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第五六九号

        五島長崎国際トライアスロン大会へ初挑戦!

2016年7月26日
AAC会員
松田 三智子氏

      今年からAACに入らせていただきました、松田三智子と申します。よろしくおねがいしま
      す。 6月、五島長崎トライアスロン大会でミドルディスタンスに初挑戦してきました!
      五島列島の海はきれいで、魚も美味しいよ~という声にもつられて思い切ってエントリ
      ーしました。

      大会前日は、ランコースを皆さんに着いてバイクで試走、折り返し地点近くにある県有
      形文化財の堂崎教会に寄って、福江島の観光も味わえて満足! 気になっていた天候
      ですが・・・ 大会前の深夜はどしゃ降り大雨で雷もピカピカ!でも、朝出る頃には雨も
      あがり、スタート前は一時晴れ間も。波も、さほどありません。ロングさんのフローティン
      グスタートを見送って、緊張しながらミドルのスタートへ。先輩からのアドバイスをいただ
      いて泳ぐラインを再確認していたら もう「プワァーーーーーン!」始まりました。5回も曲
      がるスイムコースの途中、目標ブイを見失ってしまったり焦りながらもなんとか泳ぎ続け
      てスイムアップ。

      バイクコースのアップダウン連続坂は思っていたより元気に越えられたものの、90kmを
      超えた所で、ぱたっと足が動かない状態に!なかなか先へ進めません。・・・あ~わた
      しは、もう2度と出られないなーこんな厳しい大会ムリ・・・
      それから先はサイクリングレベルでひたすら走る。余裕があったら見られると聞いてい
      た美しい五島の海の景色は、ペースがゆっくりゆえにしっかりと観られて、感動でした。
      いくつもある長いトンネル内は、いきなり暗くて静かで孤独。逞しいロング選手が50km
      の周回ループに、再び突入して行かれる背中を眩しく見ながら左折それて街方向へ。

      ランコースでは特に、沿道からの応援を身近に感じ、多くの声援に強く背中を押してもら
      いました。エイドには地元のかんころ餅や果物がいっぱい。島の教会のシスターさんや、
      保育園のみんな、おじいちゃんおばあちゃんたち家族総出で並んでくださっていたり、
      コース内上では途切れる事なく続くあったかい応援が嬉しい!13km越えてやっと足が
      上がるようになってきて、最後は全身ふりしぼってダッシュでゴール。終わった~完走
      できた~!嬉しさとちょっとだけ虚しい気持ちがこみ上げました。

      大会翌日、帰り支度も終えてお宿の玄関で、おしゃべりしながらほっとひと息 「あ~楽
      しかった~」と、つぶやいてる自分にびっくり!つらかったけれど、それを振り返って話し
      ているうちに楽しい経験の思い出へと変えられた瞬間です。しんどかった事とかを共感
      して話を聞いてもらったおかげです。・・・もっと練習して、もう一度挑戦したい・・・

      よし、さ~帰ろう!と空港へ向かうも、視界不良で飛行機飛ばず!島のお宿に戻ってき
      てなんとかもう一泊させてもらい・・・皆さんに大変お世話になりました。
      自然いっぱいの離島生活や交通状況もあらためて実感。

      トラ先輩たちのバイク補給食の経験談も聞き、とってもおもしろかったです。
      ボトルにお粥?! お味噌汁! 100%果汁に限る!? クッキーで呼吸困難!
      塩三昧おにぎりは定番か?! 試しにソースカツおむすび? などなど・・・
      私の大会当日は経験談から戴いた ”塩まみれ梅干しラップ” をバイクに貼りつけて補
      給食追加。お宿の食事中には、いろんなお話やメンバーの行動に大笑いしたりしてもう、
      すごく楽しかったです。

      私は前からスポーツの応援や観戦が好きでした。でもスポーツ経験は無・・・ マラソン
      大会へはボランティアスタッフ参加で何度も行ってはいたものの、あくまでも観客側でし
      た。まさか自分がコース方に入るなんて思ってもみませんでした。ロードバイクなんて、
      触ったことないし、TVで観るモノ。
      トライアスロンは二年前に宮古島で初観戦、そこで出会ったAACメンバーはじめトライア
      スリートの皆さんは、信じられないくらいタフで陽気な人たちでした。知らなかった世界
      に興味津々~。

      その後、ウエットスーツ持ってない~、出られない~という弱気な半ば言い訳は即解決
      していただいて!有難く、潮芦屋アクアスロンにエントリー。それがトライアスロンへの
      入り口でした。
      それから自分が無知のおかげ?で、お誘い戴くまま実力に見合わない無謀な大会エン
      トリーを繰り返し・・・ 出ては反省・・・ 少しづつ大会経験を積んでいます。AACの仲間
      と出会えて、本当に人生変わった!と思います。
      将来は、私が尊敬するレジェンド先輩たちのように、充実してレースを楽しめる様になり
      たいです。支えて下さる皆さんにいつも感謝しています!ありがとうございます。
      (大会開催日:2016・6・19)



第五六八号

      第31回サロマ湖100キロウルトラマラソンを走って!

