投稿第一三九号

             ”山梨日日新聞”に掲載!「富士登山競争」

          2008年8月10日
AAC
会員:矢部 雄一氏



    私も藤井さんと一緒に
    富士登山競争に参加し
    てきました。

    早速ですが、富士登山
    競走で「山梨日日新
    聞
」に掲載された記事
    をご紹介します。運よ
    く載せてもらえたのは、
    何といっても目立つユ
    ニフォームのお陰。

    宿のおばちゃんに声を
    かけられなければ、気
    づかぬまま終わるとこ
    ろでした。芦屋浜のき
    れいなコバルトブルー
    が山に映え、とてもよ
    い記念です。

    最近は中々練習会にも
    参加できていませんが、
    マラソンシーズンに向
    け励んでいきます!

     (大会開催日:
      2008・7・27)



投稿第一三八号

             今年も厳しかった猛暑の富士!「富士登山競争」

          2008年8月9日
AAC
会員:藤井 政徳氏

    去る7月25日、うだるような暑さの中、富士登山競争に参加してきました。この
    大会は雑誌等でも取り上げられる機会が増えましたので、ロードレース主体の
    方でもご存知の方は多いことと思います。コース設定は距離21キロ、標高差約
    3000メートルを4時間30分以内に走破するというもので、約20℃の気温差に加え
    高山病の可能性もある空気の薄い環境ですので、体力面だけでなく生理面にも
    厳しいレースと言われています。そんなマニアックなレースにも関わらず、昨
    今のトレイルランブームのあおりを受けてか、今年は頂上部門が受付開始から
    約2週間で先着定員に達したようです。AACからは、私と矢部氏の2名がエン
    トリーしました。


    自身3度目の挑戦となる今年は、過去2回の経験を活かし自己ベストを出すこと
    を目標として大会に挑みました。昨年は記録を狙いすぎて前半飛ばし過ぎ、後
    半ボロボロに崩れるという大失敗を体験しており、今年は練習時点からペース
    配分の調整に重点を置きました。このコースは前半約10キロが緩やかな勾配の
    ロード区間で、残り後半の約10キロからがトレイル区間という2面性をもち、い
    かに後半に体力を温存するかがポイントとなります。特に5合目より上は急勾配
    の本格的な登山道となりますので、この時点で余力が残っていないと頂上4時間
    30分の関門が危うくなります。ただし、スローペース過ぎても関門に間に合い
    ませんので、ある程度のスピードは要求されます。

      
    体力温存作戦で挑んだ今年の結果ですが、10キロ地点を過去ベストの5分以上も
    遅く通過したにも関わらず、頂上へは自己ベストを約2分短縮して到着すること
    ができ、とりあえず昨年の雪辱を果たすことが出来ました。年齢的な衰えは隠
    せませんが、この大会には体力の続く限り参加し続けたいと思っています。こ
    のレースは記録もさることながら、頂上ゴールに辿り着いたときの達成感・爽
    快感は他のレースでは味わえないもので、そのためだけに頂上を目指している
    のはどの参加者も共通のはずです。今年は例年にない猛暑のため完走率は低く、
    頂上部門完走率は43%程度に留まったようです。そんな中、一緒に参加した矢
    部氏も初挑戦にして見事完走を果たされました。さらに、次の日の地元新聞一
    面に大きく写真入で紹介され、矢部氏にとっては二重で記念の大会となったよ
    うです。


    富士登山競争の完走基準をよく尋ねられるのですが、上記の通りロード競技と
    は要求される脚質が異なるため、マラソンなどのタイムとは必ずしも相関しな
    いと言われています。私見での参考ですが、どちらかといえばフルマラソンよ
    りもハーフマラソンの方が判定基準として近く、ハーフを1時間40分程度で走れ
    る人であれば十分に完走できる可能性があると思います。ちなみにフルマラソ
    ンの場合、持ちタイム3時間30分でもゴールできなかった方もいますし、逆に持
    ちタイム4時間で完走できた人もいるそうです。我こそは思われる方、是非来年
    一緒に頂上目指して頑張りましょう。
   (大会開催日:2008・7・27)



投稿第一三七号

                   皆生大会リタイアの記!

