- 2022年度土地家屋調査士試験午後択一の基準点は、37.5点(15問)に確定しました!(11月25日 法務省発表
)
- 予想基準点は、35.0点(14問)〜37.5点(15問)が有力でした ⇒ 予想基準点の一覧はこちら
- 記述式の基準点は34.0点、合格点は79.5点に確定しました。 (1月11日 法務省発表
)
2022年(令和4年)の土地家屋調査士試験が、10月16日(日)に実施されました。
よっしゃー!できたー!という手応えのある人も、くそー!失敗した〜、、という人も、試験を受けた後は、自分の解答が合っているのかどうか、基準点・合格点に届いているのかどうかというのは、物凄く気になりますよね。
すぐに自己採点できるように、問題用紙に自分が選んだ解答をしっかりとメモしておくこと(〇や×をつけておくこと)が大切です。
土地家屋調査士試験の受験対策を行っている資格予備校や資格スクールでは、試験当日の夜から解答速報を行っています。
このページでは、解答速報の情報や基準点をまとめてご紹介したいと思いますので、参考にしてください。
これを見て、安心するか、落ち込むか、、、ギリギリのラインというのが一番困りますよね。安心していいのやら、落ち込んでいいのやら。。
【執筆者】 |
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令和4年度 土地家屋調査士試験 解答速報【2022年度】
それでは、資格予備校各社で実施される土地家屋調査士試験の解答速報の実施サイトについて、順にご紹介していきます。
アガルートの解答速報
アガルートでは、土地家屋調査士試験当日10月16日(日)17:00(14:25に前倒し)から午前の部(択一&記述)、18:00(15:55に前倒し)から午後の部(択一式)の解答速報が公開されます。
また、解答速報&総評動画についても、18:00から配信予定です。
そして、19:00から午後の部(記述式)の解説動画、さらに、20:00からは、アガルート講師陣(中山講師・中里講師・高野講師)によるYoutube座談会が配信されます。
なお、午後の部(記述式)の模範解答と詳細な解説動画については、試験日から1週間以内に公開予定となっており、アガルートに無料会員登録することで閲覧することができます。
解答速報 | 2022年 10月16日(日) |
解答速報&総評動画 | 10月16日(日) 18:00〜 午後の部(択一&記述) |
解説動画 | 10月16日(日) 19:00〜 午後の部(記述) |
Youtube座談会 | 10月16日(日) 20:00〜 |
午後(記述)の模範解答・解説動画 | 1週間以内に公開 |
公式サイト | ![]() |
LECの解答速報
LECでは、本試験当日10月16日(日) 18:00から午後の部(択一)の解答速報を、21:00から午後の部(書式)の解答速報を公開予定です。
また、ポイント解説YouTube動画が、午後の部(択一)については同日18:00から、午後の部(書式)については翌17日(月)の18:00から、配信が予定されています。
LECでは、解答速報のほか、「無料成績診断」も実施しています。
無料成績診断というのは、全国の受験生のデータを元に、得点分布・正答率を集計・分析するというサービスです。自分の解答を入力すると、ScoreOnlineというシステムで、データ登録者の中での順位や偏差値など、自身の成績状況を確認することができるようになります。
日建学院の解答速報
日建学院では、10月16日(日) 21:00頃から解答速報を公表予定です。※閲覧には、申込みが必要です。
解答速報 | 2022年 10月16日(日)21:00頃〜 |
公式サイト | ![]() |
東京法経学院の解答速報
東京法経学院では、本試験当日10月16日(日) 22:00から解答速報を公表予定です。※閲覧には、受付フォームの入力が必要です。
解答速報 | 2022年 10月16日(日)22:00〜 |
公式サイト | ![]() ![]() |
土地家屋調査士 解答速報まとめ【2022年(令和4年)】
次は、上記に記載した土地家屋調査士試験の解答速報一覧をご紹介します。
解答速報一覧
各資格予備校の解答速報(午後の部<択一式>)は、以下の表のとおりです。
解答速報実施サイト | 解答速報実施日時 |
アガルート![]() |
10月16日15:55〜 |
LEC![]() |
10月16日18:00〜 |
日建学院![]() |
10月16日21:00〜 |
東京法経学院![]() ![]() |
10月16日22:00〜 |
解答の公式発表
土地家屋調査士試験(択一式)の公式な正解は、令和4年11月25日(金)午後4時に法務省から発表されます。
基準点とは?