2016年7月25日
AAC会員
樋上 慎二氏


      1:はじめに
      この4月に横浜から大阪に転勤し、5月からAACに参加させていただいております樋上
      慎二(ひがみしんじ)と申します。平成22年から北海道のラン仲間と一緒にサロマ湖100
      キロマラソンを走り続けています。今年で無事6回目の完走を果たすことができました。
      活動報告を兼ねまして、今大会の様子等を紹介したいと思います。

      2:湧別のスタートラインに立つまで
      移動には、新千歳までは飛行機、札幌からは都市間高速バスを利用しました。遠軽(
      えんがる)で路線バスに乗り換えて湧別(ゆうべつ)支所で降りると、丁度ウェルカムパ
      ーティーの開始時刻です。宿はラン仲間が借りてくれたバンガローです。スタート会場
      周辺は勝手にテント泊する人も多くいます。近くには「チューリップの湯」(天然温泉)も
      あり、コンビニもあります。午後9時には就寝しました。

      午前2時に起床。午前3時にバンガローを出発し、午前3時半にスタート会場に入りまし
      た。オホーツク沿岸は丁度夜明けです。これまでの大会の天気は、朝夕肌寒く昼暑い
      年が多かったのですが、去年に続き今年は朝から1日中寒く、加えて梅雨のない北海
      道なのに、朝と夕方に雨がぱらつきました。ウェルカムパーティーでは低体温症に注意
      との言葉がありました。蝦夷梅雨おそるべし。気持ちを振るいたたせ、湧別のスタートラ
      インに立つ3500人の中に入っていきました。

      3:芭露(ばろ)を過ぎ、フルマラソン地点のモニュメントまで
      スタートロスは長い人でも2分余り。私はキロ400秒±10秒のペースを50キロ地点まで
      維持します。5キロで再びスタート会場に戻り、そこから10キロ地点までは真っ直ぐです。
      天気がよければ、鳥の声も聞こえる雄大な区間ですが、今年は雨で景色を楽しむこと
      ができませんでした。10キロ地点からはサロマ湖の砂州沿いの林の中のコースで、19
      キロ手前で岬に出て折り返します。この辺りではエール交換が可能で、地元の人達か
      らの勇壮な太鼓の応援もありますが、寒くて調子が上がりません。ひたすら忍耐です。
      25キロ地点あたりには公園や駐車場のトイレがあります。大会のエイドは充実しており、
      50キロ地点以降は2.5キロ毎に給水エイドがあり、5キロ毎のエイドではたらふく食べら
      れます。

      28キロ地点で再び湧別の畜産地区に入ります。32キロ地点以降は、交通量がそれなり
      にある道路脇を走り、35キロ地点から登り降りが始まります(それまではフラット)。
      私は登りが得意なので、前の選手を次々に追い抜きました。するとようやく調子が上向
      き始め、38キロ地点の芭露の街でランナーズハイに到達しました。

      芭露以降のエイドではスイカやオレンジが振る舞われます。筋肉のけいれんを防ぐため
      にしっかり補給しました。街外れの橋を渡ってしばらく行くと40キロ地点です。湖畔をしば
      らく走ると、フルマラソン地点のモニュメントがあります。スタート付近やワッカ折返しでコ
      ースがいくら変わっても、このモニュメントだけは固定され、北極星のようにいつもそこに
      あります。近くのサロマンブルーの方と会話をしました。「ようやくウルトラが始まるね」
      「ここから目を覚ましていきましょう」などと・・・

      4:急坂、エイドステーション、魔女の森、サロマニアンの大漁旗など
      45キロ地点手前で一旦湖畔を離れます。今年も50キロ地点手前の給水エイドだけは被
      り水と飲み水の区別が付かず無人でした。50キロ地点でようやく半分の距離です。しか
      し油断は禁物、目の前には急坂が。攻める気持ちで登り切りました。しばらく走ると、サ
      ロマ湖畔と54キロ過ぎのエイドステーション、ホテルグランディアが見えます。スタート直
      前に預けた補給品を目指して走ります。雨に濡れたラン手袋の替え。エナジージェル。
      エナジードリンク。ステーション入口ではボランティアがゼッケンナンバーを読み上げてく
      れるので、すぐに補給袋が手に入りました。手早く補給し、エイドにあるおにぎりを頬張り
      ます。熱い麦茶もありました。5分弱でエイドステーションから離脱。ぐずぐずできません。
      坂を上ったり下ったりで、58キロ過ぎて再び湖畔に出て、しばらく行くと60キロ地点に到
      達しました。6時間45分。関門時間とは別の、現実的な完走限界は7時間10分です。25
      分の余裕ができ、ようやく完走が見えてきました。

      坂を登った61キロ地点手前で、登り降り区間は終わりです。湖畔に出てしばらく走ると、
      ”魔女の森”と呼ばれる区間になります。暑い年では森の日影を求めて歩きがちになり
      リタイアに至ることから来た名前です。ここの廃漁村には、余り知られていない公衆トイ
      レがあります。最初で唯一のトイレ休憩をとりました。(10分弱)

      魔女の森を抜けると俄然私設エイドが多くなります。コーラやキュウリ、トマトをご馳走に
      なりました。私設エイドのひとつに斉藤商店があります。今年は熱いおしぼりをいただき
      ました。そして旅館サロマニアンを通り過ぎます。大会好きが高じてこの場所に旅館を
      開設したとか。例年大漁旗を振って応援してくれます。70キロ地点を超えて、ランナーズ
      ハイも過ぎ去り、徐々に歩きが入ってきます。73キロ過ぎの鶴雅(つるが)リゾートホテ
      ルでは、名物のお汁粉をいただきました。

      5:ワッカ入りまで、海沿いの原生花園、そしてビクトリーロードへ
      鶴雅リゾートから80キロ地点手前までは、オホーツク原野の風景が広がっています。
      足の甲が徐々に痛くなってきました。ワッカ原生花園を目指してひたすら前進します。
      ハマナス、エゾスカシユリ、自然のままの入り江。幻の中のワッカの風景は神秘的です。

