第二五九号
           
福知山マラソン AACメンバーとして初レース!

2010年12月17日
AAC会員
則竹 浩克氏

        AACの皆様はじめまして。本年4月に入会しました。則竹(ノリタケ) と言います。
        2008年の秋より、ランニングをはじめました。1人でトレーニングしていても、なか
        なかモチベーションも上がらないので、新しい刺激を求めて、練習会に参加する
        ようになりました。

        住いは加古川なのですが、勤め先が西宮(ノボテル甲子園)なので、練習会に
        参加しやすいかと思い入会いたしました。サービス業なので、土日が休みでは
        ないので練習会には、なかなか参加できませんが、今後もよろしくお願いします。

        さて、11月23日の福知山マラソンには、AAC会員として初めて参加いたしました。
        JR加古川線経由で、8:15福知山駅到着。そこからバスで移動会場着。以前1
        人で参加していた時は、着替えスペースや荷物置き場さえままならず、バタバタ
        しているうちにすぐにスタート状態でしたが、今回は体育館内の集合場所に行く
        と、先着の宗政会長以下会員の皆さんに迎えていただき、余裕を持って準備で
        き、仲間いるありがたさをとても感じました。

        レースは、3時間20分切りを目標にスタートしましたが、いつもどおりトレーニング
        不足のため、30キロの壁を破れずペースダウン、結果3時間25分となりました。
        ただ、20キロを越えたところで、早々と折り返しをこえて、対面の反対側のコース
        を疾走するAACユニフォーム姿の宗政会長の勇姿を見つけ、「メッチャ速いな!」
        と思いながら、今後の良い目標を自分の目で確認することができました。
        今回の福知山マラソンも思ってたタイムを出すことが出来ませんでしたが、今後
        も出来うる限り練習会に参加して、トレーニングに努めたいと思います。
        (大会開催日:2010・11・23)



第二五八号

                     シ ン ガ ポ ー ル マ ラ ソ ン !

2010年12月14日
AAC会員
前川  裕氏

       このたびサブスリーを達成したわけではありませんが、AACではこの大会に参加
       したのはわたくしが初という事で、会長より投稿のご依頼を受けご報告致します。
       12月5日シンガポールマラソンを走って参りました。私自身、海外マラソンは大学4
       年のホノルル、今年7月のモンゴル、そして今回大会で3回目となります。

       まずは、シンガポールマラソンの概要をお伝えします。今回で9回目となる大会は
       参加人員60,000人。内フルは19,000人のエントリー。(日本人枠は持ちタイムに
       関係なく先着350人のみ) フルのコースは、オーチャード通りをスタート→チャイナ
       タウン→マリーナベイ(マーライオン像)→シンガポールF1コース内→海岸線のあ
       るイーストコースト→マリーナベイ→ゴールという代表的なシンガポールの名所を
       回るコース。(ハーフは、ユニバーサルスタジオのあるセントーサ島からスタート)
       標示は1km毎にあり、1,5km毎にミネラルウォーター、3km毎にスポーツドリンク、
       バナナ・GELも各1箇所ずつあり充実してます。

       この大会にエントリーし約2ケ月間自分の中で「めざせサブスリー」を合言葉に練
       習に励み、鼻息を荒くし異国の地へ出発。前日入りし受付け、ゼッケンをもらって
       ビックリ!!というのも、今大会より予想タイム毎にゼッケンの色が別けられてお
       り「エリート」「サブ4」「サブ5」「サブ6」「6 and above」の5つのカテゴリーからな
       り、日本人350人は全員「6 and above」でした。日本人事務局側から当日謝罪
       を受けましたが、納得できるはずもなくここまできて妥協はできないので相当粘っ
       てお願いした結果サブ4ゼッケンをゲット致しました。(ちなみに日本人350人の内、
       サブ4ゼッケンで走るのは私だけ…) レース前に、かなりのパワーを使い込んだ?
       わたくしは豚丼定食(シンガポールでは日本食ブーム)を食べ21時に就寝。

       さてレース当日。3時起床の5時スタート。ウルトラマラソン並に早いスタートですが、
       日中が暑いので納得。スタートはオーチャードロード。シンガポールでは一番の目
       抜き通りで高木の街路樹に覆われ、昼間は太陽の眩しい日差しをふさいでくれる、
       まるで公園を散歩してるような癒される通りです。そしてクリスマスイルミネーショ
       ンがスタートの緊張感を和らげてくれました。

