第二二九号

           体は苦しくとも笑顔を忘れないでトライアスロンを!

2010年8月8日
AAC会員
真柄 勲氏

        報告が遅くなりましたが、7月18日、私も猛暑の皆生大会へ参加してきました。
        私は、真柄勲と申しまして、昨年12月に入会させていただきました。今後とも
        練習会に飲み会によろしく願いします。

        さて、皆生大会ですが、私がトライアスロンをはじめた1994年の翌年から参加
        しており、途中故障のために2回出場を断念しましたが、今年で13回目の完走
        です。15年の中で様々なドラマがありました。猛暑の中、もう、ただただ完走す
        るのが精一杯のとき、あるいは連日の豪雨で、スイムが中止となり、バイクコー
        スを短縮して、デュアスロンとなったとき、そして、昨年のように、超豪雨でレー
        スそのものが中止となったとき、さらに、プライベートな話ですが、同じトライアス
        リートと結婚して、一緒にゴールしたときなど多くの思い出があります。

        私は6年前、10年を節目に、本格的なトライアスロンの参戦をやめようと思い、
        唯一皆生大会だけは参加し続けるつもりでした。なぜ、皆生大会に参加し続け
        るのかといいますと、ボランティア、スタッフ、地元の応援の方々がほんとに素晴
        らしい! 心温まる大会だからです。今年のボランティアの総数は4千人と聞き
        ました。この人数はハワイのアイアンマンレースに匹敵する人数です。小さな子
        供さんから、年配の方、そして、お体の不自由な方も含めて数多くの方が、朝早
        くから夜遅くまで猛暑の中を一生懸命頑張ってくれます。

        私は、トライアスロンをはじめた15年前から10年間は、年代別の表彰、ハワイ
        の権利取得だけのことを考えてレースに臨み、ロングのレースはただ苦しいと
        いう思いだけでゴールを目指していました。しかし、6年前からはそんな思いが
        すっかり変わりました。レースを楽しもうという思いから、一つ一つのエイドステ
        ーションを楽しみにして、一つのエイドが終われば、また、次のエイドへと、温か
        く迎えてくれるエイドで、ゆっくり感謝の気持ちをこめて補給するようにしました。
        そうしてエイドを積み重ねれば、いつのまにかゴールに近づき、以前ほど、レー
        スが苦しいものだとは思わなくなりました。これからも、体は苦しくとも笑顔を忘
        れないでトライアスロンの完走を目指したいと思います。


第二二八号

         自己紹介、みやじまトライアスロン、大阪トライアスロン!

2010年7月30日
AAC会員
松下 実氏

        AACの皆様こんにちは。1月よりACCに参加させていただいている松下実と申
        します。はじめに、自己紹介をさせていただきます。1月に東京より芦屋に引っ
        越ししてきました。高校時代はアメリカンフットボール、大学時代はヨットをクラブ
        活動で行っていました。大学卒業後は、仲間とヨットを楽しんでいましたが、学生
        時代のようなハードな運動はしていませんでした。ヨット仲間がランニングを始
        めたのを機に、4年前からランを始めました。最初は1キロ走ると息が切れてい
        ましたが、じょじょに長く走れるようになり、ランニングのレースに参加するように
        なりました。2年前に友人から、アクアスロンの大会に参加してみないかとのお
        誘いを受け、スイムのトレーニングを始めました。アクアスロンの大会に参加した
        のがきっかけで、トライアスロンに興味を持つようになりました。一昨年の末にロ
        ードバイクを購入し、トライアスロンのトレーニングを開始しました。昨年の石垣
        島がトライアスロンのデビュー戦で、完走の達成感、その後のビールが最高で、
        トライアスロンの魅力にはまってしまいました。その後、大島、佐渡Bに出場しま
        した。初年度の結果です。
         石垣島(51.5キロ):298位/1072人 (Total:02:47,S:00:30,B:01:27,R00:49)
         大島(51.5キロ)  :93位/249人   (Total:02:47,S:00:32,B:01:25,R00:50)
         佐渡B(127キロ) :150位/672人   (Total:06:16.S:00:43,B:03:46,R01:47)

        <みやじま国際パワートライアスロン大会 2010>
        ロングのレースにでてみたくなり、アイアンマン・ジャパンにエントリーしました。
        アイアンマンマンに向けてトレーニングをしていましたが、口蹄疫の問題で大会
        が中止になってしまい、何かいい大会がないかと探していたところ、AACのノブ
        さんから、みやじまトライアスロン(ミドル)の情報をいただき、早速エントリーしま
        した。世界遺産である宮島の大鳥居からスイムスタートし、中国山脈へ850メー
        ター登りワンウェイのバイクと、 250メーター高低差のあるランコースです。 ノブ
        さん、藤本さんと厳島神社でお祓いを受けレースに。宮島の大鳥居の下を泳い
        で、その沖からのスイムは感動的でした。850メーターの上りワンウェイのバイ
        クと、250メーターの高低差のあるランでは、苦しみ楽しみました。
           ”負けないこと、
           投げ出さないこと
           逃げ出さないこと
           信じること
           涙みせてもいいよ それを忘れなければ”
        との歌詞を心の中で歌い、ゴールにたどり着きました。タイムはあまり良くなかっ
        たですが、 完走の達成感を味わえました。

