土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・参考書、問題集・過去問【徹底比較!】

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土地家屋調査士のテキスト・問題集
土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト、問題集(過去問)

更新日:2021年9月8日

土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト、問題集

 土地家屋調査士の受験対策を『独学』で進めようとした場合に一番悩むのが、テキストや参考書、問題集(過去問)、六法などの教材選びとその使用方法だと思います。

 このページでは、私が土地家屋調査士試験に独学で合格した際に、実際に使用したテキスト、問題集等とその使い方や、書式対策の勉強方法等をご紹介しますので、独学で学習する際の参考にしてください。

 なお、私自身も、独学で合格できたとはいえ、合格基準点ギリギリでの合格でしたので、独学での学習に絶対的な自信があるわけではありません。ネットで情報をかき集めながらの学習は、本当に苦労しました。。

 現実問題として、独学で合格できる方は、ごく少数です。合格率8%という狭き門に、独学で合格するのは困難を極めるということを覚悟して取り組む必要があると思います。

執筆者
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。在職中に、土地家屋調査士、宅建士、行政書士、マンション管理士などの資格試験に合格し、10年以上にわたって当サイトで情報発信している。

執筆者 大西雅明のプロフィール写真(宅建士、行政書士、マンション管理士、土地家屋調査士などの合格証書)
執筆者紹介

 以下の目次のとおり、教材の種類ごとに、それぞれ詳しくご紹介していますが、最もおススメの各教材の組み合わせをお知りになりたい場合は、目次の最後の項目「土地家屋調査士の独学におすすめのテキストを使ったおすすめ勉強法」にお進みください。

このページの目次

土地家屋調査士のテキスト・参考書の選び方

 土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・参考書をご紹介するにあたり、まずはテキストの選び方からご紹介しておきます。

テキストの選択肢は少ない

 土地家屋調査士試験用に市販されているテキストは、他の有名な資格試験に比べて非常に選択肢が少ないのが現状です。

 ですので、テキストの選び方といっても「販売されているものを買う」しかないというのが答えになってしまうのですが。。

 とはいえ、いくつかの選択肢はあります。土地家屋調査士の独学用のテキストは、東京法経学院、LEC、早稲田法科専門学院(早研)、日建学院の4社あたりから選ぶことになると思います。

テキスト・参考書の種類

 独学で土地家屋調査士試験の勉強をするために必要なテキストとしては、基礎知識をインプットする基本テキストから始まり、択一式対策の問題集記述式対策のテキスト、そして数学・求積・電卓の参考書、それから記述式対策の問題集六法などが必要になってきます。

土地家屋調査士のテキストの種類
  • 基本テキスト
  • 択一式対策の問題集(過去問)
  • 記述式対策のテキスト
  • 記述式対策(数学・求積・電卓)の参考書
  • 記述式対策の問題集 (過去問)
  • 六法

同じシリーズで一式揃うようなテキストはない

 こうして必要なテキストを挙げるだけでも、独学は大変そうですよね。。

 さらに言うと、同じシリーズで一式が揃うようなテキストの品揃えはありません。これらのテキストなどを一つひとつ別々に、自分で選んで購入していく必要があるわけです。

 場合によっては、予備校の単科講座を受講する必要も出てきます。

 ということで、独学で土地家屋調査士試験に挑むのは大変だということをご理解していただいたうえで、以下、おすすめテキストについて、順にご紹介していきたいと思います。

土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト

 土地家屋調査士のテキスト(基本テキスト)については、市販教材のなかでも最も品揃えの悪い教材になります。問題集はもう少し揃っているのですが。。

土地家屋調査士のおすすめテキスト
  • 土地家屋調査士受験100講(早稲田法科専門学院)の一択
  • 調査士合格ノート(東京法経学院)は、市販終了

 私が勉強していた当時は、早稲田法科専門学院(早研)東京法経学院の2種類のテキストがあり、私はいずれも購入しましたが、個人的には、早研のテキスト「土地家屋調査士受験100講」が読みやすく、わかりやすいと思い、そちらをメインに使用しました。

