◆第14回『銀河漂流バイファム』◆(1996/12/16)
- タイトルどおり、SF版『一五少年漂流記』であります。子ども達の数は15人ではなく13人ですが、最初は大人2人が加わっていたため、一応総勢15人の漂流記でした。異星人との戦いで軍人がみんな死んでしまい、残された4歳から15歳までの子ども達が宇宙船やロボットを駆使し、生き別れになった親を探して地球を目指すというストーリーで、戦闘シーンよりもむしろ子ども達の成長に焦点を当てたドラマ作りになっていました。
そこで問題です。13人の子ども達の名前をすべて挙げて下さい。
と言われて即答できる人はすごいですね。私はロディとバーツしか思い出せませんでした(あとケイトさんと)。正解は、年の順に上から、スコット、ロディ、バーツ、クレア、マキ、シャロン、フレッド、ペンチ、カチュア、ケンツ、ジミー、マルロ、ルチーナです(覚えていたわけではなくて、資料を引っぱり出してきたのです)。
13人もいれば誰しも一人ぐらいお気に入りのキャラクターを見つけだせるでしょうが、私はバーツのファンでした。一応主人公であるロディは優等生すぎて嫌いでしたね。後半どんどん好きになっていったのがシャロンとケンツのでこぼこカップル(?)。すっとぼけたシャロンといっぱしの軍人気取りのケンツのやりとりがめちゃめちゃ面白くて、特にシャロンのあのキャラクターはなかなか他にはない味で、バーツ以上のお気に入りです(そのわりには名前を思い出せなかったけど)。
民間人の子ども達が戦闘に巻き込まれ、ロボットに乗り込んで大人顔負けに闘うというコンセプトは考えてみれば『ガンダム』に似てますね。訓練を受けたこともないのに敵のパイロットをうならせるロディは、きっとニュータイプだったに違いありません。さしずめケイトさんはマチルダさんということになるのでしょうが、しかしケイトさんって26歳だったのね……。資料を見て驚きました。TV放映を見ているときは『おばさん』だと思っていたのに、今や私は彼女より2つも年上……。時の流れは残酷ね。
●次回予告●
次回は『機動戦士Zガンダム』です。
アニメ大好き!インデックスに戻る