第四一九号

                   サ ブ 3 達 成 で き ま し た !


2013年12月27日
AAC会員

小澄 隆氏


       2013年12月23日 加古川マラソン大会。悲願のサブ3達成できました。46歳11ヶ月
       での達成でした。強い意志があれば自分でもできるもんだ!とつくづく思いました。
       2012年2月そうじゃ吉備路マラソンで作った自己ベスト3時間8分46秒をもって昨シー
       ズンはサブ3チャレンジ元年と意気込んだものの・・・シーズン開幕直前にシンスプリント
       を発症、重症化し満足なレースが出来ず撃沈しました。

       気分一新、春にAACに入会させていただきストイックだけじゃなくもっと楽しく仲間と走ろ
       うとウルトラやらトレランで100キロ級を数本走りました。結果、スタミナはそこそこ自信
       が持てるレベルとなりました。
       そんな中、11月19日の川西一庫ダム周遊ハーフマラソンに参戦したところキロ3:55
       程度のラップが連発。(記録1時間28分26秒)スピード練習なんて何もしてないのに以
       外に速い。これはサブ3・・・もしや、いけるかも!と密かに手ごたえを掴みました。

       そこでターゲットにしていた12月23日の加古川マラソン大会から逆算してトレーニング
       スケジュールを考えました。参考にしたのはサブ3と検索して見つけたとあるネットの記
       事。http://matome.naver.jp/odai/2135442144469504101
       簡単に言うとマラソンを早く走るトレーニング内容は距離よりも強度!なるほどAACサ
       ブ3ランナーの皆さんも確かに強度の練習してるな・・・と妙に納得しました。
       具体的に実施したのは記事の通りの以下のトレーニング内容。
           ・インターバル(週1回)キロ3分45秒JOG5分30秒×7本
           ・ペース走(週1回)キロ4分15秒ペース走×10km
           ・スローランニング(週5回)キロ7分×8km
       加古川マラソンのちょうど2週前にエントリー済だった京都東山36峰の30キロトレラン
       大会も週1回のペース走練習と位置付けました。結局上記を4週分それぞれ4回こなし
       て大会に臨んだことになります。とにかく、これを信じてやるしかない。これだったら1カ
       月仕事が忙しくてもなんとかやれると思いました。

       こから1カ月は平日は夜練に備え基本禁酒。夜な夜な一人練習。水曜の夜は芦屋中
       央公園へ行って一人インターバル。犬の散歩の方に迷惑がられながらも必死の形相で
       くるくる回ってました。日曜の昼間にペース走を実施。それ以外は疲労抜き超スローラ
       ン。これの繰り返し。どれもだいたい1時間メニューです。スピードアップはタイムになっ
       て現れ自信を持てるようになりました。いける!
       ただ、想定外だったのは京都東山36峰の30キロトレラン大会3日後の水曜にインター
       バルやったら昨シーズン泣いたシンスプリントが再発症!スローランニングしてもどんど
       ん痛みが増幅していく!疲労抜きが甘かったと悔やみました。

       最後のポイント練習としていた大会1週前のペース走は実施すべきか回避すべきか悩
       みましたが10キロ4:10アベレージで強引に実施。あとは毎日アイシングと疲労抜きに
       勤めました。やることはやった!そんな充実はありました。
       シンスプリントは経験済だったので、発症後のステージ1程度の痛みは走り出して温ま
       ってくると必ず消えると分かってはいました。ただ、精神的には焦りがありました。慢性
       的な坐骨神経痛も抱え残り10日の調整が精神的に少し苦しかった。
       結果、何とか大事に至らず達成できましたが・・・レース後の今、シンスプリントの痛みは
       進行し暫くは走れない状態です。リハビリ専念ですが、覚悟の上のレース、結果が出た
       ので全く悔いはありません。そして大会当日・・・

       天候は「くもり時々晴れ、気温5~8度、風は穏やか」と絶好のコンディション!前日、前
       々日と強風の荒れた天候だっただけに「天は我に味方した~っ」と真剣に思いました。
       今日しかない!やるぞ!と気合を入れて会場へ・・・
       AACの皆さんと記念撮影してお互いの健闘を誓い合い、もう一度気合を入れ直し。
       スタート前、トイレの行列に並んでいると陸連登録の選手がスタート、あわてて一般ブ
       ロックへ行くと2時間台と3時間台に分かれてて3時間台には既にたくさんの人たちが・・・
       仕方なく人混みに潜り込むが、まてまて、サブ3を目指すんだから2時間台ブロックだと
       思い直し、2時間台の最後方に位置、直後に3時間のペースランナーが風船を付けて数
       名登場、3時間台ブロックの先頭に位置。振り向くと後ろにペースランナー・・・あれに引
       っ張ってもらう戦略がその前に並んでしてしまったと少し悔やむ。そして、スタートの号砲!