        <大阪国際トライアスロン舞洲大会2010>
        最高気温36度!暑さとの戦いでした。スイムは、立ち泳ぎの状態からスタート
        するフローティングスタートでした。水はきれいとは言えませんが、思っていたほ
        ど汚くなかったです。ときおり重油のにおいがしましたが、手の先が見えないほ
        どのことはありませんでした。フルのウェットを着ていたので、スイムから暑くか
        なりの汗をかきました。バイクのコースは、舞洲大橋を中心に、七周回するコー
        スです。舞洲大橋の中央が最高地点で、両サイドは坂です。14回の坂を行き
        来するコースです。バイクの前半は調子が良くなく、かなり抜かれました。後半
        から、少しずつ抜き返しました。12回目位の坂から、ハムストリングスに違和感
        を感じ始めました。半端じゃない暑さの中、筋肉疲労とミネラル分の放出により
        脚がSOSの信号を出し始めていたのではないかと思います。ランに入ると、右
        脚のハムストリングスが攣ってしまいます。ここでリタイアは出来ないと思い、し
        ばらくストレッチし、騙し騙し歩き始めました。エイドステーションまで何とか歩い
        て、氷をもらい、氷でハムストリングスを冷やし、走り始めることができました。
        エイドステーションの度、頭から水をかけてもらい体を冷やしなんとか完走でき
        ました。今年2戦の結果です。

         6月27日:宮島(77.5キロ):158位/341人 (Total:05:47,S:02:50,B:0,R01:54)
         7月25日:舞洲(51.5キロ):128位/304人 (Total:03:00,S:00:33,B:01:30,R00:56)
                      
        <所感>
        “トライアスロンは、人生を豊かにする” という言葉を、本当に実感しています。
        トライアスロンを始めて、一緒に汗を流して、苦し楽しい時間を過ごせる仲間が
        できたことで、本当に人生が豊かになったと思います。これからも、よろしくお願
        いいたします。

        <今後の予定>
         8月22日:珠洲トライアスロン
         9月  5日:赤穂トライアスロン



第二二七号

           2週連続でロングトライアスロンに出場しました!

2010年7月28日
AAC会員
角谷 禎和氏


        7月11日、18日と2週連続でトライアスロンに出場することになりましたが、な
        んとか無事にどちらのレースも楽しんで完走できました。出場予定だったアイア
        ンマンジャパン五島長崎が口蹄疫のため中止となり、ハワイへのスロットが韓
        国で開催される2010済州国際トライアスロン大会での成績に付与させることに
        なったのです。今の私のレベルでは到底届かないものと思い参加する予定はあ
        りませんでした。しかし・・・5月の土曜練習会で中川さんから済州国際トライアス
        ロンのツアー案内をいただき、「このチャンスは行かなきゃ!」と勧められ走っ
        ている間に段々その気になって出場宣言をしたため2週連続出場となった次第
        です。

        まずは済州国際トライアスロン大会
       
 初めての海外レースでしたが、ツアーでの参加のため登録など特に問題なく完
        了。さてレース当日5時に起床。外の天気は小雨、予報どおり。スイム会場の
        中文海水浴場へ到着してみると、海の状況はなんとビッグウェーブでサーフィン
        にはいい波かも。やはりスイムは中止。

        8時から3秒ごとにゼッケンの後からバイクスタート。スタートから90kmまでは
        ほぼフラットなコースで順調。しかし110kmの激坂! 約5kmの登りが終わり
        かけたら、大雨と濃霧で視界は最悪! 前方の選手が全く見えず、道がまっす
        ぐなのか曲がっているのか、不安だらけでとにかく事故らずに走り通してバイク
        フィニッシュ。

        ランは同じ7kmのコースを3往復。しかしフラットな箇所はほとんどなく、ゆるい
        アップダウンの繰り返しで精神的にはつらいコースでした。1kmをほぼ6分ペー
        スで走り最後は元気よくゴール。タイムは11時間14分53秒。
        エイジでは179人中57位とスロットには全く届かず憧れのハワイは今後の抽選
        にチャレンジしていくことになりました。(そんなに甘くはなかった・・・)
        AACでご一緒させていただいた村田さんがエイジ3位に入賞され、同部屋だっ
        た吉冨さん(箕面在住の大学教授)がエイジ2位と日本からの選手が多く表彰さ
        れていた大会でした。終わってみれば「悪魔の激坂」を除けばいい大会と思い
        ました。

        続いて全日本トライアスロン皆生大会
        済州国際トライアスロン大会のレース後に体調を見て、出場するかどうか判断し
        ようと思っていましたが思いのほか疲れがなく、出場を決意。皆生は2008年か
        ら3回連続出場で、コースは把握できているので今回は楽しもうと決めてスイム
        スタート。スイム前半は宗政さんからお聞きしていたコースロープの左をバトル
        少なく泳ぎ、57分17秒でスイムフィニッシュ。

        苦手なバイクはとにかく大山への登りまでは抑え気味にして、後半に余力を残
         して走るつもりで前半はまずまずのタイム。約100km地点の中山温泉癒しの
        A・Sのメロンを楽しみにして走り、A・S到着後メロン約半玉をいただきゆっくり
        休憩して元気よく後半バイクをスタート。しかし残り10kmの日野川土手でペー
        スダウンしバイクは順位を落とし、5時間48分42秒でフィニッシュ。しかし前年
        よりも5分近く短縮していました。

        ランはスタートして元気よく走り始めたものの最初のA・Sがなかなか現れない?
        4.1kmでやっとのA・S。氷をジップロックに入れて、常に頭を冷やしながら熱中
        症に気をつけながら走りましたがやはり暑い! しかしランコースには楽しみが。
        「米子空港近くのアイスクリーム」と境港にお引越しされた「横尾さんプライベート
        A・Sのカキ氷」。楽しみが待っていると思うと元気がでるものですね。ランはや
        はりA・Sでの休憩が多すぎたのか4時間42分35秒。トータルでは前年を上回
        り11時間28分34秒で総合226位。前週の済州国際トライアスロン大会がいい
        練習になったのか、自分自身としては満足の結果となりました。

        2週連続のロングトライアスロンはさすがに無謀かと思っていましたが、やってみ
        るとなんとかなるもので、練習嫌いの私にとってはレースが練習?だったかもし
        れません。今年は4月の宮古島から始まり、9月まで毎月の6レースの予定。
        残り8月の珠洲、9月のハーフアイアンマンの2レースも満足できるレースにして
        楽しみたいと思っています。
        (大会開催日:2010・7・18)


第二二六号

           舞洲24時間リレーマラソンのスタッフをしてきました!

