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A | ![]() |
パソコンの基本的な使い方
1.キーボードで文字を入力する、デジカメで撮った写真をパソコンに取り込む
2.それを画面に映し出したり、印刷したり、記録として保存する。
3.保存してあるデータを、何度も利用する。
これを言い換えると、(a)必要なデータの入力⇒(b)処理または加工⇒(c)保存または出力、という流れになります。
Aの図で言うと、
(a)入力 | マウス・キーボード・スキャナ・CD−ROM | |
(b)処理 | パソコン本体 | |
(c)保存・出力 | ディスプレイ・プリンタ・ハードディスク・CD−RやDVD |
(a)と(c)は、比較的なじみやすいのですが、問題は、このパソコン本体っていったいどうなってるの?
中を見てみましょう
B | ![]() |
これらの部品を取り出して見ましょう。
1.ケース | |
2.電源 | |
3.マザー・ボードとその上に乗ってる部品 | |
4.ドライブと呼ばれるいくつかの箱 | |
5.ケーブル類 |
1,2,5はわかりやすいものです。
4の<ドライブ>は、ハードディスクやCD−Rなどの記憶装置のこと。
Bの図にある部品を並べてみます。
C | ![]() |
これらのパーツは、入力→処理→出力という図式の中で考えてみると、
入力 | 処理 | 出力・保存 |
マウス | マザーボード (CPU・メモリー) |
ディスプレイ |
キーボード | ハードディスク | |
CD-ROM | CD-R・DVD |
パソコンの中心は、マザーボードとその上にある部品です。
キーボードなどで入力された情報は、このマザーボード上で処理されます。
パソコンの中枢は、このマザーボードにあるのです。
では、このマザーボードをもう少し詳しく見て行きましょう。
図Cにある、<CPU>と<メモリー>がその中心的な働きをします。
なかでも、<CPU>はパソコンの命ともいえます。
パソコンのいちばんの仕事は、キーボードなどから入力されたいろんな情報を、すばやく、的確に加工・処理をして、必要なデータにするということにつきます。
そのためには、目にも留まらぬ早業で処理する必要があります。
マザーボードを拡大してみます。
D | ![]() |
この中で重要なはたらきをするのが<CPU><メモリー><チップセット>の3つ。
そのはたらきを一言で表現するなら、
メモリー・・・・・・作業場
CPU・・・・・・・・処理
チップセット・・・管理
もう少し詳しく言うと、
(a)メモリー | 処理しようとするデータ(情報)を、ハードディスクなどから呼び出して、作業場へ一時保存するはたらき |
(b)CPU | メモリー上の情報を、高速で処理 |
(c)チップッセット | ハードディスクからメモリーに来るデータ、処理した後のデータの流れを監視 |
メモリーの容量が大きければ大きいほど、処理したいデータが一度にたくさん呼び出せるし、CPUの性能が高ければ高いほど処理速度が速くなる。
パソコンの命である小さなチップ、そのはたらきは2つあります。
ひとつは、計算などの高速な処理、もうひとつは入力装置・出力装置の制御。
計算というと、数字の計算だけと思いがちですが、パソコンで使う文字・画像も数値に換算して扱うので、文章や画像の処理も計算ということになります。
もうひとつの制御というはたらきは、プログラムにしたがって、キーボードなどで入力したものをディスプレイに映し出す処理を担当します。
※CPUそのものはほんの数センチ四方の小さなチップだけど、ミクロの精度の配線がなされており、一度電気を通すと高熱を発する。だからその上にファンを付けて強制的に冷却することが多い。パソコンには、幾つ物ファンがついてることが多いのはそのため。
上の図で言うと、C図のCPUという小さなチップがD図のソケットの上にはめ込まれ、その上に、小型のファンが乗って、B図の形になって見える。
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