第四六九号
        
村岡ダブルフルウルトラマラソンに参加して!

2014年10月4日
AAC会員

小林 義幸氏


       初めまして、2013年入会の小林と申します。宗政会長から投稿して欲しいと言われな
       がら、なかなか機会がなく初めての投稿となりますが、どうぞよろしくお願い致します。
       もともと運動が大の苦手な私ですが、第1回神戸マラソンに憧れて走り始め、間もなく
       5年になろうとしています。フルの完走さえ夢だったのに、まさか100キロを走るなんて
       想像もしていなかったのですが、昨年の村岡88キロに参加してからはウルトラマラソ
       ンの達成感に取り憑かれ、今年5月の野辺山100キロに続いて2回目の100キロマラ
       ソン挑戦となりました。

       練習でロングを走るのは精神的にキツいので、野辺山の前には武庫川ユリカモメ70
       キロを準備レースにし、今回は京丹後60キロに参加して準備しました。残酷マラソンと
       同じように、前日からバンガローに友人達と泊まり込み、いつもよりは控えめにアルコ
       ールを補給し早目の就寝、翌朝3時に起床して会場へ向かいましたが、出るべき物が
       出ずやや不安なままスタートラインへ。
       スタートしてしばらくは軒先に提灯を灯し応援してくださっている街中と、暗がりの平坦
       な田んぼの中を走りました。少し明るくなってきた頃から、いよいよ登りが始まりました
       が、反対にお腹の調子は下り気味。2つめのエイドで駆け込みセーフ!

       その後も上り下りを繰り返し、ピザなどのエイドも楽しみながらハチ北高原へ。ここから
       は一気の下りとなり、ビュンビュン飛ばす人もいますが、私はもともと下りが苦手なの
       で、内心「後で痛い目にあうで〜」と負け惜しみを言いつつマイペースをキープ。下り
       切ってからしばらくすると、66キロのスタート地点を通過するのですが、AACの西川さ
       んや井上さん、友人達とのハイタッチで元気をいただきました。

       元気を貰ったところで少しペースを上げて走り、手作りのお守りを配られる”よしえばぁ”
       に再会、このあたりから一気に上って下ると100キロ組はコースが別れて猿尾滝に向
       かいます。ここは折り返しになっているので、行き交うランナーの皆さんが互いに「ファ
       イトー」 「ガンバ」などと声を掛け合って走ることができ、AACの中川さんと片岡さんと
       ハイタッチ、原さんは後でFBをみてあの女装がそうだったのか・・・と気付きました。
       この折り返しには、100キロ名物の流し素麺エイドもあり、行き帰りと2回いただきました。

       ここまでで40キロくらい、そしていよいよコース最高峰蘇武岳へと向かいます。昨年は
       88キロだったので、少し走ることが出来たのですが、今回は99%歩いてしまいました。
       スタートして50キロの頂上付近では素晴らしい景色を眺めることができましたが、ホッ
       としてられません。この後3つの山越えが待ち構えており、村岡はここからが本当の勝
       負になります。

       1つ目の山を越えると70キロあたりの但馬大仏で名物おはぎエイドが待っているので
       すが、私はおはぎが好物でもないので、手前のエイドでおにぎりや素麺をいただきま
       した。村岡高校の皆さんの応援歌に励まされて、これから始まる二つ目の山は比較
       的勾配が緩いので、ゆっくりですが走ることができます。ここの頂上付近のエイド名物
       はカレーライス。80キロ走ってカレー?と思われるかも知れませんが、3口程なのでペ
       ロっといけます。
       ここで中川さんと再会、あと20キロとエールを交わすことができました。この後一気に
       下ると、またまた名物のピノ(アイス)エイド!遅くなると無くってしまいます。ここからは
       しばらく勾配が緩やかになりますが、いやらしいだらだら坂と西日がまともで一番嫌い
       なところです。途中またまたまた現れる名物エイド、今度は一口お好み焼き!これもい
       ただき少し走ると、次は細巻きエイド!もうさすがにお腹一杯ですが、最後の山越えの
       前に少しだけいただきました。

       このエイドの後がやっと最後の山越えです。少し走っては歩き、を続けていると中川さ
       んに「下りで追い込んで〜」と言われ抜かれました。頂上のエイドを過ぎると、あとは4
       キロあまり下るだけでゴールが見えてきます。ただ、かなり脚にダメージがあり、飛ば
       すことはできません。慎重に走られる中川さんを恐縮しながら追い越し、ゴール手前で
       は村岡高校の皆さんのハイタッチに迎えられ、最後は友人達のお迎えに涙ぐみながら、
       12時間1231秒でゴール!

       なぜかブロンド美女にフィニッシャータオルをかけていただきました。今年は、野辺山
       と村岡、山岳ウルトラの両横綱に参加することができました。どちらも風光明媚で甲乙
       付けがたい難コースでしたが、応援の素晴らしさとエイドの充実度で、私は村岡に軍
       配を上げたいと思います。走っている時には、もうこんなコース走らへんと思うのです
       が、帰りの車ではみんなで来年も走ろうということになってしまいます。
       コースはキツいのですが、関わっている人々の思いが伝わる素晴らしい大会です。
       来年からも参加し続けていきたいと思います。ウルトラマラソンでお薦めの大会があ
       れば、是非教えてください!今後もどうぞよろしくお願い致します。
       (大会開催日:2014・9・28)



第四六八号
      
兵庫県村岡100kmウルトラマラソンに参加しました!