       昨日粘った甲斐あって、明らかに速そうな骨格をしたエリートランナー30人程の後
       からスタート。テレビで見たことのあるようなケニア勢ランナーの真後ろから西宮
       市在住の市民ランナーがスタート。このギャップが面白かったです。一時だけでも
       一流のランナーのスタート前の雰囲気を味わえたことは収穫でした。

       5時にスタート。まず1kmの入りは4分02秒、以外に落ち着いてて10kmで42分02秒、
       ハーフで1時間29分、まだ余裕があったので1km5秒上げ30kmくらいまで確実に
       刻んで行き、4分15秒キープと思いながら走っていた矢先の33km付近にていきな
       りガクッとペースダウン。33km付近から39kmあたりまで1km5分前後まで落ちてし
       まい、その後は言うまでもなく・・・ 結果3時間13分24秒にて無念のゴール。
       (一応自己ベスト更新)

       実際走ってみて、コースはほぼ平坦。アップダウンはラスト39km付近のマリーナ
       ベイの橋くらいです。気温はスタート時25℃、ゴール時点では30℃は越えてまし
       たが、4時間以内でゴールできれば暑さはさほど問題ないかと思います。スタート
       から25km付近の夜明けまでは街灯とボランティアの声援が頼りで、海外マラソン
       の魅力の景色は楽しむ事はできませんが、記録を狙える走りやすいコースだと思
       います。しかし、実際走ったのは16,000人くらいで優勝タイムは2時間14分。これ
       だけみるとレベル高く感じますが、内2時間台で走ったランナーは28人だけです。
       人数の割にはレベルが低いと感じるのと同時に、日本がいかにレベルが高いか
       を感じました。

       エントリー人員が多いだけあり多国籍ランナーとの触れ合いもありました。33km以
       降ヘロヘロになったわたくしに「HEY!!」と声を掛けスポーツドリンクをくれたド
       イツ人ランナー、直線で向かい風の中「俺の後ろ走れ」と手で促してくれた韓国人
       ランナーなど、言葉は通じなくても最後まで諦めずに頑張ろうという気持ちにさせ
       てくれる場面はいくつもありました。ゴールへの最後の直線で「HIROSHI MAE
       KAWA FROM JAPAN」とコールされ沿道の人の割れんばかりの拍手の中ゴ
       ールできた瞬間は鳥肌が立ち一生忘れられないと思います。今回かなり悔しいの
       で、スタミナ不足を克服し、来年こそはサブスリーを達成できるよう頑張ります。
        (大会開催日:2010・12・5)


第二五七号

          今年で最後になる神戸全日本女子ハーフマラソンに参加!

2010年12月10日
AAC会員
藤本  茂氏

        はじめまして。今月から入会させていただきました藤本茂と申します。東灘区の
        魚崎在住で現在41歳です。7歳の息子と5歳の娘がおり土日の朝なかなか時
        間が作れず、練習会に参加できておりませんがよろしくお願いいたします。トラ
        イアスロンもしており十三のスイム教室でAACの仲間に大変お世話になってお
        ります。

        先日、今年で最後になる神戸全日本女子ハーフマラソン一般男子の部に参加
         しました。足首捻挫で10月まともに走れず、今月もLSDをやってないので距離
        に不安があり来週に奈良マラソンもエントリーしているのでペース走練習の予定
        でした。km4分50秒くらいと軽い気持ちで招集場所からスタートラインへ行きま
        したが、前から6,7列目と想定タイムとは程遠い面々がズラリ・・・。

        スタートして周りのペースに合わせるように突っ込んでしまいました。km4分50
        秒のつもりだったのにk3分50秒くらいです。三宮に着いた位でようやくペースが
        整ってきましたが明らかに速いです。心拍も上がりっぱなしで先々に不安がよぎ
        ります。5〜8kmくらいまでが物凄くきつかったです。ホームススタジアムあたり
        からは、4分10〜15秒くらいで推移。

        折り返しまで何とかたどり着いたので90分切りに目標変更。運河のアップダウン
        がありますが、基本平坦でコースも熟知しているので、アタックと我慢の繰り返し
        で大幅にペースを落とさないよう心がけました。ラスト3kmで15分弱あったので
        気持ちだけ切らさなければ、行けると確信。中央市場から一つ一つのターンをマ
        イルストーンに走る。