2010年7月26日
AAC会員
野上 亨氏

        皆さんお久しぶりです。野上です。17日〜18日の2日間に亘って開催されまし
        た恒例の「24時間リレーマラソンin 舞洲」にボランティアスタッフとして参加し
        てきました。初回からランナーとしても、スタッフとしても全ての回に関わりました
        が、今年は事故が多かったという感じがしました。

        私が例年担当している自転車による「移動監察」の他、本部や救護のスタッフ
        がバタバタと走り回っていました。コース横で嘔吐していたり、別のコース途中
        では泡を噴いて倒れたまま救急搬送されたりと、いつもと違う大会になりました。

        原因としては、18日が梅雨明け初日で急に気温が上がって、体調管理がつい
        ていかなかった人(熱中症)が多かったこと、もう一つ、これは私の推測でしかあ
        りませんが、昨今の第二次マラソンブームに乗って、例年よりランニング初心者
        が多かったのではないか、ということです。

        参加者を見ていますと、いかにもメタボであろう人、一周目から既に歩き始めて
        いた人、目がうつろになりながら走る人など、「一周 1.7kmであれば大丈夫な
        距離だから参加しよう
」とある意味「勢い」で参加を決めた初参加のチームが
        多かったのではないかと思います。

        真夏のマラニックやウルトラを多く経験している私は、夏の恐ろしさを知っている
        だけに、時間が長い分、この舞洲には特別気を付けるよう心がけています。
        これに備えて、ウオーキングやジョギングを敢えて真昼の暑い時間帯に行うな
        どの努力をし、体を慣らすべきと思っています。

        ただ、今年の状況を見ていますと、昨年いろいろと議論があり確かに記録は大
        切ですが、原点に戻ってランナー、そしてボランティアとして参加いただく皆さん
        全てが「24時間事故なく楽しく終われることが基本」であると考えます。今年
        のように一人でも救急搬送などの参加者が出てしまえば、大会どころではなく
        なります。殆どの皆さんは経験が多いですから、今年のような事故を起こす可
        能性は少ないとは思いますが、大会では当日の天候、参加者の体調によって
        何が起こるか分かりません。健康で走れることに感謝し、ペースはさまざまでも
        いいと思いますし、無理せず24時間タスキを繋ぎきることが前提です。そうした
        ことを考えさせられた2日間でした。

        あと小生の個人的なことですが、先日「四万十川ウルトラマラソン」当選の通
        知が来ました。過去13回を全て完走していますので、今年もなんとか完走した
        いと思っています。夏が過ぎれば2010年シーズンインです。皆さんが怪我や故
        障無くシーズンを迎えられますよう祈念いたします。長い文章になりましたが、
        舞洲で感じた「つぶやき」でした。皆さん、ご健康で、そしてご安全に!



第二二五号

             ロングトライアスロンレース 一応完走記!

2010年7月22日
AAC会員
脇本 正子氏

        またまた一応がついてしまいました。去年、初ロング全日本トライアスロン皆生
        大会に挑戦、ランの途中から豪雨!32km地点で大会中止になってしまいまし
        た。 「完走できたようなものだから」と励ましてもらっても完走にはなりません。
        今年こそロング完走を!と思ったのに、宮古島は抽選で外れ、アイアンマンジ
        ャパンは口蹄疫問題で大会中止、アイアンマンスロット代替大会としての済州
        国際トライアスロン大会が韓国チェジュ島で行われるというので、大胆にも初め
        ての海外レースに挑戦することになりました。

        バイクを飛行機に載せてもらうことも初めてで、一緒に出場する渡邊さん村田さ
        ん始め中川さんや皆さんに何度も教えていただき、段ボールに梱包しやっと出
        発、不安でいっぱいでした。

        大会前日は一日中雨、当日は雨こそ上がっていましたが、海は東シナ海から
        打ち寄せる高波でとても泳げる状態ではなくスイム中止、バイクからのスタート
        になりました。

        午前8時、プロスタートの後、ゼッケン番号の後ろから3秒ごとにスタート。走り出
         してすぐに右側通行に悩まされました。年齢別の後ろからのスタートなので次々
        と若い人に抜かされるのですが、右側に寄り左を抜かすべきところを慣れない
        日本人が時々右を抜かすのでドキッとしました。それでも90kmまでは時速30
        km以上で走れ(追い風だったみたい)、このまま行けば6時間でバイクゴールで
        きるかしらと思ったのも束の間、噂に聞いていた100k過ぎからの長い上りが始
        まり、とたんに速度が落ち、霧と雨と強風にしばらく苦しめられることになりました。

        視界は20m先まで、しかも前の人と離れると道が分からず、次が上りなのか下
        りなのかさえも分かりません。途中落車事故を見かけ、とにかく事故しないように
        減速しましたが下りは本当に怖かったです。そしてやっとの思いでバイクゴール。

