投稿第一四九号
芦屋浜潮風ウルトラマラソン50kmの部
完走報告&自己紹介!
2008年10月19日 AAC会員 高原 徹氏 |
今回のウルトラマラソン出場を機に、入会させていただいた高原 徹です。
よろしくおねがいします。
あいにくの天候で小雨が降り続く中、ビニル袋をかぶったまま走り続けなんとか50
KMを4時間27分07秒で完走しました。もともとは、30KMぐらいまで走りきれればO
Kというつもりでエントリーしたのですが、温かい応援にも励まされて前半は意外に
も上位にいたため、途中棄権はもったいなく思い、ばてながらも完走までこぎつけた
次第です。
エントリーしたのも延長された締め切りの最終日の9月25日。ぎりぎりまで迷って
いたのは福知山マラソンの練習のため、20KMから30KMを走ろうとする時期なので
すが、調子が出ず15KMぐらいしか走りきれない状態。『適当なレースがないかな
?』とランネットで探していてこの大会を見つけたのですが50KMにしり込みして
いたためです。来年は、30KMを予定しているとのことですので迷わず30KMで出場
するつもりです。なんせ家からジョギングで10分でいけるところで開催されるウル
トラマラソンですから。
さて自己紹介ですが、40歳体力の衰えと厄年を気にして2003年からジョギング
をはじめ1年後のフルマラソン出場を目標に練習開始。市民ランナー暦は2003年
の西宮国際ハーフが初レースで同年の福知山マラソンを初完走。(4時間12分)20
03年雪の第24回篠山ABCマラソンで3時間34分をだすもそのあと3年間は、4時
間〜4時間30分台。雑誌ランナーズの練習方法を刺激にしながら1人で芦屋浜周辺を週
末のみ走っていたのですが、昨年アシックスの企画でランニング科学塾というのが開
催されるのを知り、応募。「インターネットの専用サイトを使って、個人のレベ
ルに応じた科学的なランニング・トレーニングをアシックス専門スタッフが指
導・管理致します!」という塾生になりわずか半年(実質3ヶ月)で一気にハーフ
で1時間30分、フルを3時間30分以内で完走できるまでに開眼。
(興味ある方はhttp://www.asics.co.jp/lab/jk/「4時間ランナーが3時間18分に!」
という体験談は私のことです。)
今年からは、「仲間と走る」という楽しみをもとめて、仕事で知り合った方に誘わ
れ「関西明走会」http://www.meisoukai.jp/のメンバーになり芦屋国際ファンラン
の花見バーベキューに参加したり(記憶ではAACの青い旗のすぐ近くでした。)
しまなみ海道100KMに参加したりしています。さらに今はやりのトレイルランに興
味をもっており8月のおんたけスカイレースに出場。来年は生駒登山競争や立山マラ
ニックなどにもチャレンジできればと考えています。AACの皆様とこれから仲間と
して楽しく刺激しあいながらレベルアップを図れるように頑張りますのでよろしくお
願いします。
(大会開催日:2008・10・5)
投稿第一四八号
50kmの部で努力賞?をいただきました!