        去年はラスト1kmで残り4分5秒でしたが、今年は6分もあり、後はハーバーラン
        ド駆け抜けるだけです。最後モザイクのアーチ付近で中川さんに抜かれてつい
        ていけませんでしたが、30分切り達成の1時間28分25秒、めちゃくちゃうれしい
        です。来年からはフルになるので最後になりましたが、2回出走して2回とも自己
        ベストを出した相性のいいコース(ただ平坦なだけ?)なのでちょっと残念です。

        (大会開催日:2010・11・21)


第二五六号

               「奈良マラソン」で考えたマラソン大会の在り方!

2010年12月10日
AAC会員
野上  亨氏

       「平城遷都1300年記念 奈良マラソン」に参加された皆さん、大変お疲れ様でした。
       本大会、来年も開催が決定いたしました。そこで、昨今のマラソンブームに乗って
       新規に開催される大会が増えてきたことについて、マラソン大会の在り方について
       考えてみました。まずは、ランナーの皆さんは、それぞれにマラソンに参加される時
       のポイントを お持ちだと思います。私が参加する時のポイントは、以下の4つだと
       思っています。
            1.開催時期
            2.コース設定
            3.参加費
            4.運営
       このポイントに基づいて、今回の「奈良マラソン」を評価していきます。そして、皆さ
       んにマラソン大会の在り方を考えて欲しいと思います。
       評価の前に、「奈良マラソン」の開催意義を、「平城遷都1300年祭 実行委員会」が
       昨年10月にプレスリリースした理念を、公式ホームページから引用し、この理念を
       前提に以下に述べていきたいと思います。
            平城遷都1300年祭を契機として、マラソンを通じて幅広くスポーツ
            の振興を図るとともに、奈良の魅力を県内外に広くアピールするた
            め、奈良陸上競技協会が中心となって(一部略)マラソンを実施する。

       1.開催時期
       今年の日程からすれば、来年は12月第1週(4日)が有力です。ただ、この時期は各
       地で既にマラソンの開催がピークです。そこへ、来年は、10月30日に「大阪マラソ
       ン」、11月20日に「ひょうご・神戸マラソン」が新規参入します。恒例の「福知山マラ
       ソン」は11月23日から日程を移動する可能性は大きいと考えられます。また、その
       あおりで、他の既存大会が日程変更する可能性もあります。

       今年の「奈良マラソン」は第1回ということもあり、5日間で締め切りになりましたが、
       次項で述べる各項目を考えると、今年参加したランナーが、どのくらいの割合でリ
       ピーターとなるのでしょうか? 大会が長続きするためには、いかにリピーターを獲
       得できるかがポイントになります。この点については、以下の項目と合わせて見る
       と不透明と言わざるをえないと思います。今回は、平城遷都1300年祭の締めくくり
       として、この時期の開催でも多くのランナーの参加がありましたが。

       2.コース設定
       奈良の魅力をアピールするためであれば、もっと世界遺産の名所を巡るなどのコー
       スが必要であったと思います。スタートしてからの約10kmは、平城京朱雀門や、東
       大寺大仏殿と名所前を通りますが、その後は一般のマラソンと変わりない郊外の
       道路を南下し、天理市内の天理高校内で折り返すコースは、奈良の魅力アピール
       に繋がりにくかったでしょう。加えて、細かいアップダウンに、奈良市と天理市の境
       にある峠越えは、記録を狙うランナーには不利です。

       上記理念に沿えば、来年の「大阪マラソン」の方が、「これが大阪やねん」というコ
       ースですし、「ひょうご・神戸マラソン」は、「長田地区など阪神淡路大震災で、大き
       な被害を受けた地域が復興した姿を見て、感じて欲しい」というコースになっていま
       す。新規に開催する場合には、他の大会より意味(魅力)あるコースでなければな
       りません。