 ただし、東京法経学院のテキスト「調査士合格ノート」は、2014年頃の出版を最後に市販されなくなり、現在は、通学・通信講座の専用教材としてしか手に入れることができなくなりましたので、独学用のテキストとしては、早研テキスト「土地家屋調査士受験100講」の一択ということになります。

 ちなみに、東京法経学院のテキストは、噛み砕いた解説がなく、読んでいて味気ない感じがしましたが、早研は、その条文の趣旨や制度の背景などが書かれているため、非常に読みやすく理解しやすいと思います。

おすすめテキストNo.1
土地家屋調査士受験100講

 土地家屋調査士の学習を始めるときは、最初に、この早研のテキスト(土地家屋調査士受験100講1理論編)を2回ぐらい熟読するのがよいと思います。

 ちなみに、早研のテキストは、理論編が2冊、書式編が1冊の計3冊に分かれています。理論編の2については、民法等の内容になっていますが、この範囲については、宅建用のテキストがわかりやすくてよいと言われています。

 私も、「理論編2」については購入しましたが、内容が難しかったのでほとんど使用せず、宅建テキスト(宅建を受験したときに使用した佐藤孝の「らくらく宅建塾」)で対策をしました。

 しかし、調査士試験は2回受けましたが、民法については、いずれも3問中1問しか正解できませんでした。民法で得点できるようにしようとすると、かなりの勉強時間を注ぎ込まなければならないため、宅建用のテキストでさらっと学習を済ませてしまうのがよいのではないかと思います。

 それから、「書式編」については、目次が整理されているので、テキストというよりも辞書のような感覚で、ときどき、ふと調べたい書式があるときに開いて調べるといった使い方をしていました。

※画像・書籍名はAmazonへリンクしています。
土地家屋調査士テキスト 土地家屋調査士受験100講〈1〉理論編(改訂4版)―不動産表示登記法と調査士法

著者: 深田 静夫/早稲田法科専門学院
出版社: 早研
発売日: 2017/10/1
サイズ: 25.6 x 18 x 3 cm
ページ数: 485ページ

価格:
4,950円 (送料無料)
土地家屋調査士テキスト 土地家屋調査士受験100講〈2〉理論編(改訂3版)−民法とその判例

著者: 深田 静夫
出版社: 早研
発売日: 2013/12/17
サイズ: 25.6 x 18.4 x 2.2 cm
ページ数: 425ページ

価格:
4,400円 (送料無料)
土地家屋調査士テキスト 土地家屋調査士受験100講〈3〉書式編(改訂3版)

著者: 深田 静夫 (編集: 早稲田法科専門学院)
出版社: 早研
発売日: 2012/03
サイズ: 26 x 18.2 x 2.6 cm
ページ数: 458p

価格:
4,180円 (送料無料)

市販終了テキスト
調査士合格ノート

 東京法経学院の調査士合格ノートについては、上述のとおり、一般向けの販売は終了されており、通学又は通信講座において使用される教材となっています。⇒ 東京法経学院 土地家屋調査士講座(公式サイト)

※画像・書籍名はAmazonへリンクしています。
土地家屋調査士テキスト 調査士合格ノート 1(不動産登記法編) 上(新訂2版)
〔総論、表題部所有者、土地〕
※旧版です。最新版は、東京法経学院の通学・通信講座の付属教材としてしか手に入れることができません。

著者: 東京法経学院制作部
出版社: 東京法経学院出版
発売日: 2014/04
サイズ: 25.6 x 18.2 x 2.2 cm
ページ数: 452ページ

価格: 3,240円
土地家屋調査士テキスト 調査士合格ノート 1(不動産登記法編) 下(新訂2版)
〔建物、区分建物、申請書様式〕
※旧版です。最新版は、東京法経学院の通学・通信講座の付属教材としてしか手に入れることができません。

著者: 東京法経学院制作部
出版社: 東京法経学院出版
発売日: 2014/04
サイズ: 25.6 x 18.2 x 2 cm
ページ数: 414ページ

価格: 3,240円
土地家屋調査士テキスト 調査士合格ノート 2(民法・調査士法編) (改訂2版)
※旧版です。最新版は、東京法経学院の通学・通信講座の付属教材としてしか手に入れることができません。