       しばらくは人混みで走りにくいが1キロでそれもほぼ解消。入りは手許のガーミンGPS
       でキロ4:17。遅い!平均4:15で刻まなないといけないのに・・・でもスタート時の人混
       みで後ろの3時間ペースランナー集団もたぶん一緒、2キロ地点でラップはキロ4:07、
       よしっ!これで行こうと覚悟を決め ペースランナー集団を避け、その少し前をキロ4:07
       ~4:10のラップを刻みながら冷静に走り続ける。苦しさはない。頭の中で貯金を考える。
       前半のハーフを1時間28分で後半を1時間32分以内で乗り切れれば。。。目標達成だ!

       ペースほぼイーブン、コースは河川敷のほぼフラットで道幅もあり走りやすい、ペースも
       掴みやすい。あっと言う間に最初の折り返し10キロ地点が近づいて登録スタートのAA
       Cメンバーとエールを交わす。
       入りの10キロは呼吸的に楽勝でいかないと失速するって言葉通り、呼吸の乱れもなく
       汗もさほどなく順調に10キロを通過。何かで読んだ「入りの10キロで足が軽かったり、
       調子がいいと感じる時はコンディションが逆に悪い証拠」ってのも今日は感じない!
       いいぞ順調、順調!と自分に言い聞かせる。

       折り返してしばらくすると3時間ペースランナーの集団とすれ違う、当然まだ貯金はない。
       自分のすぐ後ろだ。唯一のアップダウンと思われる加古川大橋を渡り次は対岸の河川
       敷コースを走る。今日は六甲キャノンボールのタンクトップウェアで参加してたので、「
       おっ!キャノンボーラ頑張れ」と3度ほど声援を貰う。まだ余裕。右手を挙げて「ありが
       とう」と返す。気持ちいい!瞬間ちょっとだけペースが上がる。(お調子者)六甲キャノン
       ボールの骸骨デザインって結構浸透してるんだなーって変な関心をする。

       ハーフ地点で時間の確認はなし、ラップを刻むことにのみに集中。ハーフを過ぎたあた
       りから少し疲れを感じ出す。でもまだ大丈夫。後方のペースランナー集団との距離は少
       しは開いたかなと期待しながら次の高砂折り返し地点を通過22キロ地点くらいか・・・
       とすぐに風船の連なった恐怖の3時間ペースランナー集団とすれ違う!近い!凄い人!
       あれに追いつかれたら・・・と突如、恐怖心が芽生え、少し焦る。急に疲れを感じだす。
       25キロを過ぎて集中しないとすぐにラップが乱れるようになる。粘れ!粘れ!あと10キ
       ロはこのラップを維持、35キロ地点までペースを死守するんだっ!と自分に言い聞かせ
       る。この辺から前後を一緒に走ってた周りのサブ3ペースのランナーも徐々にペースを
       落とす人が出てくる。自分も周りに合わせて走っていると一緒にラップが落ちだすように
       なる。

       まだ、大丈夫!大丈夫!腕を強く振ってペースを死守。そしてもう一度、加古川大橋を
       渡る。橋の上から風船の集団を探すが分からない。どれぐらい離れているのだろうか?
       不安になる。橋を渡って35キロ地点、いよいよラスト7キロだ。この辺からいつものラン
       ニングフォームがまとまらない感覚が出る。リズムが出ない。やっぱりマラソンは35キロ
       過ぎてからが勝負!いよいよ正念場が来たなっ!って感じ。風船集団に追われる恐怖。
       やはりそう簡単にサブ3は達成させてくれない。

       次の36キロ地点のラップで4:20!あっ!遅いっ。風船集団がやってくる!必死に手を
       振って足を回転させる。次のラップ4:15。必死にもがいたのにタイムが5秒しか縮まっ
       てない。やばい、ここまで頑張ったのに・・・ラスト1キロあたりで風船集団に抜かれるも
       足が動かない最悪の状況を想像する。本気で焦る。逃げろ!逃げ切るんだ!必死に手
       を振り硬直した足を動かす!ラップは上がらない4:20、4:25・・・歯を食いしばって無
       我夢中で走る。走馬灯のように今年参加したレースの苦しい場面を思い出す。あの苦
       しさに比べたら・・・

