CString Class を使う

前田稔の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

1. ソースプログラムです。
   

   ファイル名	説明
   cstring.cpp	CString Class を使う

2. MFC(Microsoft Foundation Class) のプログラムは、服の上から痒い所をかいているようで私の性に合わないのですが、 CString Class だけは使えると便利だなと思っていました。
   ここでは CString Class(CStringT) を使ったプログラムを作成します。
   
3. CString Class を使うときは cstringt.h と atlstr.h を取り込みます。
   stdio.h は結果を表示するために、conio.h は _getch() で表示を確認するために取り込んでいます。
   

   #include <stdio.h> #include <conio.h> #include <cstringt.h> #include <atlstr.h>

4. CStringT の定義です。
   s1 は char型の文字列です。
   s2 は wchar_t型の文字列です。
   s3 は WideChar と MultiByte の両方が使える型の文字列です。
   書き方はややこしいのですが、気にしないで下さい。
   気になる方は Microsoft のヘルプを参照して下さい。 (^_^;)
   

   CStringT <char, StrTraitATL<char, ChTraitsCRT<char>>> s1 = "123ABC"; CStringT <wchar_t, StrTraitATL<wchar_t, ChTraitsCRT<wchar_t>>> s2 = L"456DEF"; CStringT <TCHAR, StrTraitATL<TCHAR, ChTraitsCRT<TCHAR>>> s3 = "789GHI";

5. s1, s2, s3 を表示します。
   s2 は wchar_t型なので wprintf() を使います。
   

   printf("%s\n",s1); wprintf(L"%s\n",s2); printf("%s\n",s3);

6. s2 に全角文字を格納して表示して見て下さい。
   残念ながらこのままでは、全角文字は表示出来ません。
   全角文字を使用する方法は Unicode で全角文字を使用 を参照して下さい。
   
7. Maneged Mode でも String Class が提供されています。
   Maneged Mode の String は コンソール入力 を参照して下さい。
   Program Guid でストリング関係のページを抜粋しています。
   

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