驚いてしまう温泉


浴場に入り、入浴・飲泉して思わず驚かずに居られない温泉を集めてみました。百聞は一見にしかり。写真では、伝えにくいので是非、お試しアレ(^^)


不安を感じる危険な温泉香りを楽しむ味を楽しむ入浴を楽しむ


なんだこの入浴感は...と思わず不安を感じる温泉

肌にインパクトの有る泉質を一般に「緊張泉」と言い、酸性泉・硫黄泉・明礬緑礬泉・炭酸泉などを言います。また、別の意味でヌルヌルと皮膚が解かす重曹泉も入浴感は大きいです。

玉川温泉 (秋田)
数分も入浴していると、皮膚の薄い所がビリビリ。更に重石を乗せられたかの様に体に圧力を感じ思わず身の危険を感じてしまうほどの強酸性泉。上がった後もビリビリはなかなか取れません(>_<)なにせ成分は、殆ど塩酸、硫酸なんですから(@_@)
塚原温泉 (大分)
正にレモンティーと言う感じの味わいの強酸性明礬泉は、流石に入浴感も強くちょっとした傷等が有るとしみて痛い位でこれが効くのだとじっと我慢して入浴すた。(^^ゞ
白馬八方温泉 みみずくの湯 (長野)
こちらは、上記の物とは反対にPh12という強アルカリの温泉で、こちらの成分は、殆ど水酸化ナトリウム(^^;入浴後も皮膚がパシパシに成るようだ。
天塩温泉 てしお温泉夕映(北海道)
浴場の扉を開けるや否や襲いかかるアンモニアは、後ずさりをする程で、湯口周辺では、目と鼻が痛い位。こんな施設が有るのかと驚く位だ。更に重曹強食塩泉は、モール系でもあり加熱されては居る物の良好な状態を保っている。帰りに受け付けの方が「少し臭いが気になりますが・・・」と言われていたが、少し所では無い・・・
リフレッシュプラザ998温泉(北海道)
総量50.46gの食塩泉は、海水の1.6倍。どっしりと重みを感じます。入浴後もそのずっしりとした感覚がしばらく残っているのには驚いた。
豊富温泉 ふれあいセンター (北海道)
脱衣所辺りから油の臭いが・・・しかし、この油臭は、今までと違って完全に灯油臭で、淡い深緑のお湯にしっかりと油膜の形で存在していて驚きである。やはり、皮膚病に良いと湯治に来られている方同士が色々とうんちくを話されている風景が此処の温泉の良さを物語っている。素晴らしい物である。
丸美ヶ丘温泉(北海道)
良好のモール泉であるが。気持ち悪いほどの気泡の貼り付きは、不気味に感じるほどである。成分によるヌルヌルと気泡から感じるヌルヌルとて、超ヌルヌルを体感出来る素晴らしいものだ。2005.08.30.

注意しないと危険な温泉−勝手に危険がっているだけかもしれませんが(^^ゞ
入浴には、タイミングや注意していないと本当に身の危険を感じるハメになります。野湯などのアプローチ上の事は別にして取り上げてみました。その他、温泉そのものでは無いですが、熊・猿・カモシカ・イノシシ・アブ等に恐れながらの入浴も注意と準備が必要です。(^^ゞ

水無海浜温泉 (北海道)
予定上満潮時に訪れてしまったため殆ど浴槽が波の下、それと、突然の高波で置いて有ったパックが流されるし、自分もずぶ濡れになり足元の悪さに相まって流されそうになる。しかし、決死の覚悟で入浴(海水浴)はしました。99.11.16。同じ様な事を、屋久島でもやってます(^^;)
トムラウシ温泉 源泉川 (北海道)
気持ち良いなとポーズをとっていたのですが、思わず熱くなり尻を火傷しそうになってしまった。(>_<)*オヤツコ地獄・阿寒湖ボッケ(共に北海道)・小安峡(秋田)でも同じ事してたなぁ(^^ゞ
美和温泉 温泉スタンド (茨城)
25.3℃の単純泉ですが、出てくる温泉は、外気に冷やされ4.3℃にそれだけでも辛いのに置いてあったタオルがコンクリートに凍り付き悲惨な目に遭った。99.01.31*厳冬の冷泉浴びはしょっちゅうですが(^^)
底無し源泉 (青森)
酸性泉の泥湯で適温ですが、なんと調べると底が見あたらずすり鉢状態に成っていて正に底なし沼状態、つっかえ棒に捕まりながら決死の入湯。(^^;)何時も1人だからこうした場合は本当に恐いです。(;_;)

