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    2020年8月 以前から親が畑として耕作していた土地でしたが10年ほど前から何も栽培しなくなり私が管理しようとすると手を出すなと言わんばかりに愚痴を言うのでほったらかしになっていました。しかし、今年の7月に母が亡くなり父も畑に来なくなり私は何とかしなくてはと手を入れる事にしました。とりあえず這いつくばっている草を3a程度刈ってもみ殻を燃やす事に、もみ殻をクスクスと燃やしていると風が吹いて周りの乾いた草に燃え移りちょうどいい感じに燃えました。周りは生の草なので燃え移る心配もなく大丈夫でした。

 ここは4枚の田畑で合わせると25aあります。すべて「セイタカアワダチソウ」がぎっしりと生えています。このままの状態でいても仕方ないので来年はここに露地野菜の拠点を持ってこようと思っています。25aはとても広いです。100m×25mです。そこで有効に利用する為に3割ほど果樹を植える計画を立てました。ビニールハウス2棟はトマトやキュウリを他はナス・カボチャなど連作障害を考えて計画的に栽培する予定です。

      2020年8月 草刈りを続けています。日中は暑いので朝夕に草刈り機を持って行き少しづつ草刈りをしています。農機具屋さんにこの話をすると芝刈り機を持って来てくれて使うことに、しかしセイタカアワダチソウは2m以上もあり芝刈り機は刈る所と倒れる所と中々思うように刈れません。やはり草刈り機でないと根元から刈れません。 

 この畑には45mのハウスが2本あるのでパイプ付近は刈りにくいです。でも何とか草刈りは進んでいます。

      2020年9月 何とか全部刈れました。 とても疲れました。稲刈と並行で頑張って刈りました。雨が降って刈り取った草が乾かないので燃やす事ができません。晴れの日にフォークでひっくり返したりして乾かしました。

     2020年10月 庭木の剪定した木くずと一緒に燃やしトラックターで耕運しました。ここまでに2か月掛かり草刈りのチップを2回研磨機で研ぎました。とても疲れました。
この畑の横は松下農園の田んぼが60aあります。すべて周りは鳥獣対策で金網とトタンで囲っています。鹿と猪が多く出る所でもっと頑丈に囲わなくてはいけません。

     2020年11月 耕運すると気持ちがいいですね。よくここまで出来たなと我ながら嬉しいです。何とか形が出来ました。土に草の根が残っているので来年は扱いにくいと思います。マルチを有効に使って除草をしなくては駄目です。カボチャやスイカなど這う野菜は面積を取るので全面マルチで除草が出来ます。しかし、畝を必要とする果菜類は手間が掛かります。

苗はすべて自家製です。種さえあれば何でも作ります。トマトとナスは接木も出来るので苗の心配はありません。キュウリの接木は少し苦手で活着率は7割程度。トマトは来月末に種を播き、ナス・ピーマンは2月上旬、ウリ科は3月に種まきをします。4月下旬まで霜が降る恐れがあるので露地の果菜類は4月下旬から5月になります。12月から4月まで苗の育苗が毎日続き朝晩の温度管理・水管理が必要です。3月下旬にハウストマトの定植をすると忙しさがどんどん増していきます。5s〜10s位は痩せます。5月は田植え、、、果樹に挑戦なんてこの先が心配。

   2020年12月 水はけの良い少し高い畑に梨を10本植えました。もちろん技術のある方に見本で2本植えてもらいました。翌日に残り8本を自力で植えました。こんなに土を盛り上げて思いと大分違い戸惑いもありました。頑張って育てます。別な場所には干し柿用の渋柿と姫リンゴ(アルプスの乙女)を植えました。手前にミカンを3月に植えようかと思っています。

梨について少しばかり調べていましたが、桃や梅のような訳にはいかず梨は棚が必要だと言う事を知りました。
何とか色々と思案中です。
    2021年2月 12月下旬から2月、節分まで雪が降って溶けての繰り返しやっと2月16日になって溶けました。
          10本の梨は全く植えた時と同じ状態。植える時に盛った土は硬くなって少し低くなった感じ。 

 2021年3月 まだ、蕾?も膨らんでいません。もう、そろそろ動きがあってもいい頃、でも寒いし。

    2021年3月 やっと春らしくなりました。写真左は、梨の葉が出てきました。木の芽はみんなこんな感じで出てくるんですね。
普段あまりジロジロ見ていないから、ちょっと嬉しかったです。

