菜園日記2025年6月
2025/06/01 6月に入りました。 過ごしやすい初夏という感じの日曜日です。 野菜は、それぞれ背を伸ばしてきましたので、株やツルなどの上部を支柱などにビニ紐で留めていきます。 おおよそ順調な感じです。 タマネギはそろそろ・・・と思っていましたが、葉は半分も倒伏しておらずもう少しかかりそうです。 草抜き、水やりをして退散いたします。 ・・・・・・ 2025/06/08 雨が落ちてきそうな雲の下、昼から畑へ。 タマネギが葉を枯らし、倒伏していましたので、収穫いたします。今年は、大きなタマネギとなりました。全50数個です。 ズッキーニ、キュウリ、シシトウを1~2個ずつ収穫。今年の初収穫です。 他の野菜も少しずつ背を伸ばしてきましたので、上部を支柱に留めたり、脇芽を取ったりいたします。 後は、草抜き、水やり等々。 ・・・・・・ 2025/06/17 梅雨の晴れ間というか、梅雨前線は一時的に消滅し、猛暑が襲来とのことです。 先の週末は旅行でしたので、本日朝から畑へ。 先週の雨とこの気候で、夏野菜もいろいろと大きくなっていました。 キュウリ、ズッキーニ、シシトウ、インゲンと収穫。 ナスも実を付け始めました。 いよいよ夏野菜の季節となります。 草抜き、水やりをして退散いたします。 ・・・・・・ 2025/06/22 まだ梅雨は明けていませんが、真夏のような暑さの日曜日となりました。 キュウリなどはかなり葉を枯らしています。 ニンニクを全て収穫いたします。大きなもの数個、全部で十数個。最近はニンニクもなかなかでしたが、良い感じの収穫となりました。 キュウリ、ナス、インゲン、シシトウ、ズッキ―ニとたくさんの収穫です。 ゴーヤやスイカも実をつけてきました。 大量の草を抜き、だくさんの水をやって退散いたします。 ・・・・・・ 2025/06/29 6月最後の日曜日となりましたが、近畿地方は既に27日に梅雨明けが宣言されました。 このまま確定すれば、気象庁が統計を取り始めてから最も早い梅雨明けということです。 猛暑の予報でしたので、朝から畑へ。 まだ気温はそれほど上がってきていませんでしたので、東側の畝の南半分、タマネギとエンドウの跡地に腐葉土を入れ、スコップで荒起こしして゜おきます。 キュウリ、ナス、インゲン、シシトウ、ズッキーニなどたくさん採れました。 ゴーヤはそれなりに大きな実を初収穫です。、 スイカが複数の実をつけていましたので、前回張った反対側にも防鳥ネットを張りました、 後はたくさんの水やり&たくさんの草抜き。 |
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この6月2日の月曜日、私は、ウイスキーを飲みながらスマホ片手に、何気なくテレビのクイズ番組を見ておりました。 「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」 その中でちょっと興味のわくコーナーがあり、スマホをテーブルに置いてテレビを見ることといたしました。 それは「昭和100年シリーズ中高生が選ぶ!昭和のスゴい人物ベスト10」というコーナーでした。 昭和生まれの私は、昭和をリアルに知らない中高生の感覚を興味深く楽しむことができました。 その結果は、次のようなものです。 10位 やなせたかし 9位 黒澤明 8位 藤子・F・不二雄 7位 美空ひばり 6位 杉原千畝 5位 太宰治 4位 田中角栄 3位 王貞治 2位 吉田茂 ・・・まぁいろいろと突っ込みどころはあります。 杉原千畝のことは、多分教科書などで教わったのだろうと思いますし、美空ひばりは分かるけど、黒澤明が何故現在の中高生に選ばれるのかなぁと思ったりします。 小説家の代表?が太宰治であること、政治家として田中角栄と吉田茂の二人があげられていることもなかなか面白く思います。 等々等々・・・ そして、 1位は手塚治虫 でした。 漫画少年であった私としては、第1位に敬愛する手塚治虫(以下ここでは失礼ながら全偉人に対して敬称を略します。)の名前が中高生から発せられたことに 感激してしまいました。 その番組はクイズ番組でしたから、「手塚治虫がアメリカで、ずっと会いたくて会いたかった人に会った、その人は誰?」というような問題がだされました。 (文言は私の記憶によるものです。) 当日のそのクイズ番組には、クイズ王云々とか言われるようなタレントがたくさん出演していましたが、なかなか正解がでません、 私的にはガッカリです。 それがウォルト・ディズニーであることは、手塚ファンなら常識中の常識ではあります。 手塚治虫は、ウォルト・ディズニーを「心の師」と仰いでいることを常々公言していました。 また、手塚は1964年にサンケイ新聞の特派員としてニューヨーク万博を取材した際に、ウォルト・ディズニーと短時間会話する機会を得て感激したことを繰り返し語っています。 上記のクイズの背景は、この時のことと思われます。 手塚治虫は、ウォルト・ディズニーを神様のように尊敬していましたが、私は、手塚治虫との関係においてディズニーが大嫌いです。 ウォルト・ディズニーという個人というより、ディズニーという組織が大嫌いという方が正確です。 ディズニーは自らの著作権に厳しいことでよく知られています。 日本の幼稚園のプールの底にミッキーマウスが描かれていても、それを見つけ出して著作権料を徴収すると言われたりもしています。 しかし、あの「ライオンキング」なる作品はにいったい何なのでしょう。 誰がどー考えても「ジャングル大帝」のパクリです。 ディズニーもモノを作る組織として、少しは恥を知ってほしいものです。某国のなんとか遊園地は、当方=ディズニーのモノマネだ、けしからんなんて言っている資格はありません。 ライオンキングとジャングル大帝の関係性においては、ディズニー側を擁護する意見もあります。 代表的なものとしては、あの「バンビ」のアニメをジャングル大帝やライオンキングの元ネタとする意見で、バンビを何十回も、百回も見た手塚治虫がその影響下で「ジャングル大帝」を描いたとかいうものです。 しかし、時系列的な矛盾もあり、何が「影響」で何が「盗作」なのかという点なども含めて、私は「ライオンキング」は明らかに「ジャングル大帝」のパクリだと言い切っていいものと考えています。 (まぁこれは決して少数派の見解ではありませんが・・・) さらに言えば、そんな「ライオンキング」を自慢げに喜んで上演している「劇団四季」なる劇団は最低の存在であると思っています。 「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」類のものと思われても構わないのであります。 手塚治虫は、ウォルト・ディズニーを尊敬するあまり自分の作品、アイデアが「利用」されることに「寛容」であったと言われることもあります。 また、いろいろなアイデアを用いる、用いられることに「お互い様」というような意識を持っていたとも語られます。 有名なのは(ディズニーではありませんか)、「ミクロの決死圏」でしょうか。 「鉄腕アトム」等の少し熱心な読者であった方なら覚えていると思いますが、ミクロの決死圏的なアイデアは、手塚治虫が自らのある意味「小品」と言っていい作品に惜しげもなく投入した大きなアイデアでした。 それを、いろいろな経過はあったとはいえ、20世紀FOXが無断使用して数年後に映画「ミクロの決死圏」として公開され、大人気を博しました。 私は、昔日に漫画少年としてリアルタイムに読みましたが、手塚治虫はその著書『ぼくはマンガ家』でこの件に触れ、「腹も立ったが、お互い様」と割り切っています。 ウォルト・ディズニーに憧れ、アメリカ映画に多くを学んだ・・・というような想いがこのような発言につながっているのかもしれません。 しかし、そんな手塚治虫の心情を知ると、私のような単純人間は余計に腹が立ちます。 私は、著作権料が云々というような金銭的なことにはあまり関心はないのですが、著作権そのものに関しては、どんな「小品」にもありったけのアイデアを投入して読者に夢を与え、その大きな大きなアイデアが不正に使われてしまっても「お互い様」と言う手塚治虫を心から尊敬します。 そして、そのような手塚治虫を、「昭和のスゴい人物ベスト1」に選出した現在の中高生には非常に「親しみ」を感じますし、心から敬意を表したく思います。 さてさて、私的には上記のクイズ番組のこのアンケート結果に一つ大きく首を傾げたことがあります。 それは3位に王貞治が入っていて、長嶋茂雄の名がないことです。 その理由は私なりに想像はできますが、非常に寂しいことです。 しかし、なんとこのテレビを見た翌日、6月3日の火曜日、私は朝出かける前にスマホでビックリするニュースを知らされます。 長嶋茂雄が6月3日午前6時39分、肺炎のため、東京都内の病院で死去したというニュースてした。89歳でした。 長嶋茂雄に関する想い出や私なりの想いは数え切れぬほどあります。 また改めて書きたく思います。 せめて昭和のスゴい人物ベスト10には選出してほしかったなぁと心から思っています。 |
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