著者: 東京法経学院制作部
出版社: 東京法経学院出版
発売日: 2013/3/7
サイズ: 25.6 x 18.2 x 3.8 cm
ページ数: 796ページ

価格: 4,968円

土地家屋調査士のおすすめ問題集(択一過去問)

 次は、土地家屋調査士の択一対策の問題集(過去問)です。

 私は、LEC分野別択一過去問題集(過去10年分の過去問)と、東京法経「合格」実戦問題集(オリジナル問題集)を使用しました。

 ただし、東京法経の「合格」実戦問題集については、平成22年頃を最後に絶版となってしまいました。。

※ 平成22年9月28日、東京法経の「合格」実戦問題集在庫切れとなり、出版社に問い合わせたところ、改訂版の発刊予定もないことを確認しました。

 これに代わる問題集として、過去問ではなくオリジナル問題を収録した住宅新報社の「楽学土地家屋調査士 択一式セミナー」をおススメしていたのですが、こちらも長らく改訂版の出版が滞ってしまっています。。

 ということで、現状としては、独学用の問題集としては、「過去問」のみで対策するしかなさそうです。

土地家屋調査士のおすすめ問題集(過去問)
  • 土地家屋調査士分野別択一過去問題集(LEC)がおすすめ!(過去10年分)
  • 土地家屋調査士 過去問セレクトは、過去20年以上の過去問から良問を厳選収録しているが、収録問題数が少なく、また、毎年改訂版が出版されるわけではない。
  • 土地家屋調査士 択一式過去問(日建学院)は、過去8年分の過去問
  • オリジナル問題集の調査士「合格」実戦問題集楽学土地家屋調査士択一式セミナーは、販売終了

おすすめ問題集(過去問)No.1
土地家屋調査士分野別択一過去問題集(LEC)

 では、過去10年分の過去問が収録されたLECの「土地家屋調査士 分野別択一過去問題集」の使用方法をご紹介します。

 まず上記でおすすめしたテキスト「土地家屋調査士受験100講1理論編」を2回ぐらい熟読した後、LECの過去問「分野別択一過去問題集」を解いていきます。

 このとき、その解説で出てくる条文については必ず六法で確認し、解説だけでは理解できない部分はテキストで確認するようにしながら、進めていきます。

 そして、択一の過去問題集が一通り解き終わったら、次は、書式対策(次項で紹介します)と択一対策とを平行して学習していくようにします(1日の勉強時間の中で、書式対策の時間と択一対策の時間とを分ける)。

 この際、択一対策については、「分野別択一過去問題集」を再度解き直すことを、複数回繰り返せばよいと思います。

土地家屋調査士択一問題集 土地家屋調査士分野別択一過去問題集【LECオンラインショップ レジュメ販売】2021年版 新刊!
(2011〜2020年度の過去問を分野別に収録・詳細解説付)

第1分冊
〔民法・区分所有法等関連法規/表示に関する登記総論〕
 発売日: 2021年3月15日
 サイズ: B5
 価格:
2,750円

第2分冊
〔表示に関する登記各論(土地・建物)/その他の表示に関する登記の論点/筆界特定/土地家屋調査士法〕

 発売日: 2021年3月15日
 サイズ: B5
 価格:
2,750 円

おすすめ問題集(過去問)No.2
土地家屋調査士 過去問セレクト(土地家屋調査士受験研究会)

 過去問としては、土地家屋調査士受験研究会の「過去問セレクト」という過去問集もあります。

 こちらは、過去20年以上の本試験出題問題から良問を厳選収録したものです。

 収録されている問題の数は、LECの方が多く収録されていますが(約2倍)、LECは過去10年分に限定されており、それ以前の年度分に含まれている重要論点が欠落してしまうおそれがあるため、「過去問セレクト」の方がよい部分も確かにあります。

 しかし、問題数の絶対量が少ないため、過去問セレクトだけでは不安が残ります。。。

 それに、毎年改訂版が出版されるわけではないため、古い情報のまま学習してしまう危険性もあります。最近の出版は、2013年⇒2017年⇒2020年という具合で、3〜4年に1回の出版となっていますね。

 ちなみに、東京法経にも「調査士択一過去問マスター」という過去問題集がありますが、問題数が非常に多く、これほど多くの問題を解くのは時間の無駄だと思いますので、「調査士択一過去問マスター」はおすすめしません。(LECは、1分冊と2分冊合計で、約600ページ過去問セレクトは、375ページ。これに対して、東京法経は、1分冊と2分冊合計で、約1,600ページ。)

土地家屋調査士択一過去問 土地家屋調査士 過去問セレクト(午後の部・択一)(第5版)新刊!