       残り1キロ地点、手許の時計表示を合計時間に切り替える。2時間53分45秒!
       やった!サブ3達成を確信。
       そして・・・ゴールゲートが見えた!最後の直線、力を振り絞る。控え目なガッツポーズ
       でゴール!手許時計で2時間58分4秒。多少のズレはあってもこれは間違いない。
       記録証を貰うとグロス2時間58分15秒(ネット2時間58分3秒)良かった!
       自己ベストを10分以上短縮して悲願のサブ3達成!
       家に帰ってGPS履歴を見ると 前半1時間27分58秒、後半1時間30分6秒。
       想定通りのレース展開ができました。

       最後に何故達成できたのか?・・・冷静に振り返るにAACへ入会したお蔭だと思います。
       やはり環境の変化でしょうか。ここでできた人脈、そこからいただく情報、刺激、向上心
       のエネルギー。これが助けてくれました。ほんと皆様感謝しております。
       この投稿がまた誰かの刺激になっていただければ幸いです。
       (大会開催日:2013・12・23)



第四一八号

              念 願 の 初 フ ル マ ラ ソ ン を 完 走 !


2013年12月20日
AAC会員

高口 正司氏

       こんにちは!20138月に入会させて頂きました高口正司と申します。私はそもそも肥
       満解消のため
20124月からウォーキングを始めたのですが、その励みとして申し込ん
       だ昨年の奈良マラソンの
10キロの部に参加したことが走る楽しさを知るきっかけとなり
       ました。

       それで今年の奈良マラソンでは初のフルマラソンにチャレンジすることにしたのですが、
       いままで
50年間運動部に入ったこともなく、ましてやほとんど運動したこともなかったの
       で、ちょっと走っただけでもすぐ歩いてしまい長く走ることができませんでした。これでは
       フルマラソンを完走できないと思っていたところ、同僚から芦屋浜アスリートクラブを紹
       介して頂きました。

       「近くだし行ってみようかな。」と気軽に練習会に参加させてもらったのですが、みなさ
       んホントにすごく、私とは全然レベルが違う人達ばかりで、私がいるのが場違いで申し
       訳ないとおもったのですが、自分
1人では続かなかったし、クラブの迷惑になっても頑張
       ってみようと思い入会させて頂きました。

       それで入会した頃は
5キロも走れなかった私ですが、10月にはゆっくりですが1時間止
       まらず走れるようになり、また自分では限界だと考えていたことが、それは限界ではな
       くそれを超えたところに成長があったということも実際に走っていて気づかされました。
       (坂を上り下りして足の筋肉が痛くなったあと、ちょっとだけだが筋力がアップしたこと。
       しんどくても止まらず走っていればしんどさが薄れる?など当たり前の事が新鮮に感じ
       ました。)

       それでいよいよ奈良マラソンですが、ひと月前の西宮国際ハーフマラソンでは体調をく
       ずして参加できなかったので、
5月に10キロのレース走って以来のマラソンですし、いま
       までほとんど
15キロ以上走ったこともなかったので、練習どおりのペース(1キロ6分)で
       行けるところまでいって、途中で歩くことになってもその貯金で
5時間を切れればという
       作戦でした。

       当日は走ってちょうど気持ちいいくらいの気温で
20キロ過ぎまで練習通りのペースで走
       れ、その後のアップダウンもゆっくりですが止まらずに進むことができ、
4時間3819
       で完走することが出来ました。当日無事に楽しく完走できたのは真夏の芦屋浜や高座
       の滝までの練習会での苦しかったことや、ちょっと走れるようになって楽しかった経験の
       おかげです。そしてもっと走ることが好きになりました。つぎは来年
2月の東京マラソン
       に向けて練習会をがんばりたいと思います。これからもよろしくお願いします。

       (大会開催日:2013・12・8)



第四一七号

              年末の大人の運動会⇒怪我なく完走!


2013年12月16日
AAC会員

高原 徹氏

       東山36峰マウンテンマラソンって知ってます?AACトレイルラン部参加推奨大会で
       すよ。トレイルランという言葉はつい5・6年前から使われ始めたらしいですが、それ
       以前からマウンテンマラソンと名付けて開催され今年で20回目の記念大会。
       コースは、京都:宝ヶ池公園をスタート、比叡山から大文字山、東山ドライブウェイ、
       稲荷山の東山三十六峰を縦走し伏見稲荷大社がゴールです。約30KM、フルマラ
       ソンと同じくらいのタイムが目安と言われています。完走率は約1200人が出走し
       98%!初めての人が1/3くらい。今年は天気にも恵まれました。

       私がこれに参加するのは5回目(1DNS)。トレイルランというのに興味を持ったこ
       ろ関西にはこの大会しかなく山崎さんに勧められて出ました。なんといっても参加賞
       が実用的でオリジナル性に優れています。私がもらったのは紺のウインドブレーカ
       ー、クロックス風サンダル、ネット製のBAG、黒のランニングソックス3足セット、今年
       は真っ赤なウエストポーチ。翌年以降には過去の残りを300円で販売しているので
       参加賞目当てにゴール会場へ応援しに行く人も!