2014年10月3日
AAC会員

ジョー・ジェイコブス氏

       距 離  : 100km  制限時間 : 14時間
       エイド : 手作り美味しい料理、ボランティアの人たちがとても優しくて温かかったです。

       結果 完走時間 : 11時間15分
           総   合 : 67位/650人位
           年 代 別 : 14位

       大阪の友達と一緒に兵庫県村岡まで車で行きました。ハチ北高原の古い民宿に1部
       屋に5人雑魚寝のように泊まりました。このレースを教えてくれた友達の一人のイビキ
       がひどくて、あまり寝られない前夜でした。

       スタートは朝5時。コースはアップダウンばかり、最初の長い上りのところで、AACの片
       岡さん、次に中川さんに会うことができ、一緒に走りました。いろいろなコスチュームや
       衣装を着ているランナーに出会い、楽しい雰囲気で、すぐに仲良くなり、話ながら走り
       続けていました。

       アップダウンばかりのコース、頂上に行けばパノラマ景色でしたが、下に行けば、暑く
       て温度差がありました。
       大会は、44km、66km、88km、100kmがあり、皆似たようなコースを走るので、その都
       度、自分と同じペースのランナーを見つけることができました。

       目標は11時間以内での完走でしたが、90km時点で5km程きつい上りがあり、目標タ
       イムに達することができず、諦めることに・・・
       それでも最後の4kmはペースを上げてのゴール。ゴールした後は、後ろを振り返り、
       走ってきた道のりに 「ありがとう!」 と言ってお辞儀をしました。いつもやっています。
       (大会開催日:2014・9・28)



第四六七号
        
ご 馳 走 さ ま で し た  上 州 武 尊 山 !

2014年9月27日
AAC会員

門田 元

       先日(9月21日)、群馬県川場村で開催された「第1回上州武尊山スカイビューウルトラ
       トレイル」に参戦してきました。(武尊山=ほたかやま)
           距   離 : 120km
           累積標高 : 約8300m
           制限時間 : 34時間
           エ イ  ド : 7ヶ所
           参加資格 : 2年以内に50km以上のトレイルレースを2回以上完走
           必携装備 : マップ・コンパス・携帯電話・携帯カップ・水・ライト(2個)
                    予備電池・サバイバルブランケット・テーピング・携帯食料
                    レインジャケット・レインパンツ・防寒着(フリースなど)
                    グローブ(フィンガーレス不可)・ファーストエイドキット
                    ポイズンリムーバー・保険証・身分証明証・必要最小限の現金

       結果は、完走時間 : 22時間32分46秒
             総   合 : 69位/563人中
             年 代 別 : 21位/216人中
             完 走 率 : 68.4%
             完走者/出走者 : 385人/563人

       プロトレイルランナー : 鏑木氏プロデュース
                       「国内初のヨーロッパ型本格山岳レース」と銘打った、
                       超ドM高速登山家たちの夢の祭典。

       下記の様に距離(累積標高)を比較しても、かなり食べごたえのある
       素晴らしいコース料理でした。
       上州武尊山 : 120km  (8300m)
        UTMB     :  68km  (9600m)
        UTMF     :  169km  (9500m)
       六甲全山   : 公称56km(2800m)

       そして、踏み跡のない新たに切り開いた荒れたトレイルに、鎖場直登や長い沢登り、
       夜間走行のパートも長いなど総合的な山岳力が必要なこのレース。そしてそして、
       エントリー終了後にも関わらず、大会事務局側から前代未聞のアナウンスが!
       『出場辞退を受け付けます。喜んで返金しますので、安易にエントリーした方もいるか
       と思います。他のトレラン大会の延長と考えてる方もいるかと思います。
       鏑木さんからも、他の大会とは全くレベルが違うので、呼び掛けて自信の無い人は止
       めてもらった方がよいと。決して臆病でも何でも無く、事務局側も怪我人は50名に留
       めておきたいです。』
       後日、ホームページからエントリー辞退フォームを掲載します。」と…。
       それを受けて辞退者も多く出たとの事ですが、逆に私を含む超ドM高速登山家たちの
       闘争心は、激しく奮い立たされた事は間違いありません。
       タイムは当初24時間以内を目標としていたので良かったとも思ったのですが、さすが
       にエリート高速登山家たちが集結した大会。順位は予想していたポジションよりもはる
       かに下回ってしまいました。

       スタートは午前5時。120kmの間に8つのピーク(山頂、峠)を越えなければなりません。
       まずはスタートである標高500m地点から、18kmの区間を標高2000mの剣ヶ峯山頂
       まで標高差1500mを一気に駆け上がります。最初の1時間は暗いのでハンドライトを
       取り出してトレイルに入ります。両手も使ってよじ登らないと上れない傾斜もあり、序
       盤から難コースの連続です。そして山頂に着くと何故か第3ピークの武尊山が目の前
       に見えます。

       な・なんと!目の前に見えるのに、今から1200m下ろされて(その間第2ピーク越えも
       あり)、大回りするというコース設定。しかもその間は、全行程最難関と言われるパート
       です。鋭い岩と太い根っこだらけの垂直下り。フィンガーレスグローブは不可の訳がわ
       かります。イヤな予感がしていたので軍手も用意し、迷わずガチ軍手を装着。
       全体コーディネートなんて言ってられません。後続グループの中には、ブレーキ効か
       ずの顔面ダイブや頭からの流血など、一体何の大会やら?