著者: 土地家屋調査士受験研究会
出版社: 法学書院
発売日: 2020/7/1
ページ数: 375ページ

価格:
3,300円(送料無料)

おすすめ問題集(過去問)No.3
土地家屋調査士 択一式過去問(日建学院)

 また、日建学院からも「土地家屋調査士 択一式過去問」という過去問題集が出版されています。

 こちらは、過去8年分の過去問題集となっており、ページ数は、LECと過去問セレクトのちょうど中間ぐらいの約550ページです。

 私なら、過去8年分にとどめるよりも、LECの過去10年分をやっておきたいと思いますね。

土地家屋調査士 択一過去問 土地家屋調査士 択一式過去問(令和3年度版)新刊!

著者: 日建学院 (著), 齊木公一 (監修)
出版社: 建築資料研究社
発売日: 2021/2/24
ページ数: 556ページ
サイズ: 14.8 x 2.3 x 21 cm

価格:
3,740円

【販売終了問題集】
調査士「合格」実戦問題集
楽学土地家屋調査士 択一式セミナー

 「調査士「合格」実戦問題集」と「楽学土地家屋調査士 択一式セミナー」に関しては、上述のとおり販売が終了となっています。

土地家屋調査士択一問題集 調査士「合格」実戦問題集改訂2版

※ 現在この書籍は、「在庫切れ」となっているようです。平成22年9月29日、出版社へ問い合わせたところ、「今後改訂予定はございません。」との回答がありました。残念です。


著者: 東京法経学院出版部
出版社: 東京法経学院 
サイズ: 25.8 x 18.4 x 3 cm
発行年月: 2007年12月
ページ数: 686p

価格: 4,830円
土地家屋調査士 択一問題集 楽学土地家屋調査士 択一式セミナー(改訂版)

※ 長らく改訂版の出版が滞っています。。
著者: 山井 由典
出版社: 住宅新報社
発売日: 2012/10/25
サイズ: 21 x 14.8 x 1.8 cm
ページ数: 256ページ

価格:
2,376円 (送料無料)

土地家屋調査士の書式対策(記述式対策)のおすすめテキスト・参考書

 土地家屋調査士試験に独学で挑む際に、一番のネックとなるのが、この書式対策(記述式対策)です。

記述対策のおすすめテキスト
土地家屋調査士 記述式合格演習テキスト(東京法経学院)

 土地家屋調査士の記述式対策として市販されている問題集は非常に限られており、東京法経の「記述式合格演習テキスト」で基本的な学習をするのが一般的だと思います。

 2012年の改訂2版以来、長らく改訂されていませんでしたが、2017年にようやく全面改訂され、名称も新たに「記述式合格演習テキスト(旧:書式合格演習ノート)」として出版されました!そしてさらに、2021年には三訂版が出版されるなど、順調に出版されています。

 ただし、一般の書店では販売せず、東京法経学院の直販となっています。それと、「土地編」「建物・区分建物編」の2分冊となっていますが、分売は不可で、セット販売のみとなっています。

調査士記述テキスト 土地家屋調査士 記述式合格演習テキスト【三訂版】(旧:書式合格演習ノート)
【東京法経学院オンラインショップ直販品】

著者: 東京法経学院 編集部
サイズ: B5判
発売年: 2021年
ページ数: T土地編・480頁/U建物・区分建物編・662頁

価格:
18,700円

 しかし、これ以前に、電卓の使用方法定規の使い方などの基本を学ぶ必要があります。

 私が受験した当時は適当な書籍が市販されていなかったため、ネットオークションで、ユーキャンの中古の教材(中古の教材のみで、2万円でした。※2017年7月12日から休講中。)を購入しましたが、ちょうど不動産登記法の大改正のタイミングで、まったく使い物にならず、電卓と定規の使い方についてのみ参考にしました。

