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分類 名称 記号 特徴
普通鋼 一般構造用圧延鋼 SS JIS鋼材のうちで、もっとも多く使われている鋼種
一般構造用炭素鋼鋼管 STK SS同等品の角・丸パイプ
一般構造用軽量形鋼 SSC 熱間圧延鋼板をプレス加工した形鋼
冷間圧延軟鋼板 SPCC 圧延を常温で行った鋼板、板厚精度が良いが薄板のみ
熱間圧延軟鋼板 SPHC 加熱圧延を行った鋼板、板厚精度は悪いがサイズが豊富
炭素鋼 機械構造用炭素鋼 SC 強度が必要な機械部品に多く使用される、 熱処理によって調質可能
機械構造用炭素鋼鋼管 STKM13 S20C相当のパイプ
合金鋼 クロム鋼 SCr 強度と靭性が要求されるところに使用される、基本的に加工後、熱処理をして調質する
クロムモリブデン鋼 SCM
ニッケルクロム鋼 SNC
ニッケルクロムモリブデン鋼 SNCM
工具用鋼 炭素工具鋼 SK 切削熱に弱いため、主に手工具に使用される
合金工具鋼 SKS・SKD 靭性を高めた工具鋼、衝撃や磨耗、熱に強い
高速度鋼 SKH ハイス(ハイスピード)ともいう、高速切削時の熱に強い
特殊用途鋼 18クロム系ステンレス鋼 SUS430 軟らかいので食器類などに使用される
13クロム系ステンレス鋼 SUS410 焼きが入り硬くなるので、刃物や耐蝕械部品に使われる
18-8系ステンレス鋼 SUS304 代表的なステンレス鋼、耐食性・溶接性・機械的性質が良好
耐熱鋼 SUH 耐熱性を必要とする部品、自動車エンジン用排気バルブ・舶用蒸気タービン・ジェットエンジンなどに使用される
軸受鋼 SUJ 耐摩耗性が大きく、ボールベアリングやローラーベアリングに使用される
ばね鋼 SUP 焼入れ・焼戻しすると弾性限界や疲労限界が高くなり、耐衝撃値も大きくなる
鋳鉄 ねずみ鋳鉄 FC 一般的な鋳鉄 切削性が良く、広く使用されている
球状黒鉛鋳鉄 FCD 強度を必要とする構造に使用される鋳鉄で、切削性が良く、機械構造用として使用される
非鉄金属 純アルミ系 A1070 加工性・表面処理性、耐蝕性、溶接性、電気伝導性、熱伝導性に優れる、耐蝕性はアルミニウム合金中最良、強度は低いので構造材には適さない
A1050
A1100 普通のアルミニウム、アルマイト処理後は白っぽくなる
AlCu系 A2011 切削性に優れ、強度は高いが耐蝕性、アルマイト処理性は劣る
ジュラルミン A2017 鋼材に匹敵する強度がある、鍛造可能、耐蝕性や溶接性が劣る
超ジュラルミン A2024 A2017より強度が高く、切削加工性が良い
AlMg系 A5052 強度は中程度、耐蝕性・溶接性が良い、一般的な工作に適している
A5056 耐蝕性が良く、切削加工の表面仕上がり、アルマイト処理性も良い
A5083 溶接構造に適した材料、耐海水性、低温特性も良い
AlMgSi系 A6061 熱処理型の耐蝕性合金、 溶接継手強度が劣るため、主にボルト・リベット構造に使用する
A6063 A6061より強度は低い、耐蝕性・表面処理性が良い、押出成型品に多用される
AlZnMgCu系 超々ジュラルミン A7075 アルミニウム合金では最高の強度、ただし、応力腐食割れ、耐蝕性には注意が必要
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