       30kmもの間エイドが無く、その間数ヶ所の鎖場と梯子の直登~渡渉~泥地帯~12
       kmのロード~1km以上の沢登りを経て、標高2100mの第3ピークの武尊山山頂へ
       向かいます。途中に装備チェックも(38km)。ヘッドライト・ハンドライトの所持と点灯の
       確認です。その後、予想通りに1Lのボトルの水も途中で完全に枯渇し、途中の沢で
       汲み取りながらのセルフ給水。
       そして、武尊山山頂(50km)に到着もエイドはまだ9kmも先。1200mを一気に下る途
       中にあります。またまた水が無くなってきたところで、予想もしないトラブル発生!
       60kmクラスのランナーと合流してしまい、梯子とロープ下りで大渋滞…。標高2000m
       地点で1時間待ち。120kmのトップ集団は最優先されたようですが、さすがに50位集
       団となると60kmクラスの最後尾に普通に並ばされます。

       1時間のロスを経てやっと第3エイド(59km)に。エイドの無かったその間、約6時間。
       そこで久しぶりの補給を済ませ、ドロップバックポイント(68km)に到着。この時点でス
       タートから12時間経過(午後5時)、いよいよ夜間パートへ突入。
       2ndシューズに履き替え、いよいよヘッドライトとトレランポールの投入です。まだ4つの
       ピークが残っているため、空いている手はハンドライトを握らずにトレランポールを優先
       させます。
       ここから30kmの区間は500下り→400上り→500下り→550上り→550下り→450上り
       →600下り、フラットなトレイルはほぼ皆無です。
       思い返せば、この区間の後半80~95km区間が一番辛かった。夜の7時~11時の間
       だったと思います。突然の睡魔に2回ほど襲われました。体が思うように動かず、一時
       はフラットなトレイルも走る事が出来ない戦闘不能な状態に。カフェイン入りのジェルを
       立て続けに吸い込みながら、林道脇で1分間ほどしゃがみ込み、ガクッとなったら起き
       上がり、それを4~5回ほど繰り返し先へ進みます。(あまり長居してしまうと、熊出没情
       報もリアルタイムに入っていたので、熊鈴も鳴らない状態での停滞は危険と察知)

       やはり周りには同じ状況の選手も増え出し、右に左にフラフラになりながら林道を上る
       超ドMなヤツも。あまりに危ない状況に見えたので、追い付いて「大丈夫か?」と声掛
       けすると、「ねむふて、ねむふて~(眠くて、眠くて)」と。さすがに「ゆっくり林道脇で休
       んだら?」とも言えず、やがて後方にいたはずの彼のヘッドライトは私の背中にも届か
       なくなってしまいました。「必ず生きて帰るんだぞ」と心の中で呟く。そして睡魔区間を
       何とか乗り越えて最終エイド(98km)に到着。この時点で18時間(午後11時)が経過。
       「あと22kmやん」と言う声も聞こえてきますが、実はエイド出発直後に700m駆け上が
       り、そこから10kmの間、細かいアップダウンが数十回も絶え間なく繰り返し、22kmで
       累積2000Mをクリアしなければならない「最後のデザート」が待っているのです。

       でもやっぱり超ドMたちは皆、デザートが大好きです。誰一人泣き言も言わず、エイド
       から真っ暗闇のトレイルへ一人また一人と吸い込まれて行きました。さすが60位グル
       ープ、エイドで長居するような者は一人もいません。皆そんなに早く食べたいのか?
       私も本能的なのか、最後の山へ向かって勝手に足が前に進むのです。
       そしてトレイルへ入り、最終パート22kmの始まりです。激しいアップダウンの連続とい
       うのに、皆ガンガン攻め出します。
       ロングトレイルの経験豊富な超ドM高速登山家たちは、ちゃんと計算して脚を残してい
       たのです。少し順位は後退してしまいましたが、周りに引っ張られるように、走れる上
       り下りはほぼ走り続けられました。約4時間もの間を。

       最後の林道~ロードのラスト3km区間も戦友とともに4分30秒/kmのハイスピードで
       超ドMさを見事に発揮できました。そして手前100mからフィニッシュゲートが見え出し
       た。最後のコーナーを左に曲がる!
       「鏑木さ~~~ん!、あなたがディレクションしたエキセントリックなコースを攻略して、
       今ここに帰って来ましたよ~!」と心の中で叫びます!ゴールゲートが目の前に現れ
       る!正面には「カメラマン」…、それと左手には…「計測チップ外す人かな?」あと右手
       の女性は…、「横で一緒に並走してきた戦友の彼女か?」
       そして、フィニッシュゲートを通過。 1…、2…、3…人?…。 え、3人だけ!?
       「あれ、鏑木さんは…?」 そしてくるりとひと回り。絶対ここにはいないと確信。
       時刻は午前3時32分。一番帰って来たらダメな時間帯でした。