       3.参加費
       今回の「奈良マラソン」の参加費は8,000円。恐らく、「東京マラソン」を参考にして
       設定したと思われますが、前項のコース、そして参加人数が「福知山マラソン」と大
       きく変わりないことを考えると高いというのが本音です。フルマラソンで言えば、現
       在の参加費は概ね4,500円前後です。単純に距離で割ると、100円/1kmというとこ
       ろでしょうか。ゴールでは、完走タオルをもらえたり、恐らく吉野杉であろうと思いま
       すが、裏に木材をあしらった完走メダルをくれたりと、他の大会と違った工夫も感じ
       られましたが、スポンサーに名を連ねた企業を見ると、日本全国に名だたる企業も
       多く、それを勘案すると、やはり高いと考えざるをえません。

       4.運営
       一言では言いきれない部分がありますので、再分化して評価したいと思います。
        (1)会場と受付
          当日の混乱を避けるためと思いますが、フルマラソンと10kmは前日の
          みの受付でした。ランナーは、土・日と通わねばならず、時間と交通費
          が掛かってしまいます。会場を見て分かったことですが、確かにスペー
          スが少なく、全ての部門を当日受付で行うには手狭だと感じました。
          それであれば、せっかく「平城遷都1300年祭記念」を謳っていますので、
          思い切って平城宮跡の広大な場所を会場にする等の工夫ができたと
          思います。奈良市の中心部からは離れますが、バスでピストン輸送す
          るなどすれば問題無いと思います。ランナーとしては陸上競技場スター
          ト、ゴールというのは、確かに気分がいいのですが、今回の鴻ノ池陸
          上競技場は、近鉄奈良やJR奈良から中途半端に離れた場所でした。

        (2)遠隔地からのランナーへの対応
          12月と言えども、まだ初旬で奈良は観光シーズンです。今回参加した
          遠隔地ランナーが奈良市に宿泊できず、京都や大阪で泊ったケース
          が出ました。私が当日の懇親会で知り合った神奈川県の女性は、大
          阪難波に宿泊されていました。エントリーした18,941人の中から、近畿
          二府四県のランナーを単純に引けば4,342人。もちろん、近畿地方で
          も宿泊が必要な参加者もあったでしょうし、その逆もあると思いますが、
          同伴者を考慮して、約5,000人〜6,000人の収容が全てできなかった
          現状は、大会関係者の思惑とは違ったと思います。当日走っていて、
          実際に、東大寺周辺では、多くの観光客を見かけましたし、観光バス
          も多く止まっていました。その事実に納得しました。実行委員会として
          は、遠隔地ランナーに前日 観光してもらい、宿泊してもらって、「お金」
          を落としてもらいたいとの狙いがあったかもしれませんが。もちろん、
          会場の物販ブースで、お土産などを買う姿は多く見られましたが、金
          額的にはわずかだったでしょう。経済効果についてはあまり大きなも
          のでなかったと考えられます。

        (3)スタート時間
          フルマラソンのスタートは9時。スタート時間にしては、早かったと思い
          ます。せめて9時30分であれば余裕が持てました。確かにゴール制限
          6時間となると、ゴール制限を過ぎても手前の関門を通過して入るラン
          ナーもいます。加えて、日没時間を考えれば妥当かもしれませんが、
          改善して欲しい点です。芦屋からでさえ、4時50分の一番電車で、尼
          崎・近鉄東花園で乗り換えて近鉄奈良着が6時28分。会場には7時に
          は着きましたが、準備やストレッチをしていると、アップの時間にほとん
          ど余裕がありませんでした。

        (4)大会中の運営
          第1回の大会は”当たり、ハズレ”があり、”ハズレ”の場合は、苦戦す
          ることがありますが、今回は合格点を付けても良いと思います。沿道
          の整理は しっかりしており、歩道沿いだけでなく、センターライン側に
          も、間断なくボランティアの皆さん(地元自治会と思われる方や高校生
          の方)が立って、沿道整理をしながら「ファイト!」とか「ナイスラン!」
          などの声を常に掛けてくれ、特に高校生の皆さんはハイタッチをしなが
          ら元気をくれました。これは、他の大会では無かったことで、終盤の走
          りに力が出ました。そして、中学や高校の吹奏楽演奏や、和太鼓の演
          武が行われていて、これも元気をくれました。終盤に回りを見ても、歩
          くランナーが少なく、歩くのとほとんど変わりないペースでも走っていた
          のは、沿道の応援の賜物ではなかったのでは、と考えます。

