M夫に初バスを (2001/07/14)

琵琶湖の初バス
終了間際に
無免許

 ギル番長とは何度も琵琶湖に来ているが、M夫は過去2回の琵琶湖釣行で、まだ1匹もバスを釣っていない。琵琶湖以外の野池への釣行(特にフローター)では、M夫にはクルマのことや何かと世話をかけているので、今日はその恩返しの気持ちも込めて、河野プロにガイドをお願いした。

 今日のテーマは、M夫に1匹でもバスを釣ってもらうこと。


 前日に河野プロから届いた作戦
1.まずはバスの顔を見せてあげたい。
  木の浜2号水路沖、烏丸半島沖など
  DSやスプリットショットで子バスでも良いという作戦。

2.下物
  穴をいくつか周り大きいのがいればいいな、という作戦。
  テキサスやディープクランク、バスが浮いていればスレッジ
 もいけるでしょう。
  ここでもダウンショットやスプリットはお忘れなく。

3.沖のウィードエリア
  アクティバ沖、北山田沖など
  テキサス、スレッジ、ノーシンカー、DSなど。

4.ディープホール
  テキサス、ラバジ、ダウンショットなど。

5.もしかしたら朝にTOPねらいでなぎさ漁港沖へ行くかも
 しれません。

6.その他そのときの気分

あとは釣れるようにお祈りしておいて下さい。
(これが一番効くかも)



 5時50分、M夫が迎えに来てくれて出発。6時40分にはアークロイヤルボートクラブに到着。
 ロッドやタックルボックスを積み込んで、出航は7時。


 最初のポイントは木の浜2号水路沖のエリ周り。河野プロの助言でM夫はDS、私は3インチセンコー(ウォーター、メロン)。始めてすぐにM夫にアタリ、フッキングにも成功したがドラッグがユルユルでラインが出ていくばかり。急いでドラッグを締めたが間に合わず・・・バラシ。上がっていればかなりのビッグバスだったのに、残念でした。

 少しして移動。烏丸半島沖で、またもやM夫にヒット。3回目の琵琶湖で、M夫にとっては記念すべき初バスゲットでした。

 その後、昼食休憩をはさんで、北山田沖、出島灯台沖等を回ったが、どこでも3インチセンコーには、アタリありまくり。けど、なかなか乗らないんですよね。イライラ。


 出島灯台沖での終了間際、河野プロM夫も片付け始めたのを見て、私も終わりにしようと、巻きかけると何やら重たい。ウィードに絡んだかと、思いっ切りのフッキングのようにしてロッドを起こして巻き始める。重い。ウィードが絡んでるんやなと思いつつ巻き続けていると、ラインがボートの下へ、そしてグイグイとロッドを引き込む手ごたえが。アレェ、バスやんか、ロッドを回してボートの反対側に向けて、それでもロッドの先は水中のまま。慎重に巻いて寄せてきて、ようやくネットに収まったのは、それでも29cmでした。


 本日の釣果は
  M夫  7匹
  若白髪 4匹(アタリはいっぱい)


 本日の事件 その1
 北山田沖で何かでっかい声でしゃべってるおっさんがいる。河野プロがそっと「シモノさんですよ。」と教えてくれた。男女のペアを乗せてガイド中。「ここに下野がいてまっせー」と回りのボートに知らせるような声の大きさ。見たら、下野プロもスピニングでやっていた。

 本日の事件 その2
 昼食の後、朝一に行った木の浜2号水路沖に再び行ったが、エレキのワイヤーの調子がおかしいとのことで、アングラーズインに戻る。桟橋にボートを着けて、修理の間、桟橋で陸っぱりを始める。足元にいますよと、河野プロが教えてくれて見ると子バス君とギルが泳いでる。センコーに寄っては来るのに知らん顔で通り過ぎる。釣れへんなーと、あきらめかけたら、プロがしっかり釣ってる。10cmあるかないかの子バス君で、さすがはギルプロ。きっとこのバス君は生まれてはじめて釣られたんやろなあ、もっと大きくなったら、私にも釣られてねと、願いをかけておりました。