       コースの魅力は、ずーっと走れるジェットコースターに乗ってるような、変化に富んだ
       アップダウンコース。 おっさん、おばさんがハアハア言いながら必死の形相で、家
       族連れや遠足らしき子供たちの前を走る抜けて様子は、はたから見ると異様です。
       下りで颯爽として笑顔で走れるときはともかく、神社の境内の観光客の前で泥だら
       けになったり血だらけになったりしながらよたよたしているランナーもいます。下りは
       3分台のスピードですからつまづいたり、踏みそこなったらとんでもない悲劇が待ち
       受けています。ありえない方向に足首が・・。目の前にいたはずの人が急にいなく
       なったり。こけてスキンズに穴あいたなんて普通です。今年の女子優勝の坂根さん
       は、顔から転倒して顔半分血だらけでゴールして、表彰されつつのコメントで「今か
       ら病院へ行きます!」とおっしゃっていました。

       今回の私は前夜に楽しい飲み会があって、酔いも覚めぬままスタート。Sというトッ
       プカテゴリー(たぶん前回の記録3時間15分以内)のなかで430秒ペースで走っ
       てたらあっという間に最後尾。同じカテゴリーに小澄さんがいたのですが、かなりと
       ばしていったようですが追いかけることも無理。まあそんなものかとマイペースで山
       へ向かっていると後続のAの人にあっという間に抜かされていきます。しかし、なん
       とBの前川さんに3Km位で抜かれたのにはびっくり。たしか10分あとなのに・・・・・
       そのあとは攣りまくる脚を楽しみながら、ひたすら前へ。大文字からの京都市内の
       眺めを堪能し、ハイカーさんの応援にこたえ3時間34分かかって無事に伏見稲荷
       のゴールへ。大きな怪我なく済ませましたが、親指爪がまた死んでしまいました。

       あっ、そうそう、東山36峰ってなんか聞いたことあるなあと調べたら・・・・
       『大正時代から昭和時代初期にかけて新選組を描いた無声映画が上映されたと
       き、新選組と志士たちが刃を交える場面で、弁士が「東山三十六峰、静かに眠る丑
       三つ時、鴨の河原の静寂(しじま)を破り、にわかに起こる剣戟(けんげき)の響き!
       」っていう名調子が「東山36峰」という名をひろめた』
       んだってサ! 庄司さん新選組ゆかりのコースですよ! そんな危険な大人の運動
       会、あなたも今度参加してみませんか?!
       (大会開催日:2013・12・8)



第四一六号

               東山36峰マウンテンマラソン完走記!


2013年12月16日
AAC会員

池上 雅之氏

       こんにちは、AACの池上です。12月8日(日)に東山36峰マウンテンマラソンを走
       って来ました。もともと山を走るのが好きなので楽しみにしていた大会でした。2年
       前に走ったことがあるのですが、去年は腰を痛め参加出来なかったので、今回は
       2年ぶり2回目の参加です。今回はクラブの仲間達と会社の先輩も誘っての参加と
       なりました。

       コースは宝ヶ池1周~比叡山中腹~大文字山~清水山~稲荷山~伏見稲荷大社
       ゴールでトレイルとロードの比率が8:2の30Kmコースです。非常にローカルな大
       会なので受付も無く、ゼッケンは集合場所の木に吊り下げられているものを自分で
       取ってつけるだけでなので、スタートに近い時間でも間に合うのがこの大会のいい
       ところです。それでも小一時間前には準備してると、プロトレイルランナーの鏑木氏
       が来ていて大勢の人に囲まれていました。

       スタートは山の入り口の混雑を回避するためSクラス9:45を先頭に以下のクラス
       が各5分後に出発し、僕はCクラスだったので9:55にスタートしました。スタート前
       には降っていた雨もやみ晴れ間ものぞいてきました。順番でのスタートでしたが、
       山の入り口に来るとやはりかなり渋滞していて、大会関係者によると前に年配のハ
       イカー集団がいるのでしばらくこの状態が続くとのこと。まあ皆の山なんで仕方なし
       です。
       なんとか渋滞を抜けて山頂を超えると、そこからは約1Kmの走りやすい林道が続
       き、走りたくてうずうずしてた集団が一斉に飛び出した感じで、爽快に走ることが出
       来ました。続いて340mの高度差を4Kmで一気に駆け抜けるコース屈指のランニ
       ングスポット、こけそうになりながら駆け降りる緊張感がたまりません。

