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偉大な「釈迦如来」を偶像で表わすのは、畏れ多いということで、象徴的な表現をした |
「法輪」は釈迦如来が太陽のように我々の日常 |
![]() インドの国旗 |
「仏像の造形」は制作された土地の人の顔、趣向が取り入れられるものです。今までの
「仏像の大きさ」のルールは普通の人間の身長を8尺(2.4メートル)としてその倍1 仏像の衣裳の付け方で「通肩(つうけん)」とは法衣で両肩を覆うもの
、「偏袒右肩(へん
「一刀三礼」とは尊像を制作する場合一彫りするごとに三回礼拝することです。これは
仏像とは直接関係ありませんが僧の衣裳の「糞掃衣(ふんぞうえ)」とは、袈裟のことで |
「仏像の種類」は「釈迦如来」「菩薩」「天部」「羅漢」ですが平安時代には菩薩と天部の間に |
「仏像の姿勢」には「立像(りゅうぞう)」「坐像」「臥像(がぞう)」
「結跏趺坐(けっかふ |
「臥像」とは横になっておられる像のことで「涅槃像(ねはんぞう)」「寝釈迦像」があり |
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![]() 法 隆 寺 像 |
![]() 寝 釈 迦 像 |
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「跪坐」とは今で言う正座ですが尻を地に
「輪王坐」とは胡坐で片膝を立てた坐り方
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![]() 観 心 寺 像 |
「半跏椅坐」とは片足を反対の足の上に乗せ、も |
![]() 中 宮 寺 像 |
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「手足千輻輪(しゅそくせんぷくりん)相」と |
![]() 千輻輪相(中央部分)(薬師寺) |
「手指繊長(しゅしせんちょう)相」とは指が細く長いことです。仏像の指はなぜそこま |
「正立手摩膝(しょうりゅうしゅましつ)相」 |
![]() 法 華 寺 像 |
「丈光(じょうこう)相」とは身体の周囲に一丈(3
「真青眼(しんしょうげん)相」とは眼の瞳が紺青 |
![]() 東 大 寺 像 |
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「白亳(びゃくごう)相」(緑矢印)とは眉と眉の間で額の中央の眉間に一丈五尺(4.5 |
「螺髪(らほつ)」とは群青(紺青)色した |
![]() 五 劫 院 像 |
また、剃髪というのもあり、法隆寺金堂の薬師如来坐像、蟹満寺の釈迦如来坐像、深 |
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「三道(さんどう)」(緑矢印)とは頚に三本の |
![]() 薬 師 寺 像 |
卍も古代インドの神の胸毛から来ているとのことです。「白亳相」
「螺髪」と言い |
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![]() 卍崩しの高欄(法隆寺) (参考写真) |
画 中西 雅子 |