       同着の戦友が彼女との抱擁を終えるのを冷静に横で見届けた後、彼女の元から彼を
       奪い返した。そして、ようやく彼と健闘を称えあう。ちなみにこのレースに一緒に来た
       仲間のドM1号はひと足早く21時間36分でフィニッシュ!(1号はAAC所属ではありませ
       ん) わたくし2号は1号の元へ結果報告に。そして3時間後、ドM3号・AAC青木猛裕も
       25時間53分で見事フィニッシュ~!
       ちなみに1号は翌日も三木ホースランドパークに地図読み練習会へ。そして「3週間後
       のハセツネのいい練習になったわ~」と…。恐るべし1号…。

       終わってみれば超ハードトレイルだった分、実に苦しくも楽しいロングトレイルでした。
       が、自分自身今年の最重要レースにしていたはずなのに、ろくな練習もせずに挑んだ
       事に猛省。 7月(210km)→8月(180km)→9月(86km) ほぼ土日祝だけ。あ~、情
       けない…。今回そこに同レベルの選手たちと中盤以降に力の差が露呈した大きな要
       因。もっと頑張ります。

       話は変わりますが、この時期のトレイルレースはやっぱり信越五岳(110km)が人気!
       快適に走れるトレイルとホスピタリティーの高さ!可愛いお洒落な女性ランナーも多く、
       エイドも沿道も賑やか。まさに「フェス!」
       一方、上州武尊山はドM野郎が己の闘志を鼓舞し、不退転の覚悟で臨む辛抱我慢の
       獣道。 これぞ「祭り」(今年の女性の出走比率は信越五岳の20%に対し、上州武尊
       山はなんと5%) 来年どうするって? 私? 勿論、信越五岳に行きたいで~~す!
       (大会開催日:2014・9・21)



第四六六号
     
ITU世界ロングディスタンストライアスロン選手権に出場しました!

2014年9月26日
AAC会員

久野 淳子

       年齢カテゴリーによっては参加が非常に難しいこの大会に、ハイエイジ・女子というだ
       けでタナボタ的に参加資格を与えられ、「JAPAN」のユニフォームと共に、いそいそと
       中国・威海(ウェハイ)まで行ってきました。
       日本選手団はエリート3名、エイジ47名の合計50名。日本トライアスロン連合のサポー
       トスタッフも加わり大所帯です。AACからは川崎さんと私の2名が、男女それぞれ最高
       齢での参加でした。

       成田・関空からそれぞれ青島まで空路、そこからチャーターバスと自転車等を運ぶト
       ラックで陸路4時間以上。到着した威海は、美しいリゾート地でした。 が!やはりここ
       は中国。交通ルールの存在が希薄な車道、横断歩道も信号なし、歩いてると歩道に
       突然大きな穴(工事中と思われる・囲いなど一切なし)。歩きスマホがまかり通る日本
       とは大違いで、話す声も「ケンカ売ってます?」的に大きい!一見何でもアリな感じで
       すが、このやり方でこの国は動いてるんですね。今となっては懐かしい雰囲気です。
       懸念だった対日感情ですが、これも要らぬ心配でした。ホテルのスタッフ・大会スタッ
       フ・現地のお店やタクシードライバー、レースでは沿道の応援。何一つ不愉快な事は
       起きませんでした。

       さて、レースについて。
           スイム   4km   (2km×2周回)
           バイク 120km   (40km×3周回)
           ラン    20km  (5km×4周回)
       ミドルのようなロングのような??

       3km以上のスイムはやったことがないので、見当もつかない感じでスタートしました。
       幸い水質もよく周囲で泳ぐ人も見えます。コースロープに付けられたブイも多く、コース
       を見失う心配はありませんでした。沖の方で多少のうねりはありましたが、波も穏やか。
       1キロほど泳ぐうちに10分前にスタートした男子の最後尾に追いつけました。
       ところが、この辺りのノンビリスイマーに「平泳ぎ」が多いのです。日本ではあまり居ま
       せんよね・・・。近づきすぎて蹴られては大変。距離を取って縫うように抜いていきます。
       途方もない距離に感じられたスイムも、1周目を終え2周目に入ると距離感がつかめた
       こともあり、リラックスして泳ぐことが出来ました。

       バイクコースは半島周回コースということである程度のアップダウンは覚悟してました
       が、想定以上の激坂に何度も心が折れそうに・・・。沿道の「ジャーヨー(加油=頑張
       れ)」や時々日本語で「がんばれ~」の声援に何とか1周終えたとき、まだこれをあと2
       回??・・・と憂鬱に・・・。それでも2周目の登りでは歩道をミニサイクルで並走しなが
       らカタコトの日本語で応援してくれるお兄さんがいたり、3周目にくたびれすぎて応援
       に手を振ってのんびり走ってたら、それを見ていたマーシャル(審判員)がオートバイ
       で抜きざまに「グッジョブ」のサインをくれたり。あれやこれやと気分よくバイク終了!

