カンペキナニセモノ

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市場やファッションビルの中で、カバン屋さんの前をぶらぶらとすると必ずといっていいほど

お店のお兄さんから「カンペキなニセモノがあります」と日本語でささやかれました。

その発音は、現地のガイドよりカンペキでした。

時計屋さんでは、その後ろに「マボロシノトケイ ガ アリマス」がくっつきます。

 

数多くささやかれたうち、ひとつに、好奇心で奥に入ると椅子をすすめられ

「商品は展示すると抜き打ち取り締まりがありますからね」

「ディスプレイしてある商品(コピー品)は、ひと目でわかる安物ばかりです」

カンペキナニセモノは、別なところにかくしてありますから、持ってきます」

「お客さん、何が欲しいのですか?どれでも言ってください」

と、きます。

 

あやしい店の中は日本語OKの世界でした。

精巧なコピー商品を日本に持ち帰ることは禁じられています。

 

でもこれは洒落です。許してください。

これを日本の友達に見せたら受けるだろうなと思って、つい、買っちゃいました。

一足1000円のソックス以上にしっかりしています。

(露天の屋台でどれでも1000ウォン)

 

 

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