          2008年8月5日
AAC
会員:熊倉 正彦氏

    DHバーに添えた腕から玉のような汗が噴きだし滴り落ちる。大山の山腹沿い
    のアップダウンをこれでもかと繰り返す皆生大会のバイクコースも、上りはあ
    と二ヶ所だなとこの先を見据えながらバイクを駆る。関門時間が迫ってはいる
    が、次のエイドステーションである淀江までは行こうと気を引き締める。妻木
    晩田遺跡へ続く坂が視野に入ってきて、これを上ればあの水掛おじさんに体を
    冷やしてもらい元気が出るぞと、ペダルに力をこめた。そのとたん腕の汗がさ
    っと引き、両足に痙攣がきた。ほうほうの態で自転車を降りたものの、立つこ
    とも座ることもできない。ひざと腰を曲げたまま木陰に移動し、栄養補給と水
    を飲みながら痙攣が治まるのを待つ。

                             
      この大会、スイムは時々バトルに巻き込まれながらもまずまずのタイム。バイ
    クはいつものゆっくりペース。エイドでの食料が切れかけていたので、ちょっ
    と時間がかかっているのかなと思ったが、別に体調が悪いというわけではない。
    しかし暑い。大山道路を外れて山腹コースに入る。ゴルフ場入り口の交差点付
    近のグレーチングの蓋がしてある溝を横切った際、その蓋が跳ねモトクロスよ
    ろしく大ジャンプとなった。ひっくり返ることなくさっと着地したものの前輪
    からゴゴゴゴゴと振動とともに異音が発生。リム打ちパンクだ。米子精工の門
    の前で修理に取り掛かる。親指の腹の皮をもすりむきながらタイヤをはがす。
    しかしバルブエキステンダーが外れない。仕方なくタイヤのほうをぐるぐる回
    して抜き、新しいタイヤを逆のやり方ではめた。だがバルブがちゃんと勘合し
    ていないのか、そこだけ飛び出たようで具合がよくない。そうこうしていると
    メカニックがやって来て手伝ってくれた。エキステンダーをプライヤーで抜き、
    やすりで穴を少し大きくし、シールテープでタイヤをばっちりと貼り付けた。
    材料費がかかっているから有料で、レース後支払ってくださいとのこと。感謝
    感謝でレースに復帰する。

                             
      すでに正午は過ぎてしまっている。このロスタイムは私のペースでは大きいが、
    先を目指すほかはない。エイドの食料は尽き、コーラをがぶ飲みする。中山の
    折り返しには
1時過ぎに着いた。水を浴び体を冷やし、スイカにありつく。1
    3時30分の関門が目の前にちらつき、気持ちが萎えかける。
10分前、やっ
    ぱり行こうと気を取り直して再スタートした。まだ行きますかといった眼差し
    でスタッフの方たちが応援してくれる。

                             
      痙攣も動ける状態にまでなったので、自転車を押しながら坂を上りだした。ま
    だ自転車に乗るだけの体力・気力が回復していない。マーシャルがやって来て
    大丈夫ですかと声をかけてくれた。淀江までは行きますと答えると、励まして
    先に進んでいった。ようやく水掛おじさんのところにたどり着き、思いっきり
    水を浴びせかけてもらい、氷をボトルにお土産としていただいた。さあ、あと
    ちょっとで下りだとバイクにまたがって踏み込んだとき、後ろから審判の車が
    追い越して止まり、道を塞いだ。時間ですと。14時30分の関門を通過でき
    なかった。ポイント
179、長田入口交差点、115キロメータ地点。タイム
    アウトで失格である。それは承知したし納得しているが、自力で次の淀江のエ
    イドまで行くから進ませてくださいと頼むが、それはまかりならぬ、収容車が
    来るからここで待っていてくださいという。自分から止めると言ったわけでな
    いから、口惜しさが募る。自転車が壊れたら担いででも、走れなかったら這っ
    てでもゴールを目指すのがトライアスロンじゃないかと、いささか気色張った
    思いがしたが、従うしかない。そのうち後続のリタイア組みが合流し、4人で
    収容車を待つことになった。皆さん60才前後の方達だ。口々に次まで行くの
    にと言いつつも、行ってもすでに撤収してしまって対応が取れないかもしれな
    いねとお互いの気持ちをなだめ合うばかりである。