      ようやく79.5キロ地点のエイドにたどり着きました。ここは丁度折返し97.5キロ地点で、
      サブテンを目指して激走するランナーを目にします。自分はゆっくり補給です。ようやくエ
      ール交換をする余裕が出てきました。急坂を登って80キロ地点を過ぎ、森を抜けると、
      目の前に原生花園が広がり、遠くにワッカ折返しが見える絶景ポイントがあります。
      オホーツクの激しい海風が細かな雨粒と混じり、身体に吹き付けます。苦痛は遠くに過
      ぎ去って、再びランナーズハイの状態になりました。細かな坂を登り降りし、原生花園の
      道を進みます。天国を歩いている気分です。89キロ手前で折返し地点になりますが、
      今年は砂州の間を渡る傾斜の急な橋の向こう側まで行きました。日頃から尊敬してい
      るラン仲間がペースを上げ、92キロ地点手前で私をキャッチアップしてきました。ここで
      私が自分のペースを崩すと筋肉がつる危険もありますが、今年の自分には並走する元
      気が残っていました。「あと3キロくらいで今年のワッカが終わっちゃいますよ」「まだまだ
      走っていたいですね」。しみじみと残りのワッカを楽しみました。

      95キロ地点過ぎで原生花園を抜けると、キロ表示が赤色に変わり、残りの距離が一緒
      に示されます。97.5キロ地点の最終エイドを過ぎると、あとは残り2キロちょっと。 常呂(
      ところ)の街中に入れば、ビクトリーロードです。沢山の知らない人達から暖かい歓声を
      いただき、自然と涙がこぼれてきました。自分に語りかけ、並走する畏友とも話します。
      今回もサロマでゴールできた。また1年、走る楽しみを味わうことが許された。いま感じ
      ている走る楽しみを見失わない限り、次のゴールも必ずやって来る。
      そして12時間05分。歓喜のダブルゴールでした。
      (大会開催日:2016・6・26)



第五六七号


           トライアスロンデビューを終えて!


2016年7月23日
AAC会員
長滝谷 一也氏

      4月に入会させて頂きました、長滝谷(ながたきだに)と申します。今まで参加したレース
      といいますと、4月の芦屋ファンラン(10km)のみで、おまけに20km以上走ったことがない
      初心者の私でありますが、この度6月19日に開催された「第2回びわ湖トライアスロンin
      近江八幡」でトライアスロンデビューをさせて頂きました。
      皆様へのご挨拶を兼ねまして初レースのレポートをさせて頂きます。

      1.トライアスロン準備
      海水浴に行くだけでも、着替えとパンツを2式持って行く性格ですので(苦笑)、荷物の
      多さが半端ない状態に膨れ上がりました。当日スイムからバイクのトランジットにお風呂
      で使うバスマット(しかも毛足の長いやつ)を置いていたのは私ぐらいでしょうか・・・・

      2、スイムパート
      年齢だけで第1ウェーブに入れられて、周りが早そうに見える見える(笑)。JPNの黒いト
      ライスーツや大学の名前入りのトライスーツの方は言うまでもなく、ぽっちゃりのおっちゃ
      んは水に浮くから早そうとか、ボロボロのレトロなウエットスーツの方は弩級の経験者に
      違いないとか、ゴッツイ顔の方はバトル強そうとか(笑)、やっぱり予想通りに雰囲気に
      飲まれて集中していませんでした。

      パァアアアアアアアアアアアアアアン~←スタートの号令です。
      ゆっくりと入るつもりが、完全に舞い上がり、蛇行を繰り返しながら、見事にペースを失
      いました。2周回の内の1周目の半分ぐらいで、『潜ってショートカットできんかな??い
      や潜る方がしんどいやろ』とか、来賓の滋賀県知事が出てきて『やっぱり2周から1周に
      変更!』って言ってくれんかな??等々邪念の数々が・・・・・ホント情けない限りです。
      練習で味わった事が無い程の辛さでヘッドアップする回数が極端に減り、コースが大き
      く逸れて距離が長くなるという悪循環に陥りました。
      スイムパート 1500m  27分43秒  T1 3分19秒

      3、バイクパート
      フラッフラで上がったスイムからなんとかバイクを押してチンタラ走っていると、チームブ
      レイブの八尾監督から『長滝谷さーん、はい! ここから、スピード上げて!!!』と喝を
      頂き、我に返ってバイクを進めました。今から考えると一番心が折れそうになっていた
      時間でした。

      軽い峠を超えて周回ポイントまでなだらかな下り基調の6kmでした。復路は疲労がある
      だろうからとなるべくペダルを回して周回コースへ向かいました。周回コースは1週7km
      ×4のフラットコースになります。周回を重ねるごとに人がどんどん増えて最終回は芋の
      子洗う状態になり、ドラフティングゾーンを遵守する事が大変になります。その割に農道
      ベースで道幅が広くないので、接触からコースアウトして田んぼに突っ込んでいる方も
      見られました。4周回を終えたら6kmのなだらかな上り基調で最後に軽い峠の復路を戻
      ります。足を使い切ったうえに、上りが苦手な私はほぼバイクが止まっている状態にな
      り、押した方が早いスピードに・・・・・・涙。
      バイクパート 40km  1時間08分17秒  T2 ???

