石川虚舟
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道教三尊像

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古法華三尊像
 

 法道仙人 
 

 石の宝殿 
 

 
 

石造浮彫三尊像/古法華寺
国 ・重要文化財、白鳳時代
 
これらの三尊像ではいずれも、
獅子が両脇侍像を支える。
 
とくに古法華と東京芸大の三尊像では、 二頭の獅子の間に博山炉があり、 焚香の様子が浮彫りに。

さらに古法華の中尊の両肘の位置が、 東京芸大の中尊に一致し、手にする用具が道教のものと想定される。
 
 
 

石造・道教三尊像
北周・天和三年(568)、東京芸術大学蔵
 
 
 

石造・元始天尊像/山西省出土
『大唐王朝・女性の美』 図録、中日新聞、2004

元始天尊は無極を表象する道教の最高神。