                             
      収容され、ビニールに入ったかち割り氷で火照った体を冷やしつつ、ゴール地
    点の東山競技場に向かい、そこでアンクルバンドを返却し、正式にリタイアの
    申告をした。実行委員長の柴野さんに会い、リタイアしてしまったことを詫び
    る。これだけ暑いから仕方ないですよと慰めてはもらうが、脱力感にさいなま
    れる。着替えをし、マッサージを受け、鉄人ラーメンに初めてありつく。いつ
    もは制限時間いっぱいのゴールで、すでに売り切れて食べたことがなかったが、
    これがうまい。ほろ苦ビールとともに汁まで飲みほした。レース中は水分のか
    ぶ飲みで、塩分の欠乏による熱痙攣だったのだろう。塩分を追加したジェルを
    栄養補給として携えてはいたが、汗として流れ出る方が多く、間に合わなかっ
    たと思われる。

                             
      競技場でゴールを目指すトライアスリートたちに、完走おめでとう、ラストガ
    ンバと声をかけ拍手しながら、何で私はこんなところにいるのだ、まだみんな
    レースをやっているではないかと、苛立たしさがどんどん募ってきた。残念・
    無念・悔しさ、何よりも達成感がない。参加した満足感がない。当たり前だが。
    私がロングのレースを主に参加するのは、丸一日、レースを・地域を・そこに
    集う人々とともに、遊ばせて楽しませてもらえるからだ。競技としてそれをこ
    なせる練習量が必要なのは当然だ。だが私にとってトライアスロンは、あくま
    でも遊びだ。だからこれまで続けてこられた。こんな思いはAACにとって異
    端なのかもしれない。1分1秒を目指す向上心を研ぎ澄ますのもよし、有名大
    会を制覇するのもよし、思い入れの深い大会の連続出場にかけるのもよし、ス
    タッフやボランティアで大会を支えるのもよし、そして何より沿道から声援を
    送り選手にパワーを漲らせる応援の一人としても、トライアスロンを楽しむや
    り方は千差万別であろう。人生の中でトライアスロンを取り入れて、引き続き
    楽しんでまいろうと思う。

                             
      私はこれまで18シーズン、48のトライアスロン大会に出場してきて、今回
    初めてタイムアウト・リタイアを喫してしまった。どうして。還暦を超えて衰
    える体力を補うだけの練習量の不足。レースホイールのタイヤの張替を今まで
    一度もしたことがなかったこと。レース中の栄養補給がうまくいかなかったこ
    と。暑さ対策。そして何よりも長年続けてきたのだからとの思いが慢心に結び
    ついてしまったからであろう。心してとりかからねばまた同じ過ちを繰り返し
    てしまいそうだ。今回をそのいい機会ととらえたい。ラストランナーを迎え、
    フィニッシュラインでボランティア部長の音頭で万歳三唱を心から唱和するこ
    とのできる輪にこれからも入りたいと思う。

                             
      翌日の閉会式で、今大会では普段の倍のDNFが出たとの報告があった。それ
    でも8割の選手が完走を成し遂げている。AACからもエイジの入賞者を出し
    た。リタイアは2人だけ。打ち塞がれる思いである。来年も挑戦するしかない
    なと、気を引き締め直す。メカニックの料金はちゃんと支払った。

                             
      太平洋戦争終末期、傷病患者を移送していた列車が戦闘機の襲撃にあい、多数
    の乗客と住民の犠牲者が出たことで、最近になって地元の商店街が力を合わせ
    て慰霊碑を建立したとのニュースを見た。そこで今大会の帰路そのJR大山口
    駅と現場の切り割を訪れた。大山の麓でおよそ戦争と結びつくものが見つから
    ない地でもこんな悲劇があったのだと悼むとともに、レースを楽しむことので
    きる平和がこれからも長く続くことを祈った。そして妻木晩田遺跡を巡り、あ
    とはひたすら大山・蒜山の湧水を求めて、天の真名井・本宮・塩釜へと向かい、
    3種類のおいしい水をお土産にゲットし、意気揚々と家にたどりついた。

                             
      追記:パンクしたホイールは後日点検したところ、クラックが入っており、使
    用不能となってしまった。そんな状態でよくレースに復帰できたものだと胸を
    なでおろす。もし途中でクラッシュしてしまったなら、怪我では済まなかった
    だろう。無事で帰ってこられて何よりである。
でも、この出費は痛い。
   
(大会開催日:2008・7・20)



投稿第一三六号

            浜辺に寄せる白波に・・・はじめまして脇本正子です!

