第二〇九号

              東京マラソンというお祭りに参加できた喜びが!

2010年3月15日
AAC会員
藤本 一成氏

        昨年7月の全日本トライアスロン皆生大会出場以来すっかりご無沙汰いたして
        おります会員の藤本です。
        皆生大会完走の達成感もあり、その後すっかり遊びモードに切り替わってしま
        いました。そして10月に趣味のサーフィン中の事故で右足中指を剥離骨折をし
        てしまい、しかも医者にも行かず1ヶ月以上放置してしまったため11月に医者
        に行ったときには既に時遅しで完全に骨がくっ付くことはないと言われました。

        とりあえず手術を行い、以後2ヶ月は全くトレーニング出来ず、やっと医者からト
        レーニングの許可が出たのが東京マラソンの1ヶ月前。この時点で目標をファ
        ンランに切り替え、LSDペースでトレーニングを開始。東京マラソンの一週間前
        に前哨戦として出場した淡路島うずしおマラソン大会(ハーフ)ではアップダウン
        の厳しいコースではあったが、終わってみれば2時間2分と散々な結果に。
        しかし現在の実力を知るには丁度いい機会となりました。

        本番当日。気温5度前後と寒く小雨が降る最悪の状態。しかしながら久しぶり
        にフルマラソンを走れる喜びと東京マラソンというお祭りに参加できた喜びが込
        み上げてくる。現在の実力がわかっているので4時間10分程度を目標に周り
        に惑わされず1km6分のペース配分で走る。それでも後半30kmを過ぎた辺り
        から右足に力が入らなくなり、足が重くなってくる。最後の5kmはほとんど走る
        というより歩きに近い状態。

        やっとこさっとのゴールではネット4時間20分とフルマラソンのデビュータイムを
        下回るワースト記録。しかし一時はもう走ることが出来なくなるのでは?と不安
        一杯だったことを考えれば大したことでなし。沿道の応援の凄さ、参加人数の
        凄さ、ボランティアの数、大会運営の質の高さ、東京のど真ん中を走れる喜び、
        どれをとっても第一級の大会に参加することが出来て本当にラッキーでした。
        そして今回の件で、練習(しない)は裏切らないことをあらためて身に沁みて感
        じました。次の目標である6月のアイアンマンジャパンに備え真剣に練習しなけ
        れば(汗)

        (大会開催日:2010・2・28)



第二〇八号

            2010 アイアンマン・マレーシア大会に参加!

2010年3月11日
AAC会員
中川 隆二氏

      今年の出場トライアスロンは、宮古島・皆生・珠洲?と予定をくんでいたが、宮古島は
      年令制限65才までとの発表があり、今年は宮古島大会で頑張ろうと思っていただけ
      にショックでした。宮古島よー誰でも出来る生涯スポーツ・トライアスロンに年令制限な
      んて作らないでくれ!
      そこで宮古島がだめなら、アイアンマンチャンピオンシップハワに今年のレース焦点を
      変更。ハワイに出場するためにはマレーシアでハワイの出場権利を取らなければなら
      ないと思い、2月27日に行われるにアイアンマンマレーシア大会に申し込みました。
      大会会場マレーシア・ランカウイ島は、年中暑く乾季と雨季に別れていて、2月は乾季
      の季節。レース当日は35℃位、晴れ時々曇り、太陽は容赦なく照りつける中、スイム
      3.8Km・バイク180Km・ラン42Kmを、制限時間17時間内で走りきるレースです。

      スイム
      プロAM7時30分、エイジAM7時45分スタート。プロ・エイジ合わせて出場者約550人、
      沖合い1.9Kmを1往復する。海水温度が高く、海に入ったときは温泉のような感じ、水
      温が高いのでウエットスーツ着用禁止です。スタート付近の海はうねりも波もなく泳ぎ
      やすい状況でしたが、沖合い1Km位から水の流れが左から右へと速い流れ、右に見
      えるはずの赤いブイが左に見える。私だけかなと思い前をみると、多くの選手がブイ
      より右に流されていた。過去のマレーシア大会では海はいつも鏡のような水面であっ
      たが、今年は荒れ模様の中を折り返し地点まで泳ぐ。折り返し地点ではあと半分、長
      いなーと思うが体調は良く、足の痙攣の心配もなく気を引き締めて泳ぐ。帰りは右から
      左に流されるけど、早め早めのコースの修正をおこないながら泳ぎ、1時間41分でス
      イムをゴールする。