       ランは対面周回なので、日本選手とすれ違う時や速い選手に抜かれる時のエール交
       換が力になりました。ペットボトルのまま渡される水を1~2口飲んで残りは頭からかぶ
       る、というある意味贅沢な給水所が片道2.5kmの間に3か所。おかげでバイクで弱っ
       た脚でも、いつものキロ6分ペースをどうにかキープできました。
       所要時間 8:55:40  6位/10人中(女子50-54歳)
       世界のトップアスリートのタイムとは雲泥の差でしたが、前日のカーボパーティー、レー
       ス後のアワードパーティーも楽しく、充実した4日間でした。

       思えば、初めてトライアスロンの超短距離レースに出た2年前には考えもしなかった
       ロングの世界大会。AACで偉人や超人や変人たちに揉まれてるうちに、知らない間
       にここまで来たって感じです(笑)。
       これからも楽しく目標を持って競技を続けていけたら幸せです。
       (大会開催日:2014・9・21)



第四六五号
      
足よゴールまでもってくれ~ と叫びながら・・・

2014年9月25日
AAC会員

池田 義之

       歴史街道丹後ウルトラマラソン100㎞にAACの仲間と初挑戦してきました。
       100㎞への挑戦は去年の潮風ウルトラの70㎞に初挑戦をきっかけに決めました。
       1年かけて練習してきたつもりでしたが、5月の調整レースのユリカモメ70㎞では制限
       時間2分前と、不安が残るレースとなりました。何かおかしい、そうだスピード練習が
       メインでロング走が出来てない!

       あわてて丹後3週間前にAACの芦屋川駅から有馬温泉までの沢登り滝巡りを、自宅
       から芦屋川駅までの50㎞弱を走ってからの参加を決意、朝3時過ぎに出発。明石駅
       まで10㎞、そこから2号線を東へ向かうと夜が明けてきて、公園から鶏の鳴き声が聞
       えて来たのにはビックリ! 野生化? 朝に鶏が鳴くのは本当!を実感しながら走るも、
       キロ6分の予定が暑さと夏バテで走れない。これでは8時30分の待ち合わせに着かな
       いので、35㎞の三宮駅で電車に乗り芦屋川駅へ行き、有馬温泉までの沢巡り滝巡り
       ランを加えて50㎞弱のロングの練習としました。

       丹後ウルトラの当日朝ハプニングが・・・ホテルに高原さんが置いてけぼりになり、しか
       たなく高原さんは3㎞歩いて103㎞のウルトラになった。私はゲストのはるな愛さんと
       ハイタッチして暗闇の中をスタートして行きました。
       少しすると七竜峠の高低差150mの上り下りで汗が吹き出し、力が入ったのかお腹が
       下り竜?!峠を下ってトイレへ駆け込みセーフ後スッキリして走りだした。久美浜湾を
       1周の途中で新井さんと松本さんが掛け声と共に軽やかに走り去って行きました。

       仲間の快調に元気を貰うもまたも七竜峠!坂道は碇高原しか聞いてないよ~ 1年
       かけて挑んだレースの割には下調べが全く出来てない事に気付く。沿道でギャル3人
       からイイ色!イイ身体!の声援にマッスルポーズで応えとても気分がイイ!
       フルの距離も超え44㎞のエイドでは疲れた足を、サッカー部の少年達にマッサージを
       受けようとしてると、ユリカモメの最終関門60㎞からの競い合いで完敗した伊藤さんに
       会い、今日は勝てるかもと期待しながら走った。碇高原迄は歩かないぞと気合いをい
       れ走り出すと大上さんに調子良く追い抜い抜かれ、55㎞の荷物預所では中田さんが
       荷物が無いと怒ってました!

       しばらくすると碇高原の看板が見えてきて歩くゾーンに突入、周りに合わせて歩くが走
       れそうな坂道なので走って追い抜く快感に酔いしれる。雄大な碇高原に到着し後は下
       りで余裕の気持ちでいると伊藤さんが追い付いて来ました。下りを二人で走り出すも足
       が出ない、ヤバイ、上りでやってもた~ 伊藤さんは復活宣言をして追い抜きながら走
       り去っていきました。

       下りも終え80㎞で懐かしい痛みが。初フルの加古川マラソンの時に37㎞で襲ってき
       た左膝の痛み、残り5㎞で4時間のペースランナーに抜かれた悔しい思いが甦ってく
       る。あのときも大堰を越えて後は超緩い下りで勝利を確信してましたが、残り5㎞を1
       時間かかってのゴールでした。

       アカーン!今回は残り20㎞やで、でも初フルの4年前より免疫が出来て速いはず。
       ニューゾンビ走りで右足で強く蹴り左足はそっと着く。その繰り返しでゴールを目指して
       いると、ユリカモメで調子の良かった田村さんが追い付いて来て、腰を痛めてうまく走
       れない奥野さんも関門ギリギリで後ろで頑張っているとの情報をもらう。最後まで諦め
       ずにゴールしようとの言葉を貰い、足がちぎれてもゴールすると言い返したら、彼女は
       走り去って行きました。

