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      かったこと等、公是良俗に違反せず他者を誹謗中傷しない範囲で、自分の
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第六七九号

     2018年ITUエイジ世界選手権大会出場!
      オーストラリア(ゴールドコースト)

2018年12月8日
AAC会員

阪本 一雄氏

   2017年エイジランキング1位を目標に、6 レースに出場、全レース1位入賞、夢に
   も見た世界大会の権利獲得が叶いました。そして9月 ITU 世 界トライアスロンシリーズ
   グランドファイナル (2018/ゴールドコースト)にエイジグループ日 本代表として出場
   してきました。

   2017年エイジグループポイントランキング1位獲得で公費派遣となり、参加費用は
   JTUよ り出してもらいました。ツアー費用318,000 円、エントリ-代約 50,000 円は1位
   のご褒美でラッキ ー。参加資格は各カテゴリの1位又はランキング6位(自己負担)で
   参加できます。

   世界46ヶ国から5000名の選手が参加、9月12日~16日の毎日がカテゴリ別の
   バイアスロン・アクアスロン・スプリント・U23・パラなどのレースがあり、お祭り
   の様です。エイジグループとエリート男子が最終です。12日オープンセレモニーが各
   国ごとに行進が始まり、ジャパンのコールで日本代表チームウェアを着て行進、私は
   仲間の日の丸の寄せ書きを掲げて行進しました。

   日本代表で日の丸を胸に出場しますので、リタイ ヤは絶対許されないと心に刻みトレ
   ーニングに励 んで来ましたが、出発2か月前から緊張で体調が悪く、不安のまま出発
   の日がせまってきました。

   いよいよ、 出発当日が来ました。9月10日伊丹発~成田~ブリス ベン着、9時間の
   フライトです。ホテルまでバイクを搬送してもらい、私たちはバスでゴールドコース ト
   に向かいました。

   到着後2名1室、徳島の前田さんと同室でした。 まず荷物の整理、バイク組み立て後、
   海岸を散策。 海はサーフインのメッカで波が凄いです。こんな所でスイムするのかと
   思いビビりました。

   2日目、スタッフの方6名と会場まで徒歩で3km40分くらい かかりました。会場に
   着くと気分は高揚。

   3日目、前田さんとバイクで再び会場へ、道路は広く路面も よく、凄く走り易くて快調
   です。 さすがに高層ビルと海岸がマッ チしていて外国に来たんだと思いました。道中
   にジャキーチ エンの別荘を見ながら、 さんまさんの別荘も近 くにあるらしい。

   4日目、バイク練習とスイム練習、コース確認、ホテルにてレースに向けてのスタミナ
   補給でステーキをペロリ。

   5日目、レースに向けバイクをトランジシヨ ンに預託し、いよいよ気分高揚してきまし
   たが、リ ラックスするためゴールドコーストの街並みをラ ンニングと散策で過ごし早め
   に睡眠。

   6日目、レース当日5時タクシーでホテル出発。 会場の雰囲気に緊張。受け付けを済
   ませてスイム会場まで徒歩2km。到着すると、すでに選手が多数、 周囲を見ると180
   cm以上の人が多い。こんな人たちと戦うと思うと少しビ ビりました。いつもは後ろか
   らスタートするのですが、気持ちで負けてしまってはダメと思い、先頭からスタート。
   抜かれましたが、リラックスしながら泳ぎ、ワンウエイを順調にゴール。

   バイクの所に行くと日本の仲間がいました。ゆっ くり時間をかけ、バイクスタート。
   ところが走り出すとメータがついていない。前日の雨でぬれると駄目だと思いベントウ
   箱に入れていたので、バイクを降りて取り付け再スタート。コースは広くて走りやすい。
   ゴールして横を見るとバイクが無いのでヤッタと思いました。

   ランスタート、スタート3kmで同じカテゴリの日本選手を抜き、いよいよゴール。寄せ
   書きの日の丸を掲げ、夢に見たゴールのところで日本チームの応援を背に、完走ゴール
   が出来ました。ありがとう!
   総合記録 3:28:52  スイム 31:30  バイク 1:31:17  ラ ン 1:12:53

   表彰セレモニーで世界選手権2位入賞の表彰台に上がり最高でした。
   応援頂きましたチームの仲間の皆さん、有 り難うございました。
   これからも 宜しくご指導おねがいします。
   (大会開催日:2018・9・16)
        