2008年10月19日 茨木市 山口 哲氏 |
皆さん、はじめまして。大阪府茨木市在住の山口哲(やまぐちさとし)と申します。
この度、芦屋浜潮風ウルトラマラソン50kmの部に参加させていただきましたので感想
を述べさせていただきます。
まず、主催者側の皆様、雨降りの寒い中にもかかわらず、ランナーのサポートをして
いただき本当にありがとうございました。私のモットーは「チャレンジ精神」です。
小学校4年生の時の恩師から教わった言葉で、それ以後、常日頃から自分のキャパシ
ティよりも少し高い壁にチャレンジし続けてきました。
今回、芦屋浜潮風ウルトラマラソンのお誘いを受け、50kmの部、70kmの部共に明らか
に自分のキャパシティを超える距離でした。過去のマラソン経験は、毎年11月23日に
川西一庫ダムで開催されますハーフマラソンに数回参加した程度で、しかも最後に参
加したのは3年前、さらに今回の大会に向けて行った練習は10kmほどのジョギング2回
という有様でした。しかしながら、走ることが基本的に好きですし、新しい世界にま
たチャレンジしてみようという気持ちもあって最終的に参加を決めました。
スタートから、あいにくの雨降りでしたが、芦屋浜の素晴らしい景色、なんとも落ち
着いた雰囲気に気分は最高でした。10km、20kmまでは順調で、ちょうど良い感覚でエ
イドを設置してくださっていたこともあり、『お?もしかして、このペースなら50
kmいけるんじゃないか』という気持ちがだんだんと湧いてきました。
しかしながら、何事にも通じることで、人生そんなに甘いことはなく25kmを超えたあ
たりで、以前から少し痛みのあった右膝に痛みが出はじめ、足も重くなってきました。
雨あしもだんだんときつくなり、浜からの風が吹くことで濡れた体が冷やされ、カッ
パを着ていても寒さを感じずにはいられない状況になってきました。
この状態で、あと約半分あるのかと思ってしまったため、さらに精神的なつらさがの
しかかり、そろそろリタイアかなと思っていると、すれ違うランナーの皆様が初対面
にも関わらず『ファイト』『がんば』と私の精神状態を悟ったかのように応援して
下さるではありませんか。さらに、エイドでは、『ここまで、来たら走らないと』
『途中でリタイアするのと完走するのとでは、自信の面で大きく違うよ』『ま
た戻ってくるの待ってるよ」などなどの背中を押してくれるお言葉。さらにさら
に、スタート地点では、『山口さんがんばって』『はい、おめでとう』と10kmご
との輪ゴムを手渡してくれます。すると、つらいつらいと思っていたのが自然と『よ
し、ここまで来たら走りきってやる!』という気持ちへと変わっていきました。
45kmの時点で、16:00過ぎとなり、既にゴール地点では閉会式が始まっていました。
スタッフの方にもタイムオーバであることを告げられたのですが、最初に時間を過ぎ
ても走りたい方はゼッケンをはずして走って良いと説明されていたのを思い出し、気
づけば、『ゼッケンをはずすので最後5km走ってきても良いですか?』と聞いて
いました。『すぐに暗くなるので気をつけて下さいね。1時間後、帰ってきて
も誰もいないかもしれませんよ』と言われましたが、それは承知の上で、自分と
の最後の戦いにチャレンジしました。
最後の5kmはエイドも撤収されており、折り返し地点にはもちろん誰もいません。す
れ違うランナーもいません。ここからは本当に自分との戦いでした。重い足をひきづ
りながら一歩一歩「ラスト、ラスト」と小さな声を出しながら進みました。ここで、
奇跡が起こりました。
折り返した後、あと少しだと思い最後の直線でふと顔をあげると皆さんがゴール地点
で待ってくださっているではありませんか。これで一気に元気が戻りました。これま
でひきづりながら進めていた足も自然に走り出し、最高のラストスパートが出来まし
た。ゴールは既に片付けられていましたが、皆さんの温かい拍手につつまれ、自分の
中でイメージしたゴールテープを切ってゴールしました。
ゴール直後には、すぐに水を渡していただき、さらに、努力賞としてバナナ、参加賞
は二ついただきました。ありがとうございました。次回はしっかりと練習をして、時
間制限内に完走できるようにがんばりたいと思います。今後ともよろしくお願い申し
上げます。
(大会開催日:2008・10・5)
投稿第一四七号
2008年10月5日芦屋浜潮風ウルトラマラソン50キロ!