          2008年8月5日
AAC
会員:脇本 正子氏

    浜辺に寄せる白波に『・・・・』。でも『今年は波もありませんから』の大会
    役員の方の一言で、『これは波のない状態なんだ・・・』と。前日までこんな
    私でしたが初めての
51.5キロ、ひわさうみがめトライアスロンレースを完走す
    ることが出来ました!『波があったらどうしよう、バイクの坂は登れるかしら、
    猿が出たらどうやって避けようかしら(下見の時出たので)・・・』こんな心
    配性でこわがりの私が完走出来たのは宮武さん、宗政会長はじめAACの皆様
    のおかげです。本当にありがとうございました。


      私の夢はアナウンサー』本読みを校長先生に褒められたのがきっかけで、小
    学生の頃から私の夢は放送局のアナウンサーになることでした。地元岡山の大
    学時代も大阪の養成学校まで新幹線で通ったり、とにかく夢に向かってまっし
    ぐらでした。その甲斐あって岡山の放送局に合格し結婚までの5年間はあっと
    いう間でした。結婚後神戸に住み、フリーになったのですがなかなか思うよう
    に仕事がなく断念。子育てに追われる日々に、子供に私の夢を託しているよう
    で、『何か自分の夢を持たなくちゃ子供に負担だ・・・』と焦りましたがなか
    なか時間もなく、子供達が大学に入りますます焦るばかりでした。子供達がマ
    ラソン選手になった頃に、かなづちから始めた水泳だけはマスターズにも出て
    いたのですが、タイムはなかなか縮まらず何か違うと感じる日々でした。


      そんな頃、水泳の友人がトライアスロンをしていると聞き『コレだ!』と思い
    ました。トライアスロンで『いつか宮古島に出たい!』ただ走った事のない私
    が走るのは本当に大変で、隣を歩いている人に追い越されながら
1キロから始
    めました。走る事がいつか苦しさ以外の何かに変わる日がくるのかしらと夢見
    ながら。(これは今も変わっていませんが?)ただ夢に向かってコツコツと練
    習する日々は充実していて、あの若い頃アナウンサーを目指した日々を思い出
    しました。 しかし、もっと大変なのは自転車でした。何度も転んで傷だらけ
    になりながらも乗れるようにはなったのですが、坂道が登れないと大会には出
    られないと聞いてはいたものの、神戸の交通量の多い街では怖くて練習場所が
    見つからず困っていました。


      そんな時宮武さんから『AACに来ませんか?』と声をかけていただき、宗政
    会長からも『芦屋の坂で強くなりますよ』と勧めていただきました。練習会の
    時に皆さんにアドバイスをいただきながら、前に進めた喜びで無我夢中で練習
    しました。夢に向かって過ごす日々を与えて下さった皆さんに感謝でいっぱい
    です。日和佐の大会は海も山もきれいで、猛暑のランも沿道の人の私設エイド
    やシャワー、炎天下での熱い応援『姉ちゃん?頑張れ!』で頑張れました。
    本当に楽しい初レースでした。これからも夢に向かってまた頑張りますのでど
    うぞよろしくお願いいたします。

   (大会開催日:2008・7・20)



投稿第一三五号

       二足のわらじ =現役選手と「うみがめトライアスロン大会」の運営=

          2008年8月3日
徳島県トライアスロン協会
安喜 保


       トライアスロンをしたくて仲間にいれてもらったのに、気がつけば何も解らな
       いまま、協会の役職を引き受けてお世話することになっていました。


       初めて出場したアイアンマンが2000チェジュでした。その同じ年、徳島県
       内で
JTU主催のショートの大会として「ひわさうみがめトライアスロン」が開
       催され、運営のボランティアとして参加して以来、今年で早くも9回を迎える
       ことになりました。