 しかし現在は、電卓や定規の使い方に関する市販教材も出揃っていますので、下記でご紹介していきたいと思います。

記述式対策(数学・求積・電卓)のおすすめ参考書

 まず、座標の求め方や面積計算、電卓の使い方などを解説した参考書です。

 従来は、カシオのfx-991ESやfx-993ESが定番の電卓とされていましたが、2016年頃以降は、東京法経学院もLECも、カシオから新たに発売され、それまでの電卓とは一線を画す「fx-JP500」の使用を推奨するように変化しています。

 この新型fx-JP500に対応した書籍として、「土地家屋調査士試験 測量計算と面積計算(2021年の改訂3版で新型電卓に対応しました)」や、日建学院の「土地家屋調査士試験 関数電卓必勝活用術」が出版されていますので、参考になると思います。

 また、アガルートアカデミーのWeb講座として、「[中山式]複素数計算(Web通信/講義5時間)」が販売されています。

東京法経学院の通信講座なら、「複素数で解く土地の記述式問題(WMVダウンロード 25,300円/講義6時間)

※画像・書籍名はAmazonへリンクしています。
土地家屋調査士 記述テキスト 土地家屋調査士 測量計算と面積計算(改訂3版)新刊!

著者: 土地家屋調査士受験研究会
出版社: 法学書院
発売日: 2021/5/1
ページ数: 285ページ

価格:
3,080円
土地家屋調査士電卓テキスト 土地家屋調査士試験 関数電卓必勝活用術

著者: 日建学院 (著), 齊木公一 (監修)
出版社: 建築資料研究社
発売日: 2016/9/29
ページ数: 252ページ

価格:
2,530円
アガルートアカデミー土地家屋調査士の通信講座(書式対策) <アガルートアカデミー>
[中山式]複素数計算

【内容】
 この講座では、練習問題を使って、関数電卓の準備・複素数モードのセットアップ・座標値の入出力方法・座標計算・基準点測量・面積計算を身に付けます。
【使用する電卓】CASIO fx-JP500
【講義時間】5時間
【受講料】[Web]
21,780円

記述式対策(作図)のおすすめ参考書

 次に、作図方法についてですが、これは動作を伴うものですので、書籍では適当なものがありません。

 私の場合は、たまたまユーキャンの教材を手に入れることができたわけですが、これ以外では、アガルートアカデミーの通信講座新・定規の使い方講座(Web通信/講義3時間)」あたりを購入するか、又は、まったく費用をかけずに、ネット上で作図方法を解説したサイトを探すか、ということになるかと思います。

東京法経学院の通信講座なら、
基礎から始める調査士試験の数学・求積・作図(WMV映像ダウンロード 25,300円/講義15時間)
土地家屋調査士 合格ナビ作図攻略講座 すっきり! まるわかりゼミ」(WMV映像ダウンロード 23,320円/講義 6〜8時間程度)

 当サイトにおいても、「独学書式対策講座(作図・電卓)」のページで、作図方法電卓の使用方法について詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

アガルートアカデミー土地家屋調査士の通信講座(書式対策) <アガルートアカデミー>
新・定規の使い方講座

【内容】
 定規をはじめとする作図用具の基礎的な使い方から、法定図面(地積測量図・土地所在図・各階平面図・建物図面・地役権図面)の書き方まで、独学では身に付かない早くて正確な作図方法を身に付けます。
【講義時間】3時間
【受講料】[Web]
27,280円