        ランは7kmの同じ道を3往復、しかもずっとアップダウンと言うなかなかのハード
        なコース、180kmのバイク疲れは想像以上で、棒のようになった足は痙攣を起
        こしそうで怖かったです。とにかく完走目指してゆっくり行こう!と自分に言い聞
        かせました。周りには歩いている人も多く、マラソンで歩いたことのない私ですが
        足と気持ちが負けそうになり、歩くのは2周目の上りだけにしようと自分と折り合
        いをつけながら走りました。3周目になると足の調子もましになり、あと7kmあと
        5kmと頑張れ、ぎりぎりですが4時間台で走れたのは嬉しかったです。

        そしてついに夢に見た白い絨毯?のフィニッシュロード! ゴールテープを切って
        完走メダルを掛けてもらったら涙が溢れて声を出して泣いてしまいました。先に
        ゴールして待っていてくれた角谷さんと握手してまたまた涙! 本当に嬉しかった
        です。12時間12分13秒、私にしたら上出来です。完走できて良かった。スイム
        の分についてはまた来年にお預けです。

        このレースでは本当によく自分と会話しました。トライアスロンは他人との戦いで
        はなく自分との戦い、練習もレースもどこまでやるか、どういう考えでやるか、は
        たまた自分の生活の中に練習をどのように取り入れるか、全て自分次第という
        点がこの競技の魅力なのかな?と改めて思いました。まだロング2回目の未熟
        な私ですが、この感激を忘れずまたこれからも自分のトライアスロンを楽しみた
        いと思います。

        最後になりましたが、今回出場に当たってお世話になりました渡邊さん村田さん
        はじめ、AACの皆様方に深くお礼申し上げます。また練習でモチベーチョンが上
        がらない時も一緒にロングライドに付き合ってくださった小林さん、本当にたくさ
        んの方に支えていただきました。本当にありがとうございました。
        (大会開催日:2010・7・11)



第二二四号

          グリーンピア三木トライアスロンフェスティバル参戦記!

2010年7月4日
AAC会員
千原 昇氏

        AACの皆様こんにちは。5月より参加させていただいている千原昇と申します。
        はじめに、簡単ですが自己紹介をさせていただきますと、中学、高校、大学とひ
        たすら陸上競技長距離に明け暮れました。さほど速くなりませんでしたが・・・
        就職したら運動ともおさらばと思ってましたが、たまたま本屋で見たかけた(今は
        無き)トライアスロンジャパン誌の写真や内容に引き込まれ、就職してすぐにトラ
        イアスロンに取り組みました。1988年のことです。1990年には琵琶湖アイアンマ
        ンで思った以上の成績が出せ、ハワイアイアンマンにも参加することができまし
        た。その後、仕事の関係でトライアスロンから離れた時期もありましたが、5年ほ
        ど前に復帰しまして、この度、縁あってAACに入会させていただきました。
 
        そして、6/27、AACのメンバーとグリーンピア三木トライアスロンフェスティバルに
        参加してきました。この大会は、オリンピックディスタンスの約半分の距離のスプ
        リント(スイム750m、バイク19km、ラン5km)、初心者体験、ジュニア(スイム300
        m、バイク9.5km、ラン3km)、キッズ(スイム150m、バイク4.75km、ラン1km)が設
        定されていて、初心者からハイレベルの方まで楽しめる大会だと思います。
        天候は晴れたり曇ったりで安定しませんでしたが、何とか持ってくれました。
 
        私はスプリントの40歳代カテゴリーに出場しましたが、このクラスにはあの八尾
        彰一さんも参加していました。レース前、何となくですが、あまり調子良くなさそ
        うに見え、ほかの参加者にも「お手柔らかにお願いします」と話しかけており、
        「よし、今日は八尾さんと勝負だ!できれば勝つ!」と意気込みました。
 
        スイムスタートの号砲がなり、八尾さんは一瞬で見えなくなりました。「八尾さん
        と勝負!」とか、とんでもない妄想でした。次元がまったく違う、雲の上の人だと
        今更ながら痛感させられました。ところで、スイムは150mのプールを5周回する
        のですが、そんなことを考えているうちに自分が何周回したのか分からなくなっ
        てしまいました。落ち着いて周回くらいは数えておくべきでした。4周回したのか
        5周回したのか分からなくなって焦ってしまい、思わず立ち上がったところで、
        「千原さん10位10位!」という西川さんの声が聞こえ、ちょうど5周回終わったこ
        とを悟り、余分に泳ぐことなくバイクに移れました。西川さん、あの時は本当に助
        かりました。
 
        バイクは、アップダウンのある5kmコースを4周回です。今度は周回を間違わな
        いよう注意しました。私事ですが、これまで15年近く使ってきた激重バイクから
        最近ANCHORのRFX8に新調したのですが、期待通り非常に軽く、シッティング
        のままペダルをクルクル回せます。7月の皆生トライアスロンも頑張れそうだと
        思いながら走っていると、CEEPOのバイクに乗った青色のトライスーツを着た選
        手が私を追い抜きにかかってきましたが、私も負けじと対抗して、終始抜きつ抜
        かれつでその選手と競いました。この競い合っている時間、本当に苦しいですが
        、一方では、精一杯力を出している充実した感情もこみ上げてきます。トライアス
        ロンの楽しみの、間違いなく一つだと思います。しかし、それだけ頑張っても前の
        選手達には追いつきません。バイクはまだまだ鍛え直さないといけないと思いつ
        つ、最後の種目、ランへ・・・
 