      4、ランパート
      基本はフラットな周回コースですが、少しの坂と湖畔の芝生と砂場を駆け抜ける所があ
      ります。トランジッションを終えて時計を見ると、上出来の1時間38分。サブ2.5が頭をよぎ
      りましたが、2時間を超えるランニングや、長時間のバイクライドの経験が無かった為に、
      あまり無理せずキロ4分半~40秒のペースを保つように足を進めました。バイクの滅茶
      漕ぎのせいで、ランに入った当初から大腿四頭筋の内側広筋が攣りはじめ、エイドで何
      度か立ち止まってストレッチする羽目に相成りました。私の『顔は鬼っ面で下半身は生
      まれたての小鹿』の異様な様相を見たボランティアの子供達は、おそらく夜寝つきが悪
      かった事と思います。(苦笑)

      ボランティアで現地インされていたAACのA井さんから周回ごとの温かい声援、八尾監
      督からの魂の応援、レースに参加されている行き交うAACのT中さんK杉さんS水さん、
      スイムセッションの仲間達、チームブレイブの選手や応援団、バイクショップの店長さん、
      沿道のボランティアや審判の方、全ての方からとびっきりの元気玉を戴きながら、やっ
      ぱり最後は家族の事を考えながら、喉の奥が熱~くなって「汗と雨と少しの涙」の入り
      交じりでゴール!
      ランパート 10km  44分19秒  総合タイム 2時間23分59秒

       初トライアスロンを終えて・・・・・
      1、PhotoSpot(大会の写真撮影サービス)でバイクパートに掲載されている自分を見る
       と、折角つけたバイクのDHバーを持っている所謂トライアスロンっぽい写真が一枚も
       なく、知り合いに自慢できない。(涙)
      2、走っている顔が怖いのは分かっていたはずなのに、しんどすぎてサングラスを頭に
       乗せたままで掛けるのを忘れ、やっぱりPhotoSpotで鬼の形相しかなく、感動しながら
       走って感極まったと主張しても、誰も分かってくれない。(大泣)

      あっ!!そういうことではなくてですか??
      1、出来過ぎのサブ2,5を実力以上の結果と受け止め、奢ることが無いように、甘~い
       自分と勝負を続けていきたいです!
      2、レース前に妻に日頃の感謝のメッセージを送ったのですが、それを見て家族がサプ
       ライズで現地まで応援に駆け付けてくれました。なんでも通行止めにひっかかったらし
       いのですが、大会事務局の粋な計らいで現地INさせて頂いたようです。レース後の
       充実感溢れる時間を共有出来た事、ホント嬉しかったです。
      3、やっぱり家族のお陰で、楽しめることをいつも自覚して感謝して、安全を最優先にレ
       ース、練習を組み立てていく。時々頑張り、時々怠けながら、トライアスロンのあるライ
       フスタイルに心や体を委ねていく事が、僕のようなオッチャンにはぴったりだと確信い
       たしました。

       最後になりましたが、大会関係者の方々、ボランティアの方々、近隣にお住まいの方々
       そして偉大なる琵琶湖、心より御礼申し上げます。
       『素敵なレースを有難うございました!』
       (大会開催日:2016・6・19)



第五六六号

   リオデジャネイロパラリンピックに出場できることになりました!

2016年7月21日
AAC会員

山田 敦子氏

      AACのみなさまへ

      視覚障害トライアスリートの山田です。みなさまに練習やレースの伴走をお手伝い頂い
      ていてまいりましたが、その恩返しができることになりました。
      9月7日から開催されるリオデジャネイロパラリンピックに出場できることになりました!
       http://www.jtu.or.jp/news/2016/160713-1.html

      たくさんの伴走、応援、ご支援などいろいろな形でサポートしてくださったこと、本当に
      感謝しております。今の私の実力では、おそらく最下位か一つ上くらいしか行けないと
      は思いますが、それでも今までのトライアスロン人生で最も良いレースをしてきたいと
      思います。

      昔からいろんな夢を持っていました。でも、視力が下がるたびにあきらめてきました。
      自分には根性がないんだと思っていました。だけどそうではなかった。

      頑張るたびに、たくさんの方々がサポートをしてくれるようになりました。そうなると、
      私自身もつらくても逃げられなくて必死に耐えることができました。そうするとまた人が
      集まってくる…それの繰り返しの4年間でした。

      「チームあつこ」はそうして生まれました。その方々に支えられて、私は生まれて初めて
      大きな夢をかなえることができました。私の両親も、兄弟も、本当に皆様に感謝してお
      ります。まさか家族で一番、運動神経のないインドアな私が、こんなすごい場所に行け
      るなんて。目が悪くなったことを、心から感謝したいくらいです。

      これからの約2か月、夢のように過ぎていくのかもしれませんが、調整をしっかりしなが
      らもこの貴重な時間を楽しみたいと思います。

      皆様にお会いできる機会が与えられましたら、ぜひとも直接御礼を申し上げたいところ
      ですが、まずはこちらにて今までのお礼を申し上げます。
      本当に、本当にありがとうございました!!



第五六五号

    サンポート高松トライアスロン2016 挑戦記!

