた。そのヒゲメバルさんも一緒に来月隠岐に行くことになった。俺のHPから新しいつながりが出来るなんて、まさに一期一会。

 今月の例会は、5/21日なんだけど、俺は、やりたくもない町会の役員になってしまったもんだから、リフレッシュ活動とやらで21日は、釣りに行けないので、5/14日に上ちゃんと、夜釣りと引き釣りをしようと岩代に行くことにした。次の日にヒゲメバルさんの家へおじゃますることにして。

 岩代は、昔、俺が是非行きたかったところだが、1度2〜3年前に例会で行って、全然ダメだったので、それからはみんなの話題にも上らなかったが、ヒゲメバルさん情報でキスがよいらしいと聞いて無性に行きたくなった。

 土曜日の夜の8時過ぎに自宅出発。雨が降ってる。夜中の内にはやむとのことだが、、、。上ちゃんちに寄って、それから餌屋によって、石ゴカイ500円、マムシ、チロリをそれぞれ750円ずつ(細かい)合計2000円分を買って出発。阪和道から御坊の次の料金所で下りて(話し込んで御坊で下り損ねた)42号を走って途中コンビニで食料を買って、岩代駅のところに到着。駅を右折して、しばらく行くとぎゅっと戻る感じで上に踏切がある。遮断機はなく、軽4しか通れないと書いてある。さんざん悩んだ末に、ボンゴで踏切をわたり、その前のところで釣りをすることにした。道具を持って砂浜に下りてみると、波打ち際に川が流れ込んでいる。これはあかんやろ! 荷物を持って車に引き上げた。

 駅まで戻って、波止の方に行ってみた。イカ釣りが多いらしいが、真夜中なのであまりいなかった。その波止で釣ることに決めて、竿は2本だけにして、荷物を持って、上ちゃんは、高い方から海岸向き、俺は低い方から内向きに投げていると、エギでイカをねらってる若い子が、内向きは、浅くて根だらけでその上藻がいっぱいです、と教えてくれた。仕方がないので、上ちゃんの横に行って竿をだしたら、上ちゃん少し右に寄ってくれた。2本の竿を投げてしばらくすると、ガシラが来た。上ちゃんは、それは俺に来るはずのやつやと、ぼやいている。俺の左に、イカ釣りのアベックが来た。そのころには雨はやんできた。俺に大アナゴが来た。海に放流したら、アベックの彼が欲しそうにしていた。知り合いに料理出来る人がいるらしい。アベックは、イカを2匹上げた。はじめてアオリイカを釣るところを見た。ヤエンとかいうやつを道糸沈めのように糸に引っかけて入れる。こいつがうまいイカか。なんて言ってると、「たくさん釣れたらあげますよ」と兄ちゃん。嘘でもうれしいよ。

 そのうちにウツボが釣れた。そしてまた大アナゴが釣れた。これは、アベックにあげた。ヒゲメバルさんによると大アナゴは、漁師でもヨダレを流すほどおいしいらしい。3時半頃眠気が来たので、とりあえず納竿して二人とも車で寝た。目が覚めるたびに雨が降ってる。やむんじゃなかったのか?

 7時半頃起きる。雨はやんでいた。徳ちゃんよりTEL。ガシラと大アナゴとウツボが釣れたと言うと、「そこ本当に砂地ですか?」といわれてしまった。お湯を沸かして、コーヒーを飲んで、少し歩いたところの海岸へ行き、引き釣りをする。女1人男2人の3人が来て引き釣りをはじめた。男の一人はカメラを持っている。上ちゃんが聞いたところによると、関つりの取材だそうだ。塩屋の浜に行ったら茶色に濁ってダメでこちらに来たらしい。

 手前50メートルぐらいで当たりがある。上げてみるとキュウセンだった。つぎもキュウセンだった。それからしばらくして、キスが釣れた。型はあまり大きくない。取材の人もキスを釣ったそうだ。結局キスは、おれが5匹で、上ちゃんが2匹。「引き釣りでは、いつもおまえに負けてる様な気がするな」と上ちゃん、そんなことはないよ。俺の実力だよ。なんてね。

 帰りにどこかで引き釣りをしようと、塩屋の浜まで行ったが、やはりまっ茶々。おいやんが一人釣りをしてたので釣果を聞くと、キスが2匹。でもそのうちの1匹は、27センチくらいあるビックサイズだった。煙樹もかなり濁りが入ってた。そこからマリーナシティーに行った。浜の宮は、2〜3十メートル先まで干上がっていた。今年は引き釣り無理かなと上ちゃんがぼやいていた。

 1時半過ぎに海南から高速へ。途中紀ノ川SAで食事をして、2時半頃にヒゲメバルさんところに到着。
 新しい3階建て、いやいやぁー見るからにしゃれた外観ですね(お宅拝見風に)。6時頃まで釣りの話から、パソコンの話つきることなく、話は続くよどこまでも。

 ほんとうに一期一会はすばらしい。投げ釣りならさしずめ一投一会かな。

 6月は隠岐で、ヒゲメバルさん共々一投一会だ!!!!!!!!!!