       次は本コース最高峰の大文字山で、登りは僕の力ではほとんど歩き状態でしたが、
       さすがに山頂からの眺めは最高でした。このあたりが半分の15Km地点。でもつら
       いことがあればその後に楽しいことが、次はまた400mを4Kmで下るトレイルコー
       ス、気持ち良く走れました。ただ少し足に力が入らなくなって来て、悪路では転倒を
       気にしながら下り降りました。

       その後は紅葉深まる清水山・稲荷山を抜け最終の伏見稲荷大社でゴール。本当に
       山の中は空気が澄んでて、景色もきれいで最高に楽しい大会でした。この大会は
       エイドも4ケ所あり要所には関係者が立っていてくれて、僕のようなトレイルラン初
       心者でも十分に楽しめる大会です。来年も参加したいと思いますので、皆さん一緒
       にいきましょう!
       ちなみに成績は2年前より1.5Km距離が短いのに2分遅い4時間27分44秒でし
       た。修行不足を痛感しました、一緒に行った皆さんお待たせしてすいませんでした。
       (大会開催日:2013・12・8)



第四一五号

              目標達成!(体重も、マラソンのタイムも)


2013年12月5日
AAC会員

伊藤 裕剛氏

       2011年同い年で無二の親友が東京単身赴任中に他界、奴の遺影を背負って東京
       マラソンを走ったのが人生初のフルマラソン5時間26分。同年、神戸マラソン、那覇
       マラソンに挑戦して全て完走するも、ベストは神戸の4時間57分!当時80キロ前
       後の体重で、練習もロクにせずフルマラソン走った結果、完全に膝を壊してしまい、
       年明け2012年は歩くのもままならぬ状況でした。なんとかせねばと焦る気持ちとは
       裏腹に増え続ける体重・・・

       同年4月に3年間の広島単身赴任を終えて大阪本社に帰任した時の体重83キロ
       (赴任時75キロ)、ウエスト99cm(赴任時85cm)、フォアグラ化した肝臓(あっ、これ
       は昔からでした笑)!思い返しても悍ましい程の不摂生を重ねた結果が、我が身の
       ウエストにぶらさがった約10キロの脂肪の塊でした()

       とにかく減量!と言う訳で、まずはスポーツジムに入会しエアロビ・ボクササイズ・
       ヨガと汗掻きまくり、一日最低一万歩をノルマに歩いて、7月末で78キロ!9月末で
       75
キロ!この辺りからジョギングを開始して、11月末には72キロまで順調に落ちた
       のですが、12月の忘年会シーズン予想通り見事にリバウンドして75キロに逆戻り、
       途方に暮れつつ新年を迎え、2013216日(奇しくも親友の命日)に芦屋浜アス
       リートクラブに入会させて頂きました。私よりはるかにご年配のメンバーさんの軽快
       な走りに度肝を抜かれましたが、皆さんと一緒に走れる楽しさを糧に、体重もどん
       どん落ちて今では70キロ前後をキープしております。

       走る方も414日芦屋国際ファンランで1時間4653秒→1013日頑張ろう東
       北・松島ハーフマラソンで1時間4209秒→113日和歌山県新宮市天空ハー
       フマラソンで1時間3930秒念願の1時間40分切りを達成!そして西川事務局長
       に綿密なタイムスケジュールを組んで頂き、満を持して臨んだ第3回神戸マラソン
       で3時間4830秒!悲願のサブ4を達成する事が出来ました。

       正直メチャクチャ嬉しいです!これもひとえに芦屋浜アスリートクラブに入会させて
       頂いたお蔭と心より感謝申し上げます。来年はもう一つハードルを上げて、ハーフ:
       1時間30分切り、フル:サブ3.5に向けて精進したいと思います。今後ともどうぞ宜し
       くお願い申し上げます。  ※マラソンタイムはいずれもネットタイムです。
       (大会開催日:2013・11・17)



第四一四号

                    笑 顔 の 神 戸 マ ラ ソ ン!


2013年12月3日
AAC会員

新井 華緒李氏

       念願かなって、第3回神戸マラソンに参加することが出来ました。2月に参加した
       高知龍馬マラソンについで2回目のフルマラソンです。今年の4月から自らの目標
       を掲げ、月間走行距離200㎞を達成すべく、朝の10㎞をコツコツ走り続けました。
       土曜日の練習会になかなか参加できないのが残念ですが、実はコソ連、頑張って
       います()
         4月 161㎞    5月 231㎞     6月 241㎞     7月 178
         8月 211㎞    9月 176㎞    10月 241
       そして迎えた当日。
       「走った距離は裏切らない」といいますが、10月末に30㎞走を行い手ごたえと自分
       の走りに成長を感じた私。もしかしたら、もしかするかも?