          ただ、エイドですが、私は前半写真を撮ったり、エイドで話をしたりと
          “遊んで”いましたが、復路に入って、30km辺りから真剣に走りました
          ので、給食は30kmエイドでバナナとパンを食べた以外、給水のみで
          乗り切りました。しかし、後半にもっと給食が欲しかったという意見も聞
          きました。確かに、後半の給食は2ヶ所だけでした。本当にエネルギー
          を必要とするランナーには辛かったと思います。また、エイドの数がち
          ょっと少なかったかと思います。当日の最高気温は、奈良市で約17℃。
          私は暑くは感じませんでしたが、途中で救急車が来たり、ゴール後に
          担架で運ばれるランナーを見ると、熱中症を起こした可能性があります。
          エイドが もう少し多く必要だったかもしれません。もう一つは、距離表
          示です。表示看板が小さく、多くのランナーが走る中では確認しにくい
          と思いました。私は、GPSで距離表示ができる時計を付けていました
          ので、見れば距離が分かりましたが、多くのランナーがそうした時計を
          持っているわけではありません。

       以上、「奈良マラソン」に参加して考えたマラソン大会の在り方です。
       私は来年も参加する予定ですが、皆さんは、どう思われますか?

        (大会開催日:2010・12・5)


第二五五号

                奈良マラソン2010でフルデビュー!

2010年12月8日
AAC会員
別所 哲朗

        AAC会員の皆様、こんにちは。今年の3月から参加させていただいております、
        神戸市在住の別所と申します。なかなか練習会に参加できていないので面識
        ない方もたくさんいらっしゃるかと思います。ラン暦は昨年夏からですので、よう
        やく2年生になったビギナーです。なかなか時間が自由にならないため、早朝メ
        インでコツコツ単独練習しております。

        さて、先日、平城遷都1300年記念で開催されました奈良マラソン2010にてフ
        ルデビューしましたので振り返りをさせていただきます。5月のエントリー時点で
        は、11月の福知山でフルデビューし、アップダウンの激しい奈良は東京から参
        加する友達夫妻のペースメーカーで観光がてらゆっくり走ろうかと計画しており
        ました。ところが、6月の人事異動により走る時間がより制限され、酒席の数に
        比例して増量してしまったこと、さらに漕艇部時代からの持病である腰痛を発症
        したことにより、思うように走れない不本意な夏を過ごしてしまいました。痛みが
        治まりなんとか走れるようになったので、初フル前の調整レースとして考えてい
        た西宮国際ハーフには大事をとってコルセットでガチガチに固めて挑みました。
        その後、もう大丈夫だからちょっとスピード練習をしようと走ってみたところ、左脇
        腹肉離れを発症してしまい、福知山の棄権を選択し、奈良で持てる力を全て試し
        てみようと考えました。

        奈良マラソン当日までにはなんとか走れる状態になっておりましたが、相次いだ
        故障のため、十分な走り込みができておらず、特に距離の面において不安要素
        が一杯ありました。コース案内によると、20キロ・30キロでかなり長い坂がある
        とのことだったので、30キロまではとにかく足を温存し、そこから上げていくとい
        う慎重な作戦を立てました。噂に聞く、30キロ、35キロの壁対策については、2
        5・30・35キロ地点でゼリーを補給することで乗り切ろうかと考えて臨みました。

        スタートはBブロックからで、ゆっくりと予定通りに入ることができました。最初の5
        キロはウォーミングアップと割り切り、周りと一緒に走ってみましたが、5キロ22
        〜23分で刻んでいくと少しづつ前の方に進んでいく感じでした。20キロ時点を1
        :34程でクリアし、余力を確認しながら慎重にペースを刻んでいきました。25キ
        ロ過ぎで高橋尚子さんとハイタッチし一瞬元気になりましたが、30キロ時点の坂
        で想像以上に消耗し、これではイカンとギアチェンジして30−35キロは一旦持
        ち直したものの、35キロ過ぎからみるみる失速してしまいました。最後は披露困
        憊の中、ゴール直前でセクシーバニーガールにもぶち抜かれ、やっとの思いで
        辿り着いた感じです。記録は、3:22:17(ネット)でした。
 
        初フル、長い坂にびびって慎重な作戦を立てたくせに失速してしまったのは情け
        ない限りですが、35キロの壁、自分の弱点を確認できたことが収穫でした。
        次回の挑戦に向け、ユニフォームも購入し、時間をやり繰りしてAACの練習会に
        も参加したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
         (大会開催日:2010・11・23)



第二五四号

            ゆっくりマイペースでスポーツを楽しんでいます!