       残り20㎞で制限時間3時間30分、キロ10分でも制限時間に10分残しでゴール出来る
       と計算するが、90㎞手前ではコースを簡単には攻略させないぞ!と思わせる2%程
       度の坂道だが、今の私には激坂に見える。10㎞を2時間かかり、キロ12分で一生懸
       命ゾンビ走りをするが歩いているのと変わらない。足が痛いだけ心臓は元気なのにと
       焦る。

       残り10㎞を90分、キロ9分を切らないと完走出来ない無理かもしれないと思っている
       と、奥野さんが追い付いてきた。完走しようとの勇気を貰い、残り5㎞で制限時間40分
       と覚悟を決め、何処かので応援で見た足が痛いのは気のせい走法に変え、あとは丹
       後ウルトラにかけた1年間の思いや完走出来んかったら来年また来なアカンやんと思
       い、残り2㎞制限時間18分、足よゴールまでもってくれ~と叫びながら2分9秒を残して
       ゴール出来ました!

       ゴール後、涙がこみ上げて半泣きになっていると、アップで写真を撮られてしまい思い
       出深いレースになりました。なんとかゴールできたのは仲間や関わった全ての皆さん
       のお陰です。感謝してます。とても素晴らしい大会なので、今回完走出来なかった人
       も初めての人もぜひ挑戦してみて下さい。私も練習を積んでまた挑戦したいです!
       (大会開催日:2014・9・14)



第四六四号
       
丹後へ、忘れ物を取りに行ってきました!

2014年9月17日
AAC会員

横山 啓子

       ご無沙汰しております〜AAC幽霊会員の横山です。この度の丹後ウルトラ、大会前に
       はトレラン部の山崎さんから激励メールを、また久しぶりに見たHPの大会記録欄では
       何故かウサギチームに私の名前がありビックリ…。こんな幽霊に対しての皆さまのご
       厚情?深く感謝申し上げます…m(_ _*)m

       一昨年、AACの丹後ツアーでお世話になり、参加した60kmでは何とか完走、昨年は
       家庭の事情で練習不足であったにも拘らず挑戦した100kmで、見事碇高原登りで撃
       沈…肉離れまで起こし、這々の体で帰ってきました。

       以降、『丹後100km完走』が私のランの目標になり、そのトレーニングにと山ランにお
       誘いいただく機会がありトレランにハマり、この1年間はロードよりも山ランに明け暮れ
       ていたような…。六甲山全山縦走、京都東山36峰MM、ダイトレ、姫ボタル、港こうべ…。
       (練習コースの六甲山に関しては、かなり詳しくなったかも?…)

       そのお陰か否か、今年の丹後では1度も脚が攣らず、お天気にも恵まれ、気持ち良く
       走り切ること出来ました。(後半80km地点でハムが痛みだし去年の悪夢がよみがえり
       かけましたが、そこは止むを得ずロキソニン様のお力をお借りし切り抜ける事が出来
       ました…)

       スタートラインで、この1年の思いが頭をよぎり早くも涙、50km地点で気持ち良く走れ
       てる事にまた涙、最後の1kmのフィニッシュロードではお声かけいただく皆さんに涙で
       感謝しゴール!昨年とは違う涙をいっぱい流しながら、去年はいただけなかった完走
       メダルをやっと手にする事が出来ました。

       今年はこの後、昨年初チャレンジして、やはり脚が攣って止まってた20分のロスタイム
       を無くし、思いっきり(と言っても皆さんよりは遅いですが…)走り抜けたい京都東山36
       峰MMに向け、楽しみながら走っていきたいと思っています。
       Don’t stop keep running!
       (大会開催日:2014・9・14)



第四六三号
           
家 族 3 人 で 表 彰 台 !

2014年9月16日
AAC会員

丸岡 あゆみ

       第5回潮芦屋アクアスロン大会に出場しました。母と共に親子そろっての参加です。
       父も応援にかけつけてくれました。当日は晴天。日差しが照りつけ真夏のように暑い
       一日でした。今回のレースはスイム1キロ、ラン10キロと短い距離なので、最初から
       最後まで全力でいこうと心に決めて挑みました。

       スイムスタート前は今までにないくらい緊張して心臓がドキドキしました。選手全員で
       「1・2・3・ダー!!!」 と大声で気合を入れて、いざスタート。最前列からかっこよく
       海に飛び込みたいところですが、私はいつものように後ろの方から控えめにスタート。
       海の視界はほぼゼロで結構流れがありました。バトルを避けて外側からスタートした
       はずが、気づけばコースロープの方まで流されていて、コースロープ上のブイにからま
       り、さらにはロープを乗り越えて反対側に出てしまうというアクシデントがありましたが、
       なんとか正しいコースに戻り平常心で泳ぐことを心がけました。海への恐怖心の克服
       と、ロスなく最短距離を泳ぐことが今後の大きな課題です。

       海から上がると「お母さんもういったでー!」とクラブの仲間から声をかけられトランジ
       ットへと急ぎます。スイムが遅い分、少しでも時間短縮!と、頭をフル回転させシミュ
       レーションした通りに動き、素早くランに移ります。このトランジッションの速さには、後
       でお褒めの言葉をいただきました♪

       ランは往復5キロを2往復するコースです。スタートしてすぐに母の背中が見え、抜か
       す時には「頑張れ!」と気合を入れてもらい、すれ違うクラブの仲間とも声をかけ合い
       ながら調子よく走れました。2周回目に入るとさらにペースアップし、苦しくて声をかけ
       合うどころか手を挙げることさえできなくなったが、とにかく必死で走りました。
       そしてゴール前は全力で、Finish!!

