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      かったこと等、公是良俗に違反せず他者を誹謗中傷しない範囲で、自分の
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第六四九号

          もうボストン走らないなんて言わないよ 絶対!

2018年5月2日
AAC会員
井上 大地氏

   愛する関西を離れて早8年。勝手にAACニューヨーク支部長の井上大地です。
   50マイルのトレイルレースを中心にアメリカ東海岸で走っています。かれこれ5
   年ぶりの投稿になります。今回のボストンマラソンの寄稿で少しでもアメリカの
   ランニング文化を感じて頂ければ幸甚です。

   ワールドメジャー6つのうち、アメリカだけで3つ。その中でも圧倒的に長い歴
   史と熱狂に彩られるボストン。毎年4月、マサチューセッツ州限定の祝日ペイト
   リオッツデイはマラソンマンデーと呼ばれ、ボストンはマラソン一色になり耳を
   つんざく大歓声に支配されます。自身3年連続3回目のボストン、このボストン
   は参加出来ることに大きな意義があります。なぜなら年齢に応じて決められる
   ボストンクオリフィケーション、通称BQをクリアする事が必要条件だからです。
   僕の年齢なら、サブスリーが目安です。

   トレイルシーズン中になぜボストンに出るのか?それはアメリカで走る人々に
   とって唯一無二の特別なレースであり、アメリカで走っている事を一番感じられ
   るレースだからです。

   さて、ご存知の通り歴史的な嵐となった第122回ボストンマラソン。
   気温3度、横殴りの大雨、東へのワンウェイコースの中で常に毎秒10~15mの
   向かい風。日本では低体温のリスクからまず中止になるコンディションですが、
   ボストンストロングを体現する大会は一切そんな空気はありません。

   レースレポート
   兎にも角にも低体温のリスクを避けるため、山を走るようなスタイルでスタート
   ラインへ。登山家がみんな勧めるSHOWAのグローブ、ウインドシェル、カイロ、
   SKINS3点セット。スタートまで待たされる時間が長いため、この上に捨てるパ
   ーカー、ヒートテック、サバイバルブランケットx2、それでもまだ寒かった。

   いつもあるアメリカ国歌斉唱最後の戦闘機のデモンストレーションはなし。
   5分前になり、エリートが僕のコラルの脇から出てくる。川内選手に声かけして、
   ハイファイブ。集中していたけど、ちゃんとこちらを認識して向こうも声かけて
   くれた。そのあとSage Canadyが来たから、またタッチ。エリートとの距離が近
   いのがアメリカ流。ケニア人はみんなジャケットきて、寒そう。あとから映像み
   たらマラソンと思えないカッコで走ってる。

   スタートから4マイルは下り基調。とにかく集団のなかにいて、風よけに使う。
   アメリカ人はでかいのでこういう時とっても助かる。 雨はいいけど、風は勘弁。
   走り出したら装備のおかげで、なんとか寒さは大丈夫。5km20分で行こうと思
   ったけど、早くあったまりたいからか、ちょっと早めに入ってしまった。この条
   件だったらもっと自重するべきかもだったけど、タイム云々より早くゴールして
   あったまらないと、という気持ちになっていた。15キロまでは集団のなかでじっ
   としていて楽に進めて、嵐のボストンでPR出せるんじゃないかとちょっと色気
   が出てきた。

   ハーフ通過82分台(ハーフ前のキスミー寄り道含む)。2時間47分のPRの時と
   同じだ。ハーフ過ぎでちょっと足が重くなってきたけど、疲れてきたのか、寒さ
   で硬直しているのかよく分からない。

   好事魔多し、とはマラソンの常。ここからさらに向かい風が強まり、集団が蛇
   行しながら走ってる。ペースもじわじわ落ちてきて、25km以降のヒル4連発は
   ハートブレークヒルの前に沈没。それでもハートブレークのあとの下りはガン
   ガンいって、35kmを通過。この5km21分半ば。ボストン市内が見えるはずなん
   だけど、前が何も見えないような雨。それでも歓声がすごくて、何とか一歩ず
   つ前に進んで40km。

   最後のボストンを噛みしめるようにラスト2.195kmを10分以上かけて2時間53分
   でゴール。苦しんだけど、声援に後押しされて、あっという間の26.2マイルだ
   った。