第六七八号

  
兵庫県障害者スーパーアスリート特別強化支援事業
           ~A指定選手に選んで頂きました~

2018年12月6日
AAC会員

円尾 敦子氏

   みなさま、大変ご無沙汰しております。視覚障害パラトライアスロンの円尾敦子(旧姓
   山田)です。 各地のレースで皆様のご活躍、拝聴して勝手にパワーをいただいており
   ます。

   今シーズンも無事、強化指定選手として世界選手権までやり遂げることができ、世界
   ランキング8位で終えました。いよいよ来シーズンの6月末から1年間、東京2020パラリ
   ンピックランキングレースが行われます。今はそこへ向けて、ガイドさんやスポンサー
   様とともに基礎練習をしております。

   先日、今シーズンおよび昨年シーズンの業績を評価していただきまして、兵庫県から
   兵庫県障害者スーパーアスリート特別強化支援事業のA指定選手に選んでいただき
   ました。この制度は、昨年から実施されていて、東京2020パラリンピック出場を目指す
   パラ選手たちに、活動資金として支援を行うというものです。

   今回は25選手に授与され、そのうちの上位10名にいれていただき、新聞やテレビなど
   でもご紹介いただきました。
   ここにあるとおり、私は現在44歳で、東京でパラリンピック競技から引退する覚悟で臨
   んでおります。

   県民の皆様からのご支援を受け、さらにあと1年半しっかり追い込んで、「東京2020パ
   ラリンピック出場、そして6位以内入賞を果たす」という目標を達成したいと思っており
   ます。

   本来であればメダルを取る!とかいうべきですが、実力や経験を考えると、この目標
   でも必死にがむしゃらにやっても届かないかもしれません。でもこれが最後、なんとし
   てもかなえたい夢です!
   こんな素人プロですが、これからも応援やご指導のほどお願いいたします!!
            



第六七七号

      
バースデーサブスリーを達成!

2018年12月4日
AAC会員

清水 俊貴氏

   2018年11月25日大阪マラソンに挑戦しました。今回の大阪マラソンは、個人的に2018年
   のラストレースで、40歳の誕生日でした。その結果は、たくさんの仲間に支えられ、無事
   にバースデーサブスリーを達成できた最高の1日になりました。2018年3回目の投稿は、
   そんな大阪マラソンに挑戦した2018年の記録です。

   『2018年4月』
   大阪マラソンが誕生日開催ということで、すぐにエントリーすることをきめ、そして市民ア
   スリート枠で、早々にエントリーが決まりました。そこからは、「自分の誕生日は自分で祝
   う、目標バースデーサブスリー!」を2018年の大目標にし、練習をスタートしました。
   (それまでのPB→2018.2泉州マラソン3時間5分46秒)

   『2018年4月~6月』
   トライアスロンシーズンが始まる中、ランメインで練習しました。練習は、月間200キロ以
   上を最低ノルマに、みんながいいということを自分なりにアレンジして取り組みました。
   (距離、柔軟、マッサージ、休息、ランニングエコノミーの追求)
   →ポイントは当然距離をこなすことは大事ですが、疲労は残さない、故障しないことが、
   それ以上のポイント。パフォーマンスレベルは常にたもつのが理想。

   『2018年7月~9月』
   酷暑、大雨、台風…自然災害が多かった2018年夏、みなさんと条件は同じですが、ここ
   からがきつかったです。幸いにも災害の被害は少なかったものの一人ではペースが、
   あがらないので、AACの木練や土曜日練習を活用し、なんとかノルマをこなしました。

   『2018年10月』
   いよいよレースまで、2ヶ月を切って、急ピッチで本番へ30キロ走をいれたり、最終調整
   を行いました。本番が近づくにつれて、何度もこれで大丈夫かなと不安に襲われました
   が、AACの仲間に励まされ、2018年11月25日40歳誕生日の大阪マラソン、サブスリーへ
   挑戦の日を迎えました・・・

   『大阪マラソン当日』
   まずスタートロスを減らすため、整列スタート時間7時30分より前にスタート場所にいきま
   した。9時のスタートまで1時間以上待ちましたが、スタートロス3秒でいけました。