       去年は抽選ではずれましたが、ボランティアとして参加させていただきました。
       私もやっと神戸で走れる!そう思うと、もう嬉しくて嬉しくて。
       ゼッケンのアルファベットは「D」。おおお!こんなにランナーがいるんだ~すごい!
       でも、私のスタートはいったい何分後だろう~待っている時間も楽しい時間でした。
       いよいよスタート。私がスタートラインに立てたのは、号砲からおよそ8分後でした。
       さぁ、楽しむぞ!私の神戸マラソンが始まりました。

       見るものすべてが新鮮で、沿道からの声援は疲れを忘れさせ、ハイタッチからは
       パワーをいただき、ずっと笑顔で走れていた、そんな気がします。水色のTシャツが
       見えると、芦屋浜アスリートクラブの方かも、と思わず胸元をチェックしてしまいます。
       そして、沿道に見慣れた方たち。そうです、アスリートクラブの方たちが熱い声援を
       送ってくださいました。思いがけない出会いに嬉しさ倍増です。

       30㎞、35㎞の壁は今回の私には感じることがありませんでした。もう前に進むこと
       しか考えていません。浜手バイパス、神戸大橋。ここで走りを止めるわけにはいき
       ません。腕の時計は、そう、これならもしかすると、もしかするかも!「?」が「!」に
       変わった瞬間でした。

       ポートアイランドに着いてからの2.195㎞はとても長く感じられましたが、「笑顔、笑顔」
       と自分に言い聞かせ、そして無事ゴール!歩かずに完走、そして、もしかしたらの。。。
       サブ4達成です。
         グロスタイム 35908   ネットタイム 35152
       2月からすると、およそ45分もタイムを縮めることができました。初めてアスリートク
       ラブの練習会に参加したとき、高知で初めてそのタイムで走れたなら、4時間切る
       のも夢じゃないとおっしゃってくださった、宗政会長と鎌苅さんの言葉をずっと心の
       支えにしてきました。

       継続は力なり。まさにそのことを強く感じた大会でした。そして、何よりも大会運営に
       携わっている皆様、声援を送って下さった方たちに、日ごろ励ましてくれた方たちに
       心から感謝の気持ちでいっぱいです。
       ただ。。。エイドステーションの三笠まんじゅうや竹輪などの美味しいものをスルーし
       てしまったのが悔やまれる食いしん坊の私。。。
       20142月の京都マラソン、3月の篠山マラソンでは、走りも食も楽しみたいと思っ
       ています!(^^)!
       (大会開催日:2013・11・17)



第四一三号

           「足が痛いの気のせいや」のプラカード! 思わずホンマカ?


2013年11月30日
AAC会員

植村 器宇美氏

       人生二回目のフルマラソンに挑戦! 1115日、神戸マラソン大会に出場してきま
       した。初マラソンが去年の福知山マラソンだったので、都市型マラソンの華やかさに
       終始圧倒されっぱなしでした。また好天に恵まれ、気持ち良くはしれました!

       沿道からの声援が大変賑やかで、常に励まされながらのラン。20kmで調子が良
       かったので少しペースあげようかなとしたら、「まだ半分やから、あわてたあかんで
       !今はまだ我慢のときや!!」と声援があり、ペースのキープに心がけたり^ ^・・・

       最終ポートアイランドに入る橋の坂に苦しめられ、足が痛くて前に進まれへんときに
       「足が痛いの気のせいや」のプラカードを見て、思わずほんまか???と思いました
       が、気のせいか!!!と思い直しまた走ることができました!

       結果は4時間15分とまだまだなタイムですが、私にとってはやっとランナーになれた
       かな?!と思えるタイムでした。まだまだこれから練習をつんで、次は4時間切れる
       よう目標持って走って行きます!
       AAC
の皆様、これこらもご指導よろしくお願い申し上げます。
       (大会開催日:2013・11・17)



第四一二号

                 六 甲 東 半 山 追 い か け っ こ !


2013年11月26日
AAC会員

宗政 典子氏

       11/24(日)暑すぎず、寒すぎず、晴れ、絶好のお日和に11名で六甲東半山トレイ
       ルランを楽しんできました。今回のお世話係は谷口さんと北林さんです。8:12に
       元気よく出発しました。
       9月には西半山を体験し、さて今回は東半山という事で挑戦しました。AACメンバ
       ーの中で体力の劣る私にとっては挑戦であり、特訓です。"西半山よりは辛くない
       ないっ!"とのうわさで少々は安心しておりましたが、新神戸駅からいきなりの上
       り坂です。案の定すぐ息が切れ、おいて行かれる状況になりました。
       遅れ気味の私、抜きつ抜かれつで共に歩くさん、そして最後尾にはお世話役の
       ひとり北林さん、というほぼ3人体制で後半まで歩いておりました。

