「下野スペシャル」



 
JBワールドプロ
     
 
下野正希Present
     
琵琶湖攻略!春〜初夏編

 6月までの釣り方は、まず自分の釣り方を楽しんでみるのが一番。スピナーベイトとかクランクベイト、バイブレーションなんかの引き物系で、朝のいい時間を手っとり早くチェックしてみるのがエエね。
 それがあかんかったらソフトベイトの出番になるわけやけど、この時期はロングリーダーのスプリットを試してみて欲しいな。0.5号ぐらいのガン玉をフックから80cmぐらい離したとこに打って、フックはオフセット、カツイチのんやったら「ワーム5」の#2をゲーリーのカットテールにセットするねん。これできっと丸ホゲリはなくなるやろう。
 アングラーズインからレンタルで出るんやったら、ウィードのアウトサイドを岸と平行にさっきのリグで延々ドラッギングしたらエエねん。レンタルが手コギやったら、うまいこと風を読んでボートがアウトサイドを流れるようにして、同じことをしたらきっとなんらかの反応があるはずや。
 それと岸沿いの目に見えるストラクチャーもこの時期はきっちりおさえといたほうがエエね。ノーシンカーでゆっくり誘ってやったらエエ。

 この時期はこれで魚は取れると思うけど、大事なんはそこに魚がおると信じて投げ続ける事やな。信じれるか信じられへんかの違いで、一日釣り終わって結果が全然違うはずやし、琵琶湖だけやなくてどこに釣り行くにしても、信じて投げ続けてみることやな。
 それとワームのカラーやけど、ゲーリーのカットテールの281番と218番、これはよう釣れるで。試してみて。

ANGLER'S INN NEWS 2003VOL.1から転載
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