        ランは、ほぼ平坦なコースを3周回です。ここでは周回ごとに腕に輪ゴムをはめ
        てもらえるので、周回間違いはまずありません。また、周回コースなので、自分
        が何位で前とどのくらい離されているのかがだいたい分かります。私は6位を走
        っているのが分かりましたが、八尾さんははるか彼方の前、5位ともだいぶ離さ
        れているので、抜いて3位入賞とかは今回は無理、それよりも私以下がだんご
        状態で、7位に落ちても8位に落ちても9位に落ちてもおかしくありません。そんな
        中、先程のCEEPOバイクの青色トライスーツが必死の形相でスピードを上げて
        私を追ってきました。しかし、このコースを何度か体験している私に分がありまし
        た。帰り道の右に曲がるカーブで視界左に鉄塔が見えてくるポイント、ゴールゲ
        ートはまだ見えないが実はおよそゴール手前300mと近いポイント、ここで思いっ
        きりラストスパートをかけ、なんとか逃げ切ってギリギリの6位を死守しました。
 
        ゴール後、先程まで競い合っていた青色トライスーツの選手が私に握手を求め
        てきました。私も、晴れやかな気持ちで、彼とノーサイドの握手を交わしました。
        後で調べてみると、愛知県の方でした。こんな素晴らしいライバルに出会えるこ
        と、これもまたトライアスロンの魅力の一つだと思います。
 
        そして、AACの松本さん、正圓さん、西川さん、澤さん、皆さん大健闘でした。
        澤さんは、トライアスロンを最近始められたそうですが、タイムが凄く速くて驚き
        ました。今後が楽しみですね。これまで、レース参加は基本的に一人でしたが、
        今回は仲間がいて、より楽しむことができました。今後ともどうかよろしくお願い
        致します。  (大会開催日:2010・6・27)



第二二三号

          最 近 参 加 し た レ ー ス 2 題 !

2010年6月30日
AAC会員
池条 年弘氏

       6月20日/ビギナートライアスロンinせんなん里海
        大坂の泉南、岬公園の北数キロに位置する里海ビーチでトライアスロンが開催されAACからは自分一人
        だけでしたが参加してきました。ビギナーと女性を対象としたレースでアットホームな感じの雰囲気でした。
        そんな中、私もビギナーの一員として参加させていただきました。先月の青垣に引き続いて2回目のレース
        です。青垣に比べてスイムの距離が2倍になったのと、スイムがプールから海に舞台を移ることに関してす
        ごく不安でした。水泳を始めて3カ月強になりますがいつまでたっても自信がわかず、完泳できるか不安で
        した。しかし、先日の須磨の海岸でのスイム練習の効果もあり、海の恐怖感はだいぶん払拭することがで
        きました。

        レース当日の天気はいいとは言えませんでしたが曇りでちょうどいいぐらいでした。スイムのための場所取
        りに後れをとってしまい、一番後ろからのスタートとなってしまったのですが、必死に腕を回し続けて半分ぐ
        らいの順位でゴールしました。泳いでいる最中は前後左右の選手の腕や足が自分を痛めつけ、何度か水
        を飲みそうになりましたが、必死にくらいついて行きました。
 
        海からでて全力でバイクの位置まで走っていき、今回は短い時間でシューズを履きかえることができバイ
        クをスタートすることができました。自分の前にはすでにバイクをこいでいる人がたくさんいました。このレー
        スの難点としては、追い越し禁止区域がコースの環境上非常に多くすぐに詰まったりして、後ろに追いつか
        れたり前に追いついたりの繰り返しでした。追い越し禁止が解除された瞬間をねらってアタックするかのご
        とくスパートをかけ、先頭にじわじわと近付いていきました。一周4キロでそれを5周走る設定でしたが、4周
        を走り切る前にはトップにでることができました。その時はまだ自分の前には何人かいると思って必死に漕
        ぎ続けました。

        バイクのトランジションエリアに入った時にバイクが一台も置いていなかったので一位でこれたことに気付
        きました。一位できた代償として、常に後ろから狙われている感をすごく感じて、それがすごくプレッシャー
        でした。ランに移る際のトランジションでも前回とは大違いで、シューズの履き替えが円滑にできました。
        今回はシューズの紐をはずして、ゴム紐に変更しました。本当はマジックテープ式のアシックスのTJR319
        がほしかったのですが、品薄で手に入れることができずに、前から持っていたレースシューズの紐をゴム
        に変更するだけの苦肉の策で臨みました。今回ゴム紐を利用して良かったと思いました。マジックテープよ
        り速いかもしれません。
 
        そこからランに移り、後ろを振り返ることなく今ある力を振り絞って走りだしました。コースは海沿いで片道
        約800mを3往復するというものでした。800mを折り返して300mぐらいいったところで後続の人にすれ違い
        ました。その人を見たとき、あのスピードでこられたら5km走り切るまでに追いつかれると思い、体に鞭を打
        ってペースを維持しました。1往復する頃にはたくさんの選手が帰ってきてランに移行しだしました。直線コ
        ースの往復は先がよく見えるので、気分的にしんどいと感じました。3往復目に入るころには、2位との差は
        開いていきました。でも念には念をでラスト800mでラストスパートをかけ、危うく右足のハムストリングがつ
        りかけましたが、ゴールテープに向かって我武者羅に走りきることができました。その結果1位を死守する
        ことができ、まぐれで優勝することができました。優勝という経験は、一生に一度あるかないかだと思いま
        す。この時の気分の高揚を原動力としてこれからもレースに挑んでいきたいと思いました。
 
        本日6月30日にレースの詳細が送られてきてそれをみたら、思ってたよりランが遅かったことに衝撃を受け
        ました。ランの記録は自分の中では17分後半ぐらいだと思っていました。常日頃から各種目を連結させた
        練習を定期的にいれていかなければいけないのかなとふと思いました。 
          スイム(0.75km)  スイム終了    0:15:28  
          バイク(20km)    スプリット     0:38:19  バイク終了 0:53:47
          ランス(5km)    スプリット      0:18:52   ラン終了  1:12:39