       Yさん  「こんなにしんどいのに出発してまだ1時間や~」
       私     「あ~言わんといてーよけしんどなるー」
       Yさん  「今何時やと思う? まだ9時半やでーは~」
       私      「だから時計見たらダメですよ~」
       北林さん (笑)
       と、ごちゃごちゃ言いながら辛さを笑顔に変えて頑張っておりました。大変な上りが
       終わったと思ったら、平地や下りで皆が走りだす。そうか~、これがトレランだった
       のです! 歩きません! るんるん気分のハイキングとの違いを改めて認識です。

       時々は"紅葉の美しさ""落ち葉の絨毯を歩く心地よさ"を味わう事はできました
       が、私の視界からすぐ消えてしまう先頭グループに追いつこうと必死です。皆と顔を
       合わせて"笑顔"になれるのは唯一休憩の場所だけで、出発してしばらくするとま
       た皆の姿が消えてしまい"真顔"で追いかけます。少しでも先に仲間が見えると嬉
       しくなりますが、それもつかの間ですぐにいなくなり、また必死のパッチ! これって
        "一人追いかけっこ? " と少し可笑しくなりました。

       一方、谷口さんは写真係も兼ねておられて、山を歩きながらも前へ後ろへと素晴ら
       しいフットワークで撮影してくださいました。最後尾である私達の写真を撮ってはピ
       ョンピョン山猿のように(失礼!スパイダーマンでした!^ ^)先頭グループへ戻って
       行くパワーには本当に感心しました。
       休憩するたびに元気を取り戻しつつ、やっとゴールの宝塚温泉に到着で特訓終了
       です。それでも予定時間よりは1時間近く早かったと聞いて、皆を待たせた本人で
       はありますが、"最後尾だった私が頑張ったおかげ?" なんて勝手に満足しており
       ました。

       頑張ったあとの温泉は気持ちいいですね。 濁った金泉があって嬉しかったです。
       さっぱりした後は、待ちに待ったビールと餃子! クーッ!!><
       皆の話声も次第に大きくなり、あっという間に時間が過ぎました。
       兎にも角にも時間内に無事に皆が完走できて本当に良かったです。写真で動き回
       って下さった谷口さん、最後尾で温かくサポートして下さった北林さん、そして一緒
       に楽しく完走した皆さんに感謝しております。山は辛いけど楽しいですね!^ ^
       (開催日:2013・11・26)



第四一一号

         2013大阪マラソン!(意外と残っていた伸びしろ)


2013年11月10日
AAC会員

堀内 信弘氏

       2013大阪マラソン、狙っていた大会でもないのに走り始めてみると身体が非常に
       軽い!とばし過ぎている感覚もないのにガーミンをチラミすると4分/km切っている
       ことしばしば。確実に走力がグレードアップしている感覚があった。

       ハーフ通過タイムが1時間24分台とハーフマラソンの大会の自己ベストを1分近く
       上回った。くどいがとばしすぎの感覚はない。上述のように正直大阪マラソンはター
       ゲット大会と考えてはいなかったが、『これはチャンス!このチャンスをなんとかも
       のにしなければならない!』とハートに火が灯り始めた。

       ただ、小生の走った9:00~12:00までの気温は19~22.5℃。暑さに弱く15℃を
       超えると脱水症状でレースにならない可能性の高い小生にとってはここからが正
       念場。ところが幸い大阪マラソンのコースは高層ビルや高架の恩恵でほとんど日蔭
       を走らせてもらうことができ、また心地よい程度の風も体温をうまい具合にとばして
       くれ、実際よりかなり低い体感温度で涼しく走らせてもらうことができた。

       とはいえ流石に30km前後となるとガツーンとダメージを受けたが、大崩れせずに
       食らいついてさえいけば自己ベストは確実。欲をいや「いつかは叶うときが来るか
       も知れない・・・」という程度にしか考えたことのなかった“2時間55分切り”も視野
       に入り始めた。

       ここまでくればあとは根性しかない。残る小一時間の地獄さえなんとか耐え凌げば、
       その代償として夢心地のような幸福感と満足感を何日もの間堪能することができる
       のだ!・・・辛いときにいつも思うこと、、、『こんなに苦しいことがいつまでも続く訳が
       ない!』 『気がつけば終わっている!』。 だから『今は死ぬ気で行かんかいっ!』
       そして己に鞭打ち最後まで走り切り、2時間54分43秒の自己ベストタイムでフィニ
       ッシュ!・・・やはり気がつけば終わっていた。(^-^)v