2008年10月19日 大阪市 八津川 陽子氏 |
今まで走ったこともない未知の距離、正直、まさか走りきれるとは思いませんでした。
小心者の私はいつもレースの前夜、不安で眠れず、今回も睡眠不足で初めての芦屋と
いう場所に緊張の面持ちでたどり着きました。そもそも何故このレースにエントリー
したかというと、海が何よりも大好きなので、海を見ながら走れるコースということ
で、すぐに飛びついてしまったのです。完走出来る自信は全くなかったので、誰にも
内緒でエントリ−し、参加しました。あいにくの天気でしたが、私は雨はあんまりイ
ヤではないのです。初レースの東京マラソンもずっと雨が降っていました。痛めてい
る膝が雨で冷やされてちょうどいいかなー。。。などと素人考えでノーテンキな感じ
なんですが。
いざ、スタートです。ユニホームだけはばっちり(?)雨仕様ということで、いくら
濡れてもいい水着兼用のハワイアンユニホームで、いかにも速そうに見える完全に見
かけ倒しな感じでした。実際はというと、陸上経験も全くなしのずぶの素人です。走
歴2年半位で、自己流で走ってきました。このスタートの独特の緊張感が大好きにな
ってしまって、知らない間にはまってしまっていました。走り出すと、初めてのコー
スということで、一体どんな景色が見えてくるんだろう?ここを曲がるとどうなって
るんだろう?などと色々楽しくて仕方なくて、というのも20キロくらいまでですが
・・・さすがに同じ景色が5回(10回かな?)繰り返されるので、今度は興味の矛
先が食べ物になって、なんかおいしものあるかな?お腹がすいてきて何度もエイドに
よってました。ボランティアの方達とのおしゃべりが楽しくて、ちょっと休憩しすぎ
との噂(?)があるほどでしたが。
とうとう魔の30キロから35キロがやってきてしまいました。脚が自分のものでは
ないみたいで、思ったように動いてくれない・・・本当は泣きそうなのに無理に笑顔
を作って、もう必死でした。そんな時、ボランティアの方々、そしてランナーの方ま
でもが『がんばって!』『がんばろう!』『もうちょっと!』と温かい声をかけ
て下さり、どれだけ励まされたことでしょう!みんなきっとしんどいのに、ボランテ
ィアの方たちも寒かっただろうに、なんてみんな優しいんだろうと感激しました。人
間って不思議なもので、励まされると、隠されてた力がみなぎってくるんですね。動
かないはずの足が一歩ずつ、ゆっくりではありますが、何とか前へ出てくれました。
人に言うとバカにされるのですが、私はレースの時いつも、呼吸が苦しかったり、脚
が痛くて、もうイヤ、もう無理。と思ってしまうんですが、リタイアしてくやし泣き
するのがイヤで、それやったらもうこのまま死んでもいいから完走しよう!と思って
頑張ってしまうのです。そして今回も初リタイアになるのがどうしてもイヤで、あり
とあらゆる力を振り絞って足をひきずりながらのゴール!!となったわけです。
私の周囲にはランニングに興味のある人はおらず、いつも非難ばかりされ、バカにさ
れています。こんなに楽しくて、達成感、充実感が味わえて、健康にもいいし、私は
ぜひみんなにおすすめしたいと思っているのですが、全然とりあってもらえません。
確かに走り出してから、膝も腰も故障し色々大変な部分もありますが、だからといっ
てやめてしまうのではなく、弱い部分を強化し、無理しすぎず自分のペースで続けて
いけばいいんだと自分に言い聞かせています。
このレースへのエントリーがきっかけで芦屋浜アスリートクラブの存在を知りました。
いつも一人で走っているので、ぜひ私もクラブの練習会に参加させていただきたいと
いう旨のメールを会長さんに送り、詳細を教えていただいたのですが、一人で行く勇
気がなく、レース本番となってしまったのです。でも、レースの日にAACとロゴの
入ったユニホームを着た方たちが色々声をかけて下さって、心強くなったので、ぜひ
参加させて下さいね!あまり速く走れないので、どうかお手柔らかにお願い致します。
今回、無事完走することが出来、自分にとって大きな自信になりました。これをきっ
かけにもっとランニングの輪、そして人の輪も広がっていったらいいなーと思います。
雨の中、皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、お世話になった方々、本当にあり
がとうございました。心より感謝申し上げます。
(大会開催日:2008・10・5)
投稿第一四六号
初めてのウルトラ100`マラソン!
2008年9月24日 AAC会員 堀内 信弘氏 |
今まで自分には縁のなかったトライアスロンやマラソンを始め、早や三シーズン目
となる。大会に出場し始めてすぐに気づいたことは自分のセンスのなさ。少々努力
をしたくらいでは、たとえ年代別であっても自分には入賞というようなものに縁が
ないということを悟った。
しかし、AACに所属していると錯覚してしまう面があるが、実はほとんどの人が表
彰台などに縁がない中、健康目的、或いはなんらかのやり甲斐をみいだしてこの
スポーツを楽しんでいる訳で、単に自分もそのマジョリティーに属していたというだ
けのことである。
・・・それでは自分のやり甲斐とは何か。
色々とあるにはあるのだが、残念ながら成績では人を驚かすことができない(いや、
東京マラソンラストランナーでは驚かせたかな (^。^; ) )ので、完走するだけで世間
が驚いてくれるような大会をチョイスして出場する・・・ということがひとつ挙げられる。
なんともミーハーな話ではあるが、トライアスロンに関してもそんな思いでアイアン
マン、宮古島、皆生と果敢にチャレンジしてきた。トライアスロンでも、やはり“ロン
グもの”は完走するだけで、ある一定の評価を得られる傾向があるからだ。
さて、前置きが長くなったが100`マラソンもそのひとつ。ミーハーな私からすると
絶対に外せないタイトルだった。
アスリート仲間同士なら完走したくらいで大した自慢にもならないが、世間一般か
らすると100`マラソンを完走したとなるとスーパーマン的存在。 o(o|o)/ シュワ
ッチ!