       第1回の参加者数は287名でしたがその後、美波町(旧町名/日和佐町)の
       自然環境やアットホームな大会運営に賛同を得て年々参加者が増え、今年の第
       9回大会では総数674名にもなりました。


       始めは、競技のことがよく理解出来てないので、事務局サイドの総務関係の仕
       事であれば、自分もいままでの経験を生かして、お世話出来るのではないかと
       思い、理事長という職をお引き受けすることになりました。一旦理事長という
       役職となると、やはり大変でした。県体育協会や四国の各県協会、
JTUとの関
       係が出て来て、事務処理だけではすまなくなりました。


       大会が開催される数ヶ月前から打合せ会等があり、大会開催月は、審判員の確
       保や町村との打合せ等の電話連絡や会議で忙しくなり、トレーニングも予定の
       50%以下となり、特に6月や7月のアイアンマン大会にエントリーした年度
       は、大会運営の準備不足が目立ち、周りの人達に相当迷惑をかけることになり
       ました。


       大会を運営して痛切に感じるのは、県内外から応援に来ていただける審判員の
       方々や、この大会のために審判員資格まで取得して下さった仲間の熱意とご協
       力があったからこそ、大会が順調に運営され、参加された選手の皆さんにも喜
       んでもらえたと思います。


       県内のトライアスロン協会以外の仲間(ランニングクラブ、自転車協会、トレ
       ラン仲間達)からも温かいご支援を得ることが出来ました。また、町役場の職
       員の方々の献身的な準備、運営がなければこうした大会の開催は無理だと思い
       ました。


       炎天下での中学生等のボランティア、婦人会や消防団、漁師の方々、あげてい
       けばきりが無いほどの人達がいて、大会が支えられていることを、肌身で知る
       ようになりました。一人だけの力は、知れていますが、大勢の仲間が集合して
       発揮する力は、計り知れない大きさをもっていて、驚くばかりです。


       大会に選手として出場した時に、誰でも、大会運営者やボランティアの方に感
       謝の気持ちを持つと思いますが、1年に1回でも、トライアスロン競技に係わ
       るボランティアをして行こうではありませんか。自分の練習時間を少しは削る
       ことになりますが、トライアスロン界が発展して行くうえで、一人一人の力が
       必要なのではないでしょうか。

       具体的には、年間の目標を立てる際、出場する大会の他に、何かボランティア
       活動を入れてみてはどうでしょうか。それが、クラブの練習会でのお世話役で
       あったり、大会のボランティアへの参加であったり、どんな内容でもいいので
       はないでしょうか。選手として出場した時の大会運営等に対する感謝の気持ち
       をお返しする気持ちが大切だと思います。


       大会のボランティアはほとんど無償です。お弁当とかサポートTシャツとかは
       支給されますが、宿泊費とか交通費とかの持ち出しの費用は結構あります。
       そうした金銭的な枠を越えて、自分が出来る範ちゅうでのお手伝いすることは、
       人としてとても大切なことではないでしょうか。

     (大会開催日:2008・7・20)




投稿第一三四号
                真夏の ひわさうみがめトライアスロン!

         2008年8月2日
AAC
会員:平井 勝

     絶好のトライアスロン日和の中、第9回ひわさううみがめトライアスロンが
     641名の参加で、午前9時から開催された。
     海に入ると少しひんやりしていて泳ぐと気持ちがいいくらいの水温、バイク
     は皆さんご存知の高低差150Mのハード&テクニカルコースだ。
     そして最後のランになると気温もグングン上がり、水分補給の際には中学生
     ボランティア達に随分と助けられかんしゃ感謝!
     小さな町でこんなにも盛り上がった素晴らしい大会、この大会が今後も続く
     ことを心から願っている。
大会の写真集はココをクリックしてください!
     (大会開催日:2008・7・20)


投稿第一三三号
      「乗物酔止薬」の服用について!