       思い起こせば今年は最愛の妻であり芦屋浜アスリートクラブのメンバーでもあった
       真理との別れがあり、辛い闘病生活に付き添っていた頃のフラッシュバックで不眠
       症、食欲不振等に悩まされ、発作が起こったかのように泣き崩れる日々が続いて
       精神カウンセリングを受けることすら考えた時期もあり、もとより少ない練習量は更
       に激減。今年に入ってからというもの10月の大阪マラソンまでに練習した距離は
       10ヶ月で僅か1,000km未満。

       しかしながら少ない練習量なりに今シーズン今までになく頑張ったこともある。それ
       はスピードトレーニングとペース走。そう、いいかた換えるとこれだけがサブスリー
       で走るための望みの綱だったので、こればかりは妥協を許さず魂込めて取り組ん
       だ。関係ないけど寂しさ紛らわすために放蕩の限りも尽くした(^ ^;)。緊張と緩和の
       バランスの勝利(いや、緊張少なすぎ(笑)?)とでもいったところか。

       それでは最後に。。。うちのクラブのモットーは楽しむことなので、どんな練習しよう
       とサボろうと人の勝手であること十分承知しているつもりであり、よって仲間に辛い
       練習を薦めるつもりなどサラサラないが、それでもサブスリーや国際資格を目指す
       レベルのランナーとなってくると、やはりご自身の短所をしっかりと見極めていただ
       き「そんな練習したくない。」 「また、そのうちに・・・。」なんてことで妥協せず、思い
       切って弱点を克服する練習方法を模索して実践していただければ、必ずしや望ん
       でいた結果が得られると確信する今日この頃である。(特にアラフィフの良きライバ
       ル達よ!何年待ったら3時間よりこっちの世界に来てくれるんやー?! (笑))

       さー、シーズンはまだ始まったばかり!メンバー同士励ましあって切磋琢磨してい
       こうではないか! (しっかし強烈にブッサイクな顔して走ってるなー。(^o^;))
       (大会開催日:2013・10・27)



第四一〇号

        エンジンが温まった時には終わってたデュアスロン !


2013年11月9日
AAC会員

脇本 正子氏

       11月3日、グリーンピア三木で開催された、「カーフマンジャパンデュアスロン大会」
       に初参加しました。 カーフマンという言葉は、耳慣れない方が多いと思いますが、
       「カーフ=ふくらはぎ」だそうで、ふくらはぎが攣るくらいキツイレースの由来だとか?!

       今回、川崎潔さんの呼びかけでエイジクラスに、澤さん・川崎さん・吉岡さん・中本
       さん・久野さん・それに高野さん(友情出場)・脇本、ビギナークラスに細野さん・新井
       さんの8人で、クラブ対抗戦にエントリーしました。
       これは、参加者の年代別や総合順位、それに兵庫県民の参加者での年代別順位
       でもポイントが加算され、その合計ポイントで競うものです。ですから、人数もさるこ
       とながら、参加人数の少ない女子や、年齢の上の人が多いチームの方が優位にな
       ります。
       ということで、わが芦屋浜ACチームは、90ポイントを獲得し、チームケンズやシル
       ベストなど強豪チームを退け、見事優勝いたしました!^^ チームでのエントリー
       は、声を掛けあってとても楽しかったです。

       さて、私が出場したエイジクラスは、第一ラン5km/バイク29.1km/第二ラン5km
       で、ほとんどがアップダウンというキツいコース。第一ランのスタートは5000mのタ
       イムトライアルのよう、あっという間に置いていかれました。それでも、ロングのレー
       スの感覚が染みついている私はマイペース、バイク(4.85km×6周回)に移って
       3周目位でやっと身体が動きだし、ちょっと気合いを入れて走れ出しました。
       そして、バイクが終わり、第二ランへ。これもアップダウンのみ、上りのきつい事、走
       るふりをするのがやっとでした。^^

       5kmの第二ランを終えて、やっとゴールへ。2時間掛ってしまいました。ロングのト
       ライアスロンだったら、まだスイムを終えてバイクに乗り始めたばかり、でも息は上
       がりっぱなしでした。
       とは言うもののやはり、エンジンの掛りの遅い私は身体の疲れが足りてない感じで
       した。次の目標は宮古島、最後のランで、いかにペースダウンしない様に出来るか
       が課題、この経験を生かせたらいいなあと思っています。
       大会では、山上さんや新井さんにもお会いし、皆さんが密かに積極的に頑張ってお
       られるので嬉しくなりました。

       最後になりましたが、今回、武田さん・三田さん・あゆみちゃんにもボランティアして
       いただき、応援もしていただき、ありがとうございました。
       来年は、是非皆さんご一緒しましょうネ!
       (大会開催日:2013・11・3)