2016年7月11日
AAC会員

高原 徹氏

      サンポート高松トライアスロン2016 無事に1人で3種目完走しました!この夏一番の
      35度という天候になり得意の筈のランで後半熱中症気味になり失速。タイムは、全く気
      にして無かったのですが、スイム40分、バイク82分、ラン55分、トータル2時間57分位
      でした。
      3種目の中でスイムだけが心配でしたが、5月の青垣ファインキッズ大会でトライアスロ
      ンデビューし、400mプールで泳ぎきりトラジションも経験。6月から初めて海でウエット
      スーツを着て3回練習して500mくらいはいけそうな自信を持って、本番で泳ぎきり ト
      ライアスリートになりました。以下 挑戦までの振り返りをさせていただくと・・・

      2014年7月 愛媛・松山に単身赴任、2015年5月 香川県高松に転勤、6月 引越し当日
      が2015年大会日。そして会場から徒歩3分に住む環境となりました。
      その時に宗政会長・典子さん、田中さんを応援し、生で見る姿とその成績のスゴさに感
      銘を受けました。

      これで、トライアスロンの道へ興味が沸くのはAAC会員として当たり前(笑)。FBに「出
      場したい宣言」を投稿させていただくと、レジェンド川崎さんから年末帰省時に愛車のバ
      イクを譲っていただき、あとはエントリーを待つのみに。ただし水泳は、遊泳できる程度
      でしたのでリレーで参加しようと考えておりました。ところが2月に要項が発表されエント
      リーしようとしたら「リレーは、地元の企業チームのみ」ということで愕然。川崎さんにス
      イムをお願いしようとしていたため、1人でエントリーするかどうするか相談していろんな
      助言をいただきました。

      まずスイムの1500mの泳力証明を4月1週目までに提出しなければなりません。ここか
      らプールで練習し始めましたが25m単位でしか泳げませんので、10回くらい練習した後
      に、1500m泳ぐのは無理だけどなんとかなるだろうという希望的観測の元、42分(制限
      時間90分)と記載し妻にサインしてもらいました。文書偽造でしたが、結果的にほぼそ
      の通りでした(笑)

      3月末からは、高トラの大会委員長を務める出本さんが経営する『トライアスロンショップ
      DEMOTO』さんの練習会に、参加することにしました。初心者向けにとても、丁寧に教
      えていただけてなんと無料!大会説明会で登場した3名の方々(技術担当今井氏、審
      判長 高本氏)が親身になって手とり足とり教えていただきました。

      練習は、ショップから20km程度の庵治半島までバイク往復。そのあと6km程度のラン。
      というのが基本。3月末からはプールでの練習会も数回していただきました。ウエットス
      ーツも5月末に入手し、海でのスイム練習会は、バイク練習会の折り返し場所の海で2
      回していただきウェットスーツの着方、脱ぎ方、ワセリンの塗り方からキャップ、ゴーグル
      の付け方、ウェットの中に海水を注入して準備すること、高松のスイムスタート時の状
      況などのポイントをきっちりコーチして頂きました。皆さんからのスイムアドバイスは、「
      とにかく落ち着いてゆっくり。目標をしっかり見てできるだけ真っ直ぐに。」ここまでの練
      習で、もう満足(笑)。あとは本番を待つのみ。

      大会にはAACから川崎さんと松田さんがエントリーしていました。川崎さんも自身は、脚
      の不調でドクターストップがかかりDNSなのにサポートしてきていただき、ました。松田
      さんは、我が家に泊まっていただき前夜祭で不足したアルコールを追加。
      当日は、晴天、真夏日のもと、ワクワクするのみ。スイム、バイク、ラン いろいろ感想は
      ありますが無我夢中でゴールをめざすあっという間の3時間でした。次回も、高松にいる
      からこそ挑戦できたこの大会をここにいる限りは続けてみたいと思います。
      (大会開催日:2016・7・3)



第五六四号

        つれづれに思いつくまま(1)
          ===ウェーブスタートを考える===

2016年7月6日
AAC会員

鎌苅 滝生氏

      昨2015年11月22日に開催されたつくばマラソンにおいて、ウェーブスタートが導入さ
      れた。ウェーブスタートとは、グループ化した集団が一定の間隔で波のように次々とス
      タートする様子が命名の由来である。いくつかのハーフマラソの大会や雑誌ランナーズ
      を発行する(株)アールビーズが主催する東京や大阪の30kmでウェーブスタートが採
      用されているし、トレイルランやトライアスロンなどのかなりの大会で実施されている。

      つくばマラソンの大会運営委員の一人である筑波大学の鍋倉賢治教授によれば、国
      内のフルマラソンでは初のウェーブスタートの導入であるとのことである。つくばマラソン
      で導入されたウェーブスタートの内容を紹介したうえで、これについて考えてみたいと
      思う。以下は主催者発表の競技方法の抜粋である。
       『 (略)
        各ウェーブのスタート時間  
          ◦第1ウェーブ : 9時00分 (スタートブロック:A・B)
          ◦第2ウェーブ : 9時10分 (スタートブロック:C・D・E)
          ◦第3ウェーブ : 9時20分 (スタートブロック:F・G・H)
        グロスタイムについて
          グロスタイムは、各ウェーブの号砲により測定します。例えば、第2ウェーブのラン
          ナーは、第2ウェーブのスタート時間からグロスタイムの測定がスタートします。
          ネットタイムはこれまで同様、スタートラインを超えた時から測定がスタートします。
          尚、該当のウェーブよりも早いウェーブからスタートした場合は記録が出ないこと
          となります。例えば第3ウェーブのランナーが第2ウェーブからスタートした場合は、
          記録が出ません。またこの場合、完走証も発行されません。
         (略)
          第2ウェーブのランナーが遅刻して第3ウェーブからのスタートとなったとしても、
          グロスタイムは第2ウェーブのスタート時間からの測定となります。 』

      従来の一斉スタートによる問題点として、特にマンモス大会では、スタート直後の渋滞
      によるタイムロスの発生、スピードの異なるランナーの混在による接触やそれによる転
      倒リスク等が指摘されてきた。
      ウェーブスタートは、海外のレースではポピュラーなスタート方式のようであるが、つくば
      マラソン主催者は「ウェーブスタートを実施する理由は、スタート時、及びコース上の混
      雑を緩和するためです。」と述べているが、導入に至った詳細な経緯については語って
      いない。