      バイク
      AM9時26分05秒スタート、これからバイク180Km走る。練習のときは車優先、車に注
      意しながら走るが、大会のときはバイク優先に走らせてくれると思うと楽しくなります。
      コースは島をほぼ一周約60Km走り,島の約半分の周回コース40Kmを3周回します。ま
      ず30Km位まではスイムの足の疲れをとるために、ペダルは軽い目に漕いで身体をバ
      イクにならしてゆきました。それ以後は足と身体の調子をみながら暑い中漕いで行き
      ましたが、距離が120Km・150Kmになってくると、暑さと疲れで頭がボーとしてくる。頭
      に水を頻繁にかぶり集中力が欠けないようにしながらペダルを漕いで行きました。エ
      イドは気温が高いので10Kmごとに設置、水・スポーツドリンクは豊富にあり、エイドで
      困ることはなかった。ボトルは外から冷えにくいので、ボトルの中に氷を入れてくれる
      ところもあり、暑い国ならではのアイデアで大変たすかりました。こういった暖かいボラ
      ンティアの人がいるから楽しいトライアスロンが出来るのです。

      ラン
      PM3時45分12秒にスタート。太陽が、がんがん照り返し身体に大きなダメージを与え
      てくるので、無理せずスピードを落として走る。日差しが下がり、少し気温が下がって
      からスピードを上げる作戦にでました。昨年のエイドは1.5Kmごとにあったが、ことしは
      暑さ対策のためか1.0Kmごとに置かれていた。1.0Km毎に止まると、1回30秒としても
      21分のロス、エイドでは立ち止まらず、走りながらペットボトルの水をとり、走りながら
      一口二口飲むと、後は頭にかけるようにして、エイドでの時間ロスを減らすようにした。
      前半は人に抜かれることはあったが、後半は日が落ち始めて涼しくなると、どんどんと
      ピッチを上げ前の人を追い越してゆきゴールしました。
      トータル時間   12時間46分11秒

      翌日の成績発表で総合154位、年代別1位、アイアンマンチャンピオンシップハワイの
      出場件を獲得しました。アイアンマンチャンピオンシップハワイ大会が楽しみです。
      順位  154位/550人     年代別   1位/10人
       (大会開催日:2010・2・27)


第二〇七号

               篠 山 は 今 年 も 試 練 の 場 で し た!

2010年3月9日
AAC会員
松川 幹雄氏

      私とランとの出会いは今から8年前の単身赴任中の四国からでした。
      当時休みの日となるとたまにはゴルフをしていましたが、出かけな
      い日は昼過ぎから好きな酒を飲みゴロゴロして体重も70キロを超
      え(身長168)ボチボチ今で言うメタボに突入しかけた頃でした。
      これではアカンと考え2〜300mのジョグから始め、2ケ月後の
      小豆島オリーブマラソンの10kmに思い切って出場したのがきっ
      かけです。


      当日は快晴に恵まれ朝早く起きフェリーで青い空・碧い海の小豆島
       に向かったのですが、一番目に驚いたのは『こんなにマラソンを
      走る人が多い
』のかとびっくりでした。ランの結果は暑さと実力不
      足でバテバテでしたが何とか1時間切りでゴールしました。その時
      『ハーフでゴールする人を見て凄いなあーと感動』した事を覚え
      ています。そして極めつけは帰りのフェリーで快い疲れの中で瀬戸
      の花嫁のメロディを聞きながら、瀬戸内海に沈む夕陽を見た時に『
      こんな素晴らしい休日が有るのか
』と感動したのが今に至ってい
      ます。その後、広島・東京と単身赴任が続きましたが、昨年定年し
      て地元に帰り当クラブにお世話になっています。

      前置きはこれぐらいで篠山マラソンの結果ですが、4:25:26
      (Net4:22:42)今年も私には篠山は甘くは無かったです。
      篠山は今回で4回目なのでベスト4時間10分(東京荒川で)切り
      を目指したんですが・・・