       結果は年代別3位入賞。おまけにサプライズで、兵庫県アクアスロン選手権女子総合
       優勝し、メダルと素敵なタテをいただきました。母は年代別優勝しました。
       母の表彰式では2位と3位の人が不在だったため、代わりに父と私が表彰台に上が
       り、家族3人での記念に残る素晴らしい表彰式になりました。
       このシーンを見て、両親が現役でトライアスロンをし、アイアンマンハワイに出場してい
       た頃のことを思い出しました。両親にはとてもじゃないけどまだまだ追いつけませんが、
       いつか家族3人でトライアスロンをしたいなと思いました。
       (大会開催日:2014・9・7)



第四六二号
       
第2回アイアンマンジャパン北海道に参加!

2014年9月13日
AAC会員

中川 隆二


       ハワイで開催される、アイアンマントライアスロンチャンピオンシップには最近出ていな
       かったが、70才になったので久しぶりに行きたくなり、アイアンマンジャパン北海道に
       申込みました。ハワイへのスロット70才~74才は1名です。大会近くになり、参加者名
       簿を見ると、ハワイ大会エイジ別で何回も優勝している、M氏の名前がのっているで
       はないか!とても彼には勝てないが、大会では何が起こるかわからない、最後まで
       頑張るしかないと思いました。
       大会当日は曇り空で暑くもなく寒くもなく、絶好の大会日和でした。

       スイム(3.8km)
       スイムは洞爺湖、波は殆どなく泳ぐには良好な条件。スタートはウエーブスタート、若
       い順番で第1組スタート6時、小生は第6組6時22分にスタートしました。ウエーブスター
       トなので、スタート直後のバトルは殆ど無いといってもよいぐらいです、水はきれいし
       透明度があります。ヘッドアップのとき水を飲んでも、真水なので水分補給の代わりに
       なると思いながら泳いでました。中間点位から、先にスタートしたキャプの色の違う選
       手を追い越して行き、1時間32分52秒でスイムゴール。

       バイク(180.2km)
       スタートして洞爺湖周囲を30km位走り、それから羊蹄山すそ野へニセコ町へと走り
       洞爺湖へと帰って来るコースです。昨年走った人に聞くと上り下りの長い坂がありと
       聞いていました。バイクコースは北海道らしい雄大な景色、聞いていた長い上り下り
       の道を走っていると”北海道を走っている”と実感したが、肝心の足の方は重くペダル
       は回らず、クラブの人には誰にも追いつくことができず、タイム7時間12分21分でゴー
       ル。

       ラン(42.2km)
       洞爺湖周辺のコースを2往復するコースです。スタート直後は玉石を敷いたようなコー
       スを2km位走ります、足裏マッサージコースと言いたいぐらい走りにくい。それを過ぎる
       と湖畔の横の平坦な道で走りやすいコースとなります。スタートしてすぐにお腹の調子
       がおかしくなり、エイドごとにトイレに駆け込むしまつ。スピードを上げると完走じたいが
       難しくなるので、スピードを落として2位・3位なってもいいから完走だけはして、ハワイ
       へのスロットチャンスに期待との一心で走ってました、ランタイム4時間58分42秒ゴー
       ル。

       トータルタイム14時間02分11秒ゴール
       小生は今回のレースでアイアンマンレースワースト記録を作りました。ゴールした時は
       ゴール出来たことが最高の喜びでした。ゴール後宿に帰り携帯を開くと宗政さん・西川
       さんから「ハワイおめでとう」のメールあり、タイムが悪かっただけに嬉しかったです。
       レースは何が起こるかわからない、速いM氏はランでやめたらしい。最後まであきら
       めず頑張った小生に女神がほほ笑んだようです。
       今回の大会では角谷さんはじめ一緒にいった皆様には大変お世話になりました。
       また遠くからエールを送ってくださった、AACの皆様方本当に有り難うございました!
       (大会開催日:2014・8・24)



第四六一号

           世界トライアスロングランドファイナル
          カナダ大会にエリート参加してきました!