      大会終了後、大会実行委員会がこのスタート方式導入による効果を発表している。
      まず、特に混雑する5km地点における5分ごとの通過人数を、前年大会の数値と比較
      している。最多通過人数は、前年大会が2738名、2015年の大会は2469名となり、
      コース上の混雑が緩和されたことが判明した。定員が13000名から15000名と200
      0名増加しているにもかかわらず、ウェーブスタートの効果が大きいとしている。

      次に、グロスタイムとネットタイムの平均の差を比較している。それによるとゴールタイム
      3時間台のランナーのグロスとネットの差が1分40秒短縮され、同じく4時間台は2分
      30秒、5時間台は3分40秒の短縮が実現している。グロスとネットの差の短縮は、当
      然の効果であるが、それ以上に効果的と感じとれたのは、スタート直後の混雑の緩和
      ではなかろうか。大会終了後のアンケート調査でも、92%が満足していると回答を寄
      せているが、ランナーの実感であろう。

      繰り返しになるが、本方式導入による利点は、スタート時のロスタイムの短縮並びにス
      タート直後混雑と走行中の混雑の緩和、それによる安全性の確保を図ることができる
      ことである。さらには、トイレの混雑緩和も挙げられる。大規模な大会でのスタート前の
      トイレ待ちの長蛇の列を見かけることは稀ではない。ウェーブスタートの場合、集合時
      刻も当然一定間隔となるので混雑の緩和が期待できる。トイレを十分に準備して待ち
      時間の短縮に努めている場合には、仮設トイレの設置数の削減につながる可能性もあ
      り、運営側にとっても経費面でのメリットとなる。

      つくばマラソンにおける初めての導入は、10分間隔で3組のウェーブスタートとなった。
      しかし、1組が2900名、2組が5500名、3組が6600名で、まだまだ多人数でのスタ
      ートといわざるをえない。ウェーブスタートの導入に際しては、実行委員会は検討を重ね、
      間違いのないようにスタートにするために注意喚起をされたようであるが、前述の鍋倉
      教授は、交通規制の関係で沢山の組を作ることができず、結果として一組の人数が多
      くなってしまい、ウェーブスタートの利点が薄まったとしている。しかし、1万人以上が号
      砲を合図に一斉にスタートしていた従来方式に比べて、よりスムーズで快適なスタート
      になり、安全性も高まったことは、高く評価すべきものと思う。



第五六三号

    芦屋浜浜風カヌーアスロン、念願の初優勝!

2016年5月28日
奈良市在住

栗田 智之氏

      5月15日に開催された芦屋浜浜風カヌーアスロン、ロングの部男子で、念願の初優勝
      いたしました栗田智之と申します。AACの会員ではないのですが、このたびの優勝で
      宗政会長にお声掛けいただきましたので投稿させていただきます。

      まず自己紹介から。私は大阪市内の病院で形成外科医をしている47歳です。中高は
      水泳部、大学はボート部で、水に親しむ学生生活を送りました。社会人になってから、
      趣味でスノーボードやボウリングをするくらいで、これといったスポーツはしてこなかった
      のですが、職場の同僚の勧めでエントリーした2012年大阪マラソン当選をきっかけにマ
      ラソンにはまり、サブスリーも複数回達成できました。自己ベストは2:54:40 (2015奈良)
      で、毎年自己ベストを更新できているのが自慢です。職場のランチーム(RUN@大阪成
      人病) のキャプテンをしておりますが、不規則な勤務のメンバーが多いため、決まった
      練習会はほとんどできず、みんなで誘い合わせて週末にロング走をしたり、山に登った
      り、大会に参加したりというのが主な活動です。

      芦屋浜浜風カヌーアスロン大会には、今回で4年連続4回目の出場になります。ランチ
      ームのメンバーも大好きな大会で、誘い合って年々参加者を増やし、今回は総勢18名
      の参加となりました。

      私の初挑戦は2013年ミドルの部でした。ボートをやっていたので、カヌーは楽勝だろう
      となめてかかって参加した練習会では、クルクル回るばかりで全然前に進まないカヌー
      の難しさに衝撃を受け、見事に撃沈しました。大会本番でも、ランで稼いだ貯金をカヌー
      であっというまに使い果たし、上位の選手からは大きく遅れる結果となりました。

      2014年も大きな進歩なく大会を終えましたが、2015年の大会前の練習会で運命の出
      会いがありました。明らかに他の選手とは違う異次元の速さ、カヌーコントロールをこな
      す端村氏でした。最初はこっそり技を盗もうと後ろをつけたりしていたのですが、我慢で
      きず声をかけさせていただきました。聞けばカヌーポロという競技の選手とのこと。
      ありがたいことに親身の指導をしていただき、一回の練習会で私のカヌーは明らかに
      変わりました。一番のポイントは、脚の力を使うことでした。腕の力に頼るとすぐ疲れる
      ので、腕に頼らずに、固定された脚でバランスをとりながら、足を蹴ってパドルに力を伝
      えることでした。なかなか言葉にするのは難しいのですが、結局は体幹の力を使うイメ
      ージが重要であることに気づかされたのです。これによってカヌーの方向をだいたいコ
      ントロールできるようになり、大会ではミドルの部男子で、ミドルの絶対王者熊谷氏
      (今年まで4年連続優勝)に次ぐ準優勝を達成しました。そしてカヌー魔神(と呼ばせてい
      ただいています)端村氏は、ロングの部男子で見事優勝され、まさにリスペクト、神様仏
      様端村様の思いでした。