   すぐに川内優勝の知らせを聞いて鳥肌立つ。もう止まったら死ぬ、という感じ
   だったのでゴールラインから一度も立ち止まらずにそのままジョグしてハーフ
   マイル先のBaggageエリアまで走る。待ってる白人たちのシバリングが止まら
   ない。早くシャワー浴びないと死ぬかと思った。宿まで走って帰る途中、街行く
   車という車からクラクションで祝福。暑い、暑い、ゲキ寒で3年間一度もまとも
   に走れなかったけど、ボストンの一員になれて満たされた1日だった。シャワー
   の後、NYまで4時間のバスの旅、なんだか興奮して眠れなかった。

   ボストン番外編
   とても幸運なことに、川内選手、代理人のラーナーさんを含む4人で決戦前夜、
   日本料理店で決起集会しました。彼はもちろん大盛りカレー2杯のカーボロー
   ディング。僕は、すでに昼カレーライスとカレーうどんを食べていたので、ここ
   はうな重。より低温雨風のレースを望み、必ず優勝したいと力強く語ってくれた
   川内選手。ひょっとしたら3位ぐらいまでいくのではないかと思っていたけど、
   彼が夢を翌日叶えたことにこれ以上ない感銘を受けました。冷静かつ情熱的
   な口調で初対面の僕に夢を語る川内選手。まっすぐな瞳、迸る情熱、彼と話し
   ただけで、圧倒的なエネルギーをこちらもいただきました。90分ぐらいのディナ
   ータイム、トレーニング、特にリカバリーの考え方、トレイルランニング(彼は
   結構山を走っています)、これまでの思い出のレース(日本トップの背中が見え
   た2010年東京、中本選手との壮絶な一騎打ちとなった2013年別府大分)、学
   連選抜で駆け下りた箱根駅伝の思い出などについて隣の席でお話くださいま
   した。帰り道、一緒にホテルまでぶらつきながら、ボストンのフィニッシュゲート
   を通った時、ラーナーさんが「あのゲートくぐる?」って聞いたら、彼は「明日の
   ためにとっておく」と言っていました。今から思うと痺れる男前なコメントでした。
   テレビで見るよりずっとカッコよかったです。

   市民ランナーにとって一番聞きたい質問は、「なんで毎週レースに出られるの?
   リカバリーはどうしてるの?」でしょう。

   彼自身も高校時代は怪我で満足な練習が積めなかったような普通のカラダの
   持ち主なのです。それでも故障に人一倍敏感になり、レース後はルーティンを
   確立してるといいます。誰にもできることとして、「マラソンゴールした後、そし
   て翌朝、必ず30分ほどのジョグをする」というものです。みなさん、フィニッシュ
   したら一歩も動かずにビール飲んでませんか?そして翌日階段をカニ歩きし
   てませんか?今回のボストンでこの教えを守ったら、嘘みたいにラクなウィーク
   デーが過ごせました。みなさんも是非お試しください。

   番外編その2
   長いNY生活も終わりが近づいてきたようで、2019年始めに神戸に帰ることに
   なりました。六甲山系をホームトレイルとして、また新しい環境で走り続けるこ
   とができればと思います。ちょっとアメリカかぶれしてそうな奴が走ってたら多
   分僕です。
   AACにも復帰したいと思いますので、芦屋・神戸のみなさん、よろしくお願い致
   します。
     (大会開催日:2018・4・16)



第六四八号

          宮古島トライアスロン大会で初挑戦・初完走!

2018年4月29日
AAC会員
松田 三智子氏

   今季、宮古島トライアスロン大会でロングディスタンスに初挑戦してきました。
   私にとって宮古島は特別な大会です。

   4年前に、海ガメとニモ!を見ようと行った宮古島。この地で初めて、トライアスロン
   という競技を観る機会を得ました。早朝、南国リゾートの美しい浜が千人を超えるア
   スリート達で一気に埋まりました。穏やかな三線の応援が流れる中、沖へとうごめい
   ていく人の群を目の当たりにした時の、心のざわつきを今でも覚えています。

   なぜ今、自分がロング大会に出るに至ったのか、ここ数年の流れを俯瞰し不思議にも
   感じます。当時の私は、スイム5m・ママチャリ・ラン2kmが実状でした。
   3年間でアクアスロンをきっかけに→ショート→ミドルと進め、来年以降にロングに出
   てみたいから、当選しやすい様にエントリー履歴を作っておこうと思いエントリーする
   と、なんと即、今年当選。

