子どもの日には琵琶湖? (2001/05/05 日記)


 4月28日の琵琶湖では、ボーズを食らってしまった。春の琵琶湖の難しさか。しかし、私にはエアライドがある。ガゼルもある。今日を逃すと、もうしばらくは釣行の機会がなくなる。ギル番長からも、ゴールデンウィークの釣行の打診があり、仕事の心配もなくなったので、急遽、釣行を決める。今回はM夫も誘う。M夫は2年前に初めて琵琶湖へ行った時以来。ゴールデンウィークの終盤、名神の渋滞が心配で、早い出発、早い帰還を、とのM夫の希望で、出発は5時15分、6時半には出艇、14時30分納竿と決める。


 今日は子どもの日。M夫も、ギル番長も、そして私も、三人とも家では子ども扱いされているのだから、今日は自分達の日なのだあ。
 5時15分、ギル番長を乗せてM夫が迎えに来てくれた。出発は5時20分。5時25分、名神豊中インタに入る。名神はふだんより車は多いが、スイスイ流れていて5時55分には大津インタを出た。所要時間30分は、いつもと同じ。

 竹村遊船でボートを借りて、出艇は6時半過ぎ。
ガゼル&スレッジ6SP
ガゼル&スレッジ6SP(マットホットタイガー)でゲット
32.5cm
32.5cmでした。
41.3cm
タイムアップ後の41.3cm

 まず、このところ通過するだけだった競艇場沖から始める。スピナベで様子を窺うが、アタリらしきものはない。中層を引いていてウィードの気配がある。この中にバス君潜んでいるのか?出ておいでとつぶやきながら、スレッジ6SP(マットホットタイガー)にルアーチェンジ。数投目、着水し引いて潜らせ、留めたところでガツンと明確なアタリ。トゥィッチしようとしていた態勢でタイミングよくアワセて、フッキング成功。気持ちよくロッドがしなっている。慎重に寄せてきて、ギル番長が出すネットに収まって計測すると、32.5cmで久々のキーパー。時間はまだ7時を少し過ぎたばかり。ヨーシ今日は行けるゾと、活性が高まった。
 しばらく続けたが、ギル番長に小さいのが来るだけなので、帰りのお楽しみにして移動。
 少し移動してヨットハーバーのヨット周りを攻める。と、ここで思わぬトラブルが発生。アンカーを打たずに流れるままに任せていたら、繋留中のヨットの間にボートが入ってしまって、プロペラがロープに引っかかることを警戒してモーターを起こしたところ、元に戻らなくなってしまった。ギル番長が力まかせに押して戻そうとすると、モーターを取り付けてあるボートの板まではずれてしまいそうな感じ。オールは積んであるけれど、ここから漕いで戻るのか?携帯で竹村遊船にSOSか?と覚悟しかけていたら、どこをどうしたのか、あっさりと元に戻ってメデタシメデタシ。
 気分直しに一気に北上と決める。移動中、Hicoさんに報告のメールを発信。
 アングラーズインの北の少し沖めのウィードエリアで、スレッジを投げる。バスボートや手漕ぎボートが集中している。葦際にもかなりのボートがたむろしている。ほとんどの人がスピニングでダウンショットのようす。が釣れているボートを見かけない。で、もう少し北上することにする。
 たどり着いたのは、多分カネカの辺りでしょう。ここにもたくさんのボートが集まっている。ワンドにもボートが相当入っている。プレッシャーが高くなっているだろうし、私達は沖でハード系で攻める。ここでは、またスレッジで28cmをゲット。

 もう少し北へ行けばアークロイヤルかなと言いつつ、ここを北限として、南に戻ることにする。昼の弁当を食べながらの移動。

 アングラーズインの北で、もう一度やってみる。相変わらずボートが多い。三人でそれぞれ色々試す。しばらくやっていると、ギル番長が「ちょっとこれやってみてくださいヨ」と、スピニングを渡される。カットテールワームのノーシンカー。投げるとフォーリングでアタリがある。あわせるが針に乗らない。それならと、三人ともカットテールのノーシンカーに替えて、誰が最初にHitするかの競争をする。投げると必ずアタリはある。ラインを送ってやったり、チョンチョンと誘いをかけたり、思い切りラインを出して完璧に飲ませてやろうとしていたら、ラインが走った。「今や!」とアワセルと手ごたえがある。フッキング成功と一気に巻くと急に軽くなる。ところがロッドから生体反応が伝わってくる。もう一度アワセて、巻いてきたら、もう少しというところで、バレてしまった。多分ギルが群れていたんでしょう。ここでお遊びはやめにして、ギル番長はキーパーを釣らなければと、気合いを入れなおす。ここまで、プレデターやベビーシャッドやダウンショットなどで何匹も釣っているが、25cmぐらいが最大で他は手のひらサイズばかり。私の32.5cmが彼の目標になっていた。
 2時が近づき、そろそろ帰還予定時刻が迫ってきたので、南下開始。朝のヨットハーバーにもう一度立ち寄るが、アタリもなく、流れるまま遊園地裏へ。時計を見ると、納竿予定の2時半を過ぎている。ここまで、ノーフィッシュのM夫はすでに昼食後から活性は下がりっ放しで、眠り込んだりしている。ぼちぼち帰らなくてはと思っていた時、ギル番長のロッドが大きく曲がって、「よっしゃーっ!」か何か叫び声。急いでネットを出してアシスト。太いバス君で計測すると、41.3cmもあったけれど、すでに予定時刻を過ぎており「シッカークゥ(失格)」。ベビーシャッドに食らいついてきたのに、残念でしたね、ギル番長。とは言え、本人はご満悦。ニコニコ顔で写真に収まり、私も40アップを狙ってもう一度競艇場沖へ。しかし、予定時刻を大きく遅れただけで、アタリすらなし。帰りの渋滞も気になり、3時半に帰港。

【本日の釣果】
 若白髪  バス 2匹 (最大32.5cm)
 ギル番長 バス 8匹 (最大41.3cm) ギル 2匹
 M夫   ノーフィッシュ

 心配していた名神は、上りは渋滞していたが、下りは交通量は多いものの、スイスイ流れて無事帰宅。
 往復の運転でM夫はお疲れさんでした。考えてみると、M夫は前回の琵琶湖でもバスを釣っていない。次回は、M夫にも釣ってもらうよう、河野プロにお願いしてみなくては。