       6月27日/美ヶ原ヒルクライムレース
        いでと言ってはなんですが、20日のトライアスロンに引き続いて27日に長野県の美ヶ原というところで開催
        されたロードバイクのヒルクライムレースに出場してきました。ロードバイクのレースとしては初めてのレー
        ス経験でした。コースは標高800mの地点から2000mを20kmかけて登るというものでした。地元のバイク仲
        間に誘われて出場したのですが、移動は車で長野まで移動するだけでへろへろになりました。前日に390k
        mを5.6時間かけて行き、受付を済ませて翌日に備えました。レースは0753からということで、5時ぐらいには
        起きないといけなかったので早く寝ました。朝目が覚めて外を見ると前日から引き続き雨がしとしとと降って
        いました。このぐらいの雨なら中止はないのはわかりましたが、路面が濡れているなかでの傾斜のきついレ
        ースは練習でも経験したことがないのですごく不安を感じました。雨で体が濡れても走りだしたら暑くなる
        ので、半袖のジャージでいきました。スタート直前には運よく小降りなり、0753無事にスタートを迎えること
        ができました。

        私はエイジ別で26〜30歳の枠で出場しました。スタートの合図とともにとりあえず先頭にでて山の入り口ま
        で突っ込みました。前日に試走したのですが、このコースの坂のえぐさは重々認識していて、レースの歌
        い文句にGEKISAKAと書かれているぐらいで心臓破りでした。山の入り口に入ったところで、2分前にスター
        トしたグループがちらほらとあらわれ、その人たちを交わしながらダンシングではあはあいいながら登って
        行きました。シッティングでいく余裕が無かったので初めの4kmはずっとダンシングでいきました。急斜面は
        得意だったので4位ぐらいで美鈴湖というところまでいけて、15km地点まで上位をキープしていたのですが、
        そこから濃い霧と濡れ路面、急な下りと悪条件が重なり、スピードをだせるところなのに減速してしまい、後
        ろから命知らずといえるくらいにガンガンと抜かれました。しかし、今の自分にこの状況で追いかける技術と
        度胸が無く、上位入賞より安全策を優先しました。その結果30位(1:18:45)まで後退しました。200人で30
        位だったらまだいいかなと自分を励ました後に、いろいろと反省点が思い浮かんできました。天気が悪くて
        暗いのに濃い色のサングラスをしていったこと、服装、コースの習熟を怠ったこと、練習不足などあります。
        1分縮めれば順位を5.6番はあげれたし、心の弱さがうらめにでました。

        頂上でのゴール地点を通過したときの快感はトライアスロンとはまた違う開放感がありました。地獄から天
        国に這い上がってきたような気分でした。ゴール手前5kmからは10m先が見えないほどの霧で、もちろん
        頂上も霧がひどく、しまいには雨が降ってきたりとさんざんで寒さも厳しかったです。そこから同じコースを
        みんなでゆっくり下りました。下りもブレーキをかけることが多いので疲れてる体に鞭を打ちました。

        ヒルクライムは心肺機能を高めるトレーニングには最適だと思います。トライアスロンを専門でされる方にも、
        最良のトレーニングだと思います。私たちの住んでいる場所からすぐ北を見れば六甲山がありますが、週
        に一回は縦走したいものです。みなさんもチャレンジしてみませんか?はじめはしんどさと不安でいっぱい
        で当たり前だと思いますが、数回やるうちに、普通になってくるものです。トライアスロンでも回を増すごとに
        楽になってくるのでは?それに似た感じだと思います。登りがあれば下りがあるので、下りは下りで楽しい
        ですが、安全に配慮しなければいけません。バイクの走力アップを考えている人は、土曜のランの練習会
        の前にひと山登ってからランの練習に臨むというのはどうでしょうか?

        今週の7月4日、3周連続のレースの最後に播磨中央公園で行われる30kmのロードレースに出場してきま
        す。時速40kmぐらいで走り続けるレースで不安はあるのですが、チャレンジ精神で頑張ります。毎週レー
        スにでるのもアドレナリンがでて楽しいですが、練習が本腰でできないのが難点です。シーズン中はアグ
        レッシブにレースにどっぷりつかるのもいいのかなとも思いますが。7/25日の舞洲国際トライアスロンでは
        後輩を連れてリレーの部で出場します。トライアスロンで活躍されている方もロードバイクのレースに是非
        でてください。レース情報とか知りたい方は自分に聞いてくれたら調べますので気軽に言ってください!
        長々とお付き合いいただきありがとうございました

         バイク(20km)     1:18:45



第二二二号

        クラブ/トレイルラン部として初めての練習会を開催!

2010年6月23日
AAC会員
山崎 直基氏

        6月20日、クラブ/トレイルラン部として初めての練習会を開催することが出来
        ました。正直、トレイルは今、マラソンについで人気があるスポーツ!関西では
        なかなか大会も少ない様ですが、スポンサーの広告党で有名選手がゲストで
        来ればすぐにいっぱい!今のマラソンブームはトレイルでも同じです。そんな中、
        芦屋アスリートクラブとしてもぜひ挑戦したい気持ちでいっぱいでした。

        今思えば、私もトレイルをはじめたころは何も考えずに、友人から山で走ればマ
        ラソンのいい練習になるよって、言われたのがきっかけ・・・ 正直、言われるが
        ままに。でも実際、私の体験で言えばトレイルを経験した後、フルマラソンでの
        後半のスタミナの違いを感じたのが正直な感想でした。

        それから、トレイルをマラソンの練習に取り入れる様になりました。私自身ここ3
        年恒例にしていますが、京都で行われる東山三十六峰トレイル32kmを走った
        2週間後に加古川フルを走ったんですが、走る足が軽いのを感じました。ちなみ
        に去年の加古川では自己ベスト、3時間7分。今年もこの調子でチャレンジする
        つもりです。

        前置きはこの辺にしておいて、6月20日は梅雨の真っただ中で天候が心配で
        したが、くもりで雨も降らずなんとか決行出来ました。参加者も13人。
        正直、感謝!感謝!! と言うか、芦屋浜のメンバーはちょっと変態?!
        だから救われる・・・ 私も変態?!

