受講の目標


家具製作の基本的な、手作り中心の木材加工技術。



・無垢材を使用して、実践的な手加工中心の家具製作の中で、基本的な
 日本の伝統技術(仕口)の 加工ができること。
・平鉋、のみ、鋸、墨付け工具等の使い方が正確にできること。
・鉋刃、のみ等の刃物の研ぎが正確にできること。
・平鉋(仕上げ鉋)の下端修正が正確にできること。
・木製家具を製作する中で、仕口の嵌合度が正確にできること。




・白書き、直角定規、筋毛引き、自由定規等の正しい使い方。
・家具製作の中で、各部材の基準面(勝手墨)の書き方。
・墨付け用具(白書き、2Hの鉛筆)を使い分けて、正しい加工墨の書き方。
・平鉋使用の基本動作と鉋刃の出の調整、下端修正方法。
・のみによる穴掘りの基本動作と手入れの方法。
・手鋸使用の基本動作と手入れの方法。
・特殊鉋使用の基本動作と修正方法。
・小箱を製作する中で三枚組継ぎ、蟻組継ぎ、両斜め組継ぎ、包み打ち付け継ぎ等の
 加工の仕方。
・框組継ぎの中で、平ほぞ、腰付きほぞ、馬乗りほぞ、留め継ぎ、剣留め継ぎ等の加工
 の仕方。
・白書き、のみ、鉋刃等の研ぎ方。
・無垢材を使った家具製作の基本である嵌合度(部材が、かみ合って接合される場合の、
 かみ合い状態の緩さ、堅さの関係。
・小箱、花台、スツール、折りたたみ式踏み台、椅子、三段引き出し、座机等、(材料は
 各自で調達)。
・受講者がデザインした木工製品(小型家具)を製作する(材料は各自で調達)。
・各自で調達できない場合は慧夢工房が協力します。
・筋毛引き、蟻定規、大型木製直角定規、道具箱。
・手押し鉋盤、自動送り鉋盤、帯鋸盤、昇降丸鋸盤、小型角のみ盤、ボール盤、電動工具。