 なお、LECからも、数学、作図、関数電卓について、初歩の初歩からやさしく解説してくれる入門講座が販売されているのを発見しましたので、ここにご紹介しておきます。

<LEC通信講座>
初学者向け講座 はじめての土地家屋調査士

・よくわかる数学講座(120分×4回)
【受講料】〔Web通信〕 11,550円 〔DVD通信〕 13,200円

・はじめての三角定規(120分×2回)
【受講料 ※定規付きの場合】〔Web通信〕 7,700円 〔DVD通信〕 8,250円

はじめての関数電卓講座(120分×3回)
【受講料】〔Web通信〕 8,800円 〔DVD通信〕 9,900円 

記述式対策(問題演習)のおすすめ問題集

 そして、定規の使い方や、電卓の使用方法などの基本を学んだ後は、上記の東京法経の「記述式合格演習テキスト(旧:書式合格演習ノート)」で演習を進めていきます。

 ただし、これらは本試験問題の難易度よりも低いレベルの問題しか掲載されていませんので、このレベルの問題をマスターした後は、過去問LECの分野別書式過去問題集)にも当たっておく必要があると思います。

 それと、住宅新報社の「楽学土地家屋調査士 記述式セミナー」は、独学の学習ではなかなか出会えない良問が多く、とても効果的な問題集でしたので、とてもおススメだったのですが、長らく改訂版が出版されていないのが残念なところです。。私が受験した平成19年の本試験では、この問題集に掲載されている問題と同じ論点の問題が出ました!

 なお、日建学院からも、「土地家屋調査士 記述式過去問」が販売されていますが、択一対策と同様、日建学院の過去問は過去8年分で、LECよりも2年分少ないため、若干の不安はありますね。

 ちなみに、書式の問題を解くときには、問題用紙にメモ書き等をしながら解いていくことになりますが、問題集に直接書き込んでしまうと2回目以降が使えなくなってしまいますので、家にあるコピー機(複合プリンター)でコピーをとって使用するようにしていました。

 また、アガルートアカデミーから、記述式の過去問講座として、「記述式過去問解析講座」(Web通信/講義15時間)が販売されています。

東京法経学院の通信講座なら、「記述式BASIC すっきり! まるわかりゼミ」(WMV映像ダウンロード 27,500円/講義7時間半)

調査士書式過去問 土地家屋調査士分野別書式過去問題集【LECオンラインショップ レジュメ販売】2021年版 新刊!
(2011〜2020年度の過去問を収録・詳細解説付)

・土地
発売日: 2021年3月15日
サイズ: B5
価格:
2,750 円

・建物
発売日: 2021年3月15日
サイズ: B5
価格:
2,750 円
調査士書式問題集 楽学土地家屋調査士 記述式セミナー(3訂版)

著者: 山井 由典
出版社: 住宅新報社
発売日: 2016/11/25
サイズ: 20.6 x 15 x 3.8 cm
ページ数: 641ページ

価格:
4,180円 (送料無料)
調査士 記述式過去問 土地家屋調査士 記述式過去問(令和3年度版)新刊!

著者: 日建学院 (著), 齊木公一 (監修)
出版社: 建築資料研究社
発売日: 2021/2/24
ページ数: 408ページ
サイズ: 18.2 x 2.2 x 25.7 cm

価格:
3,960円
アガルートアカデミー土地家屋調査士の通信講座(書式対策) <アガルートアカデミー>
記述式過去問解析講座

【内容】
 平成17年度以降の土地家屋調査士試験 記述式過去問(土地・建物)を作図・計算のテクニックとともに詳細に解説します。
【講義時間】15時間
【受講料】[Web]
54,780円

土地家屋調査士の答練

 書式対策について、最後にもう一点。土地家屋調査士試験を受験する場合は、独学の場合であっても、答練だけは受講しておいた方がよい、とよく言われます。

 これは特に、書式対策に関して、独学ではどうしても本試験レベルの問題演習が不足するからです(択一対策の面でも、解答の時間配分や、苦手分野の把握などの効果もあります)。

 私の場合は、上記で紹介してきた教材以外に手を出すような時間的余裕がなかったため、答練の受講もしませんでしたが、過去問以外のオリジナル問題集の出版がなくなってきた現状としては、こういった答練も、少しは受験しておいた方がよいのではないかと感じます。