          2008年7月29日
AAC

会員:宗政 義仁

      先ず最初に結論として、スポーツ競技特に生命に関わる危険な状態が発生する
    と思われるスポーツ競技をする場合は、「乗物酔止薬」の服用をやめるべきと
    考える。

    この事は特に目新しい内容ではないが、この度の「皆生トライアスロン」で私
    が体験した事を少し書いてみたいと思う。私は子供のときからブランコ・回転
    遊具、そしてバスや船に乗ると決まってひどく酔ってしまい、フラフラ状態に
    なったり吐いたりしていた。大人になるに従って少しはましになってきたが、
    今に至ってもなお酔ってしまう事には変わりない。

    これまでのトライアスロン競技においも、スイムパートで波やウネリに悩まさ
    れてきた。スイムが終わり陸に上がって来たとたんに酔いが顕著に出てきて、
    フラフラ状態になったり吐いたりしていた。そうすると、その後のバイクで足
    に力が入らなくなりペダルが回せなくなる。これまでに各地の大会で何度もこ
    んな経験してきた。そして何時かは「乗物酔止薬」を飲んでみよう試してみよ
    う・・・と思いながら18年間が経過していた。

    かくして今年の皆生トライアスロンに至った。今年の皆生トライアスロンはそ
    う気にする程の波は無かったものの、約1.5m程のウネリが有ったため大会
    本部は安全確保のため上陸地点を砂浜に変更するなどの対策をこうじた。そう
    いう海の状況だったため、初めて「乗物酔止薬」を飲んでみよう!・・・と1
    8年目にして初めて決断したのだった。

    バイクパートに移っても暫くは特に何も感じること無く漕いでいた。ところが
    40km位からの上り坂に差し掛かる頃から眠気が襲って来るようになってき
    た。「乗物酔止薬」を飲んだ事などとっくに忘れ『キット暑さのせいだろう!
    』・・・などと勝手に思っていた。そうこうしてる内に睡魔の訪れる間隔が短
    くなり、段々と酷くなってきたのだ。『こりゃーヤバイな・・・』と思いつ
    つ『降りようかどうしようか・・・』などとも思いつつ、何とか最初の大き
    なアップダウンを過ぎ70Km位に差し掛かっていた。

    突然ズ ド〜ン!なぜか「茶色のスクリーン」が頭の上から落ちてきて、そ
    の瞬間に無意識に両ブレーキを握り締めていた。危なかった!・・・転倒は免
    れたが危なかった!”幻覚(幻視)”を見たのであった。幸いなことにそこは
    直進で且つ平坦な所だったので事なきを得たが、これが急カーブの下りだった
    ら・・・と思うと、ゾ〜〜〜とする。

    選手の皆さんの中で私と同じような体験をされたり、同じような体質の方もい
    らっしゃると思うが、その様な方々は波やウネリの大きい時には『これがトラ
  
  イアスロンなんだ!』と諦め、「乗物酔止薬」の服用を止めるべきと考える。

 
    (補足)本件に関する主張は私の個人的な判断である。「乗物酔止薬」の効果は
         個人差があり、また服用する薬の種類によっても差異があり一律ではな
         い。当然のことながら最終的な判断は自己責任で服用することになる。
         ちなみに製薬会社の説明書には「服用後、乗物または機械類の運転操作
         をしないで下さい」と書いてある。




投稿第
一三二号
         ”ヒラチャン”と呼んでくださいネ!

          2008年7月6日
AAC

会員:平田 龍代

         初めまして! この度、当クラブに入会させて頂きました平田龍代と申します。
         トライアスロン・オープンウォーター・トレイルラン・ウルトラマラソン等に参加し
         ております。ヒラチャンと呼んでくださいネ!

         先月の6月7日、しまなみ海道100kmウルトラマラソンに参加しました。お天
         気にも恵まれ、広島の福山城をスタート! 5km毎のエイドも充実していて、
         よく食べて走り、次のエイドを楽しみながら100kmが終了する感じでした。

         自分自身が絵葉書の中にいるようで、とても景色のよいコースです。無事に
         完走し、今年もまた自分に負けないで走れたことに、喜びを感じています。
         皆さん、今後ともよろしくお願いいたします!



投稿第一三一号

       1人で練習するよりみんなで練習する事のほうが!

          2008年6月10日
AAC

会員:米谷 佳寿之

           はじめまして!米谷佳寿之(マイタニ カズユキ)と申します。
       先週初めて、片鉄ロマン街道合宿に参加させていただきました。


       実は、皆生のトライアスロン大会にダメモトでウエイティング
       していたら、出場許可通知がきて、あわてていたところに、幼
       なじみの北健太朗君から、AACのことを『オレは片鉄合宿に
       行ったこと無いけどスゴクいいよー?』と聞きまして、早速参
       加させていただきました!


