本来ですと、ここで塗装作業に進みます。
缶スプレーなどで、パテに塗料を吹き付けて修復部分が分からないようにします。

まあ一般的には、塗装して破損する前と同じように修理しますね(^_^)v

塗装する前には、新聞紙などでマスキングをして余計な場所に塗料がかからないように保護します。
マスキングは適当でなく、キッチリしましょう!


   ワンポイントアドバイス


 缶スプレーで塗装するときは、缶スプレーの塗料が均一に噴射されるように缶スプレー本体をお湯などで温めてから噴射するようにしましょう!  そうすることによって噴射圧力が安定して塗料もキレイに吹き付けることができますよ〜。

パテで割れたFRPを修復しようの巻

用意するもの

ヤスリでパテを削り取ります。
フェンダーのアーチに合うように成型していきます。 慎重に!!

破損部分の削り取り作業が終わったら、いよいよパテの準備します。
今回の粘土タイプは、2種類の粘土を均等に混ぜ合わせると硬化するというもの。

ちゃんと手袋を装着して、コネコネと均等に混ざり合うように混ぜます。
けっこう、しっかり混ぜないと均等には混ざらないので注意してね〜

パテ・手袋・ヤスリ(100番と240番くらいのもの)・やる気・塗料・マスキングテープなど

削った後の状態です。
今回は塗装をしないので、手抜き(笑)

さあ、次の作業にうつります。

ちゃんとパテが固まっていることを確認して(爪で軽く差してみてください)

今度は固まったパテをフェンダーのアーチに合わせて削っていきます。
塗装する場合、この作業で塗装面の美しさに大きな差が生まれますので丁寧にしてください!

削っては、指で削り具合を確認し。そしてまた削って、確認し。
これを繰り返します・・・。

   ワンポイントアドバイス

 この時もヤスリの番手は荒いものから、細かいものへと使い分けて削ってください。
指でツルツルした状態になるまで根気よく削ってください。
力任せに削っていると、削りすぎてしまうことがあります!! 
その場合、またパテを盛り直す必要が出てきますので、慎重に丁寧にゴシゴシしてくださいね〜

少し厚めにパテを盛ります。
ここでギリギリ薄いと仕上げの時に困りますので、
汚く見えても厚塗りが基本です!!

こういうガリガリを削って面を整えます。 気合いだー

少し広い範囲を削ります。
ゴシゴシゴシゴシ・・・・・・

ここから作業開始です!
最初にすることは、破損部分の面を整えること。
ガリガリのままでは、パテがうまく密着しないので当たり面をキレイに整えます。

傷口をさらにヤスリでガリガリするので、ちょっと勇気が必要です!

   ワンポイントアドバイス

最初は荒い番手のヤスリを使用して、ガリガリ部分を削り落とす、徐々に細かいヤスリに変更して
面をキレイに整えるとパテが乗りやすいです。ツルツルにすると余計にパテが乗らないので
ある程度ザラザラした状態がベストですよー(^o^)

青と白を混ぜると硬化します。
なんかいい臭い(^o^)


いかがでしたか。
今回のFRPの修理課程の説明は。
まあプロの人から見たら、おそまつな作業ですがお金をかけずにDIYでやるということに
意義があると思います。 

これから自分で修理にチャレンジしようと思っているアナタに少しでも参考になれば嬉しいです。


作業日:2008年11月11〜12日

ここまでで、パテが破損部分に盛りつけられた状態になります。
すぐには次の作業へ進めないので、ここで一旦休憩です。

パテによりますが、数時間から1日くらいは放置する必要があると思います。
ガレージなどで保管しているなら大丈夫ですが、屋根のない駐車場に駐車している人や
次の日に車を使用する人は、硬化時間中の天気に気を配る必要がありますよー

固まってないのに雨が降ってきた・・・(>_<) なんて嫌ですからね〜

硬化時間は20度で5〜6時間。
夏場は早く、冬場は遅くなります。

まずは、パテの準備です。
今回使用するのは、ねんど式で手でコネコネして混ぜ合わせて使うタイプです。
他にもポピュラーなものとして、FRP樹脂の薄い布みたいなものを
破損部分に貼って硬化剤で固めるタイプもあります。

素人でそれが難しいのと、面倒だったので粘土タイプをチョイス!

今回は、あえて塗装せずにステッカーを貼ってみました。
ちょっとした遊び心です(^_^)v
まあ塗装するのが面倒だからという理由があることは内緒ですよ〜w

しっかり混ぜ合わせています。
この作業を怠ると、キレイに固まりません(>_<)

それを破損部分(患部)へ押しつけるように密着させます。
この時は空気が入らないように!! 
隙間が出来ないようにパワーをかけて押しつけます。

パテの成型した後・・・

ちょっとした遊び(*^_^*)

パテが硬化した後・・・。