そんな不真面目な動機で、今回は丹後ウルトラ100`マラソンに挑戦してきた。
それでは私のレースの詳細など皆の関心事ではないと思われるので、簡単に大
会の特徴を説明しておくと、ここのコースは標高差180b約10`の峠を二回越え
ることと、標高差400bの約20`の高原を一回越えるところにあり、これらの起
伏が選手達を苦しめる。
感想としては、この大会は峠越えのインパクトが強いため、100`マラソンである
ことは単なるオマケであって、本当はこれら三回に亘る峠越えを、時間内に果たせ
るかどうかを問う大会のように思えた。(ちなみに途中棄権者は35%)
まぁ、折角なので私の走りっぷりついてもひとことだけ記しておくと、約60`までは
比較的楽に走り、そこから80`までは上述の大きい方の峠越えがあるのでそれ
なりに苦しみ、90`辺りで脱水症状に陥り嘔吐し、そこからのラスト10`は地獄の
思いで走りきった…というあんばい。ゴール付近では頭痛も伴い蛇行し始めていた
ので少々危い状態だった。
しかし念願かなって無事完走!結果は11時間57分01秒 男女総合173/837位
で、とても欲しかった100`マラソンのタイトル獲得することができた。
ゴール後、やはり熱中症との診断を受け点滴治療を受けようとするが、脱水症状に
陥ると血管が腕の表面から全く見当たらなくなっている。腕を縛って血管を浮き出
させるも、血管がぺったんこにへしゃげているらしく針もなかなかヒットしない。左右
の腕、ともに三回ずつつくらい失敗注射され(^▽^;)、さすがに看護士も悪がって「ゴ
メンナサイ、ゴメンナサイ」と繰り返すので、「さっき(レース)の苦しさに比べたら、な
んともないので大丈夫。何回でも練習台に使って下さい!」 と伝えてリラックスし
ていただき、やっとこさヒットした針で点滴を受け体調も回復。。。連休だったので、
もう一泊ゆっくりと温泉に浸かって疲れを癒し、丹後半島を後にした。
それでは最後に、、、この度の大会でも多くの方々のご協力をいただいたが、取り
分け今年で三年連続出場となるベテラン山崎氏には、色々とアドバイスとパワーを
頂戴した。この場を借りて厚く御礼申し上げたい。
(大会開催日2008・9・14)
投稿第一四五号
08年佐渡国際トライアスロン大会参戦記!
2008年9月18日静岡TRC 石井 英機氏 |
2008年9月7日 チームブレイブ 監督:八尾 彰一氏 |
日頃から私達の活動にご理解と御支援をいただき感謝申し上げます。
このたびの北京オリンピックの参加に際しまして、私達が全力で戦え
るようにと格別のご高配をいただき嬉しく思っております。簡単では
ございますが標記大会の帯同報告をさせていただきます。
日本代表チームは今回、8 位以内を目指し北京に入りました。女子は
井出5位、庭田9位、上田17位と素晴らしい成績が残せましたが男
子につきましては、山本30位、田山48位とアテネオリンピックよ
りも順位を大きく下げ皆様の期待に応えることができなかったと反省
し、悔しい思いでいっぱいになりました。
田山は、アテネオリンピック以降、苦手種目を克服する為に海外合宿、
ワールドカップ転戦などを経験し肉体的・身体的には著しく成長した
事が認められます。その事は、昨年のワールドカップ・エイラート大
会で日本人初の優勝で実証されました。
オリンピックまでの練習において更に強化を積み上げるためチームや
多くの方の支援を受けて仲間が一丸となって合宿を繰り返しました。
その間、杉本宏樹を軸とした練習パートナーの存在がより田山の身体
能力を高め、最終調整合宿においては、地元の支援を受け心の部分に
おいても充実した練習ができました。
北京に入ってからは村上、小原両コーチ、吉田トレーナー、尾山メン
タルトレーナーのお陰で大きな怪我や故障を未然に防ぎながら肉体的
・身体的に万全の仕上がりで本番の朝を迎えることができました。
にもかかわらず48位の結果には、田山本人はもちろん誰もが納得で
きず私やコーチ達は、なぜこんな結果になったのか、その原因につい