   「レースプラン」
   ペースは、サブスリーペース(4分15秒/km)より少しだけ速い程度をイメージ。それだけで
   も40キロ走ると2分貯金となる。貯金は貯めすぎない(楽に走る)。貯金は5キロまででも
   OK。中盤はペースキープをイメージ。給水は全て取る。

   「補給」
   飴5-6個、スポーツようかん2個、アミノサプリジェル2個(赤、青)、はちみつジェル2個を
   持ちました。15.25.35kで取るイメージも我慢せず、積極的に補給。
   (結果レースで全て使用)

   「ハーフ付近まで」
   ハーフ通過1時間29分で、ここまで順調。去年走ったときと同じ大阪の街や応援に去年
   を思い出したり、帽子のつばを前後ろ変えたり、パンチマッサージしたり、僕と全く同じペ
   ースでずっと近くを走る一人の黄色い女性にペースを合わせたり、なるべくリラックスを
   心がけて、また後半に備えて、少しでも体力を残せるように、走りました。そして、京セラ
   ドームのAAC応援ゾーンで仲間とハイタッチに改めてサブスリーへの決意を固めました。
   25キロくらいから暑さが気になってきました。

   「30キロの壁」
   体力を抑えてきたものの、普通に走れる限界を迎えました。ここからは撃沈覚悟の粘り
   勝負(合い言葉、今日は誕生日あきらめない)。32キロすぎで、3時間のぺーサーに完全
   に吸収されましたが、なんとかぺーサーにへばりつきました。

   「終盤」
   37キロ南港大橋手前で、ぺーサーに置いていかれるも、ラスト5キロ表示の時計を見る
   と、貯金が貯まってることに気づきました。多少ペースダウン(4分15秒/km→4分30秒/km)
   した今のままでオッケーなことに、サブスリーへの一筋の光が見えました。ここからは、
   粘りを通り越し根性勝負。

   「ラスト」
   40キロ通過2時間50分2秒。なんとかセーフ(4分30秒/km継続でオッケー)ラインで通過。
   でも、全く気が抜けない、気を抜くとすぐにキロ5分に落ちてしまう状況でした。ここからは
   生命と残りの力総動員で、4分30秒/kmを死守。42キロ通過2時間59分ちょうど。あと200
   m1分、あっ、いけた!!ここで、サブスリー達成の確信ができました。そのままゴールに
   飛び込み2時間59分42秒で、無事に3時間以内に、ゴールできました!!

   『感想』
   調子にのって、エントリーしてすぐにうちあげたバースデーサブスリー。練習をさぼらない
   ためにはよかったですが、レースが近づくとプレッシャーになり、よかったのか悪かった
   のか・・・。今回パンドラの箱にあったのは、歓喜で、たくさんの人に祝福していただき、
   最高の一日になりましたが、レースはただただしんどいだけ、沿道の応援を楽しむことも、
   折り返し後の仲間を探すこともなく、まいどエイドにも見向きもできず、もーこんなことは、
   ほどほどにしたいと思いますm(__)m

   <御礼>
   今回の大阪マラソンバースデーサブスリー挑戦~達成にあたり、たくさんの激励やらお
   祝いのお言葉ありがとうございました。 マラソンはチームスポーツ!間違いなく一人では
   達成できませんでした。逆にみなさんのマラソンも応援してます!
        



第六七六号

      
初フルマラソンを走ってみて!

2018年12月2日
AAC会員

中尾 啓二氏

   今年3月にAACに入会した中尾啓二です。11月23日の福知山マラソンで初めてフルマラソ
   ンに参加し、無事完走することができました。自己紹介を兼ねて、AAC入会から初フル
   マラソンまでの記録をご報告いたします。
   現在54歳で、5年程前から、成人病対策でジムでの運動、山登り等を行っていましたが、
   今年の1月から本格的にランニングを開始しました。

   きっかけは山登り仲間の整形外科医の友人が、昨年突然ハーフマラソンに参加したこと。
   それまで彼から「ランニング、マラソンは足に悪いので絶対にやってはいけない」と口す
   っぱくアドバイスをうけ、忠実にそれを守っていましたので、びっくりしました。以前か
   ら死ぬまでに一度はフルマラソンを走ってみたいと思っていましたので、年齢的にも今が
   チャンスと考え、始めることにしました。