      スタート時点では気温4度で寒く、雨は降ってなくこのまま多少で
      も気温が上がってくれればとスタートをしました。20kmまでは
      予定通り順調でハーフを1時間52分で通過しこれなら行けると思
      っていたのですが、34km地点で足が止まってしまいました。
      やはり20km過ぎからのアップダウンが足にきて、30kmの折
      り返しからは毎年経験する寒さにプラスし、今年は小雨も降り出し
      以前傷めていた右膝も痛み出す事になり、とうとう歩いてしまいま
      した。その後は歩く走るを繰り返し、ゴール到達時は手に感覚が無
      くなるぐらい寒さと疲労でぐったりで、辛い篠山の試練を今年も再
      び味わいました。

      来年こそは篠山を征服する為に芦屋浜ACでしっかり練習に励みま
      す。
  (大会開催日:2010・3・7)



第二〇六号

                   初 フ ル マ ラ ソ ン 完 走 で 感 動 !

2010年3月9日
AAC会員
池上 雅之

        AACの皆さんこんにちは、池上です。今回初めてフルマラソンに挑戦しました。夏場の
        暑さと湿度に弱くいつも練習量が落ちるので、秋から練習量を増やしても間に合いそ
        うな篠山を最初の大会に選びました。

        土曜日の練習会皆勤と水曜日の夜会社から帰ってきて自主トレ、12月に宝塚ハー
        フマラソン、2月に神戸バレンタインハーフに出場と距離を伸ばすようにしました。また家
        が近所の村上さんや山崎さんに「山道の練習が走力アップに効果的」と誘ってもらい保
        久山から六甲山、有馬温泉コースを何回か一緒に練習させてもらいました。途中でイ
        ノシシに襲われてお尻のあたりを噛まれるというハプニングもありましたが。(今でもまだ噛
        み後が残ってます。。。) おかげで楽しく練習することが出来ました。

        いよいよ迎えた当日は朝からあいにくの雨でしたが、走ってる間は緊張感と高揚感で寒
        さをあまり感じることもなく、沿道のおばちゃんや子供らの声援と「しし汁」や「丹波黒豆
        入りおにぎり」、あげくに「甘酒」にまで手を出して地元の味を堪能しつつ、苦しいけども
        楽しく走ることができました。ネットで4時間39分10秒と結構時間かかりましたが、ゴー
        ルした時には感動で胸がいっぱいになりました。

        最後になりましたが、一緒に練習してくれたり、当日車を出して乗せていってもらったり、
        また一番ゴールが遅くなりかなりの時間お待たせてしてまったのにかかわらず、「おめでと
        う、良かったね!」と声をかけてくれたクラブの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱい
        です。間違いなく1人で練習していたら完走出来ていないと思います。クラブの練習会
        ではいつも最後尾を走ってますがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願い
        します。

        (大会開催日:2010・3・7)



第二〇五号

            ランニングは私の生活の一部であり生き甲斐です!

2010年3月3日
AAC会員
村川 範子

       東京マラソン走って来ました。都庁、皇居、東京タワー、銀座と夢のような4時間47
       分でした。ただ練習の時から腰痛が気になってたのですが、やはりスピードをあげ
       るとこれでは完走できないと思い、ジョグの気分で完走のみをめざしました。雨の冷
       たさより『東京を走ってる』という嬉しさで雨をあまり感じませんでした。完走はでき
       ましたが悔しいです。今までは『楽しんで走ってたらいい』と思ってたのですが、今
       回の自分のタイム4:57:33に納得がいかず、楽しかったのですが悔しい気持ちが勝
       ってます。『よしこれからはもっと極限にチャレンジするぞ』と今は思ってます。

       スタート地点に行くまでにも12分位かかったのはイライラしました。反省はさておき、
       東京マラソンは最高でした。4回目ということもあるのでしょうがゼッケンの受け取り、
       荷物の預け入れの対応、スタート整列、トイレ、水分補給、ゴール時の手続き、ボラ
       ンティアの方々、沿道の110万人が雨にもかかわらず応援してくださったし・・・と最
       高でした。石原都知事はいい企画を実行してくださったと感謝してます。交通規制も
       大変だろうに、都民の協力がなければできない事だと改めて痛感しました。

       普段の練習は最低10km、2日以上休まないを決め月間300Kをノルマにしてます。
       km6分を心がけて単調なランニングですがほぼ10年間続けて来ました。いつも1人
       で走ってます。『AACの仲間と走りたいなぁ』と思ってますが仕事をしてて時間が
       合わないのが残念です。