 最小限で受験するなら、アガルートアカデミーの3回分の答練がおすすめです。

 がっつりと受験するなら、東京法経学院の答練がおすすめです。

 アガルートアカデミーの答練
土地家屋調査士 実践答練
 全6回(前半3回+後半3回)
  受講料:[Web通信] 87,780円
 全3回(後半3回)
  受講料:[Web通信] 49,500円

 東京法経学院の答練
土地家屋調査士 総合模擬答練
 全8回(総合模擬答練6回+全国公開模試2回)
 受講料:99,000円(通信(ダウンロードタイプ)の場合)

土地家屋調査士 実戦答練
 全14回(実戦答練12回+全国公開模試2回)
 受講料:147,400円(通信(ダウンロードタイプ)の場合)

 LECの答練
土地家屋調査士 答練直前パック
 全10回(直前ファイナル答練8回+最終チェックテスト2回)
 受講料:105,600円(自宅で受験+Webで解説の場合)

土地家屋調査士のおすすめ六法

 最後に、六法についてもご紹介しておきます。

 土地家屋調査士の六法については、私が受験勉強をしていた当時(平成19年度)は、東京法経学院の「詳細調査士六法」と、早研(早稲田法科専門学院)の「調査士専用赤六法」の2種類が、調査士受験用の六法の定番でした。

 しかし現在は、私のお気に入りだった早研の「調査士専用赤六法」が廃刊となり、さらに、東京法経学院の「詳細調査士六法」については、2012年版から「調査士受験必携六法」にリニューアルされ、さらに、2017年版(平成29年版)から「土地家屋調査士六法」に改題されました。

※ 調査士専用赤六法については、平成21年1月14日、早稲田法科専門学院に次回の発売日について問い合わせたところ、「学院の意向により廃刊となりました。」との回答がありました。

 したがいまして、現在のおすすめの六法は、東京法経学院の「土地家屋調査士六法」ということになります。

 この「土地家屋調査士六法」は、一般的な法令集(縦書き3段組)とは異なり、「横書き2段組」のテキスト感覚で参照できる法令集です。

 また、リニューアル前の最大の特徴であった「三段六法編」(※ 「不動産登記法」を上段に配置し、それに関連する政令・省令・準則・先例・他法令が、中段と下段に配置)については、不動産登記法(表示)の各条文について、それぞれ関連する判例、先例の要旨を掲載し、さらに、他の関連法令の参照条文の条数を掲載するという形で、引き継がれています。

 六法の使用方法としては、私の場合は、東京法経と早研のどちらの六法も購入しましたが、早研の調査士専用赤六法をメインに使用していたため(先例や判例の掲載がなく、コンパクトで引きやすかったため)先例や判例については、問題集の解説やテキストに掲載されている内容で十分に対応できると考え、わざわざ六法では調べませんでした。

 ただし、法、令、規則、準則については、問題集の解説で出てきたものは、必ず六法で確認するようにしていました(確認したところには、鉛筆で線を引いていました)。

※画像・書籍名はAmazonへリンクしています。
土地家屋調査士六法(令和3年版)新刊!

著者: 東京法経学院編集部
出版社: 東京法経学院
発売日: 2020/12/1
ページ数: 1344ページ

価格:
5,830円

※Amazonで「在庫切れ」となって購入できない場合は⇒東京法経学院オンラインショップへどうぞ

独学におすすめのテキストを使ったおすすめ勉強法

 ここまで、ごちゃごちゃ長々と記載してきましたが、最終的に私がおすすめする独学用のテキスト・問題集と、それを使ったおすすめ勉強法を整理しておきたいと思います。

おすすめ勉強法は、半独学!

 択一対策については、テキストや問題集を購入し、完全な独学で十分に合格ラインに到達可能と考えます。

 しかし、書式対策については、正直なところ、テキストや問題集の購入のみによる完全な独学は難しいと思っています。(私は独学で合格しましたが本当にギリギリでしたし、ネットで情報をかき集めながらの学習は、本当に苦労しました。)

 ですので、あくまでも独学にこだわった場合に、私がおすすめする勉強方法は、択一は「独学」、書式は「半独学」というスタイルが良いかと思います。

※ 半独学・・・市販のテキストや問題集に加えて、予備校の書式対策の単科講座を受講することを指しています。

 以下に、私がおすすめするテキスト、問題集、単科講座の組み合わせを整理していますが、合計金額は、約14万円になります(私が土地家屋調査士の受験対策に要した費用9万円よりは少しオーバーしますが)。