2010年11月24日
AAC会員
丸岡 あゆみ氏

        こんにちは。6月から参加させていただいている丸岡あゆみと申します。小さい
        頃からいろいろな大会に連れ回され、自転車ロードレースやトライアスロンに励
        む両親を見て育ってきましたが、私がやっとトライアスロンに興味を持ちやってみ
        ようと思い始めたのは大学に入ってからでした。

        母の紹介でAACに入会し、スイム練習会に参加させていただいています。25m
        泳ぐのが精一杯という状態からのスタートでしたが、早紀さんのコーチのお陰で
        どんどん上達し今では泳ぐことがとても好きになりました。何よりAACの皆様とわ
        いわい練習できることがとても楽しいです♪ 今年の夏にはアクアスロンや自転
        車ロードレースにも初めて出場し、ゆっくりマイペースでスポーツを楽しんでいま
        す。来年トライアスロンデビューすることが、今からとても楽しみです。
 
        11月14日はグリーンピア三木での「カーフマンジャパン8デュアスロン近畿ステ
        ージ」に出場してきました。(RUN→5km BIME→30km RUN→5km) 初のデュア
        スロンにわくわくした気持ちでいざスタート。バイクが不安だったので第1ランで
        は力を残しておくためにと抑え目で(というかスピードが出ず)走りバイクへ。平た
        んな道はほとんどなくアップダウンばかりなうえ、急カーブありのバイクコースを6
        周。初めはこわかったですが、2周目からは下りでもスピードを出せるようになり、
        上りでも自分なりに踏み込めてとても楽しめました。無事にバイクを走りきったと
        きには思ったより脚が疲れていて、攣りそうっ!と思いながらもランへ。第2ラン
        の激坂コースに止まりそうになりながらもなんとかFINISH!

        練習不足、力不足でまだまだですが、楽しく完走する、という目標は達成できま
        した。途中AACの方々と声をかけあい、周りからもたくさんの応援がありとても心
        強かったです。これからはもっと練習し、もう一度チャレンジしたいです。
         (大会開催日:2010・11・14)




第二五三号

               吉野川ハーフマラソンを振り返って!

2010年11月22日
AAC会員
向井 英晴

      みなさまはじめまして。5月より入会させて頂いております向井英晴(むかいひではる)
      です。どんどん練習会に参加させて頂きたいところなのですが、妻が2人めの子供を
      懐妊した関係で暫くは参加できそうにないです。また、予定を調整して参加させて頂
      きたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。
 
      まずは自己紹介ですが、伊丹市在住の36歳。妻と長男の3人家族です。ランニング
      を始めたきっかけはゴルフ上達のための足腰強化からなんですが、今ではすっかり
      逆転してしまっています。武庫川河川敷をホームコースに週末はできる限り走るよう
      にしています。また、マラソンだけでは飽き足らず、トライアスロンにも手を伸ばし、今
      年初めて、ロング大会(宮古島)を完走することができました。ちなみに、バイクのホ
      ームコースは自宅から有馬温泉までの坂道コースを好んでライドしています。
 
      さて、吉野川ハーフマラソン大会ですが、会社の同僚ら8人で楽しく参加してきました。
      ただし私は奈良マラソンに向けての最終調整でもあったので、イーブンペースを最大
      目標として走って来ました。この大会は陸連登録者からのスタートになる篠山マラソ
      ンパターンのようで、私のように登録をしていない者はスタート時の混戦をパスする
      のに、いらぬ時間を費やしてしまいました。やっぱり陸連登録は必要のようです。
 
      とりあえず自己記録以上ですが、キロ4分のペースで行ってみることにしました。5k
      m地点通過タイムが20分8秒程。ま、スタートの混戦を差し引いても、良いペースで
      行けたのではないかと思います。ここからさらに5kmは同じようなペースで推進。1
      0km地点のタイムも39分27秒とまずまずの出来。しかし11km地点付近を通過して
      から、足の動きが鈍くなってしまい、かなりのランナーに抜かれ出してしまいました。
      5kmのラップタイムも20分15秒と後退。ここからは我慢のラン。足は重くなるし、ラン
      ナーには抜かれ、モチベーションも急降下。挙句に寒さまで感じるようになってしまい
      ました...最終5kmのラップタイムも21分28秒と大きく後退。まだまだ後半の粘り
      が足りないようで、反省点の多い大会になってしまいました。結局、最終タイムは1時
      間25分台と自己記録は更新するも、奈良でのサブスリー達成は黄色信号のようです。
 