 写真右は、何でもない写真です。自分の畑に溝があるなんて気持ちが癒されますね。
台風や大雨の時は、この溝も溢れんばかりに水が音を立てて流れるです。
この溝は100m近くあるので掃除が大変です。夏はマムシが出るので要注意です。 

小さな小屋もあり農具や肥料が入っています。休憩もできます。

   2021年4月 写真左が「アーモンド」の花が咲きました。2本植えないと生らない様で植えています。2本とも咲いています。去年1個実がつきましたが落ちました。

写真は「梨」の葉っぱが出てきました。去年の秋に植え芽が出てきました。春と秋に鹿に食べられ何もない状態となりました。メッシュの金網で囲い今年は鹿対策万全です。秋に牛糞堆肥を播き今年の3月に少し肥料も蒔きました。時々見に行って楽しんでおります。
 




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 2021年10月 ここは我が家の畑の隣なのですが、ススキとセイタカアワダチソウが茂って畑の格好をしていません。誰も手が付けれない状態の荒地です。地主に貸してくださいと言うと好きなように使ってとの事で借りる事に、ここも果樹園にしようかと思っています。荒地を元の畑に戻す、こういうの大好きです。奥に柿木が2本・梅が1本・ユズが1本が大きな木になっています。これも剪定しました。草刈りをしながら計画を立てます。まずは、鹿や猪が入らないように柵をします。ここから始まります。なにせ近くは山ばかりで獣はいます。小さい熊もいます。 左の写真、少しずつ笹を刈っています。乾いてから燃やします。この繰り返しがいい畑になります。

地主さんが作っていた頃の網が笹に絡まったり土に埋もれていて取るのに苦労しました。何処とも高齢になって作らなくなった畑には柵とかトタンや網がそのままの状態で荒地になるので荒地になる前に何とかしなくては駄目ですね。

     2021年11月 段々と広くなってきました。笹を燃やしたのでそれらしくなりました。10月に茂っていた柿の葉も落ちて冬支度 です。夕方、寒くなるので焚火はとても温まります。写真では平らで綺麗に見えますが、笹の茎がまだ残っていて歩きにくいです。
 左の写真は、みかんの木を3本植えた様子です。家の前にも2本植えました。植え方は梨で教わった通りにしました。とても楽しみです。早くこの笹を何とかして沢山の果樹を植えたいです。
「桃栗3年柿8年、梅はすいすい13年、柚子の大馬鹿18年、林檎にこにこ15年、銀杏のきちがい30年、」と言うことわざがあります。みかんは、18年となりますが、接木がしてあるので枝が伸びれば1〜2個は実がついて欲しいです。

                     庭にある果樹   

   2022年9月28日 昨年の11月に植えた温州ミカンです。50p程の苗を植え夏まで新芽が出てこなくて心配しておりました。しかし写真の様に沢山の枝が出てきました。上は斬った方が良いのか分かりません。来年の春まで置いておこうかと思っています。

10月中旬に追肥をする予定です。 

   「御所柿」
 古くから庭の片隅にある柿木。「御所柿」です。木の太さは約1mで株もとにぎっしりとクマザサが茂っています。「花御所柿」は近くにもあるそうですが、食感と甘みは違うそうです。2004年(平成16年)台風23号で裏山の急傾斜の工事に来ていた年配の方が「この柿の木は御所柿ですね。この辺では珍しいですよ。立派な木です。」と言われて初めて珍しいとか立派だとか言われました。2022年は沢山実を付けました。(写真)
WEBで調べたところ。「御所柿」は甘柿のルーツと言われる柿で「五所柿」「やまとがき」とも言われるそうです。甘みが強く粘り気のある食感は「天然の羊羹」ともたとえられ、極上の「御所柿」として幕府や宮中に献上されていました。
2022年(令和4年)は写真の様に食べきれないほど実が着いたので干し柿にしました。甘柿は中々硬くならず柔らかい干し柿になりました。とても甘くて甘くて本当に「天然の羊羹」と言えるものでした。「美濃柿」「蜂屋」のような甘さとは違います。「合わし柿」も干し柿にしました。種がないので2口位な大きさです。写真右の下に写っています。