   それからは、ものすごい不安と焦燥に駆られ、参加できる楽しみを少しも感じられず
   にいました。諸々用事も入りトレーニングも準備も交通等手配も儘ならない泣きそう
   な・・・状況下、AAC宮古島経験者のみなさんから明瞭なアドバイスと確実な手助け
   をくださって、やっとホッとして気持ちを前へ向ける事ができました。
    (不安な気持ちを抱えて行った今年のAAC新年会。そこで宗政さんがプレゼント提
    供されたアイアンマンリュック! 貰われた方のご好意で、わたしの手元に回り戴
    けました。それを今回お守りに持っていくことに・・・)

   宮古島へと、おもむろにリュックを背負い歩いて家を出た金曜日の朝、お昼に神戸
   空港で小阪さんと会うと、そこから始まるお笑い二人道中。

   夕方、開会パーティー会場の宮古島ドームで先着の皆さん、吉岡さん・佐藤さん・
   山本さんらと無事合流。知り合いの方々にも会えて楽しくカーボローディング会食。

   大会前夜、ロングの距離感が未知!という不安が襲うも 「海から上がったら~淡路
   島一周してフル走ると思えば大丈夫!」 という優しいアドバイスに『あ、そだねー』
   と、一瞬納得しかける。 ・・・いや・・・それ、わからん!。でも、なんか大丈夫
   ってことにしておこう! と思えて現実逃避気味に、とにかく早く就寝。

   大会当日3時半からの朝ご飯は、スペシャル!。北海道の美味しい鮭!ホタテ汁!
   特製ミートパスタ等を仕込む、早起きAACの最北の会員、北海道から来てくれた横前
   さんのおかげでフルチャージ完了。

   夜明け前に会場入りし、前日からの雨も上がって、『予定どうり大会決行します!』
   とのアナウンスを聞くと、もう覚悟を決めた。
   日が昇って明るくなってきたのでスタート地点へ向かう。ふわふわ柔らかい砂を歩き
   ながらリミット13時間半までの完走を願いました。ふと水平線に虹が現れてざわめく
   波打ち際、4年前眺めた景色の中にいるんだなぁと思いながら、今を応援してくれて
   いる人の声に何度も振り返る。

   屈強な人いきれにまみれ、ひるむ事なかれ~~~と自身に集中をかけ、じわじわと
   群の前方へ位置を変えて10カウント待つと、エアホーンが鳴りスタート。

   スイムは、ほぼずっと中途半端なバトルの渦中にいてもう大変!逃れようと遠回りす
   るとブイを見失いそうになり、戻ると蹴られる乗られる掴まれる・・・混み合ったま
   ま1時間でスイムアップしてバイクへ→横風要注意の伊良部大橋は全長3540m(珊瑚礁)、
   池間島・来間島へも大橋を行って戻って宮古島をぐるっと一周半のコース。局地的
   に強い雨が降るが、抜けるとすぐに晴れ間に。向かい風予想のルートは・・・
   やっぱり始終向かい風で、耳元がボゥボゥいう中、20km以上ずっと小さくなりっぱな
   しでしのぐ。


   100km超えても脚のテンションを変えずにペースが保てる。145kmの表示が見えた
   瞬間、足がつりそうになった。アドバイスもらってた塩タブレットを飲み込んでなんと
   か復活させると、残り10km!のイメージを気楽なイメージに変えて(地元の道の!
   よく知ってる10km感にチェンジ) 軽くしてバイクフィニッシュ。


   ランの関門時間をざっと図るとなんとか間に合いそうな計算に・・・いけるかな・・・
   それからのランが、長い・・・
   走り出した7kmから9km、13から17・・・次の1kmに中々着けない。宮古島を縦断し、
   折り返してくる一本道のランコース、その折り返しまでになかなか進まず、既に帰っ
   て来ている速い選手を羨ましく見送りながらゆっくり走り続けた。やっと折り返すと、
   急に色を変えて傾きだした太陽が、真前からずっと眩しい。当日の日没予定時刻は、
   7:06。35kmまで帰ってきたところで日がほぼ沈んでしまい、フィニッシュの競技場
   は既にナイターになっていて、明るいトラックに入ると、やたら元気になって軽快に
   走れる。


   フィニッシュゲートをくぐるとちょうど数発のプレ花火が上がって、閉門一時間前の
   合図が!。無事完走!夜8時半になり、競技終了時刻と共に花火がドンドンドンドン
   上がってとても綺麗。


   ずっと一日中、応援してくれていた頼もしい横前さんに一番に感謝!でした。
   自転車であちこちのポイントを回り追いかけ、先回りしみんなを探し見つけて声をか
   けてくださいました。レース中ツライ気分を明るく、励ましてもらえてとても助かり、
   そして嬉しかったです。応援が大声過ぎて!その沿道周囲の皆が一緒に笑って、
   さらにワイド~ワイド~!がんばれ~!と応援してもらえました。

   宿に帰って、まず、6時間共に頑張った、わが相棒バイクちゃん!のよごれを流し、
   自分の足にも水をかけたらやっと一息ついてフィニッシュの実感が湧いてきました。
   急いで、近くのお店での打ち上げ会に追い付いて、オリオンビールを飲んでたらふく
   リカバリーご飯!


