タイムアップ寸前に!

3月9日へ

3月18日(土)

年中行事のような仕事の方も最後の大きな山場を過ぎて、
行くぞと決めての琵琶湖出撃は今年2度目。
なんとか持つかなと思っていたお天気は、
前日の予報では15時頃から雨。
早めに釣っておいて、早めに切り上げたほうがいいなぁ、
なんて思いつつも、前夜は突然のお誘いで職場の打ち上げの飲み会。
と言っても、私はウーロン茶だけですが・・・。

今回は今年初の琵琶湖出撃となるM夫と、
前回のリベンジに燃えるギル番長との三人組です。
お天気よ、持ってくれ〜!それだけを願って、行って来ました。




 約束どおり午前6時にM夫ギル番長が迎えに来てくれました。
 天気予報を見てみると、前夜の予報では午後3時から雨のはずが、正午には雨と早くなっている!
 どういうことや?!
 M夫はひょっとして雨男なのかも。
 M夫に冗談半分で訊いてみると、いとも簡単に「そうやで」の答え!
 こりゃあイカン。そう言えば去年三人で行ってずぶ濡れになったよなあ。


 アークロイヤルボートクラブで状況を尋ねると、アングラーズインの南でポツポツ上がっているらしい。
 詳しい場所は?船団ができてま〜す。
 デカイのは?と訊くと、アークの桟橋で朝一番に50UPが釣れたとか。何やねん、ボートいらんやん!。


 山ノ下湾内は鏡のような水面状態。
 湾外に出ても、ほぼ無風で波もなし。一気に南下したのでありました。


 前回いい目をした柳ケ崎取水塔付近から紅葉パラダイス跡、競艇場の北を流して三人ともアタリすらなし。
 競艇場の北ではJHに違和感があり、アワセてみるとロッドが大きく曲がって・・・
 ゴロタ石だったみたいです。フン!


 昼食休憩後、確かにアングラーズインの南にちょっとした船団ができている。
 あの辺りなのね、と近寄って午後の部開始。
 M夫が突然「雨や!」
 えぇっ?もう来たのぉ?こんな時だけピタリと当る天気予報が憎い。
 確かに私の顔にも雨粒がポツリ。そして湖面に落ちる雨粒が大きくなって、音もたてて・・・。
 この時期の雨は嫌いです。


 デスアダーJH、キンクー・ワッキー、リトルマックス、ついにはオカシラJHも投入。
 しかしアタリはない。

 アクティバ沖で少し試したけれど、ここも同じ。

 一気に北上して名鉄沖へ。
 水は他と比べてかなりよかったけれど、無反応。

 今日はアカン!私はすでにあきらめていました。
 雨のせいもあって、寒い。
 M夫が用意してくれていたレモネードを作ってもらって温まろうとしたのに、一口飲んだら、ぬるい。
 飲む前に変やぞ、と感じていたのは、湯気が立っていなかった。
 ポットに入れてくれていたのに。変やなあ、とM夫が首をひねる。

 こうなったら早く上がって、アークで熱い飲み物でも飲みましょう。

 そして山ノ下湾入り口付近で最後のキャスト。
 やはりダメ。今日はむなしく三人揃ってノーバイトで終わったなあ、思いかけた時でした。

 船首の方が慌しい。振り向くとギル番長のロッドが大きく曲がっている。
 ついにやったのか?
 自分のロッドを置いて船首へ行くと、見えた、デカイ!
 ボート際まで寄せてきた番長が、ヨロシクお願いしますぅ!とうなっている。
 応えてM夫がネットを差し出している。
 M夫がネットを伸ばしたぁ・・・が、カラ振り。
 あせったのか、番長は左手を伸ばして、自分で手でランディングしてしまいそうな態勢。
 ようやく2回目で無事ネットに収まって、やれやれ。
 デジカメを取り出しながら、メジャーを番長に渡す。
 ボートに横たわったバスは腹こそプリなのに、なんだか平べったく感じる。
 きっと去年何度も50UPを見てしまったせいだろう。
 去年番長が釣った57cmは、ラグビーボールみたいでしたから。
 サイズは51cmでした。
 見ればルアーはブザービーター。
 写真撮影を終えるや、ボートをポイントに戻してリトルマックスを投げました。
 が、慌てていたのか、あせっていたのか、シュルシュルシュル〜と飛んでいくはずなのに、
 シュルシュ、チャポン。れれ!!??手元では史上最悪の大バックラッシュ。
 修復不能でありました。グスン。


 あれはどこだったか忘れてしまいましたが、
 何やら違和感を感じて、アワセてみたところ、ロッドが大きく曲がって、んん、来たのか?
 巻くとドラグを鳴らしてラインが出ていく。
 ラインとロッドを信じて、リールをサミングしてロッドを起こして浮かせにかかると何かが浮いた。
 ロッドを倒しながら急いで巻く。そしてまたロッドを起こす。
 生命反応がないまま、これを何度か繰り返していると、一瞬反応があった。
 バスならこれは!
 と思いつつ、巻いていると小さなウィードの塊が上がってきて、フックにはラインが2本かかっているだけ。
 ガックリ。
 M夫がラインを手でたぐっていたのを交代してたぐってみると、1本はやたらと重い。
 素手で続けると指が切れてしまいそう。
 誰かさんのリールとロッドがこの先にはあるんだろうな、と廃品回収のつもりでがんばったけれど、
 手袋を使うと滑るばかり。
 回収を断念したけれど、一体何があのラインの先にはあったのでしょう。


