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チョコレートケーキ

 チョコレートケーキのくせに、チョコはコーティングに使うだけ、ケーキの生地はココアを混ぜて焼きます。特別な材料は使いませんが、焼き型は中央に穴のあいた型をつかいます。真ん中までしっかりと火を通すためです。

 ケーキだけなら保存状態にも寄りますが、7日間はもつでしょう。

 写真は、クグロフ型(王冠のような形)18センチで焼きました。他に、エンゼル型やプディング型でも焼けます。生地の量は型の3分の2くらいが適量だと思います。

 

  • 材料(クグロフ18センチ)
バター     150g

砂糖    150g

バニラオイル 少し

全卵    2個

ココア30g を 150mlの湯で溶かす

薄力粉160g とベーキングパウダー大さじ1を味噌こしでふるう

  • 道具
このケーキに 泡立ての操作はありません。が、バターに空気を入れて練るのに電動泡だて器を使ったほうが、楽チンです。

木のへらゴムべらも必要だと思います。

  • 作る前に下準備

 

1.オーブンは、180度に余熱をかけておきます(実際に焼くのは170度です。電気オーブンは温度が下がりやすいので 10度高めに余熱を設定します。)

2.型にバターを丁寧に塗り(分量外)、小麦粉をはたき(分量外)冷蔵庫へ入れます。

  • 作り方
1.バターを湯煎にかけてやわらかくしながら木べらで練ります。決してレンジでチンしてはいけません。

2.電動泡だて器に切り替え、白くなるまでバターを練ります。

3.砂糖を3回に分けて、すり合わせます。

4.とき卵を4〜5回に分けて混ぜます。(分離しないようにすこしずつ)

5.バニラオイルをたらします。

6.ココアと薄力粉を交互に3回に分けて混ぜます。

7.型に生地を流して170度で40分くらい焼きます。(機種と型によって違います)

 串で中央をつついて、きじがついてこなければ出来上がり。こげそうだったら、アルミ箔を上にかぶせます。

  • バターについて
 普通は製菓には、無塩バターを使います。お菓子の先生にはおこられそうですが、わたしは、若干の塩味が好きなので、パンに塗る有塩バターを使います。このケーキのもともとのレシピでは、塩を入れるようになっています(小さじ1/3)。
  • 砂糖について
 グラニュー糖が一般的ですが、おうちに上白糖がたくさんあればそれを使ってもよいと思います。(また、おこられそうですが、家庭のおやつですもん)

  味は、グラニュー糖がいちばん、あっさりとしていて、次が上白糖です。三温糖、黒糖と色がつくに連れてコクと風味が増します。このケーキには三温糖もあうような気がします。

  • 分離とは?
  • ゴムべらは?
 卵を一度に入れると、バターとなじまず、もらもらになります。そういう状態をさします。やっちゃった場合は、ほんの少し、後で加える粉を混ぜてみましょう。復活します。

 バターと砂糖などを混ぜていると、ボールの縁に生地がこびりつきます。これも分量ですから、ときどき、ゴムべらで生地をまとめてやります。

  • 上にかけるもの
 いちばん簡単なものは、ホイップクリームです。お皿にカットして、白いホイップクリームを添えましょう。

 写真は、チョコレートソースをかけました。刻みチョコ100グラムを湯煎で溶かし、溶かしバター15グラム(電子レンジでつくる)をあわせます。少し冷めて粘度が出たら上からかけます。