      そして2016年、エントリーが始まると、ランチームの仲間と誘い合わせてエントリーをす
      ることにしたのですが、問題はどの部門にエントリーするか。絶対王者熊谷氏に挑むの
      か、カヌー魔神端村氏に挑むのか。熊谷氏がロングにエントリーするかも・・・。結局ロン
      グの部を選びました。大会当日まで誰と対決になるかわからないのが、この大会の醍
      醐味でもあります。

      ランチームの仲間とカヌー練習は3回やりました。3回目は大会前日の公式練習会、そ
      こにカヌー指導担当として現れたのは、カヌー魔神端村氏でした。昨年優勝者は招待
      選手となりますが、やはりロングにエントリーされていました。カヌーの師匠ではあります
      が、初の直接対決を翌日に控え、お互いの健闘を誓いあいました。そして水上での練
      習会。今年もカヌー魔神の速さに惚れ直しながらも、なにかさらなるコツをつかもうと指
      導を乞いました。腕の使い方のポイントとして、押す腕を重視、腕の運び方など教えてい
      ただいていたのですが、調子に乗ってると見事に空振り、転覆してしまいました。そばに
      いた端村氏に救助していただき、いったんはカヌーに戻れたのですが、水が入ったカヌ
      ーのバランスを取る力は私にはなく、再び転覆。なんと端村氏のカヌーにつかまって岸
      まで曳航されることになりました。水の入ったカヌーとおっさん一人を引っ張るパワー、
      脱帽でした。端村さん、本当にあのときはありがとうございました。

      そしていよいよ大会当日。風のない青空が広がる絶好のコンディションです。時差スタ
      ートなのでロングの部は最初にスタートします。ショートの部に参加のランチームの仲間
      たちがスタートから応援にかけつけてくれました。

      第1ラン(7.5キロ)、ここで大きくリードすることが師匠超えの絶対条件です。キロ4分ちょ
      っとの余裕あるペースでいくつもりでしたが、ついペースアップしてしまい、29分台で予
      定より心拍が上がった状態でトップで第一ランを終えました。折り返しで後続の選手との
      差はある程度把握できるのですが、安全圏はありません。

      カヌー(5キロ)はスムースなスタートが切れましたが、練習でも漕いだことのない未知の
      距離です。腕を使いすぎないように意識するのですが、第一ランで上がった心拍が、全
      身の筋肉の疲労感に拍車をかけます。2キロ地点くらいで、腕の疲労感がピークに達し、
      このまま5キロ漕ぎ切れるのだろうかと不安になります。続々と後続の選手とすれ違い、
      その中にはもちろんカヌー魔神の姿もあります。とにかく漕ぎきることが重要だと思い直
      し、岸からの仲間の熱い声援を力に、少し漕ぐピッチを落としながらなんとか前に進みま
      す。4キロ地点の折り返しで、まさに神速で追いついてきたカヌー魔神に、インから一瞬
      で抜き去られました。当然追いつく力はなく、残り1キロはどんどん離れていくカヌー魔神
      の背中に追いすがりながら、地獄の苦しみでした。それでも完全失速せず、なんとかマ
      イペースで漕ぎ切れたのは、カヌー魔神の教えと、岸からの仲間の応援のおかげです。

      カヌーを降りて、全身フラフラ、両脚ガクガク状態で第2ラン(7.5キロ)に入りますが、カヌ
      ー魔神の背中はまだ見えません。徐々に自分のペースを取り戻し、ついにカヌー魔神の
      背中をとらえ、再びトップに立つことができました。仲間に迎えられてトップでゴールした
      時の嬉しさは今までに味わったことがないものでした。

      AAC主催のこの大会、レースとしてユニークなのはもちろんですが、心のこもった運営、
      スタッフの皆様の大会を盛り上げようという心意気、レース後のお弁当やじゃんけん大
      会まで、みんなが笑顔になれる本当に素晴らしい大会だと思います。これからも仲間と
      ともに参加を続け、宗政会長はじめ年齢を感じさせないレジェンドの方々にいつかは追
      いつきたいと思います。スタッフの皆様、大会出場の皆様、応援してくれたランチームの
      仲間たち、そしてカヌー魔神端村さんに心より感謝いたします。

      長文を読んでいただいた皆様に、最後にこの場を借りて、チャリティーランナーとしてエ
      ントリーしている今年の大阪マラソンのチャリティーへのご協力をお願いします。がん患
      者さんのサポートをする団体へのご寄付のお願いです。一人でも多くの方のご賛同お
      待ちしております。サイトの信頼性に不安のある方は、大阪マラソンのホームページか
      ら探してください。 http://japangiving.jp/c/13810?event_id=85 
      走る形成外科医が皆様の応援を力に、サブスリーで大阪マラソンを走り、がん患者さん
      を応援します。
      (大会開催日:2016・5・15)



第五六二号

      「5年間初心者」宣言の久永です!