エエ香りやなぁ〜 と何度も深呼吸をしてしまう温泉−中毒症状に陥りそうです(^^)

香りは、同じ時でも、日によって、人に因って様々な感じ方が有るようで、いちがいに原因はこれだと言い難いのですが、硫黄、臭素、アンモニア、ヨウ素、石油、腐植物などが要素となって様々と絡み合っているので複雑です。北園(大分)

新屋温泉 (青森)
クリアー緑色の綺麗な温泉からは、どぎつい位の硫黄臭が漂います。ココまで来ると硫黄臭も好みに別れそうですね。なりや(青森)国見(岩手)等も同等です。
金浦町温泉センターはまなす (秋田)
濃厚の食塩泉からは、芳香臭というか有機溶剤というか頭を抜ける心地よい香りが充満しております。クラクラしそうだぁ〜(^^)
新津温泉 (新潟)
「油臭」と言うとまずここでしょう(^^)なにせ石油を掘ろうとして出てしまった温泉なんですから...(^^;)食塩の成分も濃くこんな温泉が有ってもイイの?と思わずを得ないくらい素晴らしい。
西方の湯 (新潟)
油臭にましてヨウ素臭を追加した温泉で、何とも言えない複雑な香りだ、ヨウ素の湯の華も多量で皮膚病に効きそうです。
長島町温泉大島共同浴場 (三重)
北海道や日本海沿岸部などでは多いモール泉ですが、なんとこんな所にも優良モール泉が存在した!!狭い浴室がそのモール臭を充満させるのに適してます。

上は、松ヶ島共同浴場で、同じ泉質ですが、大きい分臭いも余りしないです。
高鍋温泉 仮設浴場 (宮崎)
現在は、新施設に変わってしまいました。小さい浴室に充満する臭素臭は、とても心地よく、やはり仮設はイイなぁ〜 と実感した物でした。


旨いのも不味いのも何故かクセになる温泉

食塩泉は、塩辛いのはご存じでしょう。重曹泉は、ほんのり甘く。土類系は、エグイ苦み。硫酸塩系は、上品な苦み。鉄泉は、鉄錆び味。炭酸泉は、ぴりりと効いたソーダ味。明礬泉は、口の中がギシギシし、酸性泉は、とても酸っぱくなります。それらが微妙に混じり合い素敵な味わいを見せてくれます。実は、入浴するより味わう方が好きだったりします。(^^ゞ

鉄輪温泉 地獄原温泉 (大分)
硫酸塩のほろ苦さとほのかな食塩の味わいで、正にダシ汁の様です。一度これでみそ汁を作りたいです。
加賀井温泉 (長野)
内湯の方ですが、深緑色した重炭酸土類食塩泉は、12gの高張泉で舌をマヒしそうなくらい苦辛い。(>_<)良薬口に苦しでとても効きそうです。
別府 血の池地獄 オーバーフロー (大分)
池では真っ赤ですが、オーバーフローでは、ほのかなピンク色の湯の華と色合いを呈してます。味は、梅酒サワーの様で何度も何度も味わった。


やっぱり気持ちいいのが一番

重曹泉や硫化水素泉のヌルヌル感スベスベ感。更に気泡を追加してヌルヌル感増大。炭酸泉の爽快感。何とも言えない入浴感の泥湯。

奥熊野温泉 ホテルアイリスヒルズ (和歌山)
いわゆる美人の湯と言われる純重曹泉で、このヌルヌル感は、本当に皮膚が解けてしまうのではと思うくらいです。中山平(宮城)・マルナカ(福島)等も肩を並べます。
アサヒ湯 (北海道)
単純泉と有りますが、重曹と硫化水素更には気泡の張り付きでヌルヌル度も最大限に達する見本の様な温泉。しかし、なんでこれが単純泉なんだ?(^^;
湯の袋温泉 健康センター (北海道)
3つの浴槽が有りますが、真ん中の浴槽では、ホントに幸せを感じました。炭酸の気泡による爽快感ぬるぬる感をとても感じられます。サッと上がると気泡がピチピチと皮膚上で弾ける感覚がたまらない。
明礬温泉 保養ランド (大分)
ヌメヌメ底を踏み居る様は、泥遊びの様。熱伝導率の違いから来る入浴感もさることながら入浴後の爽快感は一際である。
ニセコ薬師温泉(北海道)
秘湯と称された露天風呂が有名ですが、なんと言っても此の透明のクリアーな足下自噴の炭酸泉が良いですね。さらに深さが130pも有る立ち湯は、まことに素晴らしい物です。