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【デジタルハイトゲージ】

 300mmのハイトゲージを持っているのですが、300mm×300mmの定盤では大きすぎて使いづらいので、小型のものを製作することにしました。
 ついでにジャンクのデジタルピッチゲージを利用して、デジタルハイトゲージにしています。

 製作記事の方で詳細を紹介しています。

【フライス盤用引きネジ(インチ)】

 下のフェイスカッターの引きネジです。
 る日、フライス盤で穴あけ作業をしようとクイルを上下させると、突然、異音が発生。おまけに上下動もカクカクします。前日に使った時は何ともなかったのに・・・
よく考えると前日に自作フェイスカッターの脱着をやったことを思い出しました。
3/8"用の引きネジがないので、寸切りボルトで代用していたのですが、取り外しは引きネジを叩かなければなりません。ひょっとしてその時に内部のラックを壊してしまったのかぁ〜、と冷や汗がタラリ・・・
 スピンドル回りを分解する勇気もなく、油を注したりいろいろやっていたところ、どういう訳か直ってしまいました。

 原因はわかりませんが、引きネジを叩いた衝撃で何かがラックに噛んだのかもしれません。前々からスピンドル回りに悪影響があるのでは、と恐る恐る叩いていましたが、さすがにねじ切りが面倒くさいといっていられませんので、3/8"用引きネジを製作しました。材料は六角穴付きボルト3/8"-5"1/2が一本だけですが、1000円もしました・・・(涙)

 左が純正のM10、右が製作品の3/8"です。F1200の引きネジは六角穴付きボルトの頭の部分にピッチ1.0mmのネジが切ってあります。クイル内筒にも同様の雌ネジが切ってあり、この引きネジを回すことによってアーバーを引く構造です。
少し長いので先端を削って長さを調整したほうが良いかもしれませんが、このままでも使用可能です。ほんの少しセンターが振れてしまいましたが、何とか使えそうです。3/8"-5"で丁度よかったかもしれません。

 ボルトの材質は不明ですが、普通の鉄ではなく合金工具鋼のような硬さです、0.05mm以下の切込みでねじ切りをしました。時間はかかりましたがバイトを折ることもなくねじ切り完了。

 レンチはM10用と3/8用は兼用できるはずですが、フライス盤に付属の巨大な六角レンチは、もともとM10でもきつかったので3/8には入りませんでした。レンチの先をヤスリで削って兼用できるようにしました。



【フェイスカッター】

 40mmのフェイスカッターです。製作記事の方で詳細を紹介しています。

【メタルソーアーバー】

 内径25.4mmのメタルソーアーバーです。本体はS45C(多分)、シャンクはSS400から作りました。
 シャンクが10mmと細いですが、製作時にはコレットを10mmまでしか持っていなかったから。

 16mmのコレットを入手できましたので、そのうち作り直したいと思っています。ボディがやたら長いのはサイドカッターなどの厚めのカッターも使えるようにしているためです。

【超硬チップホルダー】

 オークションで落札した超硬チップを取り付けるためのホルダーです。10mm角、材質はSS400です。チップの取り付けは2mm六角キャップ付ボルトですが、緩んできたりしてあまり具合がよくありません。これも暇ができれば作り直したいと思っています。
 
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