 これには答練は含めていませんので、答練も受験するとなれば、20万円ほどになってきます。。

 一方、通信講座なら、オールインワンのパック講座が、アガルートアカデミーで約22万円で販売されています。⇒土地家屋調査士入門総合カリキュラム(アガルート公式サイト)

 半独学の場合、あれやこれやと自分で買い揃えて、ひとりで悩みながら学習する必要がありますので、ぽーんと22万円を支払って通信講座にお任せするのと、どちらがよいかは皆さんのお考えにお任せします。

注目! 2018年、通信講座専門校「アガルート」が、土地家屋調査士講座を新規開講しました。

 これまでは、私にとって東京法経学院が一番のおススメの通信講座でしたが、その対抗馬がついに現れました!

 アガルートは、土地家屋調査士講座として初となるフルカラーテキストが使用され、講師は、土地家屋調査士試験を全国1位で合格し、大手資格予備校(LEC)で講師を務めた中山祐介先生が務めるなど、私が待ち望んでいた講座内容を、低価格(217,800円)で提供してくれます! ⇒土地家屋調査士のおすすめ通信講座「おすすめNo.1:アガルートアカデミー」(サイト内リンク)

 それでは、半独学のおすすめ勉強法について、勉強する順番に沿ってご紹介していきます。

択一対策(基礎)

@『土地家屋調査士受験100講(理論編)』を2回ぐらい熟読する。

A『らくらく宅建塾』は、民法対策として、権利関係(民法)のところだけ読む。

B『土地家屋調査士受験100講(書式編)』は、辞書的に使用するため、必要に応じて参照すればOK。

C『土地家屋調査士六法』も、必要に応じて参照する。※最初にテキストを読む際は、いちいち六法を参照していると前に進まないため、1回目は不要。

択一対策(問題演習)

 テキストの熟読が終わったら、

D『分野別択一過去問題集(LEC)』を解いていく。

※ 解説で出てくる条文については必ず六法で確認し、解説だけでは理解できない部分はテキストで確認するようにしながら、進めていきます。

 そして、択一の過去問題集が一通り解き終わったら、次は書式対策に入っていきます。

 ただし、択一の知識を忘れないように、書式対策と平行して、過去問の2周目を回していくのがよいと思います。

書式対策(基礎)

 書式対策としては、まず、定規の使い方や関数電卓の使い方などの基礎を学ぶ必要があります。

E『新・定規の使い方講座』とF『[中山式]複素数計算』を使って、書式対策の基礎を身につける。

G『土地家屋調査士 記述式合格演習テキスト』を使って、書式の基礎から応用まで、事例問題の演習を通じて学ぶ。

書式対策(問題演習)

おすすめ書式対策(問題演習)
  1. H 記述式過去問解析講座(アガルート)

H『記述式過去問解析講座(アガルート)』を使って過去問演習を行い、動画講義により効率的な解法などをマスターし、本試験レベルの問題を解く力を身につける。

土地家屋調査士の独学におすすめのテキストまとめ

 以上、土地家屋調査士の独学におすすめのテキストや、それを使った勉強法についてご紹介してきました。

 土地家屋調査士試験に独学で挑戦するにあたって最大のネックは「テキストの品揃えが悪いこと」と「作図は動作を伴うためテキストを読んだだけではマスターできないこと」の2点です。

 もちろん、当ページでご紹介している市販テキストのみを使って、完全な独学でやろうと思えば不可能ではないと思いますが、極めて困難だということを覚悟して臨んでください。

 私のおすすめとしては、独学にこだわる場合は、上述のとおり、半独学です。

 しかし、結果的に、通信講座を受講するのと変わらないようなコストがかかってしまうことは目に見えていますので、特に独学にこだわりがなければ、思い切ってオールインワンの講座を受講することをおススメします。

⇒ アガルート土地家屋調査士講座(公式サイト)

東京法経学院土地家屋調査士講座公式サイト

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