   ひとしきりしてふと気が付くと、まだお腹に汗まみれのゼッケンを付けたままな事に
   気づく・・・ 日付けが変わった頃、宿でヨロけながら、ウェットスーツやウェアーを干
   して、さぁ寝るかと思いきや女子部屋の三人で、しばし小声で真夜中の大会トーク
   を・・・


   早起きの翌日は、晴天夏日。 絶対もう一度行きたかった昭和レトロなきくえ食堂
   で朝食をとって、荷造りをした後は日陰で休んで宮古島時間も体験。

   楽しい旅!!でもありました。

   閉会式でリザルトの上位者表に、小阪さんの名前を見つけて、AACチームの上位入
   り!はとても嬉しかったです。大会当日はベストではないフィジカルコンディション
   だったと思います。でも、しっかりと大会に名前を残し、そのポテンシャルと高い意志
   に感心しきりでした。

   大会を終えて、諸々反省は湧いてきますが、トータルで見て、自分なりに楽しく尽力
   できて良いイメージで終われた初ロングでした。今大会に参加したくても出来なかっ
   た方々の思いも、動力にさせてもらい最後まで途切れず走りきりました。

   チームのみなさん、ご協力いただいたお宿「ひららや」の方々、宮古島で出会えた
   仲良し、毎週スイム練習に付き合ってくれた地元のみんな、何ヵ月も前から応援して
   もらったお友達、留守中お花に水やりしてくれた人達・・・心からありがとう・・・

   たくさんの人に支えてもらっての大会参戦でした。
   また宮古島の仲間に会いに行きたいと思います。 ありがとうございました。
   (大会開催日:2018・4・22)



第六四七号

         AACはあったかい場所ですね!

2018年4月18日
AAC会員
河崎 千恵子氏

   河崎千恵子と申します。AACに入会させて頂いて約2年が経ちましたが、初めての
   自己紹介投稿となります。

   サーファーの小崎さんと一緒に泉州からの参加です。遠方なので、年数回!?しか
   練習会・行事に参加できていませんが、AACの皆さまには、いつも温かく声をかけ
   ていただき、楽しく参加させてもらっています♪ AACはあったかい場所ですね!

   マラソンを始めたきっかけは、5年前に大阪マラソンに何となくエントリーして当選
   したことです。フルは甘くないだろうから参加はやめようと思いました。しかし、落選
   されてる方もいるのだから、これはもう走るしかないと思い走りました。

   初マラソンのタイムは4時間50分と遅いですが、ゴール時の感動・達成感が忘れら
   れず、走ることが大好きになりました。とにかく楽しかったです♪
   なんと大阪マラソン4年連続当選しています!!!

   フルマラソンを完走して満足していたのが、ちょっとだけ記録にこだわる自分がい
   ます。今年の泉州マラソンは4時間13分58秒でした。あまり練習しない私ですが、
   AACに参加すると、練習してもっと早く走りたいという気持ちにさせてくれます。
   初めて4時間を切りたいと思うようになりました。

   これからも楽しみながら走り続けます。どうぞよろしくお願いいたします。
   (大会開催日:2018・4・8)



第六四六号

         東京マラソンはやはりナンバーワン!