次は、土地家屋調査士試験の基準点・合格点について、解説していきます。
基準点とは試験区分ごとの”足切り点”
土地家屋調査士試験の基準点とは、試験区分ごとの足切り点のことです。
土地家屋調査士試験(午後の部)の配点は2つの区分があり、択一式は20問で50点満点(1問2.5点)、記述式は2問で50点満点(1問25点)とされています。
午前/午後 | 出題形式 | 出題数 | 配点 |
午後の部 | 択一式 | 20問 | 50点 |
記述式 | 2問 | 50点 | |
この「択一式」・「記述式」のそれぞれに基準点(足切り点)が設けられ、いずれか一方が基準点に満たない場合は、それだけで不合格になってしまいます。
採点の流れとしては、まず「択一式」が採点され、その点数が基準点を下回ると、その時点で不合格となります。
ですので、「択一式」の基準点をクリアした人だけが、「記述式」の採点をしてもらえるというわけです。
そして、「記述式」の基準点もクリアすることができれば、最後に総合得点(「択一式」+「記述式」)で合格者が決定されるという採点方式です。
つまり、合格者の総合得点の最低ラインが、「合格点(合格ライン)」ということになりますね。
- 「択一式」・「記述式」のそれぞれに設けられた足切り点を”基準点”という。
- 択一式の基準点をクリアした人だけが、「記述式」を採点してもらえる。
- 「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点で合格者が決定される。
- 合格者の総合得点の最低ラインが「合格点(合格ライン)」
合格点とは基準点の合計に”上乗せ点”を加えたもの
ちなみに、2つの「基準点の合計」と「合格点」とは一致しません。合格するためには、基準点よりもさらに高い点数を取る必要があります。
この「基準点合計」と「合格点」との差を、「上乗せ点」と呼んでいます。
つまり、「合格点」とは、基準点の合計に”上乗せ点”を加えた点数ということになりますね。
- 合格点は、基準点合計よりもさらに高い点数で、「基準点合計」と「合格点」との差を”上乗せ点”と呼ぶ。
- 合格点とは基準点合計に”上乗せ点”を加えたもの
基準点の推移
土地家屋調査士試験の基準点や合格点は、最初からあらかじめ決まっているような絶対評価方式ではなく、相対評価方式が採用されています。
ですので、基準点・合格点は、その年の試験問題の難易度や、受験生のレベルによって、毎年変動します。
択一式の基準点の推移
このグラフは、土地家屋調査士試験の択一式の基準点の推移を表したグラフです。
過去の基準点は、30.0点〜37.5点の範囲で推移しています。
記述式の基準点の推移
次は、記述式の基準点の推移です。
このように、過去の記述式の基準点は、30.0点〜36.0点の範囲で推移していますね。
基準点・合格点の推移(一覧表)
基準点のほか、合格点・上乗せ点も全て含めた推移の一覧表は、下表のとおりです。
年度 | 択一式基準点 (50点満点) |
記述式基準点 (50点満点) |
合格点 (上乗せ点) |
---|---|---|---|
平成25年 (2013年) |
30.0 | 30.0 | 71.5 (+11.5) |
平成26年 (2014年) |
35.0 | 30.0 | 74.5 (+9.5) |
平成27年 (2015年) |
32.5 | 30.0 | 73.5 (+11.0) |
平成28年 (2016年) |
30.0 | 31.5 | 74.5 (+13.0) |
平成29年 (2017年) |
37.5 | 36.0 | 81.0 (+7..5) |
平成30年 (2018年) |
35.0 | 33.5 | 81.0 (+12.5) |
令和1年 (2019年) |
32.5 | 33.0 | 76.5 (+11.0) |
令和2年 (2020年) |
32.5 | 30.0 | 71.0 (+8.5) |
令和3年 (2021年) |
32.5 | 30.5 | 73.5 (+10.5) |
令和4年 (2022年) |
37.5 | 34.0 | 79.5 (+8.0) |
このように、概ね基準点はそれぞれ6〜7割程度、そして合格点は7〜8割程度で推移していることがわかります。
択一も記述も、最低6〜7割は取る必要があり、合格するためには合計で7〜8割の得点が必要ということになりますね。
基準点の予想まとめ
土地家屋調査士試験の基準点については、毎年変動するため、皆さんも試験を受験し、自己採点を終えた後は、とにかくこの「基準点」というものが気になりますよね。
ということで、各資格予備校や予備校講師において、その年の本試験問題の出題内容や難易度を分析し、過去のデータと照らし合わせながら、基準点や合格点の予想が行われます。
予想基準点・合格点の一覧表
2022年度土地家屋調査士試験の予想基準点について、下の表にまとめますので、参考にしてください。
この基準点予想によると、2022年度土地家屋調査士試験(午後択一式)の基準点は、35.0点(14問)〜37.5点(15問)が有力でしたが、37.5点(15問)に確定しました。(11/25 法務省発表)
基準点予想者 | 予想基準点 | 予想合格点 | 備考 | |
択一 | 記述 | |||
中山講師(アガルート)![]() |
35.0点(14問) | 33.5点 |
81.5点 |
11/2 YouTube動画にて 12/6 YouTube動画にて記述基準点・予想合格点を修正(講師4人で) |
中里講師(アガルート)![]() |
37.5点(15問) | 31.5点 | 77.0点 | 10/27 Twitterにて |
山井講師(東京法経学院)![]() |
35.0点(14問) | 31.5点〜32.5点 | 77.0点 | 10/23 YouTube動画にて |
木村講師(LEC)![]() |
37.5点(15問)〜40.0点(16問) | 32点〜33点 | 76.0点〜79.0点 | 10/22 Twitterにて |
また、記述式の基準点は34.0点、合格点は79.5点に確定しました。 (1月11日 法務省発表)
基準点発表後のスケジュール
土地家屋調査士試験の今後のスケジュールは、下表のとおりです。
筆記試験 | 基準点発表 | 令和4年11月25日(金)午後4時 |
合格発表 | 令和5年1月11日(水)午後4時 ⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載 ![]() |
|
口述試験 | 試験日 | 令和5年1月26日(木) |
最終合格発表 | 令和5年2月17日(金)午後4時 ⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載 ![]() |
まずは、基準点発表が大きな山場になりますね。択一式に関しては、解答速報の段階で点数がほぼ確定しますので、足切りに引っかかるかどうかは、基準点発表でハッキリすることになります。
- 独学で合格を目指す場合はこちら⇒土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・問題集・過去問
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