      一応、フルマラソンを走っているつもりのランには徹したつもりなので、30km位まで
      は今日のような崩れながらのランを展開できるとは思います。後は、残り12kmを粘
      れるか否か。ま、なにはともあれ自己記録は更新できたので嬉しいのは嬉しいです。
      やっぱり走った距離は裏切らないですね。
 
      独断で申し訳ないですが、本大会の評価をさせて頂いております。
      勝手に大会評価(最高五つ星)
        @コース  ★★★☆☆
          吉野川のロケーションを楽しみながらの比較的フラットなコース。
          1km事に距離表示があるのもベター。
          18km地点の登り坂を突破できるかが、好タイムを叩き出す条件か...

        Aエイド   ★★★★☆
          エイドは水とアミノバリュー。アミノバリューも薄すぎず、多すぎず、正に適量。

        Bトイレ  ★★★☆☆
          トイレの数は若干少ない感が。
          ただ、男女兼用のため男性には有利か...  

        C参加賞  ★☆☆☆☆
          大会特製のトレーナー。
          ランシャツなら価値ある長袖シャツとなり得るが、トレーナーなので...

        D総合  ★★★☆☆
          RCチップ非採用のため、記録を狙うには陸連登録が必須。
          沿道の応援も少ないため、あまり大会という感覚は少ない。
          参加費が比較的安いので、大会前の調整と割り切ると貴重な大会と思われる。
          (大会開催日:2010・11・7)



第二五二号

                西宮国際ハーフマラソンを振り返って!

2010年11月12日
AAC会員
前川  裕

        みなさまはじめまして。10月より会員登録させて頂きました前川裕(まえかわひろし)
        と申します。どうぞよろしくお願いします。
        まずは自己紹介から。西宮市在住の昭和50年3月生まれ、35歳です。スポーツ
        歴は小学校から高校まで剣道部、大学では漕艇部に所属してました。趣味はラ
        ンニング、ゴルフ、旅行です。本格的にランニングを始めたのは、4年前に彼女に
        フラれ悲しい気持ちを払拭する為に一心不乱に走り続けた事からです。きっかけ
        はどうであれ今や生活の一部となってますので、ある意味感謝です。

        さて、11月3日に西宮国際ハーフマラソンに参加してきました。ずっと西宮に住ん
        でいながら初めての参加。ここ1年半はウルトラマラソンばかり出ていたのでハ
        ーフは2年半ぶりです。私の場合、1km「4分00秒」と「3分59秒」の差が精神的に
        大きく、3分台で走ることへの抵抗をなくす為にこの1ケ月はインターバル練習を
        メインに取り組み、本番に臨みました。

        当日は太陽が眩しいくらいの快晴。9:00に会場入り、9:30に荷物を預け、40分
        程アップをし、スタートライン付近へ。周りはユニホームを着た速そうなランナー
        ばかりでしたが自分を信じ、スタート号砲を今か今かと待つ。そしてついに10:30
        スタート!! スタートから快調に飛ばし、周りのユニホームランナーにつられさら
        にスピードが上がり、1kmの標示を見落とし今どのくらいのペースで走っているの
        か自分で分からなくなった時、2kmの標示で7分04秒でした。明らかにオーバー
        ペースでヤバイと思い、少しずつ落としてやっと5kmくらいから3分50〜55秒ペー
        スに戻せました。7km付近から、私がいつも練習している武庫川河川敷コースへ
        入り気分的にもやわらいで、武庫川特有の北風にも負けずなんとか粘ってゴー
        ルできました。タイムは1時間21分51秒。一応自己ベストでしたが、前半の入り
        方は反省しなくては。

        来月シンガポールマラソン(フル)に参加します。旅行ついでのマラソンのつもり
        だったのに、マラソンメインの旅行になりそうです。この調子でサブ3を達成でき
        るよう練習頑張ります!