   週末自宅の近所で5キロくらいのランニングを開始、最初はアスファルトが硬く感じ、慣れ
   るまで1ヶ月ほどかかりました。2ヶ月経過、だいぶ早く走れるようにはなりましたが、自
   分のレベル、フルマラソンに参加できるまでの到達スケジュールがわからず、このままで
   はまずいと思い、たまたまHPで見かけたAACに参加することを決めました。

   3月の初練習は大変緊張しましたが、会員の皆様に親切に接していただき、その後9月
   頃まで土曜の定期練習会に積極的に参加しました。会員の皆様のランニングフォーム、
   ペース配分等を見ることができたり、服装、持ち物、マラソン大会の情報等色々教えてい
   ただき、一人の練習では得られないものを習得できました。

   8月下旬の「シーズンインラン」、35度の酷暑の中で初めて20キロを走り、自信がつきまし
   た。10月上旬の「芦屋浜潮風ウルトラマラソン」で30キロを完走、会長のアドバイスもあ
   り、フルマラソン直前の11月中旬「西宮ハーフマラソン」にも参加し無事完走、フルマラ
   ソン完走に向けたペース配分がイメージできるようになりました。

   1週間前から緊張して仕事も手につかず、いよいよ福知山マラソン当日。AACのバスツ
   アーに参加、会場に着いてからも会員の方が前もって集合場所をおさえてくださっていた
   ので、皆様と一緒に行動でき、精神的に大変助かりました。

   10時半レーススタート。Cブロックのため、最初の1~2キロは渋滞して中々スピードがあ
   がらず、イライラしましたが、3キロあたりから当初決めていた1キロ4分45~50秒でラッ
   プを刻むことができました。中間地点を過ぎ30キロまで順調にペースを維持、30キロ以降
   は1キロ5分に少しペースダウン、35キロまではほぼ当初計画通りに走ることができました。

   しかしながら、35キロから予定通りの体調不良。足だけでなく、上半身の力も抜け、脳も
   ぼんやり、寒いのか、暑いのかわからない状況。むりやりの前傾姿勢でよたよたと走って
   いましたが、40キロ地点で万事休す、足が完全に止まりました。給水所で大好物のコー
   ラを発見、駆けつけ5杯の一気飲みで少し脳は復活しましたが、残りの坂道を登る力はも
   はや残っていませんでした。

   いつも詰めが甘いな、根性がないなあ等マイナスの感情が脳裏をかけめぐる中、とぼと
   ぼとゴールをめざしました。ゴール前の最後の坂、本当は歩きたかったのですが、沿道
   に大会関係者と思しき方々がたくさんいらして、声援をいただくもので、1キロ5分ペース
   で走っているふりをしてゴールしました。

   タイムはグロス3時間34分、ネット3時間32分でした。終わってみれば上々のできで、AAC
   に入会しなければ達成できなかったと思います、会員の皆様に心より感謝いたします。
   この時期業務の関係で練習にあまり参加できていませんが、これからもご指導よろしく
   お願いいたします。次回加古川マラソンに向けて練習します。
       



第六七五号

         
皆さんのおかげです!

2018年11月29日
AAC会員

ハウサウィ・アッバース氏

   AACの皆様 マルハバ(アラビア語のこんにちは)、2018-19マラソンシーズンを楽しんでいま
   すか? アッバースです。 投稿させていただくことが非常に嬉しいですが、ちょっと変な
   日本語だと思いますのでお許し下さい。 まずはちょっと簡に単自己紹介をさせていただ
   きます。
   1983年4月生まれ、スポーツが好きで小学校時代からバスケをしてきました。来日して11
   年になります。関西に来て今年で5年目です。現在、関西弁はまだ勉強中です。口数は
   少ないですが、どうぞよろしくお願いします。

   さて、私のマラソンとの出会いは、6年前に通っていたジムのお友達の誘いで初駅伝を
   走ったのがきっかけでした。その前に、なんでマラソンランナーが42キロも苦しみながら
   も走るんだろうという疑問がありました。バカじゃないの?と思っていました。しかし駅
   伝を走った後、ランニングに興味が湧き始め2013に初ハーフマラソンを走りました。
   (タイム1:29:57) ハーフの後、ずっとバカにしていたマラソンに挑戦しなきゃと思い始め
   て、関西へ引っ越した2015年に初めて大阪マラソンにでました。(3:29:--)
   大阪の後、気づいたら私もバカになっていました。(笑)

