ボーズ逃れのフィールド追加 (2003/07/12)


 梅雨の長雨、平日は晴れる日もあるのに、土・日になると決まって雨。
 そして我らが阪神タイガースの快進撃を支えるための甲子園通いの増加。(そうなんです。私が今年の異常とも思える好調を影で支えてきたのです。)
 そんな嬉しい、鬱陶しい要因をはねのけて、何とか出かけることができました。
 なんと、6月14日の琵琶湖以来の釣行です。

 夕まずめを少しやって、プロ野球中継(阪神vs巨人)の始まる6時には帰って来たい、そんな気持ちでいたところ、「トップで釣るまで帰って来るなぁ!」というギル番長の嫁のことばに送られて、出発は3時頃。今日の相棒はギル番長
 池田から中国道を走って、お馴染み(?)ヒロ池に到着したのはすでに4時頃になっておりました。

 ヒロ池はぼちぼち夏モードか、水面にヒシモがちらほら。
 ギル番長の嫁が勝手にチョイスして勝手にポッパーをリグってくれていたスピニングロッドを持って、岸際、真ん中、対岸と投げ分けるが、一度岸際から少し離れたヒシモ周りを引いていたときに、かすかに水面が割れて飛び出したのは、ポッパーより少しだけ大きい超子バス君。二度とは出てきてくれなかったのは、お母さんバスに叱られたのでしょうか。
 トップは早々に諦めて、3インチヤマセンコーにチェンジ。
 岸際、真ん中、対岸と同じように投げ分けるがまるで反応なし。
 アカンなあ、次の池に移動しようか、と最後の1投。ずるずる引いていると、来ましたぁ!バイトやぁ。食え、食え、と様子窺い。スイムさせてみると、またアタリ、食え、食え・・・ん?重い?よーし、と小さくフッキング、乗ったぁ、と思った瞬間、手ごたえがなくなっていました。
 もう一度同じポイントを引いてみても、もう反応なし。諦めて移動となりました。

 次は、最近ギル番長が発見したヒロ池近くの小さな池、名づけてナオ池(なんでやねん!)。
 流れ込み付近で3インチヤマセンコーの第1投、着底してスイム気味に引いていると、突然ガッツーンと来てラインが走る、慌ててフッキング!・・・が、それだけ・・・ナニ?今のは。しばらくはそのポイントから離れられない状態でした。
 諦めて、少しポイントを変えて、岸沿いを引いてくる作戦に変更。その第1投に来ました。エイヤっと抜き上げて、小さいけれど今月は初めてのバス君で、メジャーをあてようとしたところが、メジャーがない。ギル番長の所までバス君をぶら下げて行って、計測してもらう。20cmは超えていたので、とりあえず写真を1枚。
 リリースして、もう少しだけポイントを移動して、やはり岸際に投げると今度はフォーリングに食らいついてきて、少し飲まれていました。1匹目よりは長そうで、また番長にメジャーをあててもらう。そして写真を1枚。
 トップもやってみようかと、「さっきあの辺りで出ましたよ〜」と番長が言うポイントめがけてビッグバドを投げて引いてくる。「もう少し岸寄りです。」というアドバイスを聞いて、狙いを定めて投げてみる。ナイスキャスト。狙いどおりのポイントへ落として、予定どおりのコースを引いてくる。が、出ない。5投か6投続けたけれどビッグバドには反応なし。雰囲気を変えてみようかと、もう一度3インチヤマセンコー(ウォーターメロン)を同じところに投げて、引いてみるといきなり来ました。今度は少し大きそう、慎重に寄せてきて浮いたところでエイヤっと抜き上げて、計測してみると残念29.5cmでした。
29.5cm
40アップ

 わずかな時間に3匹釣れて、ボーズ逃れのフィールド追加を確認して、ようやくべ池へ。
 べ池でもビッグバド投げまくり。が、ここでも反応なし。レッドペッパーも試してみたけれど無反応。ギル番長はネコリグで子バスがよく釣れたとのことで、またもやヤマセンコー(今度は4インチ)を道路側ギリギリに投げて、スイム気味に引いてくると足元で食って、予定どおりの子バスを1匹追加。
 時刻もよし、ナイター中継も気になるし帰ろうかと思ったが、番長が40UPが釣れる池があるからと、もう1か所回ることにする。
 行ってみると、ヒシモだらけ。ラバージグを足元のストラクチャーに落とし込む。反応なく、ピックアップして、今度は少し先のヒシモめがけて投げる。ラインを送ってやって反応を窺う。シェイクしようとすると、ウッ、重いぃ!強引にロッドを起こすと、水面が動く。ヒシモの塊がついてくる。下手するとロッドが折れるかも・・・と思いつつロッドをしならせながらギリギリ巻いていると、急に軽くなってラバージグが頭上を越えて行った。行き先は松の木の枝。ラインを持って引っ張って枝を寄せる。背伸びして、手をいっぱいに伸ばしてなんとか枝を掴んで、ラバージグの回収に成功。自分の長い足、長い手を誉めてあげたい?けれど、すでに戦意喪失。片付けようとしていると、どこかでバシャバシャと大きな音が、とともに「これはデカイぃ〜!」という声もデカイギル番長の独り言が聞こえた。そしてゲットしたもよう。これは写真を撮ってやらねば、とカメラを出して番長の方へ向かう。番長もバスをさげてやってきて、はいポーズ。42cmとのこと。いつもの私なら、どこで?と聞いて、そのポイントに向かうのだけれど、今日はもう阪神vs巨人に気持ちがいってしまっていて、オメデトーでおしまい。


 タックルを積んで、エンジンをかけてテレビをつけると、すでに2回ウラ阪神の攻撃中、よーし、運転は番長に任せてゆっくり観戦しながら帰ろう、と思ったのに、画面右下のすみっこに出るスコアを見ると、なんとすでに9点も取ってしまっている。終わってる〜。でも、その後も私のためにどんどん得点シーンを見せてくれましたけどね。実は前日は甲子園に行きまして、14対1という大勝を心行くまで堪能させてもらったばかりだったのです。ウハウハウハ・・・どこかのYG党の人には、ごめんなさいね。