        コースは高原氏のレイアウト。トレイルの第一人者にお任せで阪急芦屋川〜東
        お多福山〜風吹岩〜阪急芦屋川の予定でスタート。曇り天気で湿度約90%!
        ダイエットにはちょうどイイかもです。皆さん元気!いつもながら最後尾の私は
        楽させていただいておりました。しかし、自然(山)をなめたらあきません。2・3
        日、ずっと降りつづいた雨のせいでコース通り行けずサバイバルトレイル。その
        前に、私に至っては皆からはぐれる始末。アララ・・・。責任者として大失態!40
        分間もタイムロス!失礼いたしました。午前中で終える練習も時間オーバー!
        次回はこの経験から予定通り行く様に努めますのでお許しを・・・

        最後に今回参加してくださったメンバーに感謝する事と、これにこりずに次回も
        参加していただけたらと思います。トレイルラン部として次回は走ってその後く
        つろげる、おみあげ付きの様なトレイルをしたいな〜って考えてる次第です。
        こうご期待を・・・



第二二一号

      雲の上の話トライアスロン競技芦屋浜AC入会が事の始まり!

2010年5月28日
AAC会員
正圓 光男氏

      *トライアスロン競技に至るまで
       2000年に初めてホノルルマラソン大会でフルマラソンデビューし、走ることの面白さ
       と付随する何かを求めて心地よいランを楽しみ、自己満足でいろいろな大会に参加
       して来ました。(当時は時間的にも気分的にも余裕がなく、時間が取れる各地の出
       張先では必ずランニング一式を持参し、その土地の風土を肌で感じながら走ること
       を楽しんでいました)

       *大きく変化したランニング感ーーー
       2006年に私にとって今までのランニングに対する考えを大きく変える出来事があり
       ました。現事務局長の西川氏から芦屋にすばらしいクラブがあるので【入会しませ
       んか?
】とのお誘いでした。豊中に在住の私にとっては遠く、時間まで掛けて土曜
       日の朝にとの思いも有りましたが、思い切って練習会に参加しました。そこでランニ
       ングを本当に楽しむ宗政会長とメンバーの方々に出会いました。当時の練習は10
       人程度の少数の参加者であったと記憶していますが、いざ練習に入るととても付い
       ていけません。メンバーの方々のレベルも比較にならないほど高く、話題に入れば
       私とは無縁のとてつもない事「トライアスロン・マラソン大会結果」が常に話題に
       なっていました。

       中に入れば別世界では済みません。会長始め人間的にもすばらしい仲間と楽しむ
       為には自身の練習スタンスを変えることが一番と思い、帰宅後の練習量を増やし、
       土曜の練習会にも積極的に参加させて頂きランニングのレベルアップを計りました。
       不思議なもので今までフルマラソンで4時間切りが目標であった私が、翌2007年の
       シーズンでは大会毎にベスト記録を更新し、なんと3時間34分8秒(ガンタイム)で走
       れるようになっておりました。

       ご承知のごとくトライアスロン参戦中の中川副会長は、常にバイクで宝塚から練習
       会に参加されており、車で通っていた私は気持ちだけでも【中川さんに近づこう
       とバイクを購入、練習会に行くことを決めました。しかし志に反し、練習会はやはり
       車とたまの自転車での相変わらずの参加を続けておりました。その折、全く泳げな
       い、参加することなど考えたこともない私に、宗政会長から丹波市ファインキッズ・ト
       ライアスロン参加を勧められたことが、私のトライアスロンとの出会いとなりました。

       それからが大変ーーー 2008年に初めてこの大会に参加し、スイムは溺れながらも
       500mを20分で何とか完泳。バイク・ランへとつなぎ、よたよたで完走しました。2009
       年も雪辱を果たそうと申し込みを行いましたが、インフルエンザで大会が9月にずれ
       込み、所用の為、参加できませんでした。またまた初志がくじけそうな私の気持ち
       を察されたのか、2009年9月に宗政会長から初めてトライアスロンに参加される方、
       泳げない方を対象にプロの有名なトライアスリート【久保田早紀】さん指導の練習
       会を開催計画しているので是非にとのお誘いを受け、何も考えず甘い気持ちで申し
       込みをしました。(究極はオリンピックディスタンスの大会に参加できるアスリート養
       成とは聞いていますが)しかしながら今までとは異なり、回りの期待とプレッシャーを
       感じながらも、どの種目も中途半端にしかモチベーションをもてない私にとって、ラン
       のベスト更新が優先課題でしたので、情けないことに、それから約半年一緒に始め
       た熱心な方々とは大きく実力差がついてしまいました。

       *本大会を迎えてーーー
       今年はどうして大会のたびに雨なのか? 1月ーー愛媛マラソン(冷雨)、2月ーー東
       京マラソン(雨)。情けないことに1月の愛媛で足の冷えすぎからアキレス腱を痛め、
       無理して出た東京で患部が悪化3月、4月と殆ど走れず、バイクも気乗りせず練習不
       足に落ちいり、ブルーな気持ちで過ごしはたまた行事と重なり4月は殆どスイムの練
       習会にも参加できず、前日22日の練習会では400Mを泳ぐことも出来ず、本当に13
       分の制限内で完泳出来るか不安が過ぎっていました。