       過去に100km2回完走しました。ベストタイムは11時間30位でした。100kmは楽し
       く終わったのですが、何度思い出しても今回のタイムは後悔の残ったマラソンでした。
       今年50才になりますが、これを機に記録にチャレンジしようと決めました。体調管理、
       練習方法、その他色々課題は多いですが、こんな夢に向かって走れるなんて幸せ
       です。『走る』に出会えてまた『芦屋浜に住んでる』ということに改めて感謝してま
       す。

       次は来年10〜11月に開催予定されている橋本知事の「大阪マラソン」楽しみにし
       てます。マラソン、ランニングは私の生活の一部であり生き甲斐でありなくてはなら
       ないものです。走って帰ってくると『何事にも前向きになれるんです』絶対4時間
       切りたいです。村川範子、49才走歴9年ホノルルマラソン4時間17分、介護福祉士
       でケアマネの資格を最近とりケアマネの就活中です。
       (大会開催日:2010・2・28)



第二〇四号

                     大阪実業団駅伝を走って!

2010年2月17日
AAC会員
池条 年弘

       みなさんこんにちは。去年の12月からAACの練習に参加させていただき早3ヶ月
       が経とうとしています。文章能力に欠ける点が多々あるかと思いますが、ご勘弁を。

       自己紹介から・・・・ 55年2月25日生まれということで、もうすぐ30歳になります。
       趣味はドラム、和太鼓、ハーレー、わんこ、ランニング、サイクリングで浅く広くやっ
       てます。中学・高校の頃は陸上で砲丸投げをやっていて、走るのはとても嫌いでし
       た。高校の途中でブラスバンド部に乗り換えました!高校を卒業してからの4年間
       運動を全くしなかったおかげで、体重がいつの間にか92kgに!それが今から8年
       前のことで、8年前から運動するようになり今では平均70kg!今の職場に就職して
       から毎日のように運動するようになり、少しずつ体質が変わっていったような気がし
       ます。ジョギングを毎日やっているうちに体重が落ちていき体が絞れてくると、走る
       喜びを感じれるようになりました。

       駅伝の感想ですが、前日に出場が決定したので、調整不足で臨むことになりました
       が3.3kmという短い距離にも関わらず、普段5kmのレースにでる際の3.3km通過
       タイムと変わらなかったので悔いが残りました。本当ならもう少し追い込めたはずな
       のに残念です。当日は寒くて体がなかなか暖まらなくて困惑しましたが、アップでも
       っと息を上げとかないといけないなと感じました。風が冷たくて鼻と涙を流しながら
       走ってた気がします。3kmぐらい走ったぐらいで競技場に入ったときには会場の雰
       囲気でラストスパートをかけることができました。一本のタスキをつないで走るとき
       の自分の役割、責任感は今まで味わったことのないものでした。

       今回駅伝に出場して感じたことを糧にして、これからも日々鍛錬の精神で頑張って
       いきたいと思います。みなさんこれからもよろしくお願いします!
       (大会開催日:2010・1・17)



第二〇三号

                     大阪実業団駅伝を終えて!

2010年1月25日
AAC会員
宮本 隆弘

       こんにちは!(*^_^*) いつもAACでお世話になっている西宮市在住の宮本です。さて会
       員の皆様は元気一杯に練習しておられることと思いますが、なかなか寒い季節では、最初
       一歩外にでる事が億劫になることが多々あると思います。私もそうなんですが、AAC練習
       会というものがあり、それが何故か私の背中を押してくれているような気がします。私も1人
       ではあまり練習できませんが、仲間がいると練習の量と質とも相乗効果で、独りのときとは
       同じ距離・時間でも格段に効果が私の場合は違うように思われます。あと情報とかも会員
       同志の交換もできるしね。(^_-)-☆ 特に陸上競技は成果主義の最たるものであり、はっ
       きりと記録が出ますので、アカンかった時は評価と反省と猛練習、よかった時は喜びを仲間
       でわかちあうことができます。

