アニメ大好き

◆第10回『アタックbP』◆(1996/10/8)

 ♪苦しくったってぇ〜♪でおなじみの、超有名バレーボールアニメです。「超有名」とは言ってもさすがに今の中学生や高校生は知らないのかなぁ。何しろ私が幼稚園の時に見た記憶があるぐらいだから、かれこれ20年以上昔の作品ですもんね。ただ、近畿地方ではしょっちゅう再放送をやっていたし、何年か前に衛星放送でもやっていたと思うんですが。

 天才(?)バレーボール少女「鮎原こずえ」が中学、高校のバレーボール部で大活躍し、さらには世界の檜舞台にも挑戦するという、『巨人の星』の女の子版とも言えるスポーツアニメの古典。「東洋の魔女」とか言ってバレーボールがはやっていた時代だったんでしょうねぇ。このアニメを見てバレーボール部に入った女の子はきっと多かったと思います。かく言う私も幼稚園で「アタックbP」ごっこにいそしみ、お誕生日カードの「将来の夢」欄に恥ずかしげもなく「バレーボールの選手」と書き、一応小学校6年生の時はバレー部だったのでした。まぁ自分の運動神経のなさはよくわかっていたので、その1年間でやめてしまいましたが。

鮎原こずえ  星飛雄馬に「大リーグボール」があるように、鮎原こずえには「木の葉落とし」なる魔球(?)があり、こずえのライバル達も色んな技を持ってました。次々現れる強敵をどう破っていくか、というのがこういうスポーツ物の定石ですが、何と言っても一番記憶に残っているのが「持堂院(確かこんな名前だったような)の三姉妹」による「三位一体攻撃」。絶対できひん!と思うんですけどねぇ、あんなの。「燃えろ!アタック」の「ヒグマ落とし」以上に無茶だと思う(「燃えろ!アタック」は実写のバレーボールドラマでした)。あの大阪弁の三姉妹はとても好きだったけど。そう言えば九州弁(博多弁?)の「垣の内さん」というキャラもいたなぁ。彼女は回転レシーブが得意でした。あと、ソ連の天才少女「シェレーニナ」への「十字トス」は幼稚園の時一生懸命練習しましたが、やっぱりこれも出来ませんでしたねぇ。

 なんだかんだ無茶な設定は多いのだけど、でも再放送があるとついつい見てしまって、バレーボールをやりたくなってしまうという、やっぱり「よくできた作品」だったんでしょうね。


●次回予告●

次回は『超電磁ロボ・コンバトラーV』です。


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