記録更新!2匹目のランカー!

5月5日(金)
こどもの日

50up


1か月は遅れていると言われる今年の琵琶湖。
まだ早い?の声もある中、
大型連休のド真ん中、
大型バスを期待しての釣行です。

メンバーは、今日釣らないでいつ釣るの?というギル番長
雨だけは連れてこないでねというM夫
のお馴染み三人組みで、何かが起きる、何かを起こす、
ランカーのトリプルゲットを狙っての出撃です。



 <04:42>名神高速道路疾走中
 おはようございます。
 2006年5月5日こどもの日、午前4時43分です。豊中から名神高速道路に入りました。
 前に、えっ?渋滞を心配してたけど、この時間にそんなに走ってるわけもなく、下りは車走ってるのに上りは1台も車がない!
 なんでなんでしょうね。今日はひょっとして上りは休みなんと違うの?
    M:あっ、今日は祝日やん。
    若:こどもの日やから名神、休みなんや。
    M:昔からのメイシンやん。ワ・ハ・ハ・ハ!
    若:ハックション


 <05:08>京都東インター
 わずか30分ほどで京都東を出ました。


 <05:43>アークロイヤルボートクラブ
 アークに5時半より前に着いて、準備を始めました。みんな早くから来てはります。
 すでに準備は終わって、ボートを降ろしてもらう順番待ちです。

山の下湾

ボートを降ろす前に、アークの社長から情報収集です。
キーワードは、西岸、シャロー、ワッキー。
そして勝負は午前中。

ここ数日、午後からは風が強くなっているとのこと。
北の風ならいいけれど、南からの風が強くなったら、あきらめて山の下湾でやってください。
と、忠告されました。



 <06:00>山の下湾
 山の下湾にボートを降ろしました。
 湾内はほぼ無風。鏡のような水面をバックで進んでいます。
    若:何人乗るん?あ、3人か。女の子一人と・・・
    M:女の子かぁ、男やで。
    若:女の子やろ、あれ。
    M:男やで。
    若:女の子やて。
    M:男やて。
    若:なにもせんと、早々と真ん中座ってるねんから、女の子やで。
    M:ほら、女の子やん。


 <06:11>アクティバ
 アクティバのちょい南のシャローから始めます。ワッキーです。
44cmをゲット

 <06:24>アクティバ南のシャロー
 キンクーのワッキーで44cm、うまいこと釣れました。底で。
 糸フケがあったので、ジャーク気味にロッドを引いてみたら、うまいこと乗りました。
 アタリはなかった。重かっただけ。
 サイドワインダーのブームスラングで、ええっと・・・初めて釣りました。

着水後もラインを出るに任せて着底を待って、巻かずに、アクションを入れるつもりで、
少しシェイクを入れて、ラインテンションを待ちながら水面を掃くように、ロッドを引いていました。
ラインテンションが戻ったら、変に重い!これは一応フッキング!
乗ってるぅ。ヨッシャ〜!でしたね。
朝一番のゲットは気分をよくしてくれます。
計測して、写真を撮ってもらって、さあ次はサイズアップや!
と、活性が上がります。
シャローでワッキー、正解が出た?

投げてから着底を待つ間に、タバコに火を点けていました。
今日のタバコはラッキーアイテム?


番長40cmをゲット
 <06:51>アクティバ南のシャロー
 ギル番長が今ゲット。40cmちょうど。デスアダーのジグヘッドです。
    若:さあ、これでM夫に決定やね。
    M:何が?
    若:いやいや・・・がんばりや。

何が?って、もちろんアレです。
最後のお楽しみの罰ゲームのことやん。



 <08:43>カネカの北
 移動してきました。
 カネカの北、マリーナがあるけど、名前が分かりません。近くに皇帝という看板が見えます。
 魚探にデカイのが映っています。これは60あるでぇ。ワッキーで釣ったろ。


 <08:59>カネカの北
 今、M夫がデカイのをヒットしました。ギル番長がネットを差し出して、今まさにネットに納まる!という瞬間に・・・バレてしまいました。
 デカかったで、ほんまに。