て理解できない期間を過ごしておりました。
今一度、冷静にアテネからの4 年間を振返ってみたところ、やはり身
体的・技術的な面の強化では明らかな成長が見受けられたものの、こ
こ一番の試合で大きな力を発揮するために必要な精神的な部分の強化
においては、まだまだ世界レベルに達していなかったのが、今回の結
果に至った原因と考えております。
今後につきましては、田山は母校の流通経済大学の職員として選手活
動を続けることが決まりました。まだ移籍先(就職先)が決まってな
い者もおりますので当面は支援者、支援企業を探してから再スタート
したいと考えております。
最後になりますが、情熱と誇りを持って戦えたのも皆様からのご支援
があってのことと御礼を申し上げます。また、廃部に当たり支援金や
励ましのお言葉を頂き元気に毎日が過ごせましたことご報告申し上げ
オリンピックの帯同報告ならびに感謝の気持ちといたします。
みなさま本当にありがとうございました。
男子結果
1 位 ヤン・フロデノ(ドイツ)/1:48:53.28
2 位 サイモン・ウィットフィールド(カナダ)/1:48:58.47
3 位 ベバン・ドカティ(ニュージーランド)/1:49:05.59
30 位 山本良介(トヨタ車体)/1:52:11.98
48 位 田山寛豪(流通経済大学職員・チームブレイブ)/1:56:13
八尾彰一 連絡先
666−0115 兵庫県川西市向陽台3−6−31
メイルアドレス:dada2@jttk.zaq.ne.jp
携帯電話:090−9049−4181
事務局より:これからは、ロンドンオリンピックそして東京オリンピックで国民
の期待に応えられるよう、選手強化の出来る実業団としてトライアスロンチーム
を創ってくれる支援企業を探されています。
素晴らしいスポーツのトライアスロンに興味をもたれ、チームブレイブを応援し
てくださる会社経営者がおられましたらご支援してください。
投稿第一四三号
先人の伝説を追体験して〜夜叉ヶ池伝説マラニック〜
2008年8月23日 AAC 会員:野上 亨氏 |
2008年8月18日 AAC 会員:的場 健一氏 |
ヤッター遂に憧れていた栄光のアイアンマン・ハワイ世界大会の挑戦権を四年目
やっと獲得。長崎県五島市福江大会は10月11日ハワイのアイアンマンワールドチ
ャンピオンシップ挑戦権を獲得するため日本屈指の大変過酷な226.2Kmロングレ
ースで制限15時間設定に挑戦する。
6月22日
7:00スイムウェーブスタート約900名がスタートで小雨模様になり、沖合のブイ950
mを往復し3800m波穏やか海水温23℃と絶好の気象条件でのやっとフィニッシュ1:
36:15トランジションでウェットスーツ脱着。
8:36:15バイクスタート霧雨と濃霧の中、全身に鞭打ち福江町より岐宿町交差点二
本楠約50km玉之浦町84km12:00、エイドスティション(選手の補給食と休憩)でバナナ
かんころ餅、梅干にぎりを走行しながら、少しずつ食べ急坂二本楠約90km通過、向
風にてスピード一向に上がらず美人追尾したが追いつけずに、1周目三井楽町の海
岸沿いで天候も少し回復して素晴らしい景観を望みながら、しかし2周目二本楠約13
0kmより三井楽町経て急坂で疲れて来たところ美脚美人と並走して追越二本楠約1
60km以降上り下りでフラフラ、福江町中央公園180.2km7:26:15目標16:00を2分
超過。
16:02:34ランスタートフルマラソンで福江空港側道より鬼岳(315)山麓浜町17:01:11
10km(58:37)崎山小中経て福江城石垣の武家屋敷18:06:38 22 -21Km(2:04:05)手前
で芦屋マダムを励まして、鎧瀬公園19:07:08 32km(3:04:34)日没となり筋肉痛で座り
込み歩き始めた選手を横目に津元交差点20:19:02 40km(4:16:28)やっと地獄の暗闇
よりフニッシャーとして、福江城石橋と城門通過「篝火の演出」と、両側から多数の応
援と歓声のなかにスポットライトを浴びながら、到着ふらふらで無事完走出来た。