2016年5月26日
AAC会員

久永 知秀氏

      先日の芦屋浜浜風カヌーアスロン大会にバカ息子と親子で初参加させていただきまし
      た。水上競技はこれまでもいろいろ遊んだことがあり、カヌーも特に苦労なくやったこと
      があったので、そのカラ自信で、無謀にもミドルに挑みました。

      いつも通り息子に事前相談もせず参加申込し、これまたいつも通り直前までモメました
      が、何とか親子で前日のカヌー練習会、当日のレース参加にこぎつけることができまし
      た。 (前日のカヌー練習会ではご迷惑をおかけしました。)

      ミドルの競技内容は5kmラン+3kmカヌー+5kmラン、走るだけであればおやじは最近、
      やっと土曜練習会のペースにもついていけるようになっていましたので、何とか勝負に
      なるかなと思って、息子との勝負に臨んだわけですが結果は大差の惨敗、カヌーをなめ
      切っていたことが敗因でした。

      「カヌーはくるくる回って難しい」とはお聞きしていたのですが、以前「チンからの復活」
      も軽くできていたおやじは、「そんなことなどあるはずない・・・」と思っていました。ただ、
      蓋を開けたその結果は恥ずかしい限り・・・、アッシャーバンド演奏の目の前で、何十周
      カヌーが回転したかわかりません。(演奏を一番長く近くで聞いていたのは、この回転お
      やじです。サザン、最高でしたよ! しまいには曲の演奏に陶酔していました。カヌーが
      回転しすぎて目が回っていた?!)

      おそらく、あのカヌーの3kmで “浅田真央のトリプルアクセルの回転練習量1か月分”は、
      超えたのではないかと?!後日、息子には約束通り阪神金本監督の“超変革”の本を
      買いましたが、来年の息子へのリベンジを期し、これから息子には秘密で、カヌー練習
      をしなければと考えています。

      AAC参加から1年以上がたち、みなさんのおかげで練習距離にはついていけるようにな
      ったのですが、後半のスタミナがまだまだ課題です。そもそも私のマラソンを始めた理由
      は、走っている“自分と戦うつらい時間”によって「日常生活からの現実逃避」に耽溺す
      るためだったのですが、実はあろうことか最近は走ることが少し楽しくなってきてしまい
      ました。 (走りは遅いのに、気持ちだけ楽しくて・・・すみません)

      練習会後半はほぼ必ず毎回、後ろの方で死にそうな形相で走っています。まだしばらく
      は、この“定位置”を脱出できるような気はしませんが、今年は練習量を少し増やして、
      練習会後半のスピード勝負にも楽しく参加できないかなと、実は密かに思っています。
      “安心してください。ついて行きますから!”  ( “とにかく明るい回転おやじ”でした)
      (大会開催日:2016・5・15)



第五六一号

   第30回指宿トライアスロン大会夫婦でダブル優勝!

2016年5月24日
AAC会員

松尾 由樹恵氏

      指宿トライアスロン大会に初参戦してきました。大会当日は5月15日。「51.5」はトラ
      イアスロンの距離・・・ってことで、私たち夫婦の結婚記念日なんです。 結婚記念日を
      指宿の旅先で迎える事のなり、「せっかくなんだから何かサプライズしたいな~」と、あ
      れこれ考えたのですが、やっぱり最高のプレゼントは「優勝」なんじゃないかな…って
      ずっと思っていました。

      大会当日のレースは、スイムは陸上から見た目以上の海のうねりで、胃の中がぐちゃ
      ぐちゃになるような厳しいコンディションでしたが、バイクとランはすべてフラットな周回コ
      ースで、ミストの様な雨も降っていて、ほぼ補給もいらず、走りやすかったです。
      そんな中でも、リザルトは石飛さんとスイム1秒差、バイクは18秒差と、いつもながら不
      思議と二人でバトルしてるような結果となりました。

      表彰台で名前を呼ばれるまで自分が何位なのか分からず不安でしたが、私は女子総
      合優勝!!そして石飛さんは年代別1位と最高のプレゼントをしてくれました。記念日
      に夫婦でダブル優勝!! とってもいい思い出になりました。南日本新聞の取材も受け
      て、翌日の新聞に大きな記事で載せて頂いて、ビックリしました。

      指宿大会は大きな大会ではないですが、30回も続いていて、「地元で凄く愛されてい
      る大会なんだな~」ということを感じました。今回のレース前にAACに入会させてもらい、
      また丹後の合宿にも参加させていただき、皆さんにお世話になりながら頑張れた結果
      と思います。これからも少しレースが続きますが、夫婦ともども今後もどうぞよろしくお願
      い致します。
      (大会開催日:2016・5・15)



第五六〇号

        丹後半島ロングライド春合宿に初参加!

2016年5月13日
AAC会員

石飛 肇氏

      この度AACに入会させていただきました石飛肇と申します。私は1954年1月4日生まれ、
      トライアスロンを楽しんで28年が経ちました。
      最近は主にミドルトライアスロンに出場し、今年2016年は5月15日指宿トライアスロン、
      5月22日長良川ミドルトライアスロン、6月19日五島長崎トライアスロンB、7月17日ひわ
      さ、8月7日スイムラン多伎、9月4日佐渡トライアスロンBの予定です。

       2016年5月4日~5日丹後半島ロングライド春合宿に新入会員4名で初参加させていた
      だきました。
      美しい景色と起伏に富んだ素晴らしいコースと楽しいメンバーと天候にも恵まれ、1日目
      丹後路、二日目京都「ゆラリー」サイクリングロード、とても新鮮で楽しかったです。
      コースに迷った時には空から見守ってくれてるような絶妙なタイミングで澤副部長が現
      れ、コース誘導して頂き助かりました。ピンポイントで現れる澤副部長は宇宙人?
      不思議です、大変感謝しております。

      皆様のおかげで初めてのコースでしたが二日間安心して楽しませていただきました。
      静かで素敵な宿舎で満足の晩御飯、食後の宴会も自由で開放的な雰囲気で初参加
      の私たちも溶け込め楽しいひと時を過ごさせて頂き感謝・感謝でした。

      この度合宿企画して頂きましたトライアスロン部吉岡部長・澤副部長・担当の方々と
      AACメンバーの方々ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。