        今回AACからは21名も参加されていたんですね!しかも女性部門ハーフ・10km
        優勝とは素晴らしいです。今までは「ひとり陸上部」でしたが、これからは強者揃
        いのAACのみなさまに刺激をたくさん頂き、ライバルをたくさん作ってレベルアッ
        プしたく思います。 ・・・と言う事で、みなさまどうぞよろしくお願いします。
>        (大会開催日:2010・11・3)




第二五一号

           アイアンマン70,3セントレア常滑ジャパン参戦記!

2010年11月4日
AAC会員
阪本 一雄

        9/18(土)練習仲間の車で出発、ホテルはスタート&ゴールに近い所で予約して
        いましたが変更になり大変不便でした。登録を済ませスイムとランコースの下見。
         バイクコースの道が悪くてパンクの可能性あると聞いて居たので、入念に試走し
        たがさすがにガタガタ。スイムはウェツトスーツ禁止と聞いて不安でしたが、水温
        が低く着用可でひと安心。

        当日、潮の流れが速くて流されると聞き、私は第5ウェーブだったので前の流れ
        を参考にしてスタート。第1と第2ブイは計算どおりに、第3ブイからゴールがわ
        からず流されました。ライフセーバーに方向を確認し再スタート。やっとのゴール
        でタイム50分。いっもより8分遅れバイクに向かったところ、同エイジーバイクが
        6台がありました。皆さんもスイムで苦しんで居るみたいでした。

        バイクは快調にぐんぐんと抜いて行きました。コースはヘアピンカーブが多くて
        大変でしたが、何とかゴールしたところ同エイジバイクが全部バイクラックに有る
        ではないか。ビックリ慌てましたがしかたありませんので、気持ちを取りなをして
        ランスタートしました。だがなかなかスピードが上がらず、ランタイムは3時間か
        かり、合計7時間45分の自己最低記録でゴール。ところが記録を見ると何と1
        位になっいました。成績を見ると皆さんスイムでリタイヤしていました。レースは
        最後まで諦める事なくゴールを目指す事の大事さを思い知らされた大会でした。

        お陰様で、フロリダの世界選手権大会に行く事に成りました。楽しんでこようと
        と思います。友達と11月10日に出発13日がレースです。レース後シカゴに渡
        りアイスホッケイ見物と観光して楽しんで来ます。帰りましたらまた報告します。
        (大会開催日:2010・9・19)



第二五〇号

                  >秋の六甲全山トレイルラン
            自分自身で驚きのタイムでゴールできました!

2010年11月2日
AAC会員
恒松 秀志

        「六甲全山トレラン」と言えば、自身「AAC」に入会するキッカケとなったイベント。
        しかしながら、初回は完全な力不足で設定タイムの10時間に及ばず10時間40
        分。2回目は後方に付けるも、タテナガの展開に、休憩を削っての追走になって
        スタミナ切れで10時間50分。以上、10時間にはほど遠い結果だったのです、
        でも今回は設定タイムが10時間30分と緩くなったので、ちょっとラッキー(^0^)
        と思いました・・・。
 
        そして今回は、前回の教訓から前方に付け、下りの所をがんばって少しリードし、
        登りや平地で集団に追いつかれ抜かれるパターンの作戦で挑みました。前半は
        思惑どおりに進み、桜茶屋には本地さんといっしょに一番乗り、余裕をもって摩
        耶山に挑むことができました。 先頭集団には及びませんが、苦しいながらもい
        い感じで登っていると、”世界の中川さん”集団にあっさりとパスされました。さす
        がにパワーの違いを感じました。

        摩耶山から一軒茶屋までは取り残されないように、必死のパッチでついて行きま
        した。あとは山道を下るだけのところで、脚を痙攣が襲い暫し治まるまでスロー
        ダウン、少し回復してから追走開始。 途中で前を行く中川さん集団に追いつき、
        引っ張ってもらう。が、船坂の電波塔の道路で補給のためスローダウンすると、
        あっという間に置いていかれた。 再び山道に入ってから追いかけるも、ついに
        追いつく事はできませんでした。
        (後で中川さん集団がコースミスしていた事が判明)

        午後4時に塩尾寺通過、ゴールの宝来橋に午後4時20分到着、なんと10時間
        切りどころか9時間15分という自分でも驚きのタイムで完走できたのです。
        そして、温泉に入った後のビールは最高でした!       (^0^)/
        それにしても、完走者全員が10時間切りを達成するとは、AAC恐るべし!
        (大会開催日:2010・10・24)