2018年4月5日
AAC会員
大畠 ひろ氏

   東京マラソンはやはり国内では規模だけでなく、色々な面でナンバーワンではない
   かなと思いました。 と申しますのも、東京マラソンから記録証と共に個人の細かい
   レポート・新聞が送られてきました。
   そのレポートには5キロごとに何人抜いたか抜かれたかを表記されていたり、 国ご
   との人数の表記 、一歳きざみのエントリー数と順位、(私は182人中13位でした。)
   ゴール地点での周りの人の年齢と性別の図などです。

   その他に思い返すと、さすがは東京マラソンって思うことがたくさんありました。
   前日受付は顔入りの免許証かパスポートでなくてはならないし、受付で写真をとり、
   手首に入院の時にはめるようなリストバンドを巻かれ、 ゴールするまでは外せま
   せん。

   当日それぞれのゲートで手首をかざすと、モニターに顔写真が映り 本人確認がな
   されます。 持ち込みもペットボトル不可、未開封の紙パックかアルミパックのみだっ
   たので、仕方なく没収されていたり、あわてて飲んでいる人がたくさんいました。

   私はスタート直前までダウン着ていたので全然寒く無く、着ていてもスタート地点に
   は洋服ポストが設置してあるので問題ありませんでした。
   ゴールでは、ボランティアさんがたくさんいて 、倒れこむランナーを次々と移動させ
   るために何台も車椅子が用意されていて 、重症か軽症にふりわけられていました。
   私は軽症だった!(爆笑) 

   ゴールゲートではまずフィニッシャータオルとアルミのシートで包まれ、メダルをも
   らいます。そしてブロックごとに進む道が分かれていて、大人数を上手くさばいて
   いました。私は娘が待っていてくれていたので、その事を話すとボランティアさんは
   近道を誘導してくれました。

   受付の際、ランナー全員に東京メトロの24時間無料チケットが配布されていたので、
   近くの駅から東京駅まで待たされることなく並ぶこともなく、スムーズに行くことが
   できました。 その他、荷物預けなしで申請していると、無料でフリースのパーカーと
   ポンチョがゲートで渡され、駅近のゲートに誘導されていました。

   ほんと感心することばかりでした。 下記、新聞に掲載された私の写真には、スタート
   で紙吹雪が舞い、音楽が流れる中で楽しくて浮かれている様子が写っていました。
   どうして、私だけバンザイしながら走っているのかは謎ですが、この感じで突っ込ん
   で玉砕したんだなぁと。。。 ちゃんとペースを刻んで走れる練習が必要ですね!
   (大会開催日:2018・2・25)



第六四五号

       ぐるり一周淡路島マラニック(AWAICHI)!

2018年3月28日
AAC会員
松本 豊子氏

   3/24朝10:00に岩屋をスタート。時計回りに154キロ、25日14:30に何とか無事ゴール
   しました!
   昨秋、膝を痛めて以来惨めなレース続きでした。気分直しに参加した武田尾廃線マ
   ラニックの中山トレイルがショック療法(?)となってか、いきなりの快復!?

   降水確率0%で適温、日曜日にあった予定が延期になり、これを逃していつ行くの?
   ~今でしょ!~ と言うことでの”ドタ参加”でした。

   事前学習一切無し、西も東も分からない淡路島でしたが、鉄人「原さん」の絶妙なリ
   ードと心憎いばかりの気配りの元、メンバー一同マイペースで走る走る食べる喋る
   歩く歩く、たまに居眠りしながら走る走るを繰り返し、洲本ー由良ー立川水仙渓辺り
   で日没。

   行けども行けども目印の沼島や半島の先にたどり着けず、折れそうな心を力づけて
   くれたのは満天の星でした。やっと中間地点の福良に入った時はホッとしました。
   慶の松原ー五色ー郡家からのラストスパート、またもや延々と走り続け岩屋ポートタ
   ーミナルまでのラスト2キロは完全にブチ切れ状態! ~まだかよ~
   怒りながらのゴールでした。

   この歳になってヘッドライトつけて真夜中に走るなんて想像もしませんでした。
   エキセントリックな体験が出来たのもAACそして鉄人「原さん」のお陰です!
   メンバーの皆さんも是非トライして下さい。 大丈夫ですよ ~笑笑~



第六四四号

          2年目の振り返りとこれからの私!

2018年3月17日
AAC会員
越 公美氏

   先日の名古屋ウィメンズマラソンで、2年目のレースを終えた。 去年の名古屋ウィメ
   ンズではゴール前の転倒もあり、サブ4に3秒足りず。悔しかったが、皆に「次のレー
   スではサブ4だね」と言われ、自分もそのつもりだった。ところが色々と重なり、全く
   走り込みが出来ないまま、シーズンを迎えてしまった。

   初戦は「金沢マラソン」。同日の横浜は中止になったほど、台風接近中のレースだっ
   た。練 習 がない上、強くなる雨と風に気持ちが折れた。ぐっしょり濡れた重いシ
   ューズにも嫌気がさし、歩いてしまった。結果、4:19:36(4:16:00)。仕方ない。初戦
   にしては上出来だと自分に言い聞かせた。

