鐘路区の北村、三清洞が閑静な高級住宅街だとすれば、
もちろんソウルにはダウンタウンもあります。
迷い込んだ わざと入って行った 路地の一角は、ミナミの路地裏に似た下町でした。 道幅は2m弱、両手をひろげると左右の建物に手が届きそうです。
あかんでしょう。消防車が入れませんよ。
建造物は道路中央より2mずつセットバックして4m道路を確保に努めなくてはいけません。 それは日本の建築法でした。
下町の印刷工場が軒をつらねているようで
土間に紙を積みあげた風景が何軒かみられましたし、
改造したオートバイの荷物も印刷商品、ゴミも紙の梱包をといたヒモのようです。
骨董品のような自転車もまだまだ現役で働いています。
むかしこういう自転車が動いていた記憶がよみがえりました。
(映画でみただけかもしれません)
しっかりした荷台とスタンドにちょっとなつかしい気持ちになりました。
この路地を上からのぞくとこんな感じ。
上から見たときにはどうして屋根がブルーシートで覆われているのかと思ってしまいました。
台風小僧の暴れたあとだと思ってしまいましたが、実際には青い色はトタンの色でした。
路地という路地をトタンで覆ってあります。
アーケードというような格好のよいものではありません。
こっちの屋根とあっちの屋根、こっちの棟と隣の棟をトタンでごく簡単に覆ってあります。
雨粒が落ちるところは一箇所だけでした。
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