寺院建築−桃山時代 |
「桃山時代」は天正元年(1573)から慶長八年(1603)までの30年という短い期間です。 |
「三井寺(みいでら)」は通称で園城寺(おんじょうじ)が正式名です。 |
金 堂(園城寺) |
「金堂」は桁行、梁行共に七間、一重、桧皮葺で裳階がないわりには軒下が高いのと |
二軒の平行垂木 |
二手先 |
亀 腹 |
華麗なる植物文様の「手挟」(向拝) |
獏 鼻(向拝) |
蟇 股(向拝) |
連 三 斗(向拝) |
堂前に見えるモニュメントは作品名 「風の環/PAX2005」です。白大理石製で台座は黒 |
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写真の樹木は旧名ピッパラ樹で釈尊が菩提となられたのを機に菩提樹と名称変更と |
鐘 楼 |
梵 鐘 |
「三井の晩鐘」でお馴染みの鐘です。一衝き300円で荘厳な音色を楽しめ身も心も癒 |
霊 鐘 堂 |
弁慶の引き摺り鐘 |
「弁慶の引き摺り鐘」は「弁慶」が三井寺から奪って比叡山に引き摺って帰り、その鐘 |
閼伽井屋 |
霊 泉(一部) |
「閼伽井屋(あかいや)」は金堂の左にあり屋根が金堂の屋根下に喰い込んでおります。 |
向唐破風 |
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兎の毛通(うのけどおし)(青矢印)、輪垂木、笈形付大瓶束、絵様模様(現在は退色、 |
一切経蔵 |
八角輪蔵 |
「一切経蔵」は禅宗様で威風堂々と建立されております。一重、裳階付き、桧皮葺の屋 |
「本堂」は台風23号(2004.10.21) |
びわこ疎水 |
三井寺の門前には桜の名所「びわこ疎水」があります。写真奥の霊山に三井寺があり |
「仁和寺(にんなじ)」は天皇の勅願で起工され完成された時代の年号の「仁和」をとって |
金堂(仁和寺) |
京都御所の「紫宸殿」を移築して「金堂」としたものです。権勢の象徴を表現する建築です。 |
鬼 瓦 |
妻 飾 |
三 軒 |
蔀戸と亀腹 |
角垂木の三軒ですが地垂木、飛檐垂木が繁垂木であり、軒先の飛檐垂木は疎垂木と |
板唐戸 |
包み飾金具 |
向 拝 |
鳳凰などが見える「手挟」(向拝) |
説話的文様の「留蓋」(向拝) |
蟇 股(向拝) |
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五重塔 |
勅使門 |
細部彫刻 |
「勅使門」は大正時代再建の向唐門で細部意匠の装飾彫刻はすべて華麗さと繊細さがあ |
鳳 凰 |
蟇 股 |
「醍醐寺」は今まで「金堂」を始め三名塔の一つである「五重塔」、「清瀧宮拝殿」を掲載 |
三宝院唐門 |