M夫がアタリをとって、少しラインを送ってやってから、フッキング!そこから見ていました。
ロッドが気持ちよくしなって、デカバスを感じさせます。多分強烈な引きに耐えながら、M夫は巻き続けます。
しばらくして、バスの姿が見えました。浮いたかと思うと、また走って潜ります。
ギル番長がネットを用意して、バスが寄ってくるのを待っています。
ボート際にバスが浮いてきました。すかさず番長がネットを差し出します。
ゲット!と思った瞬間、再びバスは水中へ。
凄いなぁ、まだ抵抗するんや、M夫のもうひとがんばり、と思いましたが、M夫のロッドはもうしなることなく、反応を失っています。
ラインの先にはワッキーリグが見えます。それでも何が起きたのか私には理解できていません。
M夫番長の落胆のうなり声を聞いて、ようやく事態を理解しました。
フッキングが浅かった、バスを上げてくる方向が逆のほうならよかった、とM夫の反省の弁です。
ワームに付けた収縮チューブの幅がやや太かったのではないですか?
そのために、フッキングが浅くなったのではないでしょうか、と、これはギル番長の解説です。
いずれにしても、痛恨のバラシの一部始終を目撃してしまいました。



 <09:48> アングラーズイン沖
 昼食休憩を意識して異動してきました。アングラーズインの少し南の沖でやってます。
 少し風が吹き始めました。南の風です。予定より早すぎる。

午後からという話やったのに、南の風が強く吹き始めました。
うねりも出ています。まだ十分午前中ですよ〜、琵琶湖の神様ぁ。



 <10:26>アングラーズイン
 アングラーズインで今から昼食休憩です。
 少し入り遅れて、アングラーズイン混んでます。1組待ちです。

M夫番長はAランチを、私はBランチを食べました。
食事しながらも、風のようすが気になります。
風がもう少し弱くなってくれることを願いながらの昼食でした。



 <11:29>アングラーズイン沖
 昼食休憩を終えて、午後の部開始です。
 休憩前より少しは風が弱いかな。
 この風に流されて、ずーっと北へ流されて、そのまま山の下湾に戻ろうかと。
 えっ?ガソリン要らんやん。


 <11:47>赤鳥居沖55センチ!
 たった今、デスアダーのジグヘッド、デスアダー6インチのジグヘッド、ギルカラーで55cmを釣っちゃったぜ。ヘッヘッヘッヘッ!
 重かったぁ。わぁ、指切れてます。