       前置きが長くなりましたが、先般、長居陸上競技場で大阪実業団駅伝が行われ、我が
       AACチームは全部で5チームの出馬でしたが、その中の2チームが見事に優勝と3位だった
       のは周知のとおりかと存じます。私も3部で3区を走らせていただき、駅伝はレースはもちろ
       んそうなんですが、6区間もあるので、その編成は前哨戦ではなかったでしょうか!?練習
       後にグルメシティでのチーム編成役員会議で、熱のこもった談義情景が目に浮かぶようです。
       今回のチーム編成はうまく歯車がかみ合ったように思います。やはりどのチームも6人もの精
       鋭を揃えるのが厳しいみたいで、1部は戦力が大体揃っているのですが、2部以下はやは
       り1区以外は苦戦してたように思います。しかし、AACチームの優勝狙いのチームはいずれ
       も精鋭ばかりで、特に1区のICHI君はエリートランナーがひしめきあう中で区間3位、7.1
       kmを24:02と大変貢献されました。もちろんそれに続く2区以降の選手も皆さん好走さ
       れましたよ!

       結果、2位とは2分以上の大差で23・6kmを1:22:01の圧勝でした。3部でもやはり
       一区に精鋭が集い担当されたT原氏は27分台で好走されたのですが、区間26位/90
       で2区以降ごぼう抜きできる機会をくださってありがとうございました。そしてそれが現実とな
       りました。圧巻は2区のM田氏で、12:31の区間9位の10人抜き、特にすばらしいのが
       トラックに入線してからの100m走のようなロケットダッシュが印象的でした。あれで、私を
       はじめ他の選手に火がついたようで、3区の私が襷をうけました。当日は気温が約10度く
       らいだったのですが陽射しが強く、一瞬武庫川のくすのき駅伝の悪夢がよぎりました。もし
       ここでスカしたらなんて言い訳したらええんやろうと・・・特にICHIクンからのツッコミがええノン
       もらうんやろなあ・・・・「冬に暑いとか言い訳効かへんでえ!」とか思いながら、「ここでス
       カするわけにはいかんのや〜〜!
」と自分にいいきかせて、最初セオリーどうりゆっくり入
       ろうと思いました。

       他のチームのどのランナーも最初からビュンビュンととばしていきますが、私はローギヤで入り、
       秀サンがコースで応援してくれていると聞き、そこまでとりあえず抑えていこうと思いました。一
       番苦しいとこでたってくれているはずやと勝手に解釈し、やっと0・5kmが過ぎ・・ン?あれは
       もしや・・・ICHI君でした!また今日もごっついええノンもらうんやろなあ・・・(^^)やはりきまし
       た!「前に抜くノンようけいてるでえええ!」と。ちょっとあんたそりゃ10人以上いてるのに、
       なんぼ私が速いゆうても全部無理やでと思いつつ・・・あッ!!!前方にやっとカモ(前の他
       のチームの選手)を見つけました!なかなか差が詰まりません。東洋大学のような鉄紺のユ
       ニホームが速そうに見え、こちとら履きふるしたステテコのようなゴムゆるゆるのパンツやし、上
       は篠山マラソンのイノシシTシャツで、格好でまけとるがな(~o~) しかし、今日の私は違ってま
       した「負けるわけにはいかんのや〜〜〜(-_-)/~~~ピシー!ピシー!」と自らムチを入
       れ、一丁あがり! さて次は・・・これまた上下ランパン&ランシャツ↓赤↑白プラス鉢巻に
       日の丸か入学式に使うアレみたいな、よう目立つ気合のはいった60歳くらいのおっちゃん・・・
       これは楽やったとです(*^_^*) 私のストライドにとてもついてこれる様子はなく、大体目算で
       キロ4:30くらいやったように思います。これで2人や!あれ!?なんか俺も息が苦しくなって
       きたよ、まだ半分以上残ってるやんか〜〜〜!

       「いっぺん抜いた人に抜かれるのん嫌やなあ〜」と思いつつ、第三のお客さんいやお客
       様!それはサッカー選手でした(単にユニホームがサッカーのヤツだけ)「なんやそんなんし
       か持ってへんのんかいな?
」と思いつつこれまた私の豪脚の餌食。ううん三部くんだりでは
       私の敵ではないなあと思いつつも息がだいぶん苦しい。10kmの長居公園周回のモニュメ
       ントがあるとこまでやっときて、頭の中は99%あと何キロあるんやろかなあ?あと秀さんどこに
       いてるンやろなあてなこと考えてました。しばらく無我夢中で走っていると、大阪ドームみたい
       な建物が見えてきて、「あれ?これってもうちょっとちゃうん?」て思い「キロ6分に落とし
       たらなんぼか楽やろか・・・
」とか「朝方無風やったのになんか向かい風ふいてるし」とか、
       しょうもないこと考えていたら5分前にスタートした二区の↓ピンクジャージ↑ネズミ男みたい
       なフード付きの服の周回おくれの女性ランナーを抜きつつ「もっと練習せなあかんよ!」と
       やさしい気持で思いました。