   次は「大阪マラソン」。天候もよく、体調も悪くない。走り出した感じも良く、何よ
   り楽しい! 15kmからは完全に記録を狙いに行った。異変は28km過ぎ。左ひ
   ざの痛みをいつもの事と思っていたら、29km地点で膝に力が入らなくなった。
   ひとまずトイレへ行きストレッチして休憩。

   しかし痛みが治まる事はなく、痛みが強くなったら歩き、何とかゴール。 結果
   4:10:45(4:04:14)。でも「まいどエイド」は美味しかったし「月化粧」もいただけたし、
   まあいいか。しかしこの時の腸脛靭帯炎が治らず、次の「加古川マラソン」は
   断念する事になった。

   そして迎えた「名古屋ウィメンズマラソン」。腸脛靭帯炎は思った程回復してい
   なかったが、どこまで走れるか試したかった…というか、ティファニーを貰わな
   いと!タイムは気にせず、行けるだけ行くつもりでスタート。ところが予想より
   早めの15kmで痛みが出た。目標のハーフまでは何とか走れたが、それ以降
   は痛みとの闘いだった。
   少し走ってはマッサージし、歩くかゆっくり走るを繰り返す。結果4:52:07(4:48:39)。

   ぶっちぎりのワースト。携帯で写真を撮ったり、状況報告をしたりしながら走っ
   たのは面白かったが、走れなければマラソンは楽しくないのだと初めて知った。
   こうして私の何とも不甲斐ない2年目は終わった。

   あまりの痛みに「引退」の文字が頭を過った。でも、まだやれると思う自分がいる。
   今やめたら絶対に後悔する。それなら走るしかない。走れる自分に戻り、1年目
   の私を超えるしかない。リハビリ、トレーニングを頑張って、来シーズンはもっと
   強い私で勝負する!それを今、ここでAACの皆さんに誓いたいと思う。
   さあ、痛みが引いたら、最初にどこを走ろうかな~



第六四三号

         「第8回小江戸大江戸200K」完走記!

2018年3月8日
AAC会員
原 典昭氏

    今年も「小江戸大江戸200k」に参加しました。2014年から5年連続です。
    ウルトラマラソンが急速に普及してきたとはいえ、200km以上の大会(私は超
    ウルトラと呼んでいます)は少なく、特にこの大会は毎年、北海道から九州まで
    多数の友人・知人達が集まり、スタート前・レース中・ゴール後まで賑やかに盛
    り上がります。

    さてコースは、前半が埼玉県のほぼ中心、川越市をスタートして荒川沿いを遡
    り熊谷・寄居辺りを迂回して川越へ戻る小江戸コース90km。信号が少なくスピ
    ードは出ますが河川沿い等、景色は単調です。
    後半は川越からR254(川越街道)を南下し都心に入って、新宿から都内をグル
    っと周って荒川沿いを遡り川越へ戻る大江戸コース114.2km。都内は信号待ち
    ばかりですが、都内の名所(新宿都庁、原宿、六本木、東京タワー、皇居、ス
    カイツリー、浅草寺・・・)を巡るコースで飽きません。

    タイムトライアルや順位にこだわる大会ではありませんが、今年は成田空港発
    の格安チケットを購入していたので、最悪でも31時間以内(前年=29時間50分)
    のゴールを目指して3日朝8時にスタートしました。

    両日とも日中は暑くなる(特に2日目は20℃以上)予報で、寝不足等の疲れもあ
    ってペースは最初から抑え気味。重ね着を一枚ずつ脱いでいきました。各エイ
    ドでは、ゆっくりと色んな食事・飲み物を頂き疲労を回復。小江戸コースを前年
    より30分遅れの18時22分にゴールしました。

    カップラーメン&デザート+着替え+小休止で1時間ちょっとの滞在後に大江戸コ
    ースへ出発。 都内4箇所のエイドでは、鹿肉カレーやトン汁、素麵等の美味し
    い食べ物をいっぱい頂き、マッサージまでしてもらいました。大江戸コースはエ
    イド以外にチェックポイントが5か所あります。

    東京都庁の石の表札、六本木ハイアットホテルの石のオブジェ、東京タワーの
    ノッポの人形、浅草寺・鳥越神社の石碑、全てスマホorデジカメで撮影してゴー
    ル後に主催者が確認して完走を認められます。

