健康と美容の果実 ノニ

大事に植樹されたノニの木をみつけました。

プレートにヤエヤマアオキとだけ書かれていたので、最初はこの木がポリネシア地方のノニのことだとは気がつかず、すごく大切にされてるなあ・・・・、この実はどこかで見たことがあるなあ・・・・ くらいにしか考えていませんでした。

奥武島をうろうろしていると林の入り口に、自生しているヤエヤマアオキ(ノニ)を持ち帰らないでくださいという看板があり、そこで、あのグロテスクな実はノニの実だったのだと気づいたのです。

そっか〜、沖縄でもノニがはえるんだ。

 

久米島空港でノニのジュースを発見したので、衝動買いしました。その動機は、モリンダ社が販売しているタヒチアン・ノ二・ジュースにくらべると格段に安かったからです。値段は記憶があいまいですが、946mlで4000円でお釣りがくるくらいでした。沖縄ではなく、タヒチ原産です。

帰宅して飲んで見ますと、お味は、子供の罰ゲームに使えるようなお味でした。大人は平気だと思います。ほんのりと甘く酸味があるのですが、ジュースの色から想像がつくような濃厚な苦いようなえぐいような未成熟の果実のような味があります。何より匂いが青臭い。その臭さをとてもよく表現するとバナナの青臭さに似ています。このジュースはノ二の実をしぼったそのまんまの味のようです。

モリンダ社のタヒチアン・ノ二・ジュースを試飲したことがあります。それは濃厚に甘い熱帯フルーツという味でした。子供が喜んで飲み干しちゃうような味です。モリンダ社では、ノ二100%と主張してますが、かなりいろいろ加えてますね。ところで、モリンダ社のノ二ジュースは数カ国で発売されていますが、いまのところは健康被害は出ていないようです。同様に他の果実ジュース以上の健康効果もないそうです。

いちおう、ノ二にはゼロニンという酵素が豊富に含まれていて、体内の新陳代謝を活性化する、若返る、美しくなる、その辺の病気は自然治癒するというウワサになっています。

今、久米島では健康ブームにのっかって、海洋深層水が大ヒットしています。ノ二を島の第二の特産品にしようと狙っているような感じがしました。

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