目標時間の21:00を約30分短縮
20:33:02 42.2km(4:30:23)到着万歳三唱、ホテルにフラフラで帰着途中に芦屋マ
ダムと逢う宗政会長に連絡してから、早速大浴場で汗を流してから洗濯して筋肉痛
マッサージ、早々に豪華五島牛弁当を食べ22:00疲れはてて和室にて熟睡する。
6月23日
5:00 起床入浴し早朝福江港と福江城散策7:00朝食帰宅の準備をする、7:00 バイク
回収と写真購入、自走ホテル着BIKE解体梱包し宅配に預ける。10:00アイアンマンハ
ワイ世界大会の参加資格の選手発表とロールダウン(繰上)登録に参加する。今回は
10スロットのロールダウンでエイジ(60-64)が2名の1-7位までを呼び出されて1名七
位以外の参加者が会場に不在で幸運にもロールダウンの最後に私が舞台に呼び出
されて、サイン登録し念願のアイアンマン・ハワイ・コナ・ワールド・チャンピオンシ
ップ(2008.10.11)世界大会開催登録費用$500を支払い出場資格確定。
芦屋浜アスリートクラブの皆さんの応援に感謝し感激でーす。
Total-13:33:02 Swim-1:36:15 Bike-7:26:19 Ran-4:30:28
(年齢別順位12/24総合順位 602/814)
投稿第一四〇号
スポーツと偽薬効果について!
2008年8月18日 AAC 会員:宗政 義仁氏 |
あまり聞きなれない言葉だが偽薬効果とは、医療・医薬品業界では患者自ら効果が
あると思い込むことにより、偽薬(にせくすり)を飲んだとしても薬だと信じ込む事によ
って何らかの効果が有る事をいい、非常に重要視されてる。
医学的には臨床試験などでその効果を認められるべきであると言う意見や、症状を
改善する効果はないとか、倫理的に認められないと言う意見が対立していて、現在
でもなお標準的な治療法とはなり得ていない状況にある。
ひるがえってこの効果をわれわれスポーツの世界で評価すると、どうなるでだろうか?
昔から言われる諺のように「気は心」「病は気から」との自己暗示や、また「喜怒哀
楽」による改善などもこの偽薬効果と言えるのではないか。 「何々を食べたから」
「何々を飲んだから」「願を掛けたから」「占い師に暗示を掛けられたから」「縁
起かつぎ」などと、運動能力の向上とはあまり直接関係ないと思われる事なのに、
思いの外精神が安定したり突然に記録が良くなったりすることもあって、全く無意味
とも思えない。
だがそれ以上の効果向上を願って「困ったときの神頼み」「信ずれば救われる」と
いくら願を掛けてみても、根本的には解決できる訳けではない。重要なことは多くの
貴重な体験による学習効果や、裏打ちされた努力の積み重ねによる運動能力の向
上、そしてそれらの繰り返しによってこそ精神的な安定や満足のいく結果が得られる
のであると・・・
スポーツに接し記録に挑戦し目標を達成する事は大きな励みであり喜びではあるが、
先ずは心からスポーツを楽しむ気持ちが大切である。そのめには目標に向かって楽
しみながら繰り返しながらの努力が最も大切であると考える!
<<でも本音としては・・・少しだけ偽薬効果に期待したい気持ちも捨てがたいのだが(^ム^)・・・>>
余談では有るが・・・
「音楽・匂い・カウセリング・森林浴・マッサージ」等五感を刺激する
ことによったり、我々がランニング中に時々経験する「ランニングハイ」
等によっても癒し効果があり、運動能力の向上に繋がっていると思わ
れる事を経験している。
また、学生(実業団)のときクラブ活動に熱中し「寝食を忘れるくらい」
努力し、時には「ヘドを吐くくらい」一生懸命にやり、中には素晴らし
実力を持つに至ったにも拘らず、社会人に成ったとたんに止めてしまう
人が殆どである。これって「本当のスポーツの楽しみ方」なのかよく考
えてみて欲しい!
「楽しみながら」「健康を維持しながら」「生涯継続していく」スポーツ
こそ、真のスポーツの有り方と言えるのではないか!
(参考)偽薬効果とはプラセボ効果とも言い、ラテン語placeboで
「私は気に入るでしょう」の意味。