    深夜でも市民ランナーの耐える事がない皇居を一周し、スカイツリーの手前で
    夜明け。日曜でも学生の姿が多い東大赤門前を通り10時半頃、荒川河川敷へ
    出ました。これ以上ペースダウンすると飛行機に間に合わないかもと思った時
    もありましたが、ラスト20kmは気分が悪くて水を飲む度に胸やけと吐き気を繰
    り返しながらも、ゆっくりと走ってゴール。29時間46分、ほぼ昨年並みのタイム
    でした。ゴール近くの温泉で汗を流して電車を乗り継ぎ、フライト時間に余裕で
    成田空港へ到着。当日中に帰宅できました。

    一昼夜を超える距離の大会は、フルや100kmの大会と異なり、超ゆっくりペース
    (なかには一生懸命走ってる方もいますが)。他のランナーとの会話やエイド、
    コースを楽しむ小旅行です。今年も多数の方と会話して美味しいものをいっぱ
    い頂いて楽しい時間を過ごせました。ぜひ皆さんも体験してください。
    世界が変わりますよ。

    (大会開催日:2018・3・3~4)



第六四二号

       一生の残りの運を使い果たした・・・と思ったけど!

2018年2月28日
AAC会員
西尾 勝氏


   一昨年の入会時以来の投稿をさせてもらいます西尾勝(57歳)です。私、AAC
   の会員であり、同時に「アスファルトの会(以下AF会)」といいまして、元々阪神
   百貨店のランニングサークルが母体となったチームにも所属しております。
   芦屋さくらファンランなどで、ご一緒させていただいているチームです。
   (いつも大変お世話になりありがとうございます)

   さて、題名にあります出来事が起きたのには、阪神百貨店が関係しておりまして、
   長い前置きになりました。台湾高雄に漢神デパート(表記はHANSHIN)があり
   ます。このデパートを作る際に、阪神百貨店がお手伝いをしたお店です。
   今は全く関係がなくなっていますが、当時出向で漢神百貨店に勤めていたトラ
   イアスロン仲間の堀内氏がそのまま転籍し、現在に至っております。

   いよいよ本題に入りますが、一昨年その大会でAF会メンバーの高味氏50歳代
   1位、池田氏60歳代5位と表彰状と立派なトロフィーをゲットしました。
   そして今回、池田さんから「西尾も走ったら?8位まで表彰やからいけるで!」
   「寒い中でスタート前並ばんでもええし」と誘われ、家内も娘も「行く」と反対意見
   が出なかったところで、「ほないきますわ」とピーチで高雄へ!

   現地についてから堀内さん、「いやそんな簡単には8位なれませんよ、昨年僕
   で152で9位でしたもん。1位の高味さんは139ですよ」と。私、「えっ!話しが
   ちゃうやん。㌔4′30でOKちゃうの?」 堀内さん、「㌔4′20で行きましょうよ、
   2人で7位・8位とりましょう」と少しその気が復活し、スタート。

   なかなか調子が上がらないながらも堀内さんに引っ張ってもらい、何とかつい
   ていき15kmを過ぎた辺りで気温が上昇、スポンジで頭から水をかぶると何で
   か分からんけど 「あら、なんか元気出てきたわ」と4度の信号停止にもめげず、
   ゴールの競技場へラストスパート。

   巨大な競技場に入ると美女軍団の「キャー!加油!!」の大声援に大感動し
   ながら笑顔でゴール。直ぐに、記録証をもらい「8位入賞いけてますように」と開
   けると、なんと分組名次(DivisionPlace):1/660が目に飛び込んできました。
   「えっ ほんま! やったー」とほんまはその場で飛び上がって、転がって喜び
   たいくらいでした。

   ☆おめでとう ☆の言葉を色んな形でいただき、その都度「ほんまにラッキーが
   重なっただけ」と言いました。
   その① 台湾南部の暑い地域なんで、ランニングに習慣がなく、若い世代は速
         い けど50歳超はそれほどでもない
   その② 今年は昨年に比べ気温が上がったので、昨年入賞者がばてた(?)
   その③ 昨年1位の高味さんが出なかった
   その④ 東京マラソンと同じ日で、速い人が皆そちらに出た

   こんなことで、今後残りの人生の運を全部使い果たしたとその時思いました・・・
   が、「いや、ちゃうで!」 「やっぱり後半元気出たんは練習したからや」
   「練習に付き合ってくれた仲間のおかげや」 「応援してくれた仲間全員のおか
   げや」 「現地ボランティアや小学生の応援で元気でたんや」 と・・・
   これは運と違って私がちゃんとしておれば失わないものです。
   この気持ちを持ち続け、今後とも精進していきたいと思います。
   でも、悪い嫌な事が起こったら、運が悪かったせいにします。(笑)

   大会名 : 高雄国際マラソン
   種 目 : 25km
   開催地 : 台湾高雄
   タイム    1:5122(ネット)
   順 位 : 総合64/7658  年代別(50歳代)1/660
    (大会開催日:2018・2・25)




第六四一号

        ムネムネを抜き去り PB更新で俄然やる気に!