       さていよいよ3区3.3キロも終盤にさしかかってトラックに入ってからええカッコみせなアカンと
       思っていたら、いました!宝塚の2人が・・・この声援はさすがに効いた!K岡さんは応援の
       仕方が非常に上手で、すごくへたれかけた体に活力を与えてくれますし、もう一人のN川
       氏の応援もありがたかった。その2人の応援に押されたようにトラックに入り、またいてるやん
       (*^_^*) しかも2人も!ジリジリ差を詰めたら何とゼッケンは2区の周回遅れ。まあとりあえ
       ず抜いて、4区へ襷リレー。結果12:23の区間9位でした。応援してくださったみなに感
       謝します。後で解ったことやけど、周回遅れの女性の服は俗に言うパーカーというやつやね
       んなあ・・・と。4区以下文面が長くなりそうなので割愛させてもらいます。 

       (大会開催日:2010・1・17)



第二〇二号

                   初サブスリーはおふくろの味!

2010年1月7日
AAC会員

堀内 信弘氏

       先日福知山マラソンをネタに投稿したばかりで、僅か一ヶ月後の投稿は恐縮だが、
       今回は生涯の思い出となる“初サブスリー達成記念”…ということでお許し頂きたい。

       さて、前回の投稿では「サブスリーなんてまだまだ!」などと殊勝なことを書いたし、
       その時の心境ではあながち謙遜ではなく本心だったのだが、その後、福知山マラソ
       ンのデータ(成績・体重・気温など)を分析するうち、半信半疑ながら、走力に磨きを
       かけなくとも体重を3kg落とすだけでサブスリーが達成できるということがわかって
       きた。

       福知山マラソンから加古川マラソンまで僅か一ヶ月、そんな短期間では疲労を回復
       させるのが関の山で走力アップなど期待できないが、減量ということであれば根性さ
       えきめればなんとかなるし、幸い小生には減量の為の材料(余分な脂肪 ^ ^;)があっ
       た。

       そうなってくると「いつかはサブスリーを!」ではなく、調子の良い“今”だからこそや
       る意味がある訳で、そう考えると一気に闘志が湧いてきて興奮状態となり、気がつ
       けば『よし、加古川マラソンでなんとかサブスリーを!』という気持ちになっていた。

       ただ、通常の美容ダイエットとは異なり、体力を損なっては元も子もない…というの
       が厄介なところで、一日三食摂取しながら体重を落とすにはかなりの運動量をこな
       すしかなかったが、オーバーワークになってしまうとこれまた問題なので、ランニング
       に関しては少々のスピード練習に止め、あとは身体負担の少ない水泳の泳ぎ込み
       に重点をおき、大会当日3kgの減量に成功した状態でスタートラインに立つことが
       できた。

       さて、レース前半は順調。ハーフ通過が1時間27分30秒(最近ではハーフの大会
       でも1時間半切りが難しかったので、まさにダイエットの成果といえよう)、25km地点
       まで4分10秒/kmをキープしたが、とばし気味だったためかそこから一気に4分30
       秒/kmまで落ち込み、一時は『万事休すか・・・』と諦めの境地に達したが、それでも
       投げることはせず『駄目でも最後まで精一杯やろう!』という気持ちで走り続けた。

       それまでずっとガーミン(GPS機能で走行速度が把握できる時計)を睨みながら走っ
       ていたが、精一杯走っているのにタイムが伸びないような時にまで、ガーミンに忠実
       に従おうとすると、逆に潰されてしまったり、不甲斐ない自分に落胆してヤル気が失
       せたり…と、ロクなことがないので、27km地点からは『ガーミンはもう絶対にみない
       ぞ!』と心に決め、自分の感覚を信じて走ることにした。

       フルマラソンで後半一旦失速してしまうと、再び復活する…というような経験は今ま
       でなかったように思われるが、やはりサブスリーに対する執念があったのだろうか、、、
       終盤に入って少しづつ蘇えり、35km地点からは4分20秒/km前後にまで回復した。