南から強風に向かってジグヘッドを投げます。バックラには十分に気をつけて。
北に投げれば、風に乗って驚くほどに飛んで行きますが、
巻き続けていないとすぐに糸フケ発生するし、
すぐにポイントまでボートが流されて追いついてしまいます。
南に軽く投げて(必死で投げても)、10メートルぐらいしか飛びません。
着水したら、一気にラインを送り出します。そうしないと着底しません。
着底を感じたら、あとは得意の持ったままですが、今日はそんなわけにもいきません。
持ったままでは、ズル引きではなくて、まきまき状態になるからです。
ウィードに絡んで、ウィードを切ったときは、少しステイさせて反応を待ちますが、
それをするには、またラインを出してやります。
スピニングのペールを起こしてフリーにして、軽くサミングしてロッドを起こしたり、
寝かせたままで横に掃くように一振りします。そしてロッドを戻します。
この作業を1投で何度も何度も繰り返します。
アタリがないので、ピックアップしてカラーチェンジを思いつきました。
それまでどんな色のデスアダーだったか、忘れてしまいましたが、
これまで実績のあるギルカラー(スモークペッパー/ブルー&ゴールド)に変えました。
投げて、二度目のライン出しをしていた時、かすかな違和感がありました。
ひょっとして・・・、と思いつつ、今度は飲ませる狙いでラインを送り出しました。
ラインテンションが十分に戻るより前に、左サイドに寝かせていたロッドを元に戻しながらようすを窺います。
違和感は続いています。思い切ってロッドを一気に起こしました。手応えはありません。
が、ロッドは軽くしなって、リールがギリギリ鳴ってラインが出ていきます。
M夫の「走ってるのとちゃうの?」という声を聞いたような気がします。
この時、私は後部のチェアに腰掛けたままでした。
起こしたロッドを頭上高く持ち上げて、巻きながら立ち上がりました。
巻いても悲鳴をあげてラインが出ていきます。ドラグが緩いのかな、締めようかと思ったら、
「ドラグ締めないほうがいいです!」と今度はギル番長の声。
起こしていたロッドを倒しながら巻けるだけ巻いて、ロッドを信じて起こしにかかります。
まだ、バスの強烈な引きを感じることができません。全てロッドとリールで吸収してくれているせいでしょう。
朝一番のバスよりはデカイのは間違いない、それぐらいの気持ちでした。
手元には伝わってこないけれど、ロッドの先はグイグイ曲がってバスの抵抗を示しています。
ロッドを立てたままでも大丈夫かな、と思った時、遥か遠くでジャ〜ンプ!
巻きながらロッドを寝かせて、ひたすら巻き続けました。
まだか、まだ寄って来ないのか?と思いつつ。
すでにM夫がネットを持って隣に来てくれています。
「どこ?どこ?」とラインを探しているようす。
チラッとM夫を見ると、ネットは左手に、そして右手にはナント!ラインカッターを持っているではありませんか!
もちろんM夫の目は笑っていますが、私にはジョークで切り返す余裕はありません。
どれほど巻いたでしょう、巻いても巻いてもラインが出ていくわけで、どれほど寄せてこれたのか分かりません。
巻き続けていないと、ラインが全部出ていってしまいそう。
寝かせていたロッドを再び起こして、少し巻いては、倒しながら一気に巻いて、巻く手を止めてロッドを起こす。
何回か続けて、ようやくバスが浮いて寄ってきて姿が見えました。ウン、デカイ!
ボート際まできたバス君の動きをコントロールして、
口が水面を出たところでドンピシャのタイミングでM夫の差し出すネットに納まりました。

ネットから取り出して・・・ムムッ、重い!腰を痛めそう。
姿勢を直してようやく取り出すことができました。
メジャーを当てると50センチを遥かに超えて、頭を0に合わせて押さえて、尾びれを押さえて55センチを確認。
ヤッター!自己記録を1センチだけ更新です。
記念の写真を撮ってもらいます。
もっとバスを上げて、と言われても重いし、鋭い歯が親指にくい込んで痛い痛い。
右手に持ち替えて、左手を見ると親指から出血してました。
ウェイトは2.3kgありました。
何枚も写真を撮ってもらって、バス君をライブウェルへ、そっと。
しばし放心状態で、すでに自分達の釣りに戻っているギル番長M夫をぼんやり眺めておりました。


山の下湾で





 <13:56>カネカワンド沖
 南からの風に流されて、かなりの風です。
 もうすでにカネカを過ぎて、カネカワンドのちょい沖でやってます。
 さっき、ギル番長にヒットしたけど、痛恨のラインブレークでした。本人、悔やんでます。


 <15:36>帰路
 帰りの名神の渋滞が心配なので、3時過ぎ、山の下湾を最後に少しやってから揚がりました。
 今から帰るところです。


誰のバス?

 これも55cmです。
 いつの間に?でした。
油断もスキも この写真を撮りたくて 虐待って言われるかな?


M夫の1匹は、50upだったでしょう。
間近で目視しましたから。
ギル番長の1匹は、ロクマルだったのかも知れません。
残念ながら、ランカーのトリプルゲットは実現しなかったけれど、
トリプルヒットはあったのです。
わずかに2回だけのアタリで、2匹ともゲットできた私は、ただ幸運だったとしか思えません。

でも、今日ほどボート上でタバコに火を点けた日はありません。
「吸っていたらくる」に取り付かれていたようです。
2匹目の55cmのときは、吸ってなかったんですけど・・・。
こどもの日、5月5日の釣行で55cm、なんかできすぎですね。

渋滞を恐れての早揚がり、早帰り。
正解でした。
名神下りは渋滞もなく、スイスイ走って、早々と帰宅できました。




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