六地蔵さん
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旧下村公民館跡地の入り口に六地蔵さんがある=写真左=。
六つの世界の地蔵で、地獄・餓鬼(ガキ)・畜生・修羅(シユラ)・人間・天上だそうです。
昔は、この前が本街道で、人通りも多かったようですが、今では近くにある畑に行く農道になっている。
この日は、季節のお花が供えてあった。
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村はずれの平坦な道をすすむと、耕地が途切れてヒノキにおおわれた林道に入り、すぐに銅板の屋根が目につく
=写真右=。堺谷のお地蔵さんは、日を限ってお願いすると、かなえてくれる「日限地蔵さん」
として信仰されるようになったそうです。
その昔、西舞鶴の「長谷地蔵」の分身を頂いて帰り、祭ったのがはじまりだそうです。
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堺谷の日限地蔵さん
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本家、長谷の日限地蔵さん
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分身を持ち帰ったとされる「長谷地蔵」は、由良川を渡って、由良ヶ岳の中腹にある。
別名「日限地蔵」ともいわれて、願かけ地蔵で、日を限って願い事をすれば、叶えられるといわれている。
集落から、2キロほど渓谷沿いにゆるやかな参道が続いている。この日は、椿の花が咲いていた。
何組かのお参りのグループとすれちがった。前の人がお供えした線香の煙が漂っている。
線香は途絶えることはないようだ。
参道に沿って、清らかな水が流れている。願いごとに訪れることで気持ちも和らぎ、にこやかな挨拶が
飛び交う。
ここは「長谷日限(ながたにひぎり)地蔵」の里でした。
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見内集落に通じる市道で、田和峠の頂上にお地蔵さんがある。
=写真右=。 いつも季節の花でいっぱいです。この日は花笠菊がゆれていた。
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田和峠のお地蔵さん
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殿坂のお地蔵さん
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殿坂橋を渡り、急な坂道を上る途中にお地蔵さんがある=写真左=。
先輩に聞くと、土を掘った石組みの中に、いつも花やお菓子などが供えてあったそうです。
この急な坂道は、段の集落に通じるメインストリートでしたが、車が通う道ができてからは、人通りも少なくなり
お地蔵さんだけが残っていた。
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段の集落に入り、三叉路が交わるこの辺にお地蔵さんがあったはずと思い、茂った草木をかき分け
ると、それらしき石の物体が見つかった。田の字形の木枠があって、
平たい石がのっていたが、崩れている=写真右=。
段々畑や田んぼが広がっていたこの辺りには民家も多くあり、夕方には、ここの石灯ろうに灯がともって
いたそうです。石垣が残る屋敷跡には雑木や竹林が広がっている。
この細い道をさらに上に行くと、谷の水を引いた水田の跡が連なっている。
ここらはソラという地番が残っている。空の果てまで、耕していった先祖の意気込みはスゴイと思った。
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段のお地蔵さんの石灯ろう?
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