       そして“ゴールまで1km”という表示のところで、今回色んなポイントに自分の足で移
       動して熱心に応援してくれた市井氏が「堀内さん、あと5分ある!いけるいける!」と
       激をいれてくれたとき、初めてサブスリーでフィニッシュできることを確信した。 
       「えっ、いけそう?! やったぜ、、、やったぜ!」 そして2時間59分でゴールした
       瞬間、感極まって腹の底から「やったぁーーーっ!」と雄たけびをあげた。

       ゴールでは満面の笑みで「あめでとう!」と妻が出迎えてくれた。最近ではこれくらい
       の規模の大会には応援に来てくれない妻であったが、出発前に「旦那が初めてサブ
       スリー達成する場におらんでえーんか?」と半ば脅迫(^ ^メ)して応援に来てもらって
       いただけに、面目も保てたし恰好もついた。

       それでは最後に、、、思い起こせば先シーズン、あとから入会した原氏にサブスリー
       をとっとと持っていかれて悔しい思いをしたこと記憶に新しいが、『悔しい!』という気
       持ちを与えてくれたことこそ、彼からの最大のプレゼントだったと感じている。また、
       今回のレース中には、たくさんのAACの仲間やブログ仲間に大声で励まされ、折れ
       そうな気持ちを立て直す励みとなったし、さらに今回はスペシャルゲストとして、還暦
       を迎えて間もなく他界した“俊足だった母”が天から舞い降りてきて、一緒に走ってく
       れたような感覚も味わった。まさに皆の力に支えられて達成したサブスリーといえよ
       う!(大会開催日:2009・12・23)

                 ゜.:,。★\(^-^ )♪ありがとう♪( ^-^)/★,。.:.゜



稿第二〇一号

                   50 歳 を 前 に 想 う こ と!

2010年1月2日
AAC会員

赤坂 浩司氏

         明けましておめでとうございます。西宮浜の赤坂浩司です。昨年はスイムと
         バイクの練習会に1回ずつしか参加できませんでした。今年は心を入れ替え
         がんばります。よろしくお願いします。

         皆さんは、今年1年どのような目標を立てられましたか?私がトライアスロン
         を始めたのは、元祖ミスタートライアスロンの中山選手や現在ヴェルディ監
         督の山倉選手が全盛だった約25年前です。その頃一般の人からはトライア
         スリートはクレイジーな集団と映っていたようです。その後、社会人となり10
         年ほどトライアスロンから離れていましたが、気付いたらまたトライアスロン
         の魅力に取り付かれていました。

         トライアスロンへの魅力の感じ方は、人それぞれだと思います。子供のころ、
         自転車を買ってもっらたことがうれしくてうれしくて、友達と競争したり、遠く
         の知らない町まで冒険に行ったり。あのわくわく感の延長がトライアスロンの
         ような気がします。また、競技志向の強い人は、5歳刻みのカテゴリの中での
         ハワイのスロットの奪い合いに、人生のすべてを懸けるに値すると感じるか
         もしれません。

         トライアスリートなら、「いつかスロットを取って、コナの風に吹かれたい。
         と夢見るものです。私もそのひとりです。そのうち、いつの日からか50歳にな
         るのをとても心待ちにするようになりました。40歳の時は雲の上だったハワ
         イのスロットが少しずつ近づいてくるような錯覚に陥るのです。この話を仲間
         にすると、「ライバルのメンツはほとんど変わらない。自己のタイムは少
         しづづ落ちていくもんだ。
」と夢も希望もないことを言います。確かにそうか
         もしれません。でもいいじゃないですか。50歳がだめなら、55、60、70歳でも。
         トライアスロンをやってる限り、歳をとることがなぜか楽しみで、いつも健康で
         生き生きしていられるような気がします。

         最近は、東野さんや、マッチさん、ヒロミさん、リサ・ステッグマイヤーさんなど
         芸能人の方々もトライアスロンのレースに出場され、マスコミがとりあげる機
         会が増えました。そのお陰で、トライアスリート人口も増え、徐々に市民権を
         得つつあるような気がします。このすばらしいスポーツをブームで終わらせる
         ことなく、トライアスロンの魅力をひとりでも多くの方に伝えていきたいもので
         す。