       *3種目とも不安を抱えてーーー
       そして5月23日 第12回丹波市ファインキッズトライアスロンこの最悪の状態の中、
       またまた天候も夜半から警報が出る大雨、大会会場でも強い雨脚で不安を一層か
       もし出す。

       *いよいよ大会がスタートーーー
       こんな小さい子供たちが雨の中、必死に泳ぎ、バイクに乗り、ランを頑張り、 はたま
       た前のグループで女性(横山さん・片岡さん)の頑張って泳いでいる姿を目にし、中
       川さんもスイムの責任者で、熊倉さん、松本さん、松川さん、丸岡さんのAACメンバ
       ーの方々のボランティアでサポートされていることに感謝し、芦屋浜ACの名を汚さな
       いように腹をくくる。私には居直りとその場のハードルを越えるしぶとさを持ち合わせ
       ているのか(笑)?【自慢は今までのすべての大会でどんな状況下でも、途中
       のカット、リタイアを未経験


       【スイム】 コールされたコースには本来3名の方々との同泳のはずだが、欠席され
       たのか私のみ中川氏のホイッスルでスタート、1コースの西川さんを意識しながらも
       早や50Mで一息。徐々に心拍数が上がってきたのか、厳しい中でも何とか少し楽に
       なってくる。 (練習の成果でもあるが、今回はコース途中でプールに足をつけること
       はなかった) ターンで休み休み泳ぎ、最後の50mで西川さんを見れば25M先の折
       り返し、これは何とかなる。最後の25mでの折り返しで次のクラスのスタート準備の
       移動を確認・・・これはヤバイ・・・最後のスパート(気分だけ) 何とか制限タイムの1
       3分をクリアーし12分台でゴール・・・よしヤッター・・・

       【バイク】 トランジッションエリアではすでに西川さんはバイクスタート準備完了、遅
       れながらもスイムから開放され一息つきながらバイクの準備・・・  モタモタスタート
       するも早々に練習不足で足が動かず、コーナーでのスリップによる落車を見て慎重
       に走行。周回ごとに折り返してこられた西川さんとすれ違い、<<ガンバ>>の声援を
       受けて、黙々と足を回転?(気分のみー実際は空回り)  3週目、4週目で後方スタ
       ートの芦屋浜ACの若手の方達にもすれ違いざまに声援を頂く。 それにしてもこの
       雨の中、他の人は何と速いのか? 自分の走りと比較しながら4周のコースを何とか
       落車せず完走ーーーゴール。

       【ラン】 気分的にはすでに大会終了の気分、 アキレス腱の状態を見ながら無理を
       せずマイペースでスタートーーー  同じクラスのランナーを捕らえて初めて1人抜き
       最後は気分良くゴールへ

       *トライアスロン完走ーーー
       
記録はともかく、充実した気分、また次のチャレンジに意欲を醸し出してくれた大会
       であった。 トライアスロンはマラソンと違った楽しさで、今後も挑戦を続けて行きたい。
       尚、ご指導を頂き完泳を喜んで頂いた久保田様、応援を頂いた芦屋浜ACメンバー
       の方々 心よりお礼申し上げます。
        (大会開催日:2010・5・23)



第二二〇号

               次回はまっすぐ漕いで、優勝目指します!

2010年5月25日
AAC会員
久保田 早紀氏

       AAC会員の皆様こんにちは。私は今AAC会員の皆様を対象に土曜日のスイム練
       習会の担当をしております、久保田早紀と申します。

       5月16日(日)はAACの大会では初参加となります、「芦屋浜浜風カヌーアスロン」
       に参加させて頂きました。当日は天候にも恵まれ、自宅を出発する前からとても
       ワクワクドキドキしていました。昨年初参加を期待していたのですが、あいにくの
       新型インフルエンザの発生に伴い、大会自体が中止という残念な形になってしま
       した。また、カヌー練習も昨年以来一度もしていませんでしたので、期待と不安の
       入り混じった心境で当日を迎えたわけです。

       私はBタイプの参加でした。Aタイプの方のスタートが先だったということもあり、じ
       っくり見学と応援をさせてもらえました。自分のレースのイメージトレーニングをバ
       ッチリさせてもらえてよかったです。いざスタートすると、トライアスロンのレースの
       時のように、不安な気持ちは一切消え、とても楽しみながらレースをしている自分
       がいました。特に、カヌーの競技は最高でした。なんといっても、おもしろい!

       ただカヌーだけでも面白くないんですよね。ランとの融合がピッタリはまっていて、
       抜きつ抜かれつの展開がたまりませんっ!皆さんのカヌーを見させて頂いていた
       ため(とても上手に進んでおられた姿)、自分もあんな風に行くだろうと期待してい
       たのですが・・・、とてもとても・・・私はくるくる回りっぱなし、なかなか前に進みま
       せんでした(笑)そんな状況もとても楽しませてもらいながら、あっという間の競技
       終了。私は3位入賞を果たすことができ、嬉しかったです。今後も、是非参加させ
       て頂きたいと思いました!(次回はまっすぐ漕いで、優勝目指します!!)

       最後に、トライアスロンの大会に出ていていつも思うのですが、ボランティア、サポ
       ート、応援の皆様があってこそ成り立つ楽しい大会です。そのことに感謝申し上げ、
       この大会が末永く続くことをぜひ期待しています。有難うございました!
        (大会開催日:2010・5・16)