 アークに戻って、ずぶ濡れになった防寒着を脱いで、これもM夫が用意してくれていた黒のゴミ袋に入れる。
 流石に雨男、用意がいい。慣れているんですね。

 居合わせた奥村部長と軽口を叩いて、また来ま〜す、といつもの挨拶をして帰路に着きました。


 帰宅して、車からタックル類を降ろしていたら、私の黒のゴミ袋がありません。
 あれえ、そう言えばアークを出る時、私は素手でした。
 急いでアークに電話すると、ハイ、ちゃんとお預かりしていますよ。
 と待ってましたというお返事でした。

 忘れ物はバスだけと思っていたのに・・・。チャンチャン



(番長51センチをゲット!)




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初バス2006は琵琶湖で!

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3月9日(木)

45up

2週間続けて土・日出勤が続いていました。
去年から取り組み続けている大事件に一つの区切りがつき、
年中行事のような仕事の方も最後の大きな山場を迎える直前です。
上司からも、休暇を取ってリフレッシュせよとの配慮をしてもらって、
休暇を取ることにしていました。
何にもしないで、ボンヤリと1日過ごそうかと思っていたら、
前日の夜にギル番長から釣りにでも行きませんかとのお誘い。
そうそう、今年は初バスまだだし、釣行も野池に一度行っただけ、
行こう、行こうと相成って、どうせ行くなら琵琶湖に行こうとなりました。
突然の琵琶湖出撃決定で、準備も何もする間もなくて、
やったことはというと、天気予報を調べることと、早く寝る、この二つだけ。
ドライブ気分で琵琶湖に行って、久しぶりにボートに乗れればそれだけで十分!
そんな気持ちで、何の意気込みもなく、行って来ました。




 出発はのんびりと7時。手ぶらでギル番長を迎えに行きます。
 ギル番長番長のタックルを積んでから、再び自宅に戻って、重たいバッテリーを番長に積んでもらいます。
 その間に私は慌しくタックルの準備です。(と言っても2階から下に降ろすだけ。)
 とにかく慌しく準備を終えて車に乗り込んで、いざ出発!
 ところが私の足元はつっかけのまま。番長がスニーカーを持ってきてくれて、初めて気がつきました。

 名神高速をスイスイ走って、アークロイヤルボートクラブに着いたのは9時前ぐらいだったのかな?
 久しぶりの琵琶湖は、どんよりと曇っているものの風もなく、山の下湾は波ひとつなく、他に出ているボートは1艇しかなく・・・。
 つまり貸切状態!この時期の平日はサイコー!




 柳ケ崎取水塔付近で、
 48.5センチが釣れました。デスアダーのジグヘッドにきました。
 感じたのは重さだけで、買ったばかりのリールのドラグはユルユルで、ラインは出放題。
 バスの反応は全てリールが吸収してくれて、私はただやみくもに巻いているだけでした。

48.5cmの初バス!

デスアダーのJHを続けていて、時々ウィードを感じるだけで変化はなし。
キンクーのワッキーでもしてみようかと、ロッドはそのままにして、
キンクーにネイルシンカーを差し込んでいた時でした。
目はロッドから離していません。
ロッドの先がヘコヘコしていました。
ウィードを切ってるな、こういう時にバスがいたら食ってくる、
なんて思っていたのです。
ヘコヘコがやんで、しばらくするとまたヘコヘコ。
そして突然、ロッドの角度が変わりました。
リグっていたキンクーを投げ捨てて、急いで(慌てて)ロッドを持った瞬間、反応が!
思い切りフッキング!が手ごたえがなく、リールからラインが出ていくばかり。
ドラグを締めなければぁと思いつつも、巻きます。
巻くのを止めて左手でラインを押さえて、もう一度フッキング。
今度は反応がありました。
そして巻きます。
しかしユルユルのリールとロッドがバスの反応を吸収してしまいます。
重さを感じることもなく、いつの間にかバスは寄ってきて、
ほとんど無抵抗のまま、ギル番長の差し出すネットに収まりました。

メジャーをあてると48.5cmで、後で気づくのですが私の史上2位タイのサイズでした。
なのに、感動もなく、やれやれ1匹釣れた、初バスやぁ!
程度の喜び方でした。
昨年4月に54cmを釣って以後、ギル番長M夫の50UPを何度も見すぎてしまったせいでしょうか。
それとも、やり取りを感じることもなく上がってきたバス君の素直さのせいでしょうか。

次回は釣ったと言える釣りをしようと、密かに考えてもいるのです。






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