2014年9月12日
AAC会員

山田 敦子氏

       8月27日~9月1日、カナダ・エドモントンに行ってまいりました。エントリー当時、世界
       ランク9位だった私は、オープンパラトライアスロン部門(ポイント対象外)にエントリー
       されていました。
       でも、出発の少し前に、invitation枠でエリート(ポイント対象)への変更をJTUから告
       げられました。まだトレーニングが十分ではなかったので、完走しエリートとはどんなも
       のかを経験する場にしようと臨みました。

       私たちパラトライアスロン日本代表は6名(エリートPT4に2名、PT5に2名;私はこれに
       該当します、オープンPT4に1名、PT3に1名;私以外は男性)にJTUのパラ担当が3名
       とPT5のガイド2名がつきました。
       試走・試泳・ブリーフィング・クラシフィケーション(障害の診察をしてPT1~5のカテゴリ
       ーを決めます)などを経て、当日を迎えました。

       スイムは公園内の池750m。なぜかほんのり塩素臭かしていましたが、非常に泳ぎや
       すかったです。バイクは公園から飛び出して、坂を上り下ってくる4周回コース20km。
       ランは公園内をぐるぐる2周5kmでした。
       緊張でつぶれるかなーと思っていましたが、スタートで隣の海外選手からネイルを褒
       めてもらって、わいわい騒いでいるうちにスタートになりました。

       スイムはベストタイムを出し、9人中7位でした。が、トランジッション1(スイム→バイク)
       で他の2選手に抜かれてしまいました。
       バイクは、レースでは経験のない坂道でばてて、しかも皆様のご支援で製作した新し
       いタンデムバイクは26インチで、カーブでペダルをすってしまったり、くだりが怖くて少し
       失速したり、課題の残った結果でした。
       ランではいつものペースを保ち続け、前の選手1名を抜かせそうだったのですが、気
       分が悪くなってしまい失速、結果としては9人中9位という結果になりました。

       すべてにおいて課題だらけではありましたがそれが明らかになったこと、海外エリート
       レースを経験し、自分の位置づけを理解できたことなど、いろいろなことが経験できた
       ので、大きく成長できた遠征となりました。
       次の遠征は来年3月以降ですが、7月からは本格的なリオ・パラリンピックへのポイン
       トレースとなります(今年度分も半分になって加算されるそうです)。これからはお金も
       トレーニングも非常にシビアです。

       でも、尼崎本社のグンゼスポーツ様のご支援を受けて、7月よりトレーニングをするこ
       とができており、潮芦屋アクアスロンでも一般の部で年代別入賞もさせていただくこと
       ができました!少しずつですが、リオに近づけていると思いますので、ここからギアチ
       ェンジをしてしっかりがんばります!皆様にはこれからの2年、厳しく応援していただけ
       ましたら幸いです。
       (大会開催日:2014・8・30)



第四六〇号

          初 ア イ ア ン マ ン 参 戦 記 !

2014年9月4日
AAC会員

吉岡 純一氏

       8月24日のアイアンマン・ジャパン・北海道に参戦、14時間0703秒でフィニッシュ
       出来ました。
       630位(完走者1099人) 、124位(エイジ212人)
       (スイム1:23:38 、バイク7:02:05 、ラン5:19:37 、トランジションタイム別途)
       目標はサブ13(スイム3.8km 1:30 、バイク180.2km 7:00 、ラン42.2km 4:30)でした
       が、ランで足裏痛になり後半ハーフは走るのがやっとのペースまで失速してしまいまし
       た。出たことのない痛みでしたので、これがアイアンマン ディスタンスの魔物か?
       完走の喜びよりも悔しさいっぱいのゴールとなりました。

       スイムは、こんなにキレイな湖は初めての洞爺湖が会場。喉が渇いたら泳ぎながら
       飲めるな!?と安心。(笑) スタートはバトルが苦手なのでウエーブの最後尾の大外
       から出て行きました。かなり大回りしていたので、集団の中で泳ぐのに慣れるのは来
       期への課題です。

       バイクは上がりがキツイとの事前情報からTTではなくロードタイプで挑みました。狙い
       通り上り坂でアドバンテージがありました。時計を見ながら目標タイムに余裕があった
       ので下り坂は完全に脚を止め休憩時間にしました(それでもMAX63km!)精神的な
       余裕もあり楽しめました。

       バイクでセーブ出来たので、ランは絶好調になるハズでしたがスロースタートになりま
       した。バイクの残り10kmでハンガーノックを起こしてしまい、携帯のフードを食べつくし、
       ゼリーは食べ飽きていたので、トランジションでバナナ2本とコーラ3杯をベンチに座り
       ながら食べました。それでも最初の5kmは身体に力が入らず、後半のために携帯して
       いたゼリーを食べてからようやく元気が出てきました。10km過ぎた辺りでランは4時間
       45分位かな?と考えながらの走行でしたが、15kmから両足裏痛が気になりだし、ハ
       ーフの時点でかなり痛くなり、後は痛みとの格闘に。(>_<) でも、マイ掟の「歩かない」
       は順守しました。

       リザルトをチェックしましたら、目標タイム辺りの選手(12:59:53 、総合400位)がスイム
       1:18 、バイク6:43 、ラン4:49 でした。決して無理なタイムではないので来年はリベ
       ンジでサブ13時間を達成したいと思います。

       今回の大会は、初アイアンマンの雰囲気、涼しい北海道、気心の知れたクラブの仲間
       と一緒、イイ感じの温泉旅館、名物のジンギスカンや味噌ラーメンも食し、ランで苦しん
       だ以外は大変楽しめました。
       (大会開催日:2014・8・24)