       とにかく、宗政会長はじめ、参加されたみなさん気さくに良く
       して頂きました。練習以外にも、食事や移動中など楽しく過ご
       せました。

           やはり、1人で練習するよりみんなで練習する事のほうが、モ
       チベーションも上がり、内容も充実して、何より楽しいですね!
       また、参加させて頂きますので、宜しくお願いします。


       最後に、今回の合宿地の片上鉄道って聞いたこと無かったので
       すが、
その歴史を学ぶことも出来て良かったですよ!
       (合宿開催日:2008・5・31〜6・1)




投稿第一三〇号

               初カヌーアスロンに参加して

          2008年5月28日
大阪市天王寺区

齋藤 茂久

      この度、AAC主催のカヌーアスロンの事を知り合いから聞き、走る距離も手頃そう
      だし、カヌーも興味があったので、日頃サッカー、登山を共に楽しんでいる仲間に声
      をかけたところ、『楽しそう!』と参加の返事を即答でもらい総勢7名でエントリー
      しました。

      とんどがカヌー初心者のため、芦屋浜に4月27日に初練習に挑み、結構簡単に考えて
      た私達は、気を抜くと”沈”、気を緩めると”くるくる回り”、カヌーに大苦戦・・
      沈する仲間も続出。練習から大盛り上がりの我々。名付けて”転覆隊?!”このまま
      では当日、競技にもならないと全員一致で、次の日曜日も芦屋浜へ特訓!何とか目的
      の場所へ沈せず行けるようになり、一安心。ここでやっと「カヌーっておもしろい!
      」との声が聞こえてきました。走る方も自信のない我ら転覆隊は、各自、自主練(こ
      っそり練習)で、競技当日を迎えました。

      AACの皆さんのパワーで台風も蹴散らしていただき快晴!海も穏やか!初参加でゼ
      ッケンの着け方もわからず、近くで準備をされてた方が親切丁寧に『帽子に着けた方
      がいいよ』等々、色々を教えて頂き感謝。スタートまで2時間以上もあるのに、『今、
      バナナ食べとこ!』とか『おにぎりも!』とか、まるでフルマラソンに出るかの如く
      テンションがどんどんあがっていく中、続々と集まって来られる他の選手の皆さんは、
      いかにもアスリート!日頃から鍛えてる!って感じの方々の中に混じる我ら転覆隊は”
      沈しても完走!”と、高い?目標を掲げ、いよいよ先に始まるA競技スタート。

      応援、カヌーの手伝い、研究?予習?イメージトレーニング?まるで学生時代のテス
      ト直前のドキドキ心持・・・。クラッカーの紙吹雪の中、いざ我々のスタート。どれ
      位のペースで走ればいいのかもわからず、何とか息を切らしながら3kmの第1ラン。
      給水場ではボランティアの方々の暖かい応援の掛け声。問題のカヌーもそれなりに進
      み、又、給水場で一休み!第2ランへ。まだ3km走るのか、と思いつつスタート。
      折り返し地点でも、ボランティアの方が名前を呼んで応援して頂き、(あら?知り合
      いやった??どうして、名前を・・・)と思いながら、ゼッケンで名前を呼んでもらっ
      た事に気づくまで300m。有難い応援に足取りも軽くなり、両手を挙げてのゴール。
      写真もばっちり撮っていただき感謝です。

      その後のお弁当も大満足。しかしジャンケン大会では・・・全敗でした!カヌーより
      ジャンケンの練習に力を入れようと決意をあらたに・・・。(笑)お陰さまで7名全
      員、無事完走!(1名沈あり)楽しく充実した1日を過ごす事が出来ました!準備、
      設営、運営と宗政さんはじめAACの皆様、ボランティアの方々大変お世話になりま
      した。お疲れさまでした。

      本当に有難うございました。私共、転覆隊はその後、芦屋温泉で汗を流し、名ばかり
      の反省会でお酒に”沈”してました。
      (大会開催日:2008・5・18)