2018年2月19日
AAC会員
三島 美佐氏

   皆さま、はじめまして。三島美佐と申します。昨年12月に入会しました。     
   AACとの出会いは、昨年夏ドボンしたくて、ジムの友人3人で谷口さん企画の
   六甲半山に参加させてもらったのが初めてです。その時、遅刻はするわ途中
   離脱するわ、ご迷惑をおかけしました。それ以前も、マラソンの練習は続けて
   いて時々レースにも出場していました。

   AAC は、エリート集団というイメージがあり入会をためらっていましたが、ジム
   で時々一緒に走る山本さんも所属してるということで、普通の人でも大丈夫な
   んだと思い入会させていただきました。

   練習会では、皆さま気さくに話しかけてくださり、アットホームな雰囲気でいい
   チームだなぁと思いました。新春5社1寺巡り、なにわ七幸巡り、氷瀑ツアーと、
   イベントに参加させていただき、とても楽しかったです。

   そして、今回姫路城マラソンで3時間39分とPB更新できて、本当に嬉しいです。
   姫路城マラソンは、特別な目標は設定せずとりあえず頑張ろうと走りだしました。
   途中雪が降ったり、向かい風が強かったりしましたが、なんとなく調子よく、途中
   ムネムネの背中も見えて、エールもいただき、40分ぎりの欲がでてきました。
   終わって見れば自己ベストの大幅短縮。来シーズンはサブ3.5出来たらいいな
   ぁと思います。

   これからも、自分を追い込むことなく楽しく走っていきたいと思います。
   皆さま、よろしくお願いします。
     (大会開催日:2018・2・12)



第六四〇号

      石飛教室トレーニングスタジオCru2バイク練習会!

2018年2月16日
AAC会員
中田 貴之氏

    トライアスロン部の中田です。よろしくお願い致します。この度、2/12に石飛教室
    トレーニングスタジオCru2(クルクル)にてAACトライアスロン部公式のバイク
    練習会を開催致しました。
    この時期のバイク練習はチョー寒くて六甲アイランドでのグルグル練習会でも寒
    すぎて、ドM しか集まらない練習会になっていました。
    (自分も寒すぎて全然参加しておりません。)

    4月開催の宮古島トライアスロン参加のアスリートの方々はモチベーションが高
    くてビックリするぐらい仕上っておりますが、そうでないアスリートの方々は中々
    オケツが重く(自分も)トレーニングしようと全く思いません。 (自分だけ?)

    何かいい方法はないかなと思ったところ、AAC会員の石飛さんがいるじゃあ~
    りませんか!このオフシーズンに石飛教室の室内バイクトレーニングで客観的
    にプロの視線で指導を受けたら面白いなあと思い石飛さんにお願いしましたら
    快く承諾して頂けました!

    まず体験として1/7に初のCru2(クルクル)をトライアスロン部の奥野部長・
    松田さん・藤本さん・清水さん・和栄さん・中田の6人で参加し、石飛さんから客
    観的に指導して頂き、これはAACの室内バイク練習に使えると思い、この度の
    2/12の開催になりました。

    今回の参加者は、AAC事務局長の小杉さん・トラ部部長の奥野さん・第1回目
    から参加の藤本さん・山本さん・ゆきえさん・今回初の脇本さん・岩松さん・
    近藤さん・松川さん・そして中田の10名で参加致しました。

    室内は定員MAX6名なので、今回は室内バイクと室外ランの5名2チームに分
    けました。各チームにて的確な指導を頂いた石飛さん、誠に有難うございました。
    これからも継続してCru2練習会を行いたいと思いますので宜しくお願い致します。

    AAC会員の方でプロの指導者も数多くおられます。こらからスイム・バイク・ラン
    等トライアスロン部で練習のコラボが出来たらいいなぁと思ってます!
     (大会開催日:2018・2・12)