更新日:2023年5月2日
東京法経学院の土地家屋調査士講座は、当サイトの土地家屋調査士おすすめ通信講座ランキングのページにおいて、おすすめ2位でご紹介している通信講座です。
また、【アガルートvs東京法経・LEC】土地家屋調査士講座を徹底比較!のページでは、アガルートを褒めちぎる記事を書いていますが、それでも根強く一定数の方が、当サイトから東京法経学院の土地家屋調査士講座を申し込まれているという事実があります。
そこで、このページでは、なぜ東京法経学院が選ばれるのか、その東京法経学院の底力について、検証してみたいと思います。
「東京法経学院」と「アガルート」。土地家屋調査士の通信講座を受講するなら、この2択になるということは、私の認識として変わりはありません。
「アガルート」は、”とっつきやすく・スマートに”といったイメージですが、一方、「東京法経学院」は、”泥臭く・愚直に”というイメージです。
これは、私個人の単なるイメージですが、人それぞれ受け止め方も違いますし、重視するポイントも違いますので、どちらを選ぶかは人それぞれの好みによるかと思います。
ここでは、アガルートには魅力を感じるけれど、実績がまだ浅いため不安、、、やはり圧倒的な合格実績のある東京法経学院を受講した方がいいのかな、、などと迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そういった方に対して、東京法経学院に決断する後押しができるような情報を提供できればと思いますので、評判・口コミのひとつとして参考にしていただければと思います。
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東京法経学院の土地家屋調査士通信講座の評判・口コミ
まずはじめに、東京法経学院の土地家屋調査士講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
東京法経学院について調べたところ、そこから私が感じた代表的な評判としては、以下のようなものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 長年の経験と実績のある講師の指導が受けられる。
- 長年のノウハウが詰まった教材で学習できる。
- 充実した答練で問題演習を積むことができる 。
- 圧倒的な合格実績があるから安心して受講できる 。
悪い評判・口コミ
- 受講料がやや高い(ただし、合格全額返金制度あり)。
- 講義映像は、ホワイトボードに板書するスタイルのため、テキストを画面に映し出すスタイルよりもわかりにくい。
- テキストが白黒印刷で、とっつきにくい(ただし、メモ書きしやすいメリットもある) 。
このように、東京法経学院の土地家屋調査士講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
受講料をレビュー!
それでは、東京法経学院の土地家屋調査士講座について、受講料から順に確認していきたいと思います。
受講料の比較
東京法経学院の受講料について、アガルートと比較すると、以下のようになります。
東京法経学院の受講料
@土地家屋調査士 新・最短合格講座(総合コース)【2023年向け】 A土地家屋調査士 新・最短合格講座(総合コース)【2024年向け】 |
アガルートの受講料
@土地家屋調査士試験 一発合格カリキュラム【2023年向け】 A土地家屋調査士試験 一発合格カリキュラム【2024年向け】 ※合格者全額返金 or 合格お祝い金ギフト券3万円あり |
お得な料金設定+合格者全額返金制度
上記のように、東京法経学院は、定期的に実施する値引きキャンペーンにより、アガルートよりも低料金を実現しています。
しかも、合格者には受講料全額を返金する制度が導入されていますので、合格すれば受講料は無料です!
東京法経学院の土地家屋調査士講座
講義・講師をレビュー!
次は、講義・講師について見ていきたいと思います。
層の厚い講師陣
東京法経学院の土地家屋調査士講座では、20名を超える講師が在籍するという非常に層の厚い講師陣となっています。
通信講座を受講する場合、講師陣の厚さは関係ないのではないかと思うかもしれませんが、そうではありません。
これらの講師陣の知識と経験を合わせて、教材制作や答練の問題作成が行われるわけですから、ひとりの講師で作成したものとは、精度が違います。
長年の経験と実績のある講師
そして、この講師陣を代表して、「内堀博夫」講師が通信講座の収録を担当されています。
講義は、このサンプル講義のとおり、ホワイトボードに板書しながら解説するスタイルですので、アガルートのようにテキストを画面に映し出しながら解説するスタイルに比べると、わかりにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし内堀講師は、東京法経学院で長年にわたり講師を務め、多くの合格者を輩出し続けている実績がありますので、講師としての実績の面からは圧倒的に優れています。
また、難しい論点を丁寧にわかりやすく解説してくれることで定評がありますので、安心して受講することができると思います。
とにかく、土地家屋調査士試験の合格者の半数が、東京法経学院から輩出されているわけですから。
これだけの実績と経験に関しては、アガルートの講師にはまだありません。
- 東京法経学院 内堀先生にインタビューしました!⇒東京法経学院 内堀講師にインタビュー!【土地家屋調査士講座】
東京法経学院の土地家屋調査士講座
教材をレビュー!