   AACとの出会いは2016年の泉州マラソンの参加者リストがきっかけでした。大阪マラソン
   を走った後、マラソンに挑みマラソンを続けるならちゃんとした練習をしないといけないと
   思っていました。でも1人でロング走は絶対に無理だと思っていた時、参加者リストに
   芦屋浜ACの名前が目に止まり、近いので一回練習会に参加しょうと思って、ネットでしら
   べました。連絡をとって木練に参加したところ皆さんが暖かく迎えてくれて、居心地の良
   さを感じて入会しました。皆さん本当にありがとうございます。そのおかげもあって泉州
   マラソンで初サブスリーが達成出来ました。

   それから、2017年の神戸で自己ベスト更新ができて、さぁ次も頑張って更新しようと思っ
   て2018の姫路に挑みましたが寒さにやられて、そこから吐き気になってしまいました。
   それ以来、失敗のレースが続いて、自己ベストどころか3時間を切るのが遠くなっていき
   ました。その時マラソンの残酷さを知りました。

   気を取り直して今年の神戸で新たな気持ちで挑みましたが、それも失敗して後半にお腹
   を壊すことがトラウマになり始めました。どうしたら克服できるかFacebookで相談させて
   いただいたところ、経験豊富な先輩方に色んなアドバイスをいただいて、1週間後の大阪に
   挑むことにしました。早めに補給することやゼリーだけでなく消化が早いエネルギーバー
   など、非常に参考になる多くのアドバイスをいただきました。その中からすぐに実践す出
   来るものを参考に、補給食の種類やタイミングを工夫して大阪に挑みました。

   そして、大阪ではとにかくお腹を壊すというトラウトから脱出して、サブスリーしたいと
   いう気持ちで挑みました。おかげ様でお腹を壊すことなくゴールできたので次のレースに
   繋がる結果が出て良かったです。ただ、このレースのラスト5キロでは足が止まり始めて、
   諦めそうになっていたところに後ろから3時間ペーサーを含む集団が襲ってきました。
   ここで逃げないとサブスリーはないよ! と自分に言い聞かせて逃げていました。ラスト
   400mはどう走ったか覚えていないけど、ここ大阪でサブスリーできてホットしています。
   もちろん自分の力だけではなく、皆さんの熱い声援があってこそ達成出来たのだと思い
   ます。本当に本当に本当にありがとうございました。

   最後にAACの一員になって本当に良かったです。皆さんと出会って仲間と一緒走る・応
   援する・ボランティアするなど、色んな楽しみを共に出来て幸せです。ありがとうござ
   います。これからもどうぞよろしくお願いします。

   ※今までに完走したフルの記録と完走後のテーマを書いておきます。
     今後も目標と夢を追いかけて、失敗を繰り返していくと思いますが、AACの皆さんと
     一緒楽しく走り続けていきたいと思います。

     2015  大阪  よーいどん  (3:29:--)           神戸  マラソンの扉    (3:29:--)
     2016  篠山  ラッキーラン (3:11:16)             神戸  時差ボケラン   (3:28:03)
     2017  泉州  初めての夢    (2:58:58)          篠山  マラソン本番    (3:07:29)
                             神戸  ラッキーベスト  (2:54:56)
     2018  姫路  失敗①     (3:07:32)       京都  京都巡り           (3:03:59)
                 篠山  失敗②           (3:06:23)           神戸  失敗③              (3:02:57)
                 大阪  新発見            (2:58:59)
   (大会開催日:神戸2018・11・18/大阪2018・11・25)
      



第六七四号

      
サブ3.5へのこだわりと「梅肉チューブ」

2018年11月24日
AAC会員

井根 健氏

   今年の3月にAACに入会した井根健です。11月18日の暑い神戸マラソンを走ってきました。
   梅肉チューブに助けられ、何とかサブ3.5(ネット)を達成できホッとしています。
   自己紹介を兼ねて、サブ3.5へのこだわりと、レースの必勝アイテムである「梅肉チューブ」
   について書かせてもらいます。

   走り始めたのは、10年前の45歳の時。仕事が多忙で心が折れそうになり、このままでは
   ダメだと、1人でも気軽にできるマラソンを始めました。この10年間継続しては走っておら
   ず、2度ほど1~2年のブランクがあり、その都度、14kgほど激太りをし、また元に戻すの
   繰り返しでした。苦労して減量しレースに挑んでも、ふくらはぎや太ももが痙攣し、レース
   で後悔することが多くありました。そんな中、昨年度、ある閃きが天から舞い降りてきまし
   た。

   人一倍汗かきな私は、レース中に水分を多く摂取していました。しかし、スポドリ等の塩分
   濃度では、汗で流出する塩分を補えず(人よりも発汗中の塩分濃度が高いのでしょう)、
   かえって水分を多く吸収したことになり、体内の塩分濃度が下がり低ナトリウム症になっ
   ていたと思います。インターネットで色々調べ、失った塩分を効率よく吸収できるものとし
   て、梅肉チューブに行き着きました。痙攣の原因や対策が医学的にあっているかどうか
   は知りませんが、今は、これでいいとしています。まぁ、ある意味お守りの役目もあると言
   えば、否定はできませんが・・・。

   梅肉チューブと出会った昨年度は、レースで大きな痙攣もなく、神戸マラソンでは、3時間
   31分、その後の青島太平洋マラソンでは4年ぶりのサブ3.5が達成でき、姫路マラソンは、
   PBとなりました。また、初のウルトラマラソンである村岡の88kmでは、梅肉チューブ4本を
   消費し、痙攣することなく、完踏できました。

   まだいける、諦める歳じゃないとサブ3.5にこだわり今年のレースに挑んでいます。初の
   100kmである村岡は、梅肉チューブ5本を用意しましたが、台風のためレースが中止とな
   り、残念ながら梅肉チューブを摂取することはできませんでした。暑かった神戸マラソン
   では、梅肉チューブ2本を消費したおかげで、27km地点から少し痙攣したものも、以前の
   レースのように歩き続けることもなく、騙し騙し走りきれ、何とかサブ3.5が達成できました。

   この後は、こだわりのサブ3.5の源になっている初の別大マラソン(最後まで走らせてもら
   えるかは別として)を最大の目標とするほか、防府マラソン、姫路マラソンにも梅肉チューブ
   とともに挑みます。 常に刺激をもらえる AACの皆様、これからもよろしくお願い致します。
      



第六七三号

    東神戸マラソンってご存知ですか? なぜか優勝!


2018年11月20日
AAC会員

小澄 隆氏

   トレイルイベントとしては知名度が全国区となった六甲全山キャノンボールラン。 これを
   主催する神戸市灘区水道筋商店街周辺の有志がひらくロード版のフルマラソンイベント
   が東神戸マラソンです。 秋と春の年2回開催で今回は第15回でした。 この大会、キャノ
   ンボールランと同じくかなりジョークが効いてます。 まず大会のマークは神戸市章のパクリ。

   今回の募集キャッチは「当イベントは神戸マラソンを落選された方の受け皿ではありませ
   ん」 とこんな感じです。 個人的にこの2シーズン、脚の故障からなかなか抜け出せず。
   走り込みが極端に少なかったため、ロング走のトレーニング気分で参加しました。 クラブ
   からは久野さん、前田さんの3名が参加です。 会場にはキャノンボールランで見掛ける
   メンツが集まり、個人的にはよく知る雰囲気です。

   神戸マラソンと同日開催の当日は、日本晴れの青空。 日差しは少しきつく、神戸マラソン
   出走のランナーが暑さに苦しむ姿を想像しました。参加は100数十名。 スタート前に主
   催者からアナウンス。 河川敷は狭いので一列歩行でお願いします。 摩耶埠頭内のコー
   スは案内もなく分かりにくい。 分からない人はとにかく前について行って迷子にならない
   ように。 交通規制はありません。 信号を守ってとにかく車にひかれないようにしてくださ
   い。と笑いの中でゆるーくスタート。 コースは、都賀川~摩耶埠頭〜HAT神戸~住吉川
   ~六甲アイランド(2周)~都賀川の42.195キロ 。

   この大会は単に走るだけでなく、エイドを楽しむのがミソ。 ビールに44%泡盛、ラム酒
   に料理もふんだんです。25キロには故障者用マッサージ台も置いてありました。 エイド
   コーナーは仲間内では「やめてまエイド」と呼ばれており、「やめるのも勇気だ!」「リ
   タイアしたらお酒もあるよ」のノリです。 初参加の私は前半のコースが良く分からず、こ
   の大会をよく知るランナーについて走ります。 トレーニングの意識があったのでアルコー
   ルは摂らず、もっぱら同じペースのランナーと一緒にエイドでおしゃべりを楽しみます。
   ハーフを過ぎて住吉川辺りから残りのコースが理解できたので少しペースアップ。仲間が
   酒を楽しむ中、都賀川へ戻ってきた時はなぜかトップに立っていました。 最後は都賀川
   の河川敷の上りを2キロほど走ってゴール!タイムは3:38:??。
   (前回優勝者はなんとサブ3らしい)

   記念品に優勝ハンバーガーと受け継がれる大会メダルをいただきました。 スタートと同じ
   フィニッシュ地点にはビールサーバーにワインに焼酎にエイド以上の料理の数々!
   レース中にふとゴールしたら水道筋でスパイシーなカレーでも食べて帰ろうかなと思って
   いたが、 なんとゴールには想像した通りのカレーのおもてなしが! 生ビールはどんどん
   お代わりして食べて 、一息ついて隣の灘温泉でゆっくり温泉に入って また河川敷で飲み
   直し、とまぁなんとも贅沢な時間を過ごせました。
   こんなイベント、ここ以外にあるのかな? みなさん地元のこの大会は貴重ですよ。
   (大会開催日:2018・11・18)
     



第六七二号

     関西の秘境、大杉狭谷登山!

2018年11月11日
AAC会員

池上 雅之氏

   11月3日〜11月4日で吉野熊野国立公園内の大杉峡谷へ友達と4人で登山。大杉峡谷は
   関西屈指の秘境、日本三大峡谷の一つで、前から行きたかった場所。滑落の可能性も
   ある中級者向け登山道のためゆっくりめの行程で設定。

   2日の深夜に大台ケ原に着後、明け方まで仮眠し、5時半登山開始。今回は小屋泊のた
   めテント等重いものは無く、防寒具、コッヘル、バーナー、行動食等でいつもより軽量だ
   が少し大きめの55Lザック使用。

   大台ケ原登山口は1,570mの標高にあり、温度も2、3度と朝はかなり寒い。まずは日本百
   名山の一つ、日出ヶ岳1,695mまで登り、その後今日の行程は基本下りとなる。紅葉が美
   しい原生林の森を抜け、堂倉滝、光滝と個性豊かで神秘的な滝を見ながら、新名所で難
   所の崩壊地へ約3時間半で到着。河原で湯をわかし昼食後、難所の崩壊地へ。

   ここはかつて台風で10年間通行止めになっていて、崩壊した際の巨石がごろごろしており、
   滑りやすく慎重に行動が必要。緊張しながらとおりぬけ、日本の滝百選の七つ釜滝を経て、
   今日の宿、桃の木山の家に到着。

   6時間ほどかけ13時過ぎに到着したが、岩場で踏ん張る場面が多く、脚は結構きつい。
   受付をすましザックを預け、秘境&絶景のニコニコ滝、シシ淵291mまで往復し、ようやく
   小屋の部屋へ。小屋はほぼ満室状態。ここは山小屋には珍しく風呂があるが、小屋入り
   が遅く行列が出来ていたため入浴は断念し、夕食後、早々に就寝。

   翌朝4時半起床、あいにくの雨模様。5時半からの食堂は早々に出発する人たちで満員の
   ため、時間をずらしてゆっくり朝食、7時半ほぼ一番最後に出発。今日は基本登り行程、
   雨が降っているため、特に崩壊地までの道は、岩場やコケが多く、非常に滑りやすく、一
   歩間違えば谷底にまっさかさまなので鎖も持ちながら慎重に進む。

   踏ん張りながら進むため、昨日の疲労も重なり筋肉はパンパンに張って徐々に踏ん張り
   が利かなくなった。最後のシャクナゲ坂から日出ヶ岳まで延々登りが続いたが、後半天気
   が回復し、絶景を見ながらの登頂となったので楽しく登りきることが出来た。

   初日に1,404m程下り、翌日登り返すといういつもと反対の登山だが、怪我なく到着するこ
   とが出来ました。秘境や紅葉が存分に楽しめて最高に面白い登山でした。下山後、秘境
   の秘湯(と書いてあった)、小処温泉で筋肉をほぐし、汗を流し、鹿肉入りのカレーうど
   んを食べて帰宅の途へつきました。
     



第六七一号

       やるぞ サブ3.5!

2018年11月8日
AAC会員

山本 耕一氏

   久しぶりに投稿します。49歳の時になぜかしらないけど西宮ハーフマラソンに参加しました。
   2時間を少し切ってゴールしたのを覚えています。ゴール後足がバキバキになり、武庫川
   駅までの河川敷を立ち止まり立ち止まり歩きました。

   その後スポーツジムでご一緒だった山崎さんの紹介でAACに入会しました。練習会にも時
   々参加させてもらい徐々に腕を上げてきたと思います。最初のころは今よりも体が大きく
   後ろのほうからついていくのが精いっぱいでした。

   AAC恒例の全山縦走も2年続けて掬星台でリタイアしたこととか、当時の会長の宗政名誉
   会長が掬星台で寒さで震えていて息も絶え絶えで私が到着すると「さあ行くぞ!」と言われ、
   こら遅かったら休憩もできないんだなあと厳しい現実を知った。(笑)

   なんかアカンかったことばかり覚えてますが、フルマラソンも何回目かでサブ4も達成して
   現在PBも3時間42分ぐらいまできました。(昨シーズン)

   走り出して10年、AACの練習会でみんなに刺激をもらわなかったら、もう走っていないかも
   しれません。今年の夏は坂錬とかでかなり走りこんだと思います。楽しみにしていた村岡
   が中止になり残念で仕方ありません。昨年は丹後にやられ、2年連続ウルトラ中止です。
   雨男や!初参加のキャノンではスピードの部で10時間切りできました。(春より大幅短縮)
   今後はパワーの部にも挑戦してみたいです。

   本題についてですが・・・
   今シーズンは5回フルにエントリーしています。1発目は福知山、あと奈良・加古川・姫路・
   篠山です。皆さんと切磋琢磨して「サブ3,5を達成するぞ!」が今シーズンのフルの目標
   です。本命は姫路です。取り留めのない投稿ですみません、皆さんこれからもよろしくお
   願いします。
      



第六七〇号

   アイアマンハワイ/コナに初出場して!

2018年11月4日
AAC会員

中島 守氏

  10年前の私はSWIMもRUNもまったくの素人。土曜練習会の宝塚⇔芦屋の往復の道のりも
  疲れ切ってヘトヘトでしたが、なぜか止めることなく続けているうちに少しずつ進化する
  自分でしたが、練習はウソつかず継続は力なりの結果でした。

  練習で苦しんでおけばレースでは楽が出来ると信じて取り組み励み、良きライバルやAAC
  の仲間の方々、他の多くの方々に後押ししてもらい、その結果10年目にして今回アイアン
  マン/コナで完走が出来ました。(タイムは悪いけど)

  レース当日の早朝、スイム会場へ経験豊富なムネさんと一緒に行けたのが勝因につなが
  ったと思っています。ハワイ大会独特の会場の雰囲気に不安がよぎるそんな中、普段通り
  にリラックスしてゆとりをもって不安なく入水スタートが出来ました事、心から感謝感謝
  です。

  「SWIM」
  大幅に目標タイムオーバーで上がる。左方向へ行く悪い癖のためロスタイム有り。
  (2:02:47)

  「BIKE」
  その分を挽回せねばと死に物狂いで(笑)ペダルを漕ぎ続ける。幸いにもあまり風が強くな
  い日中で、手製の特別ケーキを弁当箱に10個程入れ、20kmごとに1個食べるのを楽し
  みながら走れた。遅い時間帯のため前後に選手もおらず、広大なハイウェイ貸し切り状態
  の中で、大声で歌いながら気分良く走ることが出来、7時間台で終われた。(7:45:33)

  「RUN」
  残り時間が6時間以上あったので楽な気持ちで走りはじめ、後半強い雨にも遭いましたが、
  途中で典ちゃんの声援も受けて感激。その後30分位に新婚旅行を兼ねて応援に来てくれ
  ていた我が娘の声援を受け、パワーをもらって走り切ることが出来た。
  実にI’m very happy ! なレースとなった。(6:10:10)  (Finish Time 16:16:58)

  10年前の夢が実現できた要因はAACのお陰です。 本当に有難うございました。
  次は5年先と10年先にコナへ行ければ・・・と密かに思っています。
  Rome was not built in a day   遅咲きアスリート⇒今が青春だ!!
  (大会開催日:2018・10・13)