次は、教材についてレビューしたいと思います。
長年のノウハウが詰まった完全オリジナルの教材
東京法経学院では、多くの受講生に長年にわたり愛用されているオリジナルのテキスト(択一対策として「合格ノート」、書式対策として「書式攻略ノート」)がメインテキストとして使用されます。
いずれも非売品の、完全オリジナルの教材です。
これらの教材は、東京法経学院の長年培ってきたノウハウが盛り込まれた教材になっていますので、このテキストに任せて安心して学習を進めることができるはずです。
アガルートの教材には、ここまでの蓄積されたノウハウはないため、その意味では、東京法経学院の教材に敵いません。
白黒印刷の教材のメリット
東京法経学院の教材は、アガルートのようなフルカラーではなく、白黒印刷で、いわゆる「教科書」という雰囲気のテキストですが、白黒印刷の方がマーカーを引いたり、メモ書きしたりしやすいというメリットもあります。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
カリキュラムをレビュー!
次は、東京法経学院のカリキュラムについてのレビューです。
短期集中プログラム
東京法経学院の土地家屋調査士講座のカリキュラムは、インプット講座「基礎力養成編」(全31回)と、アウトプット講座「実力養成編(実戦答練+全国公開模試)」(全14回)+「応用力養成編(ハイレベルVロード プレミアム答練)」(全6回)とに分かれています。
基礎力養成編では、択一対策として、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法などの法律知識、及び、数学、求積といった書式対策の基礎から登記申請書、図面を作成するための技術の習得まで、初学者が最も効率的に知識を身に付けられるよう組まれた短期集中プログラムで、学習を進めていくことができます。
充実の答練こそが決め手!
そして次に、実力養成編では、答練と全国公開模試により、本試験レベルの問題に対応できる実力を身に付けていくことができます。
この答練は、独学者であっても東京法経学院の答練だけは受けようとするなど、土地家屋調査士受験の登竜門のような位置づけとなっています。
そして最後の仕上げに、応用力編では、ハイレベルVロード プレミアム答練により、ハイレベルな新傾向問題にも対応できる応用力を身につけ、万全の体制を整えるというカリキュラムになっています。
※ アウトプット講座(実力養成編)のカリキュラムは、受講開始時期から試験日までの期間に応じて、
開講時【合格直結答練(全21回)】
⇒約10ヶ月前【実戦答練(全14回)】
⇒約半年前【総合模擬答練(全8回)】
へ3段階で短縮されていきます。
土地家屋調査士試験では、書式問題の演習量が合否のカギを握っています。このため、書式の問題演習を含むアウトプットのカリキュラムが非常に重要になります。
東京法経学院のカリキュラムでは、この答練が非常に充実しており、十分な演習量が確保されています。
この点が、東京法経学院が合格者の占有率ナンバーワンである所以だと考えられますね。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
合格実績をレビュー!
次は、東京法経学院の合格実績を確認しておきたいと思います。
合格占有率は驚異の7割!
実績については言うまでもありませんが、東京法経学院がダントツのナンバーワンです。
この実績が素晴らしい!
土地家屋調査士試験の合格者のうち、東京法経学院の合格者占有率は、下表のとおり、驚異の7割の実績を誇っています!
合格者の内訳までしっかり公表!
この合格者については、以下のように、しっかりと公表されています。
講座受講生 | 171名 | 40.3% | 61.3% | 72.9% |
短期講座受講生 | 89名 | 21.0% | ||
メディア教材等利用者 | 49名 | 11.6% |
(1)講座受講生というのは、通信講座「新・最短合格講座」や通学講座「土地家屋調査士 本科」の受講生ですので、まさに東京法経学院でガッツリと勉強された方ですね。
(2)短期講座受講生、(3)メディア教材等利用者というのは、独学で勉強しつつ、独学では不足する記述式の演習のために答練を受講したり作図のメディア教材を受講されたりした方が該当するかと思います。
これだけの合格者を輩出しているわけですから、土地家屋調査士の合格を目指すなら東京法経学院で決まり!と言っても過言ではなさそうですね。
東京法経学院の土地家屋調査士通信講座を徹底レビュー!まとめ
以上のように、このページでは、東京法経学院を選ぼうとしているけれど、あと一歩の踏ん切りがつかない方の後押しができるよう、東京法経学院の強み(底力)をひとつずつ確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。
このように、東京法経学院の土地家屋調査士講座は、選ばれるだけの十分な理由があります。
ただし、東京法経学院は、泥臭く・地道に、アガルートは、とっつきやすく・手軽に、というのが私の持っているイメージです。
泥臭く・地道に学習に